更新

【ダンス初心者】ストリートダンスの基本について|動きとステップを解説

ストリートダンスの基本ステップをマスターすることで、かっこよく個性的なダンスができるようになります。難しいイメージがありますが、実はアップダウンという基本的なステップや振り付けなどでアレンジできるため、初心者でも簡単に始められます。
【ダンス初心者】ストリートダンスの基本について|動きとステップを解説

※当記事はアフィリエイト広告を含みます。

ストリートダンスは楽しく体を動かせ、自分を表現でき、仲間とのコミュニケーションもとれるので、若い世代にとても人気があります。

ストリートダンスには、いくつか種類がありますが、基本を身につけることで、いろいろなダンスを組み合わせて自分オリジナルのダンスを楽しめます。

ここでは、ストリートダンスとは何か、種類や特徴について解説し、ダンスの基本ステップや知識を紹介していきます。

そもそもストリートダンスって何

ストリートダンスとは、ストリート発祥のダンスをまとめた総称で、ヒップホップやブレイクダンス、ロッキングやポッピング、ハウスダンスなどが含まれます。

ストリートダンスは、ひとりひとりに個性があるように一つのスタイルだけを踊るのではなく、ストリート発祥のあらゆるダンススタイルを一つにまとめて踊るスタイルです。

いろいろなステップを組み合わせ、自分の個性を表現しながらダンスを生み出します。

  • ヒップホップ
  • プレイキング
  • ロッキング
  • ポッピング
  • ハウス

これらが最もよく知られているストリートダンスのスタイルです。

それぞれミュージックに合わせてステップを踏み、ダンサーごとによってアレンジ性が異なります。

個性感を表現できる魅力があるため、決められた型よりも自由に楽しくダンスがしたい人に向いています。

ストリートダンスの基礎を身につけよう

ストリートダンスの基礎を身につけることで、応用やアレンジを楽しめるようになります。

好き勝手にダンスをするのではなく、基本的な動き方をしっかり身につければかっこいいダンスへの近道になります。

アイソレーション

体の各部分を単体で動かすことを言います。

動かす箇所は頭、首、肩、胸、腹、腰など部分的に動かすことで立体的で体を大きく柔らかく表現できるようになります。また、部分的に上手く動かすことで、不可能に思えるような動きも生み出すことができます。

全体的に動かすことも大切ですが、部分的に意識して動きを加えることで、ダンスの質がさらに高まり自分の個性をさらに引き出せます。

まるでイリュージョンのようなステップを踏めるようになれるのも、アイソレーションをしっかりマスターしているからこそです。

アップとダウン

基本的なリズムの取り方です。

  • ダウン:音に合わせて体を下に落とすようにリズムをとること
  • アップ:音に合わせて体を上に動かしてリズムを取り、軽く膝を曲げて沈んだ状態からはじめる

アップとダウンを組み合わせることで、ミュージックのテンポと合わせやすく、個性的な動きを表現できるようになります。

アップとダウンは、簡単な動作に感じるかもしれませんが、続けて動くことで消費カロリーも多くなります。連続動作は動きに一体感を生むので、リズムに合わせて動作をつなげることが大切です。

どんなステップにも、アップダウンを加えることができます。それほど基本的なリズムであり、ストリートダンスに大切な動きです。この動きがあることで、かっこいいダンスに仕上げられます。

ヒップホップの基本ステップを紹介

ヒップホップには基本的なステップがあります。次の5つのステップを覚えて、楽しく自分らしいステップを踏めるようになりましょう。

クラブ

カニをイメージした動作で、かかととつま先を駆使してカニのように左右に移動するステップです。

両足で八の字、逆八の字を交互に作る特徴があり、さまざまなステップの基本となります。

足元だけ集中するのではなく、膝をしっかり開くのが特徴です。そうすることで、カニを連想させる動きに近づけます。

さらにアップダウンの動きをプラスさせることで、動きが連続し、一連の動作にできます。

かかととつま先の体重移動のコツさえしっかりできれば、速いテンポでも対応でき、かっこよさを引き立てられます。

ランニングマン

その場で踏み続け、進んで見えるように思わせるステップです。

片足をあげ、その足をおろしながら逆の足を後ろに下げます。後ろに下げた足をあげ、その足を踏みながら逆の足を下ろします。

これを繰り返し行うことで、ランニングしているように見える動作になります。

ブームになった動きなので、この動作だけはやったことがあるという方もいることでしょう。

1人よりも複数人で動くと、一体感と迫力が増します。

ロジャーラビット

ダウンのリズムに合わせて、足を交互に入れ替えるステップです。

簡単かつおしゃれで初心者にも挑戦しやすいステップが特徴です。

ダウンしながら右ひざを上げ、アップしながらそのまま地面に付けず右足を後ろへ蹴り出し同時にダウンします。

アップしながら足を地面に付けず、左足を後ろへ蹴り出します。蹴り出した左足を、軸になっている右足へ入れかえ、右ひざを上げながらダウンします。

この動きを繰り返し行うことで、動きのあるステップになります。

スライド

足を引きずってスライドするステップで、多くのダンサーが使う基本的なステップです。コツを掴めば、しなやかに滑るスライドになるため、美しく仕上がりダンスの質を高められます。

