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おすすめのピアノ練習アプリ7選を紹介|種類と選び方も解説
※当記事はアフィリエイト広告を含みます。
ピアノを習いたいけれど、忙しくてレッスンに通えなかったり、始めたとしても途中で挫折するかもしれない、と悩む人も多いようです。
しかし、少しでもいいからピアノを弾けるようになれたらと思っている人はたくさんいます。
最近ではわざわざ習いに行かなくても、楽器を持っていなくても、ピアノの練習ができるアプリがあります。
どのアプリも初心者が取り組みやすいようにできているので、一度もピアノに触ったことがない人におすすめのアプリです。
目次
ピアノ練習アプリの種類とできること
様々なピアノ練習アプリがありますが、実際にどのようなことができるのでしょうか。
ここではピアノ練習アプリの主な機能について解説します。
簡単なメロディーの練習アプリ
スマホやタブレットは表示できるサイズに制限があるため、本物のピアノと同じ感覚で弾きこなすことは難しいのが実情です。
そのため、ほとんどのアプリでは片手で演奏できる程度の音域(鍵盤数)を表示させ、その範囲でのメロディーが弾けるような構造になっています。
つまり、サイズの関係から多くても1オクターブ(半音含めて13鍵盤)ぐらいで使用するのが無難です。
ただし、拡大や縮小などサイズ変更ができるので、より広い音域を表示することも可能です。
読譜の練習やコードの学習アプリ
ピアノ練習アプリの中には、演奏するだけではなく読譜やコード(和音)の読譜・演奏の練習もできる機能が入っているアプリも多くあります。
どのアプリも使用する人のレベルに合わせた設定ができるので、譜読みやコードをムリなく自分のペースで楽しめます。
いずれは教室で習ってみたい人や通いたいけれど時間がない人が、自宅や空いた時間に初歩的な練習をするにはとても便利な機能です。
楽器と連動して練習できるアプリ
MIDIキーボードや電子ピアノなどとつないでピアノの練習ができるアプリがあります。
アプリをインストールしたスマホやタブレットで練習したい曲を選ぶと、楽譜が表示されます。
音声はキーボードのスピーカーから流れるので、アプリのガイドに沿って演奏します。
あらかじめUSBでつなぐことができるキーボードが必要ですが、スマホやタブレットの画面上での演奏と違い、実際の鍵盤を使用しての練習なので本格的な練習ができます。
また、自分の演奏をそのままスマホやタブレットに録音することもできるので、演奏を客観的に聴くこともできます。
ピアノの練習アプリを選ぶときのポイント
たくさんあるアプリの中から自分に合ったアプリを見つけるのはとても大変なことです。
ここでは最適なアプリを選ぶポイントについてアドバイスします。
口コミや評価を参考にしてアプリを選ぶ
たくさんあるