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男女別トライアスロンウェアの選び方とおすすめ10着を紹介!

男女別トライアスロンウェアの選び方とおすすめ10着を紹介!

※当記事はアフィリエイト広告を含みます。

トライアスロンの競技人口は約38万人と多く、増えつつあるといわれています。

日本トライアスロン連合の調査によると参加者の平均年齢は42.7歳と高く、社会人が多く挑戦していることがわかっています。

近年では女性の参加者も多いため、デザイン性に優れたウェアが数多く販売されています。

トライアスロンウェアの特徴や選び方を把握し、お気に入りの1着で次回の競技にチャレンジしましょう。

トライアスロンウェアの特徴

トライアスロンウェアとは、スイム、バイク、ランといった3種目を着替えることなく競技できるウェアのことを指しています。

一般的には「トライアスロンウェア」と呼ばれていますが、「トライウェア」や「トライスーツ」と呼ばれることもあります。

スイムの後にバイクとランが行われるため、ヒップ部分には水に濡れても速乾性の高いクッションパッドが使用されていることが特徴です。

トライアスロンウェアは、主にトライアスロンウェア専門店や各スポーツ用品店などで販売されています。

トライアスロンウェアの種類

トライアスロンウェアは、主に2種類あり、デザインや締め付けの度合い、フィット感によって特徴が異なります。それぞれの特徴を把握し、自分に合うウェアを選ぶことをおすすめします。男女でウェアの構造も異なるため、予めチェックしておきましょう。

女性編

トライアスロンの競技人口は年々増えており、女性の参加者も増えています。締め付け感がほとんどなく女性が競技しやすいデザインや、体型の気になる部分をカバーしてくれるタイプが登場しています。

締め付け感がなく動きやすいワンピースタイプ

ワンピースタイプは、上下が一体型となっていることが特徴です。このタイプは腰回りを締め付けないため、動きやすさを重視する人におすすめです。

トライアスロンで行う3種目全てにおいて動きやすく、アスリートらしいクールなデザインが魅力の一つです。

ただし、ボディラインに沿ってウェアがフィットするため、体型がカバーできないのが難点です。

このような構造になっているのには理由があり、水や風の抵抗を最小限に抑えることが目的とされています。抵抗が少なければ良いタイムが期待できますが、体型が気になる人は別のタイプを検討してみましょう。

トライアスロンは長時間に及ぶレースであるため、途中でトイレに行きたくなる可能性も考えられます。しかし、このタイプはトイレの際にウェアを全て脱がなければならないため、不便に感じる場合もあるかもしれません。

体型カバーでき着脱しやすいセパレートタイプ

セパレートタイプは、ワンピースタイプと異なり、上下が分かれていることが特徴です。

上の部分はトライトップ、下の部分はトライショーツと呼ばれており、デザインやカラーに合わせて組み合わせも自由に選べることが魅力の一つです。

締め付け感は強いですが、ワンピースタイプに比べてフィット感が程よいため、体形をカバーしたい人にはおすすめです。

競技中にトイレに立ち寄った時間もカウントされるため、セパレートタイプはトイレの際も脱ぎ着しやすいので安心です。

男性編

男性用のトライアスロンウェアは、体型をカバーするといった効果よりも体温調節や競技中のストレスを緩和することを目的としているタイプがほとんどです。着脱しやすいことや動きやすいことを考慮し、自分に合ったウェアを選びましょう。

圧迫感がなく保温効果に優れたフルスーツタイプ

フルスーツタイプは腕や脚、腹部などの全身を包むタイプのトライアスロンウェアで、圧迫感がないことが特徴です。スイムからバイクに移行する際に急激な気温変化による低体温を防いでくれるため、保温効果に優れています。

また、ウェアによる浮力効果が期待できるため、スイムのタイムを上げたい人におすすめです。

暑さによる体力消耗を防げるロングジョンタイプ

ロングジョンタイプはフルスーツの袖がないタイプで、熱さによる体力消耗を防げることが特徴です。フルスーツタイプに比べると浮力や保湿といった面では劣るものの腕が露出しているため、肩は動かしやすくなります。

フルスーツタイプとロングジョンタイプで迷う場合は、試着して肩の動きを確認してみるとよいでしょう。

着脱や温度調整しやすいセパレートタイプ

セパレートタイプは、女性編と同様に上下が分かれていることが特徴です。フルスーツタイプやロングジョンタイプと異なり着脱しやすく、着丈や裾丈の長さはさまざまであるため、選択肢が多いといえるでしょう。

また、このタイプは温度調節にも優れており腕や脚が露出するため、体を動かしやすくなります。

トライアスロンウェアを選ぶ際のチェックポイント

トライアスロンウェアを選び際には、レースに集中するためにも自分に合ったウェアを選ぶことが大切です。種類やデザインだけでなく、購入前には次の点をチェックするようにしましょう。

女性用のトライアスロンウェアでもブラやパッドが付いていない可能性があるため、選ぶ際にはブラやパッドの有無と共に以下の点をチャックしましょう。

メンズ・レディース共通のチェックポイント

自分に合ったトライアスロンウェアを選ぶポイントはいくつかあります。どんなポイントがあるのかを知って、自分が一番重視したい点はどれなのかを見つけてみましょう。求めるものがわかると、ウェアも選びやすくなります。

着脱のしやすさ

競技ごとに適したウェアを使用する場合、着脱に時間がかかってしまうと大きなタイムロスに繋がります。そのため競技ごとにウェアを交換する場合、着脱しやすいタイプを選ぶことをおすすめします。

開催されるレースによってはウェアに規定を設けているケースもあり、スイムではウェットスーツの着用が義務づけられている可能性が考えられます。このような場合、ウェットスーツの下に着用できるタイプを選ぶなど、着脱のしやすさがスムーズなパフォーマンスに繋がります。

また、大会によっては更衣室が設けられていないケースがあるので、その点も考慮して着やすさをチェックしましょう。

締め付け感などの着心地

トライアスロンは3種目をこなしながら長時間のレースとなるため、着心地は重要です。締め付け感が強すぎる場合、体調や体が動かしにくくなることからタイムに影響する可能性も考えられます。

程よい着圧のあるウェアを選ぶと、溜った疲労の軽減や筋肉を効率的に動かすといった効果が期待できます。試着して軽く動いたときに着心地が良いと思えるウェアを選びましょう。

女性の場合ワンピースタイプとセパレートタイプでは締め付け感が異なるため、試着をして好みの着用感で選ぶことをおすすめします。体形が気になる人は、ボディラインの出方もチェックしておいた方がよいでしょう。

お尻のパッドの厚さをチェック

トライアスロンウェアは、ヒップ部分にクッションパッドが使用されています。

バイクでは長期間のレースとなるため、ヒップや股関節周辺に影響ない、厚みのパッドを選ぶとよいでしょう。パットの厚みがないと、自転車をこぐ際に、サドルと体の摩擦によって、ヒップや股関節周りが痛くなる場合があります。

一方、パッドが厚過ぎると、スイムやランに影響を及ぼす場合もあるため、程よい厚みのパッドを選ぶようにしましょう。

浮力や保温といった機能性

レースの開催時期や場所によって気温は異なり、高温多湿といったさまざまな気象条件がレースのパフォーマンスに大きく影響することが考えられます。特に暑い季節の場合、暑さによる体力消耗は計り知れません。

そのため、体力消耗をカバーしてくれる機能性に優れたウェアを選びましょう。また、浮力があるタイプでは、体を水に浮かせるための力の軽減やスイム中の安定性を確保できます。

女性の場合はブラやパッドがついているかもチェック

一般的なスイムウェアには、ブラやパッドが付いているのが一般的ですが、女性向けのトライアスロンウェアの多くは付いていないので注意が必要です。

ニップルを気にしないアスリートも存在する中で、プロではない一般人にとっては気になる要素だといえるでしょう。ブラやパッドが付いていない場合は、スポーツブラの着用やパッドを自ら縫い付けなければなりません。

ブラ内蔵型やパッド付きのウェアも販売されているため、スポーツブラの着用が煩わしかったり、パッドの縫い付けが面倒な人は、ブラやパッド付きのウェアを選びましょう。

トライアスロンウェアを選ぶ際の注意点

トライアスロンウェアであれば、何を着用しても大会に参加できるとは限りません。参加する前に、大会独自のルールやレースの距離に適していることを確認しておきましょう。

大会のルールに沿っているか確認する

トライアスロン大会は、国内外で数多く開催されています。

基本的には、全ての大会でルールは変わりませんが、大会によっては、ウェアに規定を設けている可能性があります。

前開きのウェアが禁止されていないか

2013年以降、計51.5kmのオリンピックディスタンスの大会においては、前開きのウェアが禁止されています。

前開きのウェアは、体温調節する際に便利な一方で、前部がはだけ、見た目が良くないとの理由から、このようなルールが設けられました。

国内の大会でも、同様のルールに従っているものの、ファスナーを下さなければ認められるといったケースも見受けられます。ただし、ミドル以下の大会では前開きのウェアは認められています。

このように参加するレースによって、ウェアに関するルールが設けられているため、あらかじめ確認する必要があります。

不安な場合は、ジッパーが後部に付いているウェアを選んでおくと安心です。

スイム時のウェットスーツ着用義務を確認する

国内の大会では、スイムの際にウェットスーツの着用を義務付けている場合や、逆に不可の場合があります。

このため、ウェアの上にウェットスーツを着て泳ぐことを考慮して、トライスーツを選ぶと汎用性が高くなります。

トライアスロンウェアだけの着用では参加が認められない可能性が高いため、事前にウェットスーツの着用義務を確認しておくことをおすすめします。

ウェットスーツの着用の大会に参加する場合は、トライアスロンウェアの他に、ウェットスーツも準備しなければなりません。   

レースの距離に適したウェアを選ぶ

トライアスロンの経験を積むと、短距離から長距離の大会にチャレンジしたい人も多いのではないでしょうか。トライアスロンは距離によって区分されているため、レース距離に適したウェアを選ぶことも大切です。

  • スーパースプリント:スイム0.4km、バイク10km、ラン2.5km
  • スプリントディスタンス:スイム0.75km、バイク20km、ラン5km
  • オリンピックディスタンス:スイム1.5km、バイク40km、ラン10km
  • ミドルディスタンス:スイム2.5km、バイク80km、ラン20km
  • ロングディスタンス:スイム4.0km、バイク120km、ラン30km
  • アイアンマンディスタンス:スイム3.8km、バイク180km、ラン42.195km

このうちオリンピック・ディスタンスは、2時間から4時間程度かかるのが一般的です。

短距離の大会は、トランジションに時間をかけず、3種目通して着用できるトライスーツを選ぶとよいでしょう。

長距離の大会の場合、タイムを上げるために、それぞれの種目に適したウェアに着替えるのも選択肢の一つです。着替えに時間を取られても、結果的にタイムが上がるケースも多いといわれています。

【レディース】トライアスロンウェアおすすめ5選

ここではおすすめの女性向けトライアスロンウェアを5選ご紹介していきます。

大会によって着用ルールに左右されない、バックジップ仕様のウェアから選んでいます。

TYRトライアスロン用 レディース半袖トライスーツ

TYR(ティア)は、競泳やトライアスロンなどのスポーツウェアやグッズを手掛けるアメリカのメーカーで、FINA(国際水泳連盟)の承認水着を取り扱っています。

TYR国内企画の「身体にストレスを与えないホールド感とサポート力」を重視した素材を厳選しています。

通気性が良く、湿気を瞬時に放湿するAMPパットを使用したバックジッパー半袖スーツで、サイズはSからXLまで対応しています。 

2XU パフォーム トライスーツ

2XU(ツー・タイムズ・ユー)は、トライアスロンやサイクリング、オープンウォータースイミングなどのウェアを手掛ける、オーストラリアのメーカーです。30カ国以上に展開しており、スポーツウェアブランドとして急成長を遂げています。

