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バイクを自分の好みに合わせて理想の形にカスタムしよう
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バイクをカスタマイズしたいけれど、知識がなく、パーツも選べていないと困っている場合は、どうすればよいのでしょうか。
この記事では、さまざまな角度から、バイクのカスタマイズについて紹介し、取り付けたいパーツを購入する決断ができるようにします。
具体的には、カスタムの心構え、カスタムしやすい場所、加速性のためにチューニングする方法、カスタムで迷った時の対策などを取り上げます。本記事を参考にして、こだわりを持ってバイクをカスタムしませんか。
目次
バイクのカスタムの心構え
バイクをカスタマイズする心構えは、次の通りです。
- バイクのカスタムに終わりはない
- カスタムの手順は自由
- カスタム内容によっては申請が必要
それぞれについて詳しく紹介します。
バイクのカスタムに終わりはない
カスタムは、バイクの見た目を変更するだけではありません。バイクの性能を底上げするなどのメリットもあります。次のようにカスタムにはさまざまな改造・改修方法があります。
バイクのカスタム | 内容 |
---|---|
スープアップ |
圧縮や排気量を上げて、スピードとパワーをアップする |
チューンナップ | 耐久性、乗り心地、バランスなどの調整 |
ドレスアップ | 車高、タイヤ、フレーム加工など見た目の変化 |
ユーティリティアップ | ガードの取り付け、電源取り出しなど、実用性を上げる |
目的や用途をしっかりと考えてから、バイクをカスタマイズしましょう。
カスタムの手順は自由
カスタムの手順に決まりはありません。自分の好きなところから、カスタマイズしても問題ありません。
ただし、バイクをいじる前に、「ワイルド系にしたい」「走り屋っぽくしたい」など、カスタマイズの方向性は決めておいた方がよいでしょう。
最初に完成形をイメージしないと、無駄なパーツを購入してしまい、出費が増えてしまうかもしれません。方向性が決まったら、バイクに適合するパーツを探しましょう。
カスタム内容によっては申請が必要
バイクのカスタムの内容によっては、改造申請や構造変更の申請が必要です。
具体的には、フレームのカスタムによる強度変更や、パーツなどによる一定以上の車体サイズや重量の変更などがあった場合、申請しなければなりません。
申請のやり方がわからない人は、バイクショップなどに代行依頼しましょう。改造申請は排気量250cc以下のバイク、構造変更の申請は排気量400cc以上で車検が必要なバイクを対象にしています。
改造申請の手続きは、市区の役所・町村の役場、または陸運局で行います。
自分でカスタムしやすいおすすめ箇所
バイクのカスタムしやすい部分は、次の通りです。
- 走りの楽しさが増えるマフラー
- 操作性をよくするハンドル周り
- 見た目が大きく変わるビキニカウル
- 車体全体でセンスが光るステッカー類
- 色や視認性にこだわるライト
自分でカスタムできる箇所ばかりですので、節約のためにも、自身でカスタマイズしましょう。
走りの楽しさが増えるマフラー
マフラーは自分でカスタムしやすい部分であり、バイクのパーツの中でも目立つため、カスタマイズすることにより、見た目を大きく変えられるでしょう。
純正マフラーではなく、チタンやカーボンなどの素材の社外マフラーを取り付ければ、軽量に作られているため、バイクの速度に影響し、スピードの向上をめざせます。
また、車外マフラーは、普通のマフラーに比べて、排気効率を重視している傾向にあり、エンジンパワーにも影響があります。
車体メーカーによる普通のマフラーは、排気効率よりも、環境性能や騒音基準を重視しているため、エンジンのパワーを限りなく引き出せているとはいえません。
バイクをパワーアップしたい人は、排気効率の良い車外マフラーをカスタマイズしましょう。しかし選ぶ際は、保安基準に適合していない規格のマフラーや、耐久性に優れていない商品もありますので、注意が必要です。
さらに、マフラーのメーカーによって、バイクから発する音が異なります。動画などチェックして、自分の好きな音を出すマフラーを見つけましょう。
操作性をよくするハンドル周り
ハンドルのグリップやブレーキ、クラッチレバーのカスタムも簡単です。六角レンチなどで手軽に交換できます。
スポーツタイプのグリップであれば握りやすく、厚いグリップに変更すれば、手へのダメージを防止できます。重量のあるバーエンドに変えると、振動を抑えられるでしょう。
ブレーキ、クラッチレバーは、握りやすいショートタイプなどがあります。グリップやブレーキ、クラッチレバーのカラーを揃えることで、おしゃれなバイクに仕上がるでしょう。
なお、ハンドル周りを交換する際は、必ずサイズを確認してください。
見た目が大きく変わるビキニカウル
バイクの前方に取り付けるビキニカウルは、見た目を大きく変えるだけではなく、防風効果もあるグッズです。バイクによっては、手軽につけられるものではありませんが、ツーリングする人には欠かせないアイテムです。
フルカーボン仕様、サンドブラスト加工、メッキ処理など、さまざまなメーカーから、特徴を持ったビキニカウルが販売されています。自分やバイクに合ったデザイン・加工のビキニカウルを選びましょう。
車体全体でセンスが光るステッカー類
バイクのカスタムで、もっとも手軽なのは、ステッカーの貼り付けといっても過言ではありません。なぜなら、ステッカーをバイクショップや通販などで購入し、車体などに貼り付けるだけだからです。
