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フォアハンドを上達させる!もっとテニスが上手になれる練習法

テニスを行なっている人であれば、正しいフォアハンドの重要性が分かるはずです。しかし、どのような練習をすれば良いのかが分からない人も多いでしょう。そこでフォアハンドが上達させるための注意点などを学んでいきましょう。
フォアハンドを上達させる!もっとテニスが上手になれる練習法

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フォアハンドは、最もよく使うのでテニスの上達には欠かせません。

初心者であればフォアハンドから練習をはじめていきますが、そこでしっかりとしたフォームを身につけないと、変な癖がついてしまいます。

数カ月練習しているのになかなか上達しないという人は、基本が間違っているのかもしれません。基本を見直して練習し、足を使ってタイミングを合わせればベストなフォアハンドが打てるようになります。

そのために、フォアハンドの練習方法や上手くなるコツなどを学んでいきましょう。

フォアハンドの上達でテニスは上手くなる

テニスで最も多いショットは、フォアハンドのストロークです。基本をマスターしてフォアハンドが上達することと、テニスが上手になることは直結しています。

そのため、フォアハンドに問題があると、ラリーが続かずミスが多くなるので、テニスの楽しみが味わいにくくなってしまいます。

フォアハンドが上手くなってラリーが続くと、テニスが楽しいと感じ始め、もっと上達したいと思えるようになります。

テニスが上手になる正確なフォアハンドとは

フォアハンドは、バックハンドと比べて比較的簡単ですが、正確に打つためには練習が必要になります。

そこでどのようなフォアハンドが正確というのかを学んでいきましょう。

腕は肩を中心に回す動き

ボールを相手コートに納めるための曲線を描く弾道にするには、ラケットの動きは、下から上の方向になります。

肘や手首の形は崩さずに、肩を中心に腕を回すイメージで、ボールを打つようにしてみてください。

ラケットでボールを打つときに、この円のような動きをすることで、どのようなボールが来ても安定した動きで打ち返えせて相手コートに収められます。

手の力だけでボールを打ち返していくと、上手くラリーを続けられずにスタミナ切れになってしまいます。

テイクバックに入るときは体は横向きに

ラケットを引いて構えるときの体は横向きが基本です。

つま先は打ちたい方向に向け、体を90度横向きしてテイクバックに入ります。そのまま上半身を回転させることで、コンパクトな振り抜けが可能になり、ボールのコントロールがしやすくなります。

