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スペインのおすすめバルを厳選14選!エリア別に紹介 

筆者がスペイン旅行で感動したバル巡り!今回は「バルセロナ」「サンセバスチャン」「ビルバオ」のエリア別でおすすめバルを厳選してご紹介します。注文法から各バルでのおすすめタパスやお酒など、いまあなたの欲しい情報を掲載しています。
スペインのおすすめバルを厳選14選!エリア別に紹介 

※当記事はアフィリエイト広告を含みます。

筆者がヨーロッパを中心に10カ国以上の旅を経て、もう一度行きたい国No,1はスペインです。スペインにもバルにも興味がある・・・という方向けに基本中の基本、注文方法から筆者独自の厳選バルまでご紹介!

ぜひ美味しいお酒、美味しい料理、旅の思い出となる人との触れ合いを楽しんでみてはいかがですか?

スペインバルの特徴

スペインには、誰にでも気軽に入れるバルがあることはご存知ですか?

スペインの第二の都市「バルセロナ」の他に、美食の街と呼ばれるバスク地方の「サン・セバスチャン」、「ビルバオ」が存在します。

そこは海、山が近いため、お肉に海鮮、さらには野菜まで全てが新鮮です。筆者が出会ったスペイン料理は全て日本人の口に合うと感じました。

そんな魅力いっぱいの料理を味わうことができる、スペインバルの特徴をご紹介します。

スペインのおすすめバル飯

本場でぜひ食べていただきたいスペイン料理をご紹介します。

ピンチョス「Pintxo」

串や爪楊枝に刺さっているおつまみのこと。バルでは、さまざまな種類のピンチョスがカウンター前に並んでいます。

タパス「Tapas」

お皿に盛られている料理のことをさします。

パエリア「Paella」

皆が大好きパエリア!具となる海鮮と米をオリーブオイルで炒め、スープで煮込んだもの。米には海鮮の旨味がぎゅっと詰まっていて、お腹がいっぱいでも手がのびてしまう一品。

パドロン「Padrón」

ししとうに似たパドロンという一種の野菜。オリーブオイルで素揚げし、塩をかけた至ってシンプルなもの。しかし、これまた食べ始めるとやめられない!かすかな苦味と塩がビールに合う!

生ハム「ハモン」

プレートいっぱいに並べられたスライスされた生ハム。雑に並べられている?いえいえ、それがスペインバルの魅力であり、芸術なのです。

見て楽しんだ後は、いざ食すとき!噛めば噛むほどしっかりとしたコクが口の中いっぱいに広がります。

全て飲み込まず、そのまま軽めのワインを口にふくんでみてください。生ハムの脂をワインがさっぱりと感じさせてくれる絶妙なバランスです。

熟成期間などでランク分けをされていて、種類により全く味も変わってくるので、食べ比べをして、お好みの生ハムを見つけてください!

スペインのおすすめバル酒

世界第3位のワイン生産国であるスペイン。

スペインだからこそ味わうことのできるワインの種類が多くあります。

陽気な雰囲気に酔い、そしてお酒にも酔う。そんなスペインならではのおすすめバル酒をご紹介します。

チャコリ(Chacoli)

バスク地方の地ワイン。微発泡で酸味があり、爽やかな味わい。

パフォーマンス(エスカンシア)は必見!これがただのパフォーマンスではありません。高い位置から注ぐことで泡立ちを良くし、香りを開かせるという意図があります。

スパークリングワイン(Cava)

フランス・シャンパーニュ地方産をシャンパン、スペイン・カタルーニャ産をカヴァと呼び、スペイン産をスパークリングワインと呼びます。

甘くなく、酸味が穏やかで飲みやすい印象。スッキリとした味わいです。

サングリア(sangría)

赤ワインベースにジュースを注いだものを「sangría」、白ワインベースを「sangría blanca」と言います。お酒というお酒は苦手だけどサングリアなら大丈夫という方にはぜひ飲んでほしいお酒です。

個人的には、食事が一段落した頃に、少し甘いお酒を飲みたいな~というときにおすすめです。

しかし、飲み過ぎは注意が必要です。スペインでは、口当たりを良くするためにウイスキーを入れている場合もあるので、注意が必要です。

スペインバルの魅力

異国の地で注文するときって少し勇気がいりますよね。人がたくさんいるバルだとなおさらです。しかし安心してください。スペインの人は優しい人が多いです。そして観光客にも慣れているので、注文を拾ってくれようとしてくれるはずです!

