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電力会社の選び方|種類や4つの注意点を知って電気代を抑えよう

Tatsunori Kanno / ビギナーズ編集部 ライター

ひまわり電気
電力自由化により電力会社を自由に選べるようになりました。しかしどの電力会社を選択したら良いのか分からない人が多いようです。自分にふさわしい電力会社というのは、人によって異なります。種類や選択の注意点を知ることで、電気代を抑えましょう。
電力会社の選び方|種類や4つの注意点を知って電気代を抑えよう

自由に電力会社を選べることが分かっていても、比較検討の仕方が分からず、「とりあえず聞いたことがある電力会社」を選んでしまいがちです。

電気代は毎月のことなので、自分の生活スタイルに合わない電力会社を選んで失敗することがあります。安易な電力会社の乗り換えは避けなければなりません。

電力会社にはどのような種類や特徴があり、選ぶ際に何をポイントに選べば良いのか情報収集するのはとても大切なことです。この記事では電力会社の種類や特徴、比較検討する際のポイントや注意点を見ていきます。

自分のライフスタイルに適した電力会社を選択し、電気代を節約できるように心掛けてみましょう。

電力自由化とは?何が変わるの?

電力会社は2種類に分けられます。以前からある大手の会社と、電力自由化以降に現れた新電力会社の2つです。

では、そもそも電力自由化とは何なのでしょうか?

これまでの電気の使用に関しては、旧一般電気事業者による独占事業とされていましたが、2014年の法律改正によって2016年から全面自由化されました。

これにより、多くの企業や電力会社がサービスを提供できるようになり、消費者の選択肢が広がりました。消費者は自分のライフスタイルに合った電力会社を自由に選択でき、よりお得な料金プランを設ける電力会社への切り替えが行えるようになったのです。

電力自由化で得られるメリット

  • 競争により料金が安くなる
  • 電気の種類を選べる

電力自由化をするメリットのひとつに、競争により料金が安くなる点があります。また、ガス料金がセットで割引されている会社と契約すると、全体的な光熱費を下げることに繋がります。

安くなる例として、仕事で平日の昼の時間帯は家にいない人のために、使わない昼の時間帯の電気料金は高く、よく使う夜の時間は安くなるプランがあります。

また、電力自由化によって、環境にやさしい電気を選択することも可能になりました。再生可能エネルギーで電気を発電する太陽光発電や、風力発電などの電気を利用したいと考える人も少なくありません。

現在の電力事業者は、環境に優しい電気を提供している所ばかりではありませんが、再生可能なエネルギーを発電している電力会社も多数出てきています。

その一方で、契約期間の縛りや解約違約金などが発生するケースもあるため、契約内容をきちんと把握するように注意が必要です。電力会社を適切に選択することで、電気代の節約に繋がる可能性も高いといえるでしょう。

大手電力会社と新電力会社の違いとは

大手電力会社と新電力会社は何が違うのでしょうか。ここでは大手電力会社と新電力会社の違いを見ていきます。

大手電力会社なら倒産する可能性が無いので安心

大手電力会社は行政との繋がりも長く、蓄積してきた経験や実績もあるので倒産の危険は極めて少ないと言えます。大手電力会社は何よりも「電力の安定供給」を第一に運営してきたので、いざという時に頼りになるのです。

一方新電力会社の中には、新規事業として電力事業に進出したもののうまくいかず、倒産や撤退をしている会社もあります。2016年の電力自由化以降、新電力会社は増え続け、現在は600以上の電力会社が存在しています。電力会社の群雄割拠時代と言えるかもしれません。

契約していた新電力会社が倒産した場合、大手電力会社が代わりに電力を供給してくれます。そのためすぐに電気が使えなくなることはありませんが、新電力会社には倒産の可能性があることは踏まえておいた方が良いでしょう。

大手電力会社は安定供給が魅力

大手電力会社は日本全国の地域にあり、北海道電力、東北電力、東京電力エナジーパートナー、中部電力、北陸電力、関西電力、中国電力、四国電力、九州電力、沖縄電力などが挙げられます。

既存電力会社の強みは、長年培ってきた経験と実績です。水やガスといったインフラは貯蔵することができますが、電気はできません。そのような電気の性質をよく知り、トータルコーディネートできるのが既存電力会社です。

例えば発電方法に関しても、揚水発電は新電力には無い発電システムで、既存電力会社でしか行われていません。また、行政の方針に従って長年運営してきたため、「電力安定供給」や行政から得られる情報量に対して強みがあります。