正面を向いたままボールを打つ方法は、オープンスタンスと呼ばれ、体重をかけて打つことが難しくなります。

スクエアスタンスのように、コンパクトに振り抜けができるので一番良いと言えます。

フォアハンドは打点を安定させることが大切

フォアハンドを安定させるには、一定の打点で打てることが重要です。

自分のベストな打点を知るためには、インパクトの瞬間のフォームを静止させ、ラケット面を押します。

少しずつずらして、一番力が入れやすい場所が自分のベストな打点です。基本の打点は、自分の体よりやや前とされています。

力を入れやすい打点を見つけるためには協力者にラケットの面を強く押してもらい、自分も負けじと体重をかけていきましょう。

相手がいないときは、壁にラケットの面を当てて体重をかけてみてください。

ラリーのときも同じ打点で打つようにして、体に染み込ませる練習が必要です。

身体の横の回転運動が強い返球を生む

基本の動きは、うしろの膝から前の膝へと重心を移動させ、打ちたい方向に上半身が向くまで回転させます。

体の遠心力につられて、腕やラケットが自然と移動しスイングが形成されるのが理想です。

腕の力に頼らず、バネを活かした体全体の回転運動を使って打つと、強いボールとなります。

ボールを曲線に飛ばすためには、腕の円運動が必要となりますが、ボールに勢いを与えるのは、体の横回転となります。

ストロークスイングのスタートは、下半身からなので、遠心力によって腕、ラケットに連動され、自然とスイングが形成されます。

グリップを強く握ってしまうと、腕からスイングすることになり、強い返球を生み出しにくくなってしまいます。

打点をしっかり見て目線を残す

フォアハンドで打つとき、打点を見ることができない人は意外と多いです。相手コートを意識するあまり打点を見ずに打つ癖をつけると、ボールが乱れやすくなります。

トッププロでも、スイートスポットをとらえることを意識して、打点に目線を残す人が多いです。

目線を残すことで体勢が崩れにくくなり、重心の移動が少なくなるのでスイングのスピードが上がります。

また、試合中は緊張して体の軸が不安定になりがちなので、ボールをよく見ると頭も固定されて、インパクトのミスが少なくなるのです。

フォアハンドはタイミングを合わせることが重要

テニスで難しいのはボールとのタイミングです。

それをうまく掴むには、ラリー中の構えや、ボールが落ちる場所を推測する必要があります。

フォアハンドのテイクバックは早めに

ボールがネットを越えて来るときには、テイクバックして準備しておくことがタイミングを掴むコツです。

地面に接するよりも、前にテイクバックすることで、準備不足によるストロークのミスを減らすことができます。

また、グリップチェンジとテイクバックを同時に行うことでタイミングがうまく掴めます。

しかし、テイクバックが早すぎてしまうと、ラケットの二度引きという現象が起こってしまい、かえってタイミングを逃してしまうことになることも多くなります。

ボールがバウンドする位置を判断

基本的にはボールのバウンド位置から、2メーター後方にポジションを取るのが良いとされています。

本格的にボールの軌道を予測するには、相手の姿勢や打ち方からボールの強弱、トップスピンかスライスかを総合的に判断する必要があります。

さらに、自分の打ったボールが攻めなのか守りなのかも、相手が返してくるボールの軌道を大きく左右するものです。

初心者は相手が打つボールは、どんなボールが来るか分からないという人が多いです。練習を重ねないと、このボールの軌道予測は難しいものです。

最初は、自分の打ったボールの良し悪しで、相手から返ってくるボールの軌道を予測するところから始めていきましょう。

正確なフォアハンドにつなげる足の使い方

テニスを行うときに足の使い方がとても重要になります。

足をうまく使えることができれば、ラリーも上手になりボールに対して素早く対応できるようになるでしょう。

スプリットステップでボールに素早く反応

相手がボールを打ったタイミングで軽くジャンプする癖をつけてみましょう。

そうすることで、ボールに対してタイミング良く一歩を踏み出すことが可能になります。フットワークを軽くすることで、相手に逆をつかれずに、ボールに向かうことができます。

また、軽くジャンプすることで姿勢が良くなり、膝が伸びて体の軸が安定しやすくなります。

そして、ジャンプから着地したときに跳ね返りの反動が強くなって、動き出すスピードが速くなるのです。

この動きの練習をしておけば、相手がどのようなボールを打っても対応できるようになります。

迅速に対応できるように常に足を動かす

フットワークを良くして、すぐにボールと適切な距離をとれるように、足を動かしていることが重要です。

軽く足踏みをするイメージで、常に準備運動をしている状態にしておく必要があります。

スプリットステップをして足を動かし、打ったらすぐ戻るを基本動作として身につけましょう。

初心者は、どうしても地面にしっかりと足をつけて立っていなければ、不安な気持ちになってします。しかし、足を常に動かしておけば、体が動く準備ができているため、ボールの近くまですぐに足を運べることができるのです。

常に足を動かすことがキツイと感じるときは、練習のときは足のかかとを上げて、地面に足をぴったりつけないようにしましょう。

フォアハンドを上達させる練習方法

フォアハンドがうまくなればテニスも楽しくなります。

そのためには正しい練習法で行う必要があります。そこで、どのような練習法があるのかを見ていきましょう。

スイングの軌道を意識して素振りを繰り返す

腕全体を使って、下から上へのスイング軌道になるように素振りをしてみてください。

体をしっかりとひねってスイングのスピードを上げ、強いボールを打つイメージで繰り返すことでフォアハンドが上達します。

野球やゴルフなども素振りが大事だというように、テニスでも素振りが重要な練習となります。素振りを毎日行うだけでも体に動きの軌道が染み込んでいくのです。

しかし、ただ単純に素振りをするのではなく、試合中だと思いながら素振りをすることで、より速くスイングの軌道が身につきます。

フォアハンドのショートラリーをする

面の向きや力の強弱など、自分の動きでボールの軌道がどうなるのかを意識して、ショートラリーを繰り返すことが必要です。

思った通りの場所にボールが行くように調整できるようになることが重要となります。

そうすることで、ボールのコントロールが上達してポイントを狙うショットが打てるようになるでしょう。

ショートラリーは、あまり好きではないという人もいるのですが、次のような効果があります。

  • 力の強弱が把握できる
  • コート内に収めるために回転の調整ができる
  • ボールがゆっくりと動いているので観察や予測して動ける
  • リラックスした状態を体に覚えさせる
  • ラリーの一連の動作がわかる

ドライブボレーで打点を体に覚え込ませる

打点にパワーを集中させるコツをつかめる方法です。

自分の打ちやすい場所にボールがくるタイミングで飛び込んで、ヒットさせる感覚を養えます。しかし、前に詰めながら打つのはリスクも高くなり、打点も狂いやすくなります。

ドライブボレーをすることで、相手にダイレクトなボールを打つことができます。そうすると、相手のバランスを崩すことができ、うまくいけば有利な攻撃になります。

得点になりやすい練習法なのでとても重要です。

フォアハンドの上達でテニスは上手くなる

フォアハンドが上達することでテニスが楽しいと感じ、もっと上手くなりたいという気持ちになります。

この気持ちがテニスを上達するにはとても重要なポイントとなり、もっと練習して上手くなりたいという気持ちにつながるのです。

バックハンドも難しい練習ですが、まずはフォアハンドの正しい練習法を身につけてから、自分の体になじませることが大切です。

とにかく練習のみですが、練習すればするほど、速く上達していきます。毎日の練習を怠らずに努力していきましょう。

こちらの記事では、テニスのルールや基礎知識を解説しています。ぜひチェックしてみてくださいね。

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ビギナーズ 編集部 /
ビギナーズ編集部 ライター

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