少なくとも筆者はそうでした。注文後も「美味しかった?」などと気にかけてくれます。

たどたどしい注文を拾い、コミュニケーションをとってくれる、そんなスペインの人の優しさも魅力の一つです。

入店から食にありつけるまで

入店、注文、会計でおさえておきたいポイントをご紹介します。

1.入店

「Hola!(オラ)」+笑顔

入店の際は、「Hola!(オラ)」=「やあ!」で挨拶を。

笑顔も忘れずに。異国の地だからこそ特にオープンに!

「席案内はしてくれない!」と書かれている記事もありますが、私が行ったときは全バルで席案内をしてくれました。

カウンターかテーブルか選べるなら、カウンターをおすすめします!

カウンターは、作る工程を見ることができる+ピンチョスが見やすい+店員さんが捕まりやすいのです!

2.注文

ピンチョスなどはカウンターに並んでいるものを指差し注文です。

その他の料理に関しては、メニューがもらえるので、席注文をしましょう。

3.会計

注文時or最後

お店によってバラバラです。わからなければ、周りの様子を観察してみてください。

厳選!おすすめバル14選

筆者がスペイン旅行へ行き、実際に行って感動したおすすめバルを3地区にわけてご紹介します。

バルセロナのおすすめバル

バルセロナはサクラダ・ファミリア、ガウディの建築物といった、観光名所が盛りだくさん。栄えている都市の分、人が多いです。

「La Bodegueta」

「La Bodegueta」(ラ・ボデゲタ)は、老舗のお店。働いているおじさん達も映画に出てきそうな愉快な店員さんです。

ランチコースのサラダの新鮮さには驚きました。

また、ぜひ注文していただきたいのがパドロンです。塩加減がなんともいえない、きっと気づいたらビールグラスは空になっています!

【注文法】席案内の後、メニューをみて注文。お会計は最後。

お店公式HP:https://rambla.labodegueta.cat/

「Cerveceria Catalana」/「Vinitus」

「Cerveceria Catalana」(セルベセリア・カタラーナ)と「Vinitus」(ヴィニトゥス)は、2ブロックほどしか離れていない姉妹店で、メニューは同じです。

「Cerveceria Catalana」は、カウンター席とテーブル席があり、家族連れでも入店できる大きなバル。「Vinitus」(ヴィニトゥス)と比べると老舗感が強いです。

「Vinitus」は、「Cerveceria Catalana」(セルベセリア・カタラーナ)と比べると新しいお店。内装の色使いや雰囲気から新しい雰囲気がでています。

いつ行っても賑わっているこのお店は1、2人で行くときはカウンターに座るのをおすすめします!ピンチョスはカウンターでの注文になるので、カウンターにいた方が注文しやすいです。

また、このお店の店員さんは本当にフレンドリーで、いつも笑顔でいてくれるウェルカム精神の強いお店でした。

そして絶対に食べてほしいメニューはontadito de Solomillo de Terneraという、ブレッドの上に分厚いステーキとししとうがのっているピンチョスです。

筆者は日本では見たことなく、このお値段でこんなに美味しいものは食べることができないはずです。

【注文法】席案内後、ピンチョスは指差し。その他はメニューで注文。お会計は最後。

「Taller de Tapas」

このお店の雰囲気はヴィニトゥスに少し似ています。

生ハムを注文すると、ブレッド(トマトソース付)をつけるか聞いてくれました。

ブレッドに生ハムとトマトソースを乗せるこの料理は絶品!イベリコハムの塩気とトマトソースの軽い酸味が絶妙にマッチしてよだれがでる一品です。

また食事の中盤には、ぜひサングリアも注文してください!甘すぎず、お口直しの一杯になります。

そして注文の際にはぜひ店員さんと会話を楽しむのが醍醐味。Taller de Tapas(タラーデタパス)は店員さんのフレンドリーな会話も魅力の1つです。

【注文法】席案内後、ピンチョスは指差し。その他はメニューで注文。お会計は最後。

「El Corte Ingles」

カタルーニャ広場前にある百貨店の地下のオイスターバー。

通路にあるバーのため、買い物している人たちがすぐそこにいます。買い物をして一服したいときにおすすめのお店です。他のお店と比べると少しお値段が高めです。

席につくと、可愛いお姉さんが注文を聞いてシャンパンを用意してくれます。

まずはシャンパングラスに氷を入れて冷やすという徹底ぶり。そして新鮮な牡蠣を綺麗に目の前で割って盛り付けてくれます。

牡蠣1杯をサービスしてくれる、好感度の上がるバルでした。

【注文法】席に座ると、メニューを見てセットを決め、牡蠣の種類を選ぶ。お会計は最後。

ビルバオのおすすめバル

芸術の街と言われているビルバオ。その中でも観光地として賑わっている、グッゲンハイム美術館や蜘蛛のブロンズ像は圧巻です。

グッゲンハイム美術館前にあるネルビオン川で区切らえた旧市街と新市街の境目の橋に立ち、左右を見比べてみてください。左右全く違う、その場でしか味わえない雰囲気です。

そして旧市街側の建物をかいくぐって抜けた先にあるヌエバ広場はバル巡りが密集!

