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一人暮らしにいらない家電と必要な家電|選ぶポイントや購入場所も紹介
※当記事はアフィリエイト広告を含みます。
一人暮らしの住まいが決まったら、新しい生活のために必要な家電選びをしましょう。
大きな家電などは、搬入、設置の際にサイズの確認が重要になります。
すぐに必要な家電にはどんなものがあるのか、どんなタイプのものがよいのか、知って自分に必要なものを選びましょう。
※この記事の情報は2022年10月26日時点の情報です。
一人暮らしの家電の選び方
一人暮らしの家電の選び方は、次の通りです。
- 一度に全部は揃えない
- 部屋に合ったサイズのものを選ぶ
- 必要なものを書き出してリストにする
- ネット・店頭・リサイクルショップなど、購入先を検討する
- 必要な家電は良質で長く使えるものを選ぶ
一度に揃えない
まずは「すぐ生活に必要な家電」から用意していきましょう。全て揃えてしまうと、限られているスペースでは不要なものになる可能性もありますし、生活を始めたら使わなかった…という無駄が発生します。
すぐに揃えたいものには、一般的に次の家電があります。
- 冷蔵庫
- 洗濯機
- 電子レンジ
この他に備え付けがなければ照明、時季によっては冷暖房機器、ドライヤーなどです。
後は生活を始めてから、部屋に余裕があれば、追加購入というかたちで揃えていきましょう。
間取りや家電の置き場のサイズを測る
家電を選ぶ前に、部屋の間取りや家電の専用置場から配置を決めておき、スペースのサイズをあらかじめ測っておくことが大切です。
洗濯機など家電によっては、置くスペースが設定されているものがあります。内見の際、家電や家具を置きたい場所をイメージし、サイズを測っておきましょう。
また、部屋の中だけでなく、玄関や外のエントランスなどの広さもチェックしておきましょう。玄関やエントランスの広さは、家電の運搬にも関わってきます。
本当に必要なのかリストアップしてみる
一人暮らしをするときには色々と用意するものがありますが、部屋のスペースなどを考えて、必要最低限なものから用意するようにしましょう。
まず、リストに必要な家電を書き出してみます。その後「すぐ生活に必要な家電」と「あったら便利な家電」で考えて、優先順位を付けておくと把握しやすくなります。
ビギナーズでは、これだけは揃えたい!一人暮らしに必要な家電リスト|お得な購入方法を紹介した記事もあります。ぜひ参考にしてください。
中古やセットなど購入先を広く検討する
必要な家電を購入する先には、「ネットショッピング」「家電量販店」「リサイクルショップ」などが挙げられます。
すべての家電を新品で買う必要はないので、必要なものが安く買えるように購入場所は広く検討してみましょう。
家電量販店 |
実際に見られて確認ができる 値引き交渉がしやすい 店舗独自のポイント利用などで安く購入することも可能 |
---|---|
ネットショッピング |
新品でも安く購入できることがある 出向く手間を省ける 保証サービスの有無 |
リサイクルショップ |
アウトレット品や中古品でも保証期間が付いているものが多い 初期不良対応可能 |
家電セットもおすすめ
新生活シーズンになると、家電量販店では、家電セットの販売が多く取り扱われます。最低限の3点セットや、組み合わせ自由なセットなど、セット内容もさまざまで、単品購入より価格が安いです。
家電セットはネット通販でも買えます。実物を見られないので、サイズや機能をよく確認した上で選ぶようにしましょう。
こちらの記事では、引っ越しにかかる家電購入費用を安く抑える方法をご紹介しています。
必要な家電は長く使えるものを選ぶ
一人暮らしの際には、引越しにかかる諸費用と家電購入費が一度に負担になるので、「家電は普通くらいの品質で良いだろう」と安易に購入してしまうのはおすすめできません。
必要な家電は長く使える品質の良いものや、多少高くても欲しい機能がついたものを選びましょう。安さで選ぶと、すぐに壊れてしまったり、使い勝手が悪くて結果的に買い替えることになる可能性があります。
安く済ませるはずが、かえってコストがかかった…ということにならないように、必要な家電は長く使えるものを選びましょう。
一人暮らしに必要な家電6選
一人暮らしを始めてすぐ必要になることが多い家電と、主なポイントをご紹介していきます。
冷蔵庫 |
2ドア、200L以下のファン式がおすすめ 自炊しない場合は100L以下 |
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洗濯機 |
5kgで節水機能があるタイプ(まとめ洗い可能) |
照明器具※1 |
備え付けがない場合は必須 LED設置で電気代節約 |
電子レンジ |
自炊や料理好きなら「オーブン機能付き」 温めるだけなら「単機能レンジ」 |
冷暖房器具※2 |
備え付けが無ければ季節によっては必須 6から8畳タイプ(省エネ機能) |
ドライヤー |
静音タイプ(稼働音60dB以下) 風量が適切なもの |
※1部屋に備え付けがある場合は不要なため、事前の確認が必要です。