ステッカーの中には、ホイールのリムに貼り付けるリムステッカーという商品もあります。カウルなど走行の邪魔にならない所に貼り付けましょう。
色や視認性にこだわるライト
ヘッドライト、テールライト、ポジションライトなどのライト類をLEDやHIDに変えるだけで、見た目だけではなく、実用性にも変化があります。
ライトの種類 | 特徴 |
---|---|
LED |
|
HID |
|
さらに、ライトのレンズなどを交換すれば、見た目を変えられるでしょう。
走りを変えるバイクのチューニング
エンジンに合わせたオイルにしたり、ターボをつけたりすれば、バイクの走りを変えられます。ECU(エンジンコントロールユニット)をチューニングした場合も、同様です。
こうした走りを変えるバイクのチューニングについても紹介します。
バイクのエンジンに合わせたオイル
バイクに使うオイルは、安価で分子が粗い鉱物油、植物成分を調整した化学合成油、鉱物油と化学合成油を合わせた半合成油と3種類あります。
オイルの種類によって、高温でもエンジン性能が劣化しなかったり、オイル漏れを防いでくれたり、加速性に影響があったり、さまざまな効果を期待できます。
また、バイクのタイプによって、マッチするオイルの種類が異なりますので、事前に調べてから購入しましょう。
パワーをもとめてターボ
ターボは、後からつけることも可能です。これを「ボルトオンターボ」と呼びます。ターボは、エンジンにたくさんの空気をおくりこみ、ガソリンの燃焼効率性、爆発力をアップさせる装置です。
ハーレーやスクーター、カブなど、さまざまなバイクに取り付けられ、加速性をアップできます。取り付ける場合は、専門家に依頼し、ターボ付きバイクで公道を走行する際は、飛ばしすぎないように注意しましょう。
サーキット向けにECUチューニング
バイクにECU(エンジンコントロールユニット)を搭載することで、さまざまな制御が行われ、排気ガス・騒音規制などをクリアしています。その反面、ECUによって、バイク本来の性能を引き出せていません。
ECU内部のデータを変えるECUチューニングを行えば、制御されている部分を調整でき、走行性、乗り心地、アクセル操作などを向上できるでしょう。サーキット向けのバイクにしたい人に、おすすめのチューニングです。
バイクのカスタムで迷った時の対策
バイクのカスタムで迷った際は、次の対策方法を実践してみましょう。
- 本やネットでカスタム例を参考にする
- カスタムパーツ選びはショップで相談
- 予算に合わせてカスタム箇所やパーツを選ぶ
はじめてカスタマイズする人などは、参考にしてください。
本やネットでカスタム例を参考にする
カスタムは自由度が高く、どのように改造すればよいのか、悩みだすとキリがありません。
- マフラー
- ハンドル
- シート
- カウル
- ライト類
- レバー
- ステッカー
- グリップ
- ミラー など
上記の通り、カスタムの種類も豊富にあるため、はじめてカスタマイズする人は迷ってしまうでしょう。
カスタマイズのイメージをつかむためには、本や雑誌、インターネットなどで、実際にカスタムされたバイクの写真などを見ることをおすすめします。InstagramなどのSNSにも、たくさんの写真がアップされています。
カスタムパーツ選びはショップで相談
カスタムパーツは、バイク部品量販店やバイク業者で販売されています。
もちろん、通販でも購入できますが、ブレーキパット、エアフィルター、マフラーなどは車種専用パーツもありますので、部品量販店やバイク業者に相談して、購入することをおすすめします。
また、違法改造を未然に防ぐためにも、バイク部品量販店やバイク業者にカスタムパーツについて相談した方がよいでしょう。
カスタムによるデメリットや加工なしでも取り付けられるのか、確認することも重要です。純正品、社外品、中古部品によって、価格や性能などが異なりますので、しっかりと調べておきましょう。
予算に合わせてカスタム箇所やパーツを選ぶ
ショップにバイクのバーツを交換してもらう際、パーツ代だけではなく、工賃も必要です。ヘッドライト、ミラー、カウルなどによって工賃は異なります。
また、バイクショップによっても、価格設定は違います。ヘッドライトであれば、「工賃4,200円~+パーツ代1,000円程度=約5,200円」を目安にしましょう。
カスタム費用を抑えたい人は、予算に合わせてカスタム箇所やパーツを選ぶことです。新品ではなく、中古パーツを選べば、費用を抑えられます。
もちろん、自身でカスタマイズすれば、工賃などはかかりません。また、バイクローンやカードローンなどを利用すれば、現金をすぐに用意できない人でも、支払いは可能です。
こだわりを持ってバイクをカスタムしよう
バイクを理想の形にカスタムするためには、カスタムの心構え、カスタムしやすい場所、加速性のためにチューニングする方法、カスタムで迷った時の対策などについて理解を深めておきましょう。
カスタムの手順に決まりはありませんが、内容によっては、申請が必要です。マフラー、ハンドル周り、ライトなどは、自身でカスタマイズできますが、ターボ、ECUチューニングなどは、専門業者に依頼しましょう。
本やネットのカスタム例を参考にし、カスタムパーツ選びはショップに相談すれば、こだわりを持ってバイクをカスタムできます。カスタムパーツを取り付け、自分好みのバイクを作りませんか。
バイクの種類や、装備品については、こちらの記事で解説しています。ぜひ確認してみてください。
ビギナーズ 編集部 /
ビギナーズ編集部 ライター
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