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海釣りの基礎知識を分かりやすく解説|道具や便利なアプリも紹介

海釣りを始めたいと思っていても、ほとんど知識がないと困っていませんか。このページでは、海釣りの基礎知識を分かりやすく解説します。海釣りの特徴や種類だけでなく、必要な道具や釣り場所、アプリなども取り上げていきましょう。
海釣りの基礎知識を分かりやすく解説|道具や便利なアプリも紹介

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海釣りに挑戦したいけれども基本的な知識がなく、すぐに始められないと悩んでいる人はいませんか。海釣りは川釣りとは違った特徴を持ち、必要な道具や種類も異なり、海釣りならではの楽しみもあります。釣れる魚も違うため、海釣りを満喫したい人は、海釣りについて理解を深めなければなりません。

そこでこの記事では海釣りの基礎知識について様々な角度から紹介します。具体的には海釣りの種類や釣れる場所、用意すべき道具などを解説します。

併せて海釣りに便利なスマホアプリも取り上げましょう。海釣りについてしっかりと理解し、思う存分フィッシングを楽しみませんか。

海釣りの特徴

海釣りは釣れる魚の種類が多く、川釣りのように入漁料がかからないケースもあります。こうした特徴を詳しく見ていきましょう。

釣れる魚の種類が多い

海には様々な魚が住んでいます。そのため、川釣り以上に沢山の種類の魚を釣れるでしょう。しかも、食べられる種類も少なくありません。また、どんな魚が釣れるのか分からないため、ワクワク感もあります。海で釣れる魚は次の通りです。

  • カタクチイワシ
  • マアジ
  • シロギス
  • サバ
  • クロダイなど

自分で釣った魚を調理して食べることも、海釣りの醍醐味と言えるでしょう。ちなみに川釣りでは、次の魚が釣れます。

  • ヤマメ
  • ニジマス
  • イワナ
  • ヘラブナ
  • ブラックバスなど

川釣りは、海釣りよりも危険性の低い場所で行いますが、激しい川の流れには注意が必要です。

入漁料がかからない

川釣りの場合管理釣り場で釣りをするため、1日3,000~5,000円程度の入漁料を取られます。海釣りは、一部を除き入漁料がかかりません。初心者でも釣りをしやすい海釣り公園という場所もあります。

しかし、魚を捕獲する行為が禁止されていたり、船を走らせながら釣りをできなかったりする場合もありますので、事前に海釣りのルールや漁業権などを確認しておきましょう。

初心者におすすめの海釣りの種類

初心者におすすめの海釣りの種類は、次の通りです。

  • サビキ釣り
  • ルアー釣り
  • 投げ釣り
  • 穴釣り

海釣りの種類によって、釣れる魚などが異なります。それぞれの特徴を見ていきましょう。

サビキ釣り

サビキ釣りは小物釣りを手軽に楽しめます。釣れる魚は次の通りです。

  • アジ
  • サバ
  • イワシ
  • チヌ
  • チャリコ
  • ボラ
  • アイゴなど

魚の釣れる時期は、関西の場合夏~初冬です。釣れる場所は、防波堤などが挙げられます。全く釣れない時は周辺の釣具屋に釣果を聞いてみましょう。

エサはアミエビを使用します。糸の先にサビキカゴをつけて、その中にアミエビをたっぷりと入れます。小物釣りのため、それほど力を必要とせず、初心者でもチャレンジしやすいでしょう。

ルアー釣り

ルアー釣りは、ブラックバスを釣り上げる時のように、ルアーを使って魚を釣るスタイルです。ルアー用の竿があり、糸やルアーには様々な種類があります。釣れる魚は次の通りです。

  • スズキ
  • アオリイカ
  • メバル
  • ガシラ
  • ハマチなど

こうした魚は小魚を食べるため、ルアー釣りが最適です。アオリイカは春と秋に釣れて、川の河口で釣れるスズキは、春以外のシーズンに釣れやすいです。魚の種類によって、釣れる場所や釣りやすい時季が異なりますので、フィッシングを始める前に調べておきましょう。

投げ釣り

投げ釣りという種類もあります。投げ釣りは仕掛けに「ジェット天秤」というオモリをつけて、遠くに投げるフィッシングスタイルです。獲れる魚は次の通りです。

  • キス
  • 小鯛
  • コチ
  • カワハギ
  • アイナメ
  • カレイなど

投げ釣りでは砂浜や防波堤など、足場の悪くない場所を選んで釣りをします。また、投げ釣り用の竿も用意しましょう。キスなどの魚は、初夏~秋口に釣れやすいです。

穴釣り

仕掛けをテトラポッドの穴に入れる、穴釣りという種類もあります。基本的にはメバルやアイナメ、カサゴといった魚を釣れます。道具には穴釣り用の竿を用意しますが、ルアー用の竿でも構いません。