※2備え付けがあれば不要ですが、古いタイプの機種であれば節電のために取り換えた方がよいでしょう。
冷蔵庫|食品の保存に必須
自炊をする人も、しない人にも必要な冷蔵庫。容量やメーカーによって価格の幅が広くなります。
一人暮らしの冷蔵庫を選ぶのであれば、主に3点です。
- 霜取りが不要な「ファン式(間冷式)」
- 耐熱天板
- 2ドア
霜取りが不要な「ファン式(間冷式)」
直冷式より価格は高くなりますが、定期的な霜取りの不要なファン式を、一人暮らしにはおすすめします。
耐熱天板
キッチンスペースなどが狭いことが多い一人暮らしなら、省スペースで、冷蔵庫の上に電子レンジなどを置くことが可能な「耐熱天板」も必要です。
2ドア
食材の保管場所として、冷凍室と冷蔵室がきちんと分かれている2ドアなら、節電になり便利です。
冷蔵庫の容量は一般的に、一人当たりの容量70L×人数+常備品の容量100L+予備容量70Lです。自炊をする人は150から180L位あればよいでしょう。
また自炊しない人ならば100L以下でも可能です。
ビギナーズでは、一人暮らし向けのおすすめ冷蔵庫!選び方やレンタルサービスについても解説した記事もあります。ぜひ参考にしてみてくださいね。
洗濯機|コインランドリーより使い勝手が良い
1日分の洗濯物は1人当たり1.5kgといわれています。毎日洗濯をするのであれば、4kg以下の洗濯機で十分でしょう。ただし、このサイズは種類が限られているので、5kgタイプを選ぶとよいでしょう。まとめて洗っても十分足りる容量です。
5kgを超えると、洗い方のコースをいくつか選ぶことができるようになります。
洗濯機を購入する際には、事前に置きたい場所や置ける場所のサイズや、水道栓や排水などの位置を確認することが必要です。
また上蓋開閉か、ドラム式かにより設置できないこともありますので、事前の確認が必須です。
物件によっては、コインランドリーが近くにあったり、共用部に備えつけのところもあります。コインランドリーはわざわざ運ぶ手間や盗難の心配から、次第に面倒になる人も多いようです。
生活に必須な家電なので、自分のものを持てるなら購入しましょう。
ビギナーズでは、一人暮らしにおすすめの洗濯機|選び方や注目ポイントを解説した記事もあります。ぜひ参考にしてください。
電子レンジ|一人暮らしの料理を楽にしてくれる
惣菜や冷凍食品など、再加熱で利用することが主な使用目的であれば、「単機能レンジ」で十分対応可能です。また、庫内フラット式だと加熱のムラになりにくいのでおすすめです。
自炊する機会が多く、料理が好きな人は「オーブン機能」が付いたオーブンレンジを選びましょう。オーブンレンジの方が、価格も高くなります。
庫内容量は、20L前後のものを選びましょう。一人暮らしの電子レンジには、「庫内フラット式」単機能レンジがおすすめです。
こちらの記事では、一人暮らし向け電子レンジの選び方とおすすめを紹介した記事もあります。ぜひ参考にしてください。
照明器具|備え付けで無ければ絶対必要
備え付けが無ければ、引っ越し当日から必要になります。取り付ける際にLEDにすれば、電気代の節約になります。
LEDの購入価格は、普通の蛍光灯より高めになっていますが、通常の蛍光灯より寿命も長く、電気代の節約にもなるので、取り付けるのであればLEDにしましょう。
冷暖房器具|夏冬の温度調節に必須
エアコン付きの部屋も増えていますが、備え付けられていない場合は、部屋の広さに合わせて購入する必要があります。
6畳から8畳用で省エネ機能付きを選ぶと、電気代の節約にもなります。
エアコン以外では、電気ストーブやハロゲンヒーターよりも電力消費が低く、電気代が安くなる「カーボンヒーター」を、暖房器具として利用するのもよいでしょう。
ドライヤー|女性は特に欠かせない家電
髪のケアには欠かせないアイテムのドライヤー。選ぶ際のポイントをご紹介します。
静音タイプ
稼働音60dB以下、「静音」または「静音抑制タイプ」表記のものを選びましょう。風量が多くなれば稼働音も大きくなるので、必要な風量を確認しましょう。
自宅で使用可能なワット数
洗面台に付いているコンセントにはワット数の上限が定められているため、それ以上のワット数のドライヤーでは使用できない場合があります。購入前に確認しましょう。
ビギナーズでは、人気ドライヤーメーカーとおすすめドライヤー!特徴を比較した記事もあります。人気おすすめのドライヤーが知りたい方は、ぜひチェックしてください。
一人暮らしに要らない家電6選
状況によっては、はじめから揃える必要のない家電があります。状況を見ながら判断していきましょう。
テレビ |
家に居る時間が少ないため、見る機会がない 他のもので対応が可能 |
---|---|
掃除機 |
1DK位の広さであれば、クイックルワイパーなどで対応可能 |
炊飯器 |
自炊をしないなら炊飯器は不要 |
トースター |
パンをあまり食べない場合、用途が限られているため不要 |
電気ポット |
常時たくさんのお湯を必要としないなら不要 |
アイロン |
スーツやYシャツなどを着用する機会が少ない場合は、枚数が足りていれば不要 |
ほとんど見る機会のないテレビ