アスリートによるアスリートのためのブランドをコンセプトとし、人間工学に基づくデザインが特徴です。

体にフィットするタイプのウェアでは、縫い目が気になるという人でも、フラットロック縫製という肌に優しい方法を採用しているので安心です。

セミロックバックジップで競技中にファスナーが下りてくる心配もなく、バックポケットが3つも付いているので小物を収納できます。

裾には、シリコン不使用の伸縮Yグリップを採用しており、ずれにくくフィット感が続くため、競技者の可能性をアップします。

Santic レディース プレミアム パッド入り トライアスロン トライスーツ

Santic(サンティック)は、各種スポーツウェアを手掛ける中国のメーカーで、女性向けのウェアも数多く取り扱っています。

このウェアはパッド付きのため、ニップルも目立たず、スポーツブラの着用やパッドの縫い付けが不要です。

首や腕回りには女性らしいカラーがラインで入っており、バックスタイルがオシャレなデザインとなっています。

ヒップ部分には、厚みのあるパッドが装着されて、クッション効果が期待できるため、バイクレースも安心です。

TYR TRI-SINGLET BACK ZIPPER

最初にご紹介したウェアと同様のメーカーが販売しており、世界的に信頼度が高いといえるでしょう。

幾何学的なデザインで、身体にぴったりフィットしながら、肩回りの動きを妨げず、動きやすいことが特徴です。

TYR国内企画ではそれぞれのレースの特性に応じた商品を開発しており、スイム時にウェットスーツの着用が義務づけられている場合でも、下に着こみやすいウェアです。 

TYR COMFORTABLE FIT TRI PANTS

前でご紹介したトライスーツと異なり、トライショーツタイプのため、自分好みのトライトップを合わせられます。

ヒップ部分には程よい厚みのCOMPETITOR AMP PADが採用されているため、バイクの際にサドルの摩擦や衝撃を和らげる効果が期待できます。

通気性にも優れていることから、3種目通して快適に競技でき、デザイン性にも優れています。

【メンズ】トライアスロンウェアおすすめ5選

ここでは、おすすめの男性向けトライアスロンウェアを5選ご紹介していきます。レディースと同様に大会によって着用ルールに左右されず、バックジップ仕様のウェアから選んでいます。

Zoot メンズ Z FORCE 1.0 SL WETZOOT

Zootはハワイのコナを本拠地とする企業で、トライアスロンウェアの取り扱いに特化しています。トライアスロンにおいて高い浮力と伸縮性を必要とするアスリートのために、新モデルとして発売されました。

ロングジョンタイプで腕が露出しており、肩周りの動きを最大限に引き出してくれます。

HUUB TRI SUIT JAPAN SPECIAL トライアスロンスーツ 特注モデル

HUUBはトライアスロンウェアを開発、販売するイギリスの企業で、レース中の動作などのリサーチと科学的データをベースとして、トライアスロンでのパフォーマンスを最大限に引き出してくれます。このモデルは日本人に合わせた仕様となっており、初心者から熟練者まで幅広く使用できます。

HUUB  CORE コア 日本限定リアジップ トライシングレット&ショーツセット

上記と同様の企業が販売しており、日本限定で発売されたセパレートタイプのトライアスロンウェアです。10時間日焼けを防げるUPF30とドイツ製の特殊な生地を使用しており、レース中に蓄えられた熱を効率よく放出してくれます。

またHUUBに所属するアスリートとデザイナーが共同開発しているため、デザイン性に優れていることが特徴です。

SkinsメンズTri 400トライアスロンスキンスーツwith Back Zip

Skinsは2002年に創設された比較的新しい企業で、30カ国以上のスポーツ愛好家や世界的アスリートから支持されるスポーツウェアブランドです。腕と脚が露出するタイプで、特殊な素材を使用することによって軽量化を実現しています。

長時間のレースによる疲労の軽減や回復力をサポートし、最大限のポテンシャルを引き出してくれます。

LGO トライアスロンウェア 上下セット バックジップタイプ

LGOはヨーロッパを中心としてスポーツウェアを手掛け、日本向けにも数多くのウェアが改良されています。素材にはポリエステルが使用されており、速乾性に優れていることが特徴です。

ウェアの重量がトライアスロンのパフォーマンスに少なからず影響する中で、このウェアは軽量で通気性にも優れているため、最高のパフォーマンスが期待できます。

自分に合った快適なトライアスロンウェアを選ぼう

トライアスロンウェアは、多くのメーカーから販売されていますが、デザインや着心地はそれぞれ異なります。

試着した際の着心地が良くても、競技中に違和感を感じる可能性があります。

クッションパッドの厚みや大会独自のルールなど、ウェアを選ぶ際のチェックポイントは複数あります。保温効果を求めるのか、着脱のしやすさを重視するのか、ひとつひとつ確認しながら自分に合ったウェアを選びましょう。

ビギナーズ 編集部 /
ビギナーズ編集部 ライター

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