餌は生きているエビを使用します。テトラポッドの穴にいる魚ならば、1年中なんでも釣れる可能性がありますので、初心者でも楽しめるでしょう。

穴釣りでは危険な魚も釣れる可能性がありますので、次に挙げる種類には気を付けてください。

  • ゴンズイ:ヒレに毒がある
  • ハオコゼ:トゲに毒を持っている
  • フグ類:猛毒のテトロドトキシンがある

メバルやアイナメ、またマダコやカサゴなどは安全な魚ですが、危険な魚と接触した場合、身体に影響が出てしまいます。釣りに関する知識だけでなく、魚介類に対しても知識を深め、楽しくフィッシングしましょう。

海釣りに必要な道具を用意しよう

海釣りに必要な道具は、次の通りです。

  • 魚を釣り上げるためのタックル
  • 釣りを快適にするサポートアイテム

タックルには竿やリールなどが含まれます。サポートアイテムは、バケツやハサミなどです。海釣りに必要な道具を用意するために、参考にしてください。

魚を釣り上げるためのタックル

海釣りを楽しむためには竿やリールだけでなく、道糸や仕掛けも必要です。それぞれどんな道具がおすすめなのか、解説します。

竿

海釣りの竿は、釣り方によって必要な種類が異なります。防波堤での海釣りの場合は、振り出し万能竿とガイド付き振り出し竿が必要です。それぞれの特徴は次の通りです。

竿の種類 特徴
振り出し万能竿
  • リールが付いていない
  • 竿の長さが距離や深さに影響する
ガイド付き振り出し竿
  • リールとセットで使う
  • ほとんどの釣りに対応可能

さまざまな種類の竿が販売されていますので、自分に合った竿を見つけてフィッシングを楽しみましょう。

リール

リールには、スピニングリールと両軸リールという種類があります。釣りのスタイルによっては、両軸リールを使用するケースもありますが、初心者の場合はスピニングリールを選びましょう。

スピニングリールは、リールのトラブルがあまりなく、使いやすいです。また、2500番程度の中型リールであれば、ほとんどの釣りに対応可能です。両軸リールは大物狙いに適したタイプで、船釣りなどに用いるものです。他にもリールの種類がありますが、初めはスピニングリールをおすすめします。

道糸

道糸は、リールに巻く糸のことです。フロロカーボンラインやPEラインという糸の種類もありますが、多くの場合、ナイロンラインが使用されます。ナイロンラインの特徴は、次の通りです。

  • リールに馴染みやすい
  • トラブルが少ない
  • 糸が伸びるため調整しやすい
  • 色付きタイプも販売されている

より釣りやすくするためには、軽いタイプのナイロンラインを選び、糸を見えやすくさせましょう。フロロカーボンは根ズレに強いという特徴があるものの、太く作られているなどの理由により道糸にはふさわしくありません。PEラインは、軽量に作られていますが耐久性に優れず、糸も伸びないです。

仕掛け

魚を釣るためには、仕掛けも用意しなければなりません。魚によって仕掛けは異なり、初心者の場合は、セット商品を購入すると良いでしょう。仕掛けを糸につければ、すぐに釣りを始められる商品も販売されています。

一つひとつの小物を自分で用意する場合、初期投資は安くありません。釣りに慣れてきたら、自分に合った仕掛けの小物を探してみましょう。

釣りを快適にするサポートアイテム

釣りをより快適に楽しみたい人は、サポートアイテムを用意しましょう。サポートアイテムの詳細は、次の通りです。

サポートアイテムの種類 特徴
クーラーボックス
  • 釣った魚を入れるための道具
  • 魚や釣り餌の鮮度を保つ
  • イスの代わりに使える
  • 釣り場に飲み物や食べ物を保管できる
  • 20~25L程度のサイズがおすすめ
  • 保冷力が高いと便利だが高値の傾向にあり
水汲みバケツ
  • 手洗いに使える
  • 一時的な魚活かしに必要
  • エサを配合する時に利用する
  • 釣り場を掃除する時に便利
  • サイズは21cmまでの商品がおすすめ
  • メッシュのフタがあれば使いやすい
  • 5m以上のロープが付いたものもおすすめ
バッカン
  • 撒きエサを入れておくアイテム
  • バケツや食品なども収納できる
  • 40cm以上の商品がおすすめ
タモ
  • 魚を捕まえる道具
  • エサ釣りには必要ない
  • ルアー釣りには必要
ハサミ
  • 糸を切る道具
  • PEラインなど使用する糸の種類によってはマストアイテム
魚掴み
  • 魚を掴む道具
  • 手で触れてはいけない魚も掴める
フィッシングプライヤー
  • 安全に針を外せる
  • 安いアイテムは重量があり錆びやすい