「Taberna Plaza Nueva」@ヌエバ広場

地元の人たちでわいわい賑わっていたバル。

カウンターは観光客や地元の人達たちで埋め尽くされており、カウンター越しからピンチョスを注文するのになかなか見えず、苦労しました。

そこでも優しい店員のお姉さんが一生懸命注文を聞いてくれ、よりスペインが好きになった一コマでした。

【注文法】カウンター越しでメニューを注文、お会計もそのときです。席は自分で確保します。

「Zaharra」@ヌエバ広場

ヌエバ広場の中でも人で埋め尽くされていた人気店!日本でいうオムレツに似たトルティージャが有名です。

人気店のため、小さな店内は人で埋め尽くされており、ワインボトル一面のカウンター前の壁は、圧巻の雰囲気です。

お酒を受け取ったら、カウンターで店内の雰囲気を味わうのもよし、グラスを持って目の前の広場であたたかい日差しを受けながら飲むのもよし!

【注文法】注文後、お支払い。椅子はないので場所確保。

「el puertito」

ヌエバ広場を抜けた先にあるオイスターバー。

牡蠣は1杯単位でチョイス可能。この日は6種類の牡蠣の中から2種選びました。

注文をすると、かっこいいお兄さんが殻をむいてくれます。冷えた牡蠣に冷えたビールは最高の組み合わせ!

【注文方法】注文時にお会計を済まし、その後席は自分で確保します。

サン・セバスチャンのおすすめバル

個人的にもう一度絶対に行きたい場所!

コンチャ湾や山が周りにあるので特に新鮮な海鮮や野菜を味わうことができます。

海辺を散歩したり、時間に余裕のある富裕層の方たちが住んでいるイメージで優雅な時間を過ごしたい方におすすめです。

「Cafe de la Concha」

コンチャ湾を見渡せるカフェ。お天気の日はテラスがおすすめ!

今回は昼飲みでしたが、夜はメニューが変わって賑わっているそう。

私はこのお店の”アンチョビのオイル漬け”を食べ、見事にはまりました。魚臭さがなく、パンにも合いますし、白ワインにも相性抜群。

先にアンチョビを食べ、味が残ったまま白ワインをふくむ飲み方がおすすめ!

行った際は、ぜひ試してみてください!

【注文方法】席案内後メニューを見て注文し、お会計は最後です。

「La Cuchara de San Telmo」

オープンと同時に満員!店内は立飲み、テラスは約3席。

おそらくかなりの有名店!運良く、開店の5分程前に到着するともう既に待っている人たちが。さすが海外。整列して待つわけではありませんでした。

そして、開店と同時にすごい勢いで人が殺到!!

ここで大事なのは、負けずに注文までありつくこと。

カウンターで注文後、支払いをその場で済ませ、名前を聞かれます。料理が出来上がり次第、大声で名前で呼ばれますので聞き逃さないように注意です。

ピンチョスはカウンターに置いておらず、メニューを見て注文をします。難しければ、周りが食べているものを見て注文するのがベストだと思います。

今回注文したフォアグラは、はちみつを使用したような甘めのソースがかかっており、フォアグラの濃厚さと赤ワインとの相性バツグン!

他にも有名な料理もあるみたいなので調べてから行ってみてください。

【注文方法】立ち飲みなので、場所は自身で確保。注文したときにお会計です。

「CASA VERGARA 1948」

基本的に入れないことはなさそうな程、店内は広く、店員さんのあたたかさを特に感じたバルです。

カウンターには豊富なピンチョスの種類が並んでいました。

しかし、ピンチョスは食べ飽きたので、「おすすめのものをください」+「お腹はそこまで空いていない」と要望をだしました。

肉系か海鮮かなど好みを聞いてくれて、出てきたものが海老の串焼きとたらの特製ソースかけです。複雑な味は一切せず、素材そのままの味が生かされていました。

白ワインに合う最高の海鮮を食していると、店員さんは何度もこちらを確認してくれ、口に合うか聞いてくれるというスペインの人の優しさにも触れることができました。

【注文方法】席は自身で確保。ピンチョスはカウンター、その他はメニューを見て注文。お会計は最後。

「Bar Nestor」

絶妙な焼き加減のTボーンステーキは店内のお客さんの半分以上が注文しているほど大人気。

店内は狭く、席は6席程。後は、カウンターか外のおしゃれなドラム缶を机にして食べます。Tボーンステーキの他に時間毎に焼き上げられる、トルティーヤが有名。その他にもトマトのサラダやパドロンはぜひ食べて頂きたい一品です。

