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【初心者向け】英会話におすすめの本9選!
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「英語を話せるようになりたい!」こう思って英会話の学習を始める人も多いですが、いざ学んでみるとその難しさに挫折してしまうケースも少なくありません。
英語を効率的に身につけるためには、第1に「継続すること」第2に「適した教材を使用すること」が大切。
今回は、英会話の学習におすすめの教材本を厳選してご紹介していこうと思います!「英語がなかなか上達しない」「どの本を使っていいのか分からない」という初心者さんは必見ですよ。
目次
英会話初心者におすすめの教材本7選
ここでは、英会話初心者さんにおすすめする教材本をご紹介します。
リスニング強化に特化した本やスピーキングトレーニングの本などを幅広く厳選したので、自分の苦手とする部分に適した本を選んでレベルアップを図りましょう!
Essential Grammar in Use
こちらは海外の語学学校でも生徒の勉強用に使用されている、文法を基礎から学ぶことのできる教材本です。
通称「赤本」とも言われていて、内容は中学1レベルである「BE動詞」から始まり、中3レベル以上の文法まで学べるボリューム感のある1冊。
問題から説明文まで全て英語で記載されているので初めは問題の意味が分かりにくいかもしれませんが、英語の頭を作るためには「日本語→英語」ではなく「英語→英語」の脳を作って行くことが大切です。
全て英語で書かれていますが分かりやすい表現や絵で説明してあるため、初心者でも無理なく学べる良書としても有名ですよ。
ここに出てくる基本的な文法を繰り返し学ぶことで、英会話でも必須となってくる基本的な表現をしっかりと習得することができるでしょう。
また、このシリーズには「青本」と呼ばれるもう一段階レベルが上がった関連書があります。赤本の内容がしっかりと身についたら、難易度の高い青本に進むのもおすすめですよ。
英語耳
こちらは、私が英語学習を本格的にスタートさせた時にお世話になった本です。
「発音ができるとリスニングができる!」という著者の信念により、英語特有のリズムや発音をアルファベット単位でとことん解説しています。
「RとLの違いがわからない」「単語だと聞き取れるのに文になると聞き取れない」などといった初心者にありがちな悩みにフォーカスできる内容で、1冊を繰り返して練習することで自然と英語が聞き取れる耳になっていくのには驚きです!
「リスニングスキルをUPさせたい」「発音を良くしたい」と思っている人には、ぜひ手にとっていただきたい1冊です。
英会話なるほどフレーズ100
ベストセラーになっているこちらの本は、ネイティブスピーカーが子どもの頃に身につけている「なるほどフレーズ」を集めたもの。英会話教材本の最高傑作とも言われていて、なんと20年近くも売れ続けています。
「どうぞ」「美味しい」「いいなぁ」などなど、ネイティブが日常的に使っている超定番の言い回しフレーズが盛り沢山で見ているだけでも楽しいですよ。
ここで紹介されている100のフレーズは、どれも簡単でありながら応用範囲が広いものばかり。英会話に自信がない人でも、きっと「使ってみたい!」と思えるフレーズに出会えるはずです。
どんどん話すための瞬間英作文トレーニング
瞬間英作文とは、中学レベルの簡単な文法を使ってスピーディに英文を作り、それを声に出して発話すること。この瞬間英作文を大量に行うことで、自分の考えや言いたいことが英語でスラスラ話せるようになるトレーニングになります。
「文法はある程度理解できているのに、会話ができない」「相手の言っていることはだいたい分かるのに、自分から話すのは苦手」という人に特におすすめ!
瞬間英作文を繰り返し行うことで頭の中で「英語回路」ができると、これまで学んできた単語や文法が口から発しやすくなるでしょう。
とにかく「話すのが苦手!」という人は、このトレーニングでスピーキングの行き詰まりを打破してみて。話せるようになるための「確実なトレーニング方法」としてもその効果が証明されているので、ぜひ挑戦してみてください。
Q&A Diary 英語で3行日記
英語の上達のために、英語で日記を書いている人も多いですよね。
しかし、続けていくうちに「今日はそんなに書くことないな」「昨日と同じような表現使ってるな」「今日はお休みしよ」なんてことになり、あまり長続きしなかったという経験のある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そんな飽き性の人におすすめなのは、アルクから出版されているこちらの「質問型日記」です。
毎日1つの質問が用意されているので、その質問に対して3行の英文で答えるだけ。知らず知らずのうちに自己表現力も高まり、明日の質問が待ち遠しくなるような新感覚の英語日記なんです。
無理なく楽しく学習を続けていけるアイデアが満載なので、その他の教材本と併用するのも負担にならずおすすめです!
「今一番行きたい場所は?」「透明人間になったら何をしますか?」「カレーは辛口?中辛?甘口?」「最近ドン引きしたことありますか?」など、ジャンルを問わず様々な質問が学習意欲のモチベーションをググッと引き上げてくれるでしょう。
難しいことはわかりませんが、英語が話せる方法を教えてください!