しかし安定供給と引き替えに、新電力会社よりも若干高めの料金設定です。

大手電力会社より新電力会社の方が安い

電気自由化により参入してきた電力会社には、東京ガス・大阪ガス・東邦ガス・西部ガスといった都市ガス会社や、auでんき・ソフトバンクでんき・J:COMといった通信・インターネットなどが挙げられます。

新規に参入してきただけあって、既存電力会社に対抗するために様々なサービスを打ち出す傾向があります。

例えば都市ガス会社ならば、電気代の請求書とガス代の請求書をまとめることができます。また、再生可能エネルギーを使用した発電を行い、環境に優しいことをアピールしている新電力会社も多くあります。何より、料金の安さをウリにしている新電力会社は数多くあります。

新電力会社の魅力は、何といってもその料金設定です。一般的には、大手電力会社より新電力会社の方が1%から5%ほど安くなると言われています。これは4人世帯で437kwhを使った場合、年間15,000円以上安くなる計算です。

しかし「新電力会社の方が安い!」と安易に乗り換えるのも考え物かもしれません。新電力会社が提供する格安プランは、ある程度まとまった電力を使用する家庭向けのものが多いからです。

経験と実績では既存電力会社に劣りますし、発電のみや、発電+売電、売電のみといった一部の電気事業を行っているだけということがあります。そのため電気の安定供給といったトータルコーディネートに対しては弱いかもしれません。

一人暮らしの人や既に格安であるオール電化プランの人は、新電力プランに乗り換えたために電気代が高くなることがあるので、注意が必要です。

新電力会社の安さの理由

そもそも、新電力会社はなぜこのような安くて多彩なサービスが提供できるのでしょうか?

既存の電力会社は設備投資や人員にコストがかかっていました。一方、新電力は小規模な設備で運営できるようになっています。また、ターゲット層を絞って電力を供給できるので、管理費や人員コストが既存の電力会社に比べて安く済むという仕組みです。

電力会社の選び方のポイント

電力会社は、同じサービスを提供している訳ではありません。それぞれの電力会社が顧客獲得のために異なるサービスを提供しています。ここでは電力会社を選ぶ際にポイントとなる点を見ていきます。

料金プランで選ぶ

一般的に普及しているのは「従量電灯プラン」と言われるものです。「従量」というのは、使った分だけ払うということです。従量電灯プランは、使用した電気の代金の他に「基本料金」(もしくは最低料金)が必要になります。

電力自由化以降、従量電灯プラン以外にも様々なプランが出てきました。時間帯によって料金単価が異なるプランや、基本料金または最低料金が設定されていないプランなどです。違いをよく知り、自分に合ったものを選びましょう。

電気代の基本料金を安くする方法は、こちらの記事でご紹介しています。

セットプランで選ぶ

電力会社によっては、ガス料金や携帯電話料金などとセットになるプランを用意しているところがあります。支払いが一本化できてとても便利です。

しかし「セットにしたら安くなる」と安易に考えない方が良いかもしれません。なぜなら、セット割を実施している都市ガス会社はそれほど多くないからです。まずは都市ガス会社がセット割を実施しているかどうか、本当に割安になるのかどうか、確認する必要があります。

セットプランは支払いが1本化できますが、本当に割安なのか分かりにくいため注意が必要です。

キャンペーンで選ぶ

電力会社では、様々なキャンペーンを実施しています。以下は代表的なキャンペーンの例です。

  • 電気料金が安くなる
  • ギフト券やポイントがもらえる
  • 引っ越しする人を対象に安くなったり、ものがもらえたりする

中にはとてもお得なキャンペーンを実施しているところもあるので、探してみましょう。しかし「キャンペーンに釣られて契約したけれど、毎月のコスパが悪かった」ということが無いように、注意が必要です。

発電方法を確認する

発電方法には、原子力発電、火力発電、水力発電など様々な種類があります。もし環境問題に興味があり、環境に優しい発電方法を選択したいのならば、各電力会社がどのような発電方法を行っているのか確認してみましょう。

電力会社によっては、環境に優しい自然エネルギーや再生可能エネルギーを多く使っているところがあります。以下、環境に優しい発電方法を利用している電力プランをご紹介します。

  • グリーナでんき「GREENa RE100」:100%自然エネルギー
  • 東京電力エナジーパートナー「アクアエナジー100」:水力(化石燃料不使用)
  • Looopでんき「おうちプラン」:25.3%がFIT電気
  • ミツウロコグリーンエネルギー「従量電灯」「シングル応援プラン」:35%が再生可能エネルギー(FIT電気を含む)