仕事で家に居る時間が少なく、ほぼ見る機会がない人にはテレビは不要になります。画面の大きさにこだわらなければ、スマホやタブレット、パソコンで十分情報のチェックは可能です。
薄型のテレビも販売されていますが、大きく設置スペースを取られてしまいます。
動画配信サービスなどで代用が可能であれば、テレビは用意しなくてもよいでしょう。
意外と必要ない掃除機
住む部屋がフローリングの場合、使い捨てシートタイプで対応できます。ドライとウェットを利用して気が付いたときに掃除をすれば、掃除機が無くても対応できます。
収納スペースが少ない部屋ならば、掃除機ではなく代用できるものを利用しましょう。
カーペットやラグが多めにある部屋の場合は、掃除機があった方がよいでしょう。
大掃除のときだけ、など短期で使うならレンタルもできます。こちらの記事では、掃除機がレンタルできるサービスをご紹介しています。
外食派は不要な炊飯器
自炊をほとんどしない場合、炊飯器は不要です。自炊をする場合も回数が多くなければ、電子レンジで炊飯できる方法もあります。
1回に1合程度のご飯を炊くなら、鍋や土鍋などで代用して炊くこともできます。
炊飯器のスペースはその周りに置けるものを左右してしまうので、使用することがほとんどないのであれば、代用品を利用しましょう。
パンしか焼けないトースター
用途が焼くしかないトースターは、場所も取るので不要になってしまいます。
コンロがあれば、グリルでパンを焼くことができます。炊飯器同様に、自炊をすることがほとんどない場合は場所を取ってしまうだけなので、代用できるものがあるのなら敢えて用意することはありません。
パンを焼く場合は、トースターではなく魚焼きのグリルや、フライパンを利用しましょう。
大量のお湯を常備する電気ポット
自宅にいることが少ない一人暮らしの場合、常時お湯が沸いている電気ポットは、全く必要のないものになります。
電気ポットは、常時大量のお湯が沸いている状態です。一人暮らしでは、必要なときに必要な分だけ、電気ケトルや電子レンジで1、2分待てば用意できます。
電気ポットの消費電力は意外と高いので、電気代が掛かってしまいます。一人暮らしでは電気ポットは不要です。
掛ける機会が無ければ要らないアイロン
Yシャツやスーツなど、日々アイロン掛けが必要な服を日常着ている人以外は、アイロンは不要な場合があります。
また、Yシャツなど、枚数がある程度あれば、無理にアイロンを掛けなくてもクリーニングで構いません。
毎日クリーニングに出すのはお金が掛かってしまうのと、手間が掛かるので、その場合はアイロンが必須になります。
状況に合わせてアイロンは用意しましょう。
おすすめの家電レンタルサービス
1人暮らしに必要な家電を買わずに、レンタルするという選択肢もあります。ここからはおすすめの家電レンタルサービスを紹介していきます。
CLAS
「CLAS」は、月額440円から様々な家電をレンタルできます。1つからレンタル可能で、借りたい商品だけを選んでレンタルしたい方におすすめの家電レンタルサービスです。
会員プログラムでステージ毎に特典があり、さらにメルマガに登録しておけば、限定セールの情報もゲットできます。会員登録すると500ポイントもらえ、初めてのレンタルから利用できるので、より経済的に家電を借りられます。
レンタル方法も簡単で、パソコンやスマホから申し込むだけで大丈夫です。配置などもしてくれるので、重いものが持てない方でも安心してサービスを利用することができるのもおすすめです。
かして!どっとこむ
「かして!どっとこむ」では、家電まとめて借りることができる家電セットがあります。最短30日から最長4年まで借りることができます。
家電セットは4種類あり、省エネ家電のセットや布団までついているセットもあります。また、家電は新品か中古を選ぶことができるのも嬉しい点です。
個別で家電を借りることもできますし、ライフスタイルから家電を探すこともできます。ライフスタイルでは、単身赴任用や学生用の一人暮らし、シェアハウスなどのカテゴリーに分かれています。
自分に合った家電を探しやすくなっているので、おすすめです。
こちらの記事では、一人暮らしで家電をレンタルするメリットや、おすすめの家電レンタルサービスを解説しています。揃えたい家電によっては、購入するよりお得になるかもしれないレンタルサービスを上手に活用してみてください。
一人暮らしの家電選びは慎重に吟味して
一人暮らしが決まったら、どのような家電製品が必要か、また、すぐに必要なものと生活をスタートしてから必要になるものをリストにして用意していきましょう。
その際、新しい住まいの備え付け家電や、使用できる家電の有無も確認し、最低限必要なものだけを購入しましょう。
設置の必要な洗濯機や、冷蔵庫、エアコンなどは事前に設置場所のサイズなどを調べておくこともお忘れなく!
こちらの記事では、一人暮らしの電気代の平均を解説しています。一人暮らしの出費を抑えるために、平均値や節電方法を知っておきましょう。
ビギナーズ 編集部 /
ビギナーズ編集部 ライター
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