サポートアイテムにも様々な種類があるため、しっかりと選ぶようにしましょう。

おすすめの海釣りができる釣り場所

海釣りができる場所は、沢山あります。詳細は次の通りです。

  • 堤防
  • 海釣り公園
  • 船上
  • サーフ

場所によって、釣りやすさや安全度などが異なります。それぞれの釣り場所について詳しく解説していきましょう。

堤防

堤防は、足元が整備されている場所であり、安全性が高いです。さらに、プランクトンなど魚の餌になる生物もいるため、様々な種類の魚が生息しています。

立ち入り禁止の場所もありますが、色んな魚を釣ってみたい初心者には、最適な場所でしょう。堤防の場所によって、釣れる魚の種類が異なりますので、付近の釣り具屋などに聞いてみてください。

海釣り公園

基本的には有料になってしまいますが、海釣り公園も初心者におすすめのスポットです。海釣り公園には必ず魚がいるため、「せっかく準備して釣りに行ったのに釣れなかった」という心配は要りません。

更に、釣り餌もそこで販売されていますので、持ち運ぶ必要はないでしょう。足場もしっかりしており、家族でも楽しめるスポットです。

船上

船上の海釣りも、初心者におすすめです。人によっては難しいイメージを持っているかもしれませんが、船頭さんが魚の釣れる場所まで案内してくれ、しかもアドバイスもしてくれるため、初心者でも釣りやすいです。

また釣り具の貸し出しを行っている場合もあり、わざわざ釣り道具を購入する必要もありません。「すぐに船酔いしてしまう」という人は酔い止めを準備してください。

サーフ

サーフとは砂浜のことです。釣りたい魚の種類によっては、サーフがおすすめスポットです。深さのない場所でのフィッシングですので、ルアー釣りなどで魚を釣ります。

カレイやキスなどが釣れ、釣りのスタイルは、投げ釣りが基本です。昨今ではイカ釣りなどもできるようになっています。広い砂浜で波の音を聞きながら、フィッシングを楽しんでみませんか。

海釣りに便利なアプリを紹介

海釣りを楽しむ際、おすすめのアプリがあります。それは、「海釣図V」と「釣り船予約 釣楽」です。それぞれどんなサービスなのか、解説します。

海釣図V

「海釣図V」というアプリは、海釣り専用のマップです。「航海用電子参考図 new pec(ニューペック)」という日本水路協会発行の地図情報を採用し、キレイかつ見やすい表示になっています。「海釣図V」でできることは、次の通りです。

海釣図Vのサービス 内容
魚礁や根を見つける 沈船や魚礁の情報もある
水深を表示する マップ上で水深を見られる
マリーナ・海の駅の情報 コンビニなど周辺情報も網羅
海況予報を調べる
  • 風速
  • 風向
  • 波高
  • 波向き
  • 波周期
  • 海水温

これらを地図上に表示

潮汐・潮位を確認できる グラフで表示される
天気予報を調べる 週間予報もチェック可能
釣行記録をチェックできる 写真も表示される

海釣図Vプレミアム会員登録にすれば、月額500円かかりますが、初回登録より30日間は無料で利用できます。詳しい海峡状況を知りたい人は、「海釣図V」をダウンロードしましょう。

  • Androidサイズ:4.9M
  • Android要件:5.0以上
  • Androidコンテンツのレーティング:3歳以上
  • iPhoneサイズ:44.3MB
  • iPhone互換性:iOS 10.0以降
  • iPhone年齢:4+ 対象年齢
海釣図V~海釣りマップ&潮汐&風・波・海水温予報~
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開発元:株式会社マップル・オン
無料
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釣り船予約 釣楽

「釣り船予約 釣楽」は、釣り船を見つけられるアプリです。簡単に検索できるだけでなく、条件を絞り込み、自分に合った釣り船を予約できます。

エリア別人気釣り船ランキングだけでなく、季節の釣り物や最新釣果情報などもチェックできるため、海釣りの参考にもできるでしょう。iOSとAndroidに対応し、無料で利用できることも嬉しいポイントです。また、電車釣行に便利な釣り船もチェックできます。

  • Androidサイズ:9.6M
  • Android要件:5.0以上
  • Androidコンテンツのレーティング:3歳以上
  • iPhoneサイズ:33.6MB
  • iPhone互換性:iOS 9.0以降
  • iPhone年齢:4+ 対象年齢
釣り船予約『釣割』 日本最大の釣船予約アプリ
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開発元:B.Creation Inc.
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海釣りに挑戦しよう

海釣りは、釣れる魚の種類が多く、場所によっては入漁料がかからないため、思う存分釣りを楽しめます。小物釣りを手軽に楽しめるサビキ釣りや、ルアーを使って魚を釣るスタイルのルアー釣り、仕掛けをテトラポッドの穴に入れる穴釣りなど、様々な種類の釣り方があることも魅力です。

そんな海釣りに必要な道具は、魚を釣り上げるためのタックルやクーラーボックスなど、釣りを快適にするサポートアイテムです。道具によって特徴が異なりますので、購入前に確認しておきましょう。リールにも道糸にも様々な種類があり、釣りのスタイルによって使い分ける必要があります。

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ビギナーズ 編集部 /
ビギナーズ編集部 ライター

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