オール電化にするかを検討する

安全性を考え、オール電化にする人が増えています。オール電化にはメリット・デメリットがあるので、自分のライフスタイルに合うかどうか比較検討する必要があります。

オール電化のメリットは以下の通りです。

  • ガスを使用しないので安全性が高い
  • ガスを使用しないので料金を電気代のみに一本化できる
  • 新築であればガス工事費が要らなくなるので、工事費用を安くできる
  • オール電化向けの料金プランを選択できる

デメリットは以下の通りです。

  • 停電時に全てのエネルギーが使えなくなる
  • 今の家をオール電化にするには初期費用が高い
  • 電気代が上がる場合、その影響を受けやすい
  • 昼間の電気代が割高
  • ガスとの併用が難しい

自分のライフスタイルを考えた上で、オール電化を選択すると良いでしょう。

オール電化の電気代を節約するための方法は、こちらの記事で解説しています。

電力会社を乗り換えるタイミングを考える

引っ越しは、電力会社を変える絶好の機会です。引っ越しと同時に申し込める電気料金プランを用意している電力会社もあります。

「今まで既存大手だったから、また…」と考えるのではなく、引っ越しのタイミングで各電力会社を比較検討してみましょう。

編集部がおすすめする電力会社5選

電力会社の選び方を把握した上で、実際にどの会社と契約するのが良いか考えてみましょう。

おすすめの新電力会社をご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

ひまわりでんき

運営会社 株式会社マーケットエンタープライズ
供給エリア 一部離島・沖縄を除く全国
基本料金 エリアにより異なる
例)東京エリアファミリープランBのひと月:772円(30A)~1,554円(60A)
電力量料金(1kWh) 例)東京エリア0-120kWh:19.88円/120-300kWh:26.48円/300kWh-:30.57円
解約金 なし
支払い方法 銀行口座振替またはクレジットカード
特典・サービス 基本料金10%OFF・契約期間解約手数料なし

「ひまわりでんき」では、電気代の基本料金が10%OFFの料金設定となっています。そのため、切り替えるだけで基本料金の節約につながります。

ウェブから申し込みすることができ、切り替えに必要なスマートメーターの設置に立ち会う必要もありません。

手軽に電気代を節約したい方は、基本料金の安い電力会社を選んでみてはいかがでしょうか?

ひまわりでんきで電気代を節約する

Looopでんき

運営会社 株式会社Looop
供給エリア 一部離島を除く全国
基本料金 基本料0円従量制(エリアにより異なる)
例)東京エリア26.4円(税込)/kWh
電力量料金(1kWh) 1kWh27.0円(沖縄)~29.5円(北海道)
解約金 なし
支払い方法 クレジットカード決済
特典・サービス 基本料0円使った分だけ・ガス割・再エネ割で長く使うほどお得

Looopでんきのおうちプランは、基本料金0円で利用できることが大きな特徴です。

どの電力会社でも、基本料金は数百円から1,000円程度かかるため、これが節約できるだけでも金銭的なメリットは大きいでしょう。

また、基本料金だけではなく、違約金がないことも魅力であり、契約期間の縛りがありません。

解約時のペナルティがないため、お試しで利用するのもおすすめの電力会社です。

Looop電気で電気代を節約する

HTBエナジー

運営会社 HTBエナジー株式会社
供給エリア 一部離島を除く全国
基本料金 エリアにより異なる
例)東京エリアウルトラプランひと月560円(20A)~1,052円(40A)
電力量料金(1kWh) エリア・プランにより異なる
例)東京エリア20A:0-120kWh:19.48円/120-300kWh:25.95円/300kWh-:29.96円
解約金 1年未満解約違約金2,000円(税別)
引っ越し・2年目以降途中解約は解約違約金その他手数料は発生しない
支払い方法 銀行口座振替・クレジットカード・コンビニ払い
特典・サービス 毎日2時間無料プランやHISでよく旅行に行く方向けお得プランなど、サービスが豊富

HTBエナジーはHISグループの新電力会社です。

HTBエナジーでの電気契約は、契約アンペアによって割引率が変わることが特徴です。割引率は以下の通りとなります。

契約アンペア 割引率
20A 2%OFF
30A 6%OFF
(関東の方は5%OFF)
40A 8%OFF

「基本料金」と「従量料金」どちらも同じ割引率となるため、どれだけ割引になるのかがわかりやすいです。現在の料金から以下の割引率を割り引いて考えてみるとよいでしょう。