こちらの本は、英語を学ぶための教材と言うよりも「日本人はなぜ英語が話せないのか?」「どうしたら英語が話せるようになるのか?」などと言った考え方を学べる1冊。
著者はNHKラジオの講師でもあり、日本語もぺらぺらのスティーブ ソレイシィ先生!英語の成績が良いことと英語が話せることは「全くの別問題」と捉え、スティーブ氏の独自的思考がコミカルな会話展開で繰り広げられています。
笑いながらさらっと読め、かつ英語の勉強方法に対する概念や間違いを気づかせてくれる初心者には特におすすめしたい本です。
「高い教材を買ったけど続かなかった」「外国人を目の前にすると言葉が出てこなくなる」「とにかく英語が苦手」などと言う人にぴったり!
英会話ペラペラビジネス100
グローバル化が進む中で「業務で英語が必要になった」「海外の取引先とスムーズに話せるようになりたい」など、会社で英会話を習得することが必須になったと言う人も少なくありません。
こちらの本は、そんなビジネスパーソンにおすすめしたい1冊。著者は先ほどもご紹介したNHKラジオの講師でもあるスティーブ ソレイシィ先生です。
ビジネスにおける英会話コミニュケーションを成功させるためのフレーズが100個を学ぶことができます。
「お忙しいところ申し訳ありませんが」「ぜひよろしくお願いいたします」など、ビジネスシーンで活用できるだけではなく、教養のある大人として世界に通用する英語を学びましょう!
語彙力が身につく英語本の読み方
ここまでは主に「英会話学習に役立つ教材本」のご紹介をしてきましたが、ある程度英会話の勉強が進んだら「洋書の読書」もおすすめです。
英語で書かれた絵本や小説などを読むことで、そこに出てくる表現や単語などを新しく学ぶきっかけになりますよね。
また、英語特有の言い回し表現なども洋書の中にはたくさん出てくるので、読めば読むほど語彙力や表現力が身についていきます。
実は、洋書の読書を始めてから「爆発的に英会話の力が伸びた」と言う人がとっても多いんです!
それだけ読書というのは効率的な勉強方法なので、ぜひ挑戦してみてほしいと思います。
効果的な英語本の読み方
洋書の多読は様々なメリットがあると言われていますが、やみくもに読書をしても英語の上達につながらないこともあります。
洋書を読む場合、以下のことを念頭に置いて読んでください。
- 自分のレベルに合わせた洋書を選ぶ
- 意味がわからない文は飛ばして読む
この2点に注意して読み進めてみてください。
また、洋書を選ぶ際は基本的に、自分の読みたい興味のあるジャンルから選ぶようにします。ただ、あまりにも難しい単語が使われていたりボリュームのある本だと挫折しやすいのも事実。
まずは1冊読破して「自分でも洋書が読めた!」「読書って楽しい!」と自信をつけることが大切なので、初めは易しくて短いストーリーの本から選んでみましょう。読書を進めていく中では「分の意味がわからない」「ストーリーが理解できない」なんてことも出てきます。しかし、その場合はあまり固執しないで次に読み進めてOK!
初めから完璧を求めると続かないので、本を読み終えたときに「なんとなくストーリーが理解できた」と感じることができれば合格です。
何冊も読んでいくうちに必ず理解できるときがくるので、肩肘張らずに挑戦してみてくださいね。
おすすめの洋書
ここからは、初心者におすすめの児童書をいくつかご紹介していきます。
ぜひ、効果的な読み方を意識して読んでみてください!きっと英語学習に役立つはずです。
マジカルチャプターブックガイド
こちらの児童書は中学英語レベルで書かれた本で、海外エリートの子どもたちがこぞって読んでいると言うロングセラー作品!
読み進めるたびに英文の読解力がついていくので、夢中になって楽しめるはずです。1冊の中に短編小説が4作品収録されていて、さらっと読みやすくなっていますよ。
Holes
無実の罪で収容された少年たちは、来る日も来る日も穴掘りをさせられる。絶望的な環境に置かれた少年たちが繰り広げるファンタジーは、児童書とはとても思えない爽快感あるストーリーとハラハラドキドキの展開を楽しめる1冊。
それほど難しい文は使われてはいませんが、300ページ近くあるので読破する意思は必要です!
英会話の上達にはレベルに合った本が必須!
楽しんで英語を身につけている人の影には、自分に合った「良書」の存在があるものです。
ここでご紹介した本以外にもたくさんの良書が発売されているので、自分のレベルに合ったものをじっくりと探してみてください。
白根 鮎美 /
ビギナーズ編集部 ライター
独学で英語を勉強後、オーストラリアでは幼児教育の専門学校で勉強。帰国後は子ども英会話教室にて1歳から高校生への英会話を指導していました。また、サーフィン歴は10年以上、海を愛する2児のママサーファー。