【注文方法】自身で席確保後、カウンター越しに注文。(※ピンチョスはありません)お会計は店員さんを捕まえるか、自身でカウンターへ行く。

「Atari Gastroteka」

何を頼んでも外れがないと噂のバル。照明がいい感じに暗い店内は、カウンター席の他にテーブル席は8席ほどあります。

マテ貝のアヒージョのような料理は、一緒に出てくるパンに最後の1滴まで染み込ませた程美味しかったです。(店員さんオススメのものを注文したため、名前がわかりません。

【注文方法】席案内後、ピンチョスはカウンター越しに、他はメニューをみて注文。最後にお会計。

「GANDARIAS」

ちょい飲み、しっかりご飯、両方できるバル。奥にはレストランのような雰囲気のテーブル席。手前はちょっと飲みできるカウンター席があります。

“MUSHROOM SWITHSERRANOHAM,AND A GARLIC AND LEMONSAUCE”というパンの上にマッシュルームに生ハム、レモンソースがかけられたものと”GRILLED BEEF SIRLOIN”というパンの上に牛フィレ肉ステーキとししとうがのったものを注文しました。出てきた瞬間、見た目のインパクト、食材の贅沢さに驚愕です。

なんともいえない贅沢なピンチョス。しっかりと素材の味が生かされ、味も申し分なしです。

【注文方法】ちょっと飲みの場合は、自身で席確保後、注文。最後にお会計。

お店公式HP:https://www.restaurantegandarias.com/en

↑英語のみしかありませんが、メニューの写真などあるのでぜひ参考に!

今でも恋しい・・・筆者独自の絶対に行ってほしいバル厳選5選!

筆者独自の目線により、美味しさはさる事ながら雰囲気・サービスを軸にぜひ皆様におすすめしたいお店をさらに厳選してご紹介します。

「La Cuchara de San Telmo」@サンセバスチャン

高級食材をお手頃な値段で食べることができるというところで厳選しました。ただ、ゆっくり話をして・・・という方向けではないので、とにかく1件目は冒険で!という気持ちで行ってみてください。絶対に後悔はしないはずです。

「Bar Nestor」@サンセバスチャン

がっつり食べたわけではないですが、とにかくししとうやトマトが他店に比べて、本当に美味しかったです。いつも笑顔の店員さんは踊るように店内を移動しています。次回はTボーンステーキを食べる!という期待を込めて選びました。。

「Cafe de la Concha」@サンセバスチャン

なんといってもアンチョビが美味しい!海辺のテラスというシチュエーションも良かったのですが、新鮮な食材があってこそ!日常を忘れた優雅な時間を過ごすことができます。

「Cerveceria Catalana)」/「Vinitus」@バルセロナ

どんなに忙しくてもカウンター越しに店員さんが気遣い、コミュニケーションをとってくれることから、スペインの人のあたたかさを感じることができました。滞在中、3度も足を運んだ程どの料理も美味しく、もう一度来たいと思わせてくれるような空間でした。

「La Bodegueta」@バルセロナ

50代位の男性の店員さんでほとんど回しており、照明や内装から、老舗の雰囲気を醸し出しながらも、どの店にも劣らない素材を活かした味。

また、店員さんの絶妙な絡みが笑いを誘ってくれ、大好きな空間でぜひ皆様にも味わっていただきたい雰囲気です。

スペインには魅力的なバルがいっぱい!

観光名所を巡りたい方ならバルセロナ、ゆっくり過ごしたいときにはサンセバスチャンやビルバオなど、スペインは地域により全く違った雰囲気です。

その時の旅行相手や目的によって、行き先を決めるのも一つの手ですよね。

そしてその旅の中でも欠かせないのは、”食”です。ご飯が美味しくないとその時のモチベーションどころか、その思い出にマイナスイメージがついてしまいますよね。

スペインは新鮮な食材の宝庫です。

私自身、今回の旅でのご飯にハズレは無しでした!それくらい味には保証があります。

スペインでは、日本ではなかなか体験することのできない、おしゃれなお店の”はしご酒”が実現します。ぜひ非日常の空間を味わうスペイン旅計画を進めてみてください。

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Aoi Okazaki /
ビギナーズ編集部 okazaki

趣味は旅行です!みなさまがビギナーズを見て何かを始めるきっかけを作れるよう、わかりやすい記事づくりをしていきます。

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