また、切り替えに料金は一切かからず、解約する際も連絡は不要のため、安心して契約できます。

HTBエナジーで電気代を節約する

ENEOSでんき

運営会社 ENEOS株式会社
供給エリア 一部離島・沖縄を除く全国
基本料金 エリアにより異なる
例)東京エリアひと月286円(10A)~1,716円(60A)
電力量料金(1kWh) エリア・プランにより異なる
例)東京エリア0-120kWh:19.48円/120-300kWh:24.54円/300kWh-:26.22円
解約金 1年プランは解約金なし。2年自動更新のプランは契約満了月以外の解約1,080円(税込)
支払い方法 口座振替またはクレジットカード
特典・サービス 3段単価方式で使用量が多いほどお得・Tポイントやエネオスポイントがたまる

基本料金は東京電力と同じですが、従量料金に違いがあり、ENEOSでんきの方が安く設定されています。120kWh以降は、従量料金が割引されるため、消費電力の多い人におすすめです。

また、ENEOSカードで電気料金を支払っているなら、ガソリン代の割引特典も得られます。

普段から車を使う頻度が高いなら、電気代とガソリン代の両方を節約でき、さらに出費は抑えられるでしょう。

ENEOSでんきで電気代を節約する

東京ガス

運営会社 東京ガス株式会社
供給エリア 東京都 神奈川県 埼玉県 千葉県 茨城県 栃木県 群馬県 山梨県 静岡県
基本料金 プランにより異なる
例)東京ずっとも電気1Sプランひと月286円(10A)~1,716円(60A)
例2)東京ずっとも電気1プランひと月858(30A)~1,716円(60A)
電力量料金(1kWh) エリア・プランにより異なる
例)東京ずっとも電気1Sプラン0-120kWh:19.85円/120-300kWh:25.35円/300kWh-:27.48円
例2)東京ずっとも電気1プラン0-140kWh:23.67円/140-350kWh:23.88円/350kWh-:26.41
解約金 なし
支払い方法 口座振替・クレジットカード・コンビニ払い(払い込み)
特典・サービス ガスとセットでお得・新規契約特典が豊富

東京ガスのずっとも電気1Sは一人暮らし向け、東京ずっとも電気1は家族向けの料金プランです。消費電力量に応じた割引があり、電気を多く使う人におすすめです。

電気料金は使用量に応じて変動するため、季節ごとの使用量の変化にも対応できます。

東京ガスで電気代を節約する

おすすめ電力会社比較表

おすすめの電力会社を比較表にしました。

    
サービス名 ひまわりでんき Looopでんき HTBエナジー ENEOSでんき 東京ガス
供給エリア 一部離島・沖縄を除く全国 一部離島を除く全国 一部離島を除く全国 一部離島・沖縄を除く全国 東京/神奈川/埼玉/千葉/茨城/栃木/群馬/山梨/静岡
基本料金 東京30A:772円
例)東京エリアファミリープランBのひと月:772円(30A)~1,554円(60A)
基本料0円 東京30A:815.10円
例)東京エリアウルトラプランひと月560円(20A)~1,052円(40A)
東京30A:858.00円
例)東京エリアひと月286円(10A)~1,716円(60A)
東京30A:858.00円
例)東京ずっとも電気1Sプランひと月286円(10A)~1,716円(60A)
電力量料金(1kWh) 例)東京エリア[0-120kWh]:19.88円/
[120-300kWh]:26.48円/
[300kWh-]:30.57円
1kWh27.0円(沖縄)~29.5円(北海道) 例)東京エリア[20A:0-120kWh]:19.48円/
[120-300kWh]:25.95円/
[300kWh-]:29.96円
例)東京エリア[0-120kWh]:19.48円/
[120-300kWh]:24.54円/
[300kWh-]:26.22円
例)東京ずっとも電気1Sプラン[0-120kWh]:19.85円/
[120-300kWh]:25.35円/
[300kWh-]:27.48円
解約金 なし なし 1年未満解約違約金2,000円(税別)
引っ越し・2年目以降途中解約は解約金なし
1年プランなら解約金なし。
2年自動更新のプランは契約満了月以外の解約1,080円(税込)
なし
支払い方法 口座振替またはクレジットカード クレジットカード決済 口座振替・クレジットカード・コンビニ払い 口座振替またはクレジットカード 口座振替・クレジットカード・コンビニ払い(払い込み)
特典・サービス 基本料10%オフ・契約期間なし・解約手数料なし 基本料0円使った分だけ・ガス割・再エネ割で長く使うほどお得 毎日2時間無料プランやHISでよく旅行に行く方向けお得プランなど、サービスが豊富 3段単価方式で使用量が多いほどお得・Tポイントやエネオスポイントがたまる ガスとセットでお得・新規契約特典が豊富