難しくないので、初心者の方でも簡単に取り入れられます。簡単な動きですが、ステップとステップの間に組み込むと、オリジナリティのあるダンスにできます。

ポップコーン

キックした足を反対足の前に交差するように置き、反対足を斜め後ろに下げる動作を左右交互に繰り返すステップです。

簡単なのにカッコよく、初心者の方も簡単に覚えられます。アレンジ性が高く、できるようになればダンスの楽しさや面白さを実感できるステップの一つです。

このステップも、多くのダンサーが踏んでいる基本ステップになります。

動きがありますが、上手にダンスに組み込むことで初心者とは思えないダンスに仕上げられます。覚えると楽しくなるので、ダンスが上手くなりたいという気持ちを高められます。

基本的なステップなので、楽しく覚えましょう。

ブレイクダンスの基本ステップを紹介

ブレイクダンスの基礎ステップを紹介します。

ブレイクダンスは、もともとバトルのダンスなので、ジェスチャーを加えて挑発したり、戦いを連想させる動きは不可欠です。リズムとジェスチャーを覚えて、ブレイクダンスをカッコよく決めましょう。

アップロック

1,2,3,4のカウントの中で次の動作を行います。

  1. 立った状態でファイティングポーズをし、膝を曲げてダウンする
  2. 片足を横に広げ、目の前でパンチするジェスチャーをする
  3. 足を戻しながら腰を出す
  4. しゃがみながら少し腰をひく

アップロックは、リズムを外すととてもカッコ悪くなるため、最初はしっかりリズムをとって練習しましょう。

リズムの中に、殴ったり銃で撃ったりするジェスチャーを組み込みましょう。身振りや手マネなどのジェスチャーの練習も合わせて行うと表現力を高められ、とっさの動きでも対応できるようになります。

トップロック

ブレイクダンスの中でも最も基礎的な動作です。

ダンスバトルのエントリーで必ずと言っていいほど活用されるため、ブレイクダンスが上手くなりたい方はしっかり覚えましょう。

トップロックは「2ステップ」と呼ばれることもあり、手を交差したり、ほどいたりしながら足を前後左右に出すようなステップです。足を出すタイミングで大きくアップしたりダウンしたりする練習をしてみましょう。

最初は大げさな動作にして、動きの確認をしながら体に馴染ませることがポイントです。アレンジ性を出すには、足の出し方を変えてみることです。そして、身振り手振りを変え曲に合わせて動きましょう。

同じテンポの曲でも、歌詞や曲の雰囲気に合わせて動作を変えることもポイントになります。

ハウスの基本ステップを紹介

ハウスダンスの基本となるステップを3つ紹介します。

ハウスダンスはステップに特化しているため、ベーシックな3つのステップは、しっかりマスターした上で次の段階に進みましょう。

ツーステップ

ハウスダンスの中で最も基本的なステップで、ダウンのリズムに合わせて左右に歩きながら、3回足をついて音を取ります。

腰を使って3歩目で体の向きを変えるのがポイントで、膝を柔らかく使うことでスムーズな動きに仕上げられます。

難しいステップではなく初心者向けのステップなので、リズムをしっかり覚えて楽しくレッスンに取り組めます。腰をきちんと使うことでキレのある動きを表現でき、質の良いダンスにできます。

腰と膝をしっかりと使うことを意識して、基本ステップをマスターしましょう。

パドブレ

ハウスダンスの基本的ステップのひとつで、バレエやジャズの基本動作でもあります。ハウスの独特の足首や腰の切りかえしが多くないので、初心者でも覚えやすいステップです。

左右に大きく揺れるのが特徴で、基本的に斜め後方へ足を踏み込んで、ステップを踏む動作を繰り返します。基本的な動作にアップダウンや手ぶりを付け加えて、個性的なパドブレを表現できるようになります。

基本ステップをマスターできれば、振り付けが加わってもブレることがなくアレンジしたダンスを楽しめます。

クロスステップ

ポップを使った足をクロスさせて行うステップです。足を開いて閉じてまた開くという動作を、ダウンのリズムに合わせて行うのが特徴です。

難易度としてはそれほど高くないのですが、バウンスが消えないようにリズムをしっかり踏むことを心がけることがポイントです。

曲に合わせてリズムを取りやすいのですが、角度を付けてクロスさせダウンすることで、キレのあるステップに仕上げられます。

1人でもカッコよく見えますが、複数人で合わせたステップはまとまりがあり、カッコよさのグレードもアップします。

ダンスの基本ステップにチャレンジしよう

ストリートダンスには種類があり、ステップもさまざまあります。ステップをいろいろ覚えることで、個性的なステップを生み出すことができ、自分らしくオリジナリティのあるダンスに仕上げられます。

ステップの技術を磨くことも大切ですが、まずは基本的なステップをマスターしていき、段階を踏んでダンスのレベルを上げていきましょう。

最初はとにかくダンスを楽しむことが大切です。ダンスが楽しいと思えると、いろいろなダンスに挑戦したくなり、技術も自然に身についていきます。

マーケットエンタープライズフィールドセールス

ビギナーズ 編集部 /
ビギナーズ編集部 ライター

趣味と出逢うメディアサイト「ビギナーズ」の編集部です。趣味を見つけたい方を応援します。

ビギナーズTOPページ