電力会社を選ぶ時の注意点

電力会社を乗り換える際に、知っておかないといけないことがいくつかあります。後々痛い目を見ないためにも、電力会社を選ぶ際の注意点を知っておきましょう。

電力会社を乗り換えられるか確認

電力会社を乗り換えようと思って散々比較検討したのに、結局できなかったら時間と労力のムダです。賃貸に住んでいても電力会社を変更できるのですが、「一括受電」している場合は切り替えることができません。

もし賃貸に住んでいて乗り換えを考えているのならば、一度大家さんや不動産に確認をしておくと良いでしょう。

違約金や縛りがないか確認する

電気料金プランによっては、1年や2年以内に解約すると「違約金」が発生する場合があります。違約金の相場自体は2,000円位、多くて10,000円位です。

携帯電話の違約金などと比較するとそれ程高額ではないのですが、後々後悔しないためにも、電力会社のQ&Aのページなどで契約前に確認しましょう。

また、大手電力会社の「従量電灯」ならば違約金の心配はほぼありません。

支払い方法を確認する

新電力会社の中には、支払い方法がクレジットカードのみの場合があります。口座振替に対応していない会社も多いので、もし個人情報を入力したくないのならば、契約前に支払い方法を確認しましょう。

既存の大手電力会社は、今でもコンビニ支払いや電子マネー決済、徴収など様々な支払い方法から選べるところが多いようです。

悪徳業者である可能性もあるので注意が必要

電力自由化に伴い、「電力自由化詐欺」が増えています。この詐欺集団は「機器の設置料金」だといって、多額の請求をしてきます。

アナログ式メーターからスマートメーターに変更する際、設置費用やランニングコストはかかりません。もし「機器の設置費用」というキーワードが出てきたら、詐欺を疑いましょう。

一人暮らしの場合は電力会社の乗り換えは慎重に 

電気の使用量は多ければ多いほど、安くなる幅が大きくなります。そのため一人暮らしや1カ月の消費電力が少ない場合、電力会社を乗り換えてもそれ程電気代が変わらない場合があります。

一人暮らしといっても、電気をどのくらい使っているかは人によって異なります。そのためまず自分が1カ月にどのくらい電気を使っているのか把握しましょう。

以下の項目に当たる人は、電気代が変わらない可能性が高い人です。

  • 電気の使用量が極端に少ない人:それ以上安くなるスキがない為
  • 契約容量が20A(アンペア)以下の人:20A以下の契約ができる電力会社が少ない為

しかし、一人暮らしでも安くするプランは存在します。例えばHISの電気は30A以上の人が対象ですが、大手電力会社よりも5%程安くなっています。

またLooop(ループ)でんきは基本料金が0円で、電力量料金も一律という独特なプランがあります。現在の電気料金と比較してみても良いかもしれません。

大切なのは自分が現在どのくらい電気を使っているのか把握をしてから、乗り換えを検討することです。

いまの電気代が一人暮らしの平均をオーバーしてるかどうか見直す方法は、こちらの記事を参考にしてみてください。

こちらの記事では、一人暮らしの方におすすめの電力会社をご紹介しています。


自分に合った電力会社が見つかれば電気代を安くできる 

電力自由化以降、電力会社を自分自身で選べるようになりました。自分のライフスタイルに合った電力プランを選択することで、現在よりかなり電気代を節約することも可能なのです。

電気、ガス、水道はライフラインなので、毎月必ずお金が掛かります。その為その部分を節約することができれば、家計は大いに助かるでしょう。

大家族で電気をたくさん使っている家、昼間はほとんど使わず深夜に電気を使う家、一人暮らしで既にエコな生活を送っている家など、各家庭のライフスタイルは様々です。まずは自分の生活を見つめ直し、それに適した電力会社を探してみてください。

時間帯によって電気代は変わります。こちらの記事では、おすすめの節電方法手軽にできる電気代節約方法をご紹介しています。

Tatsunori Kanno /
ビギナーズ編集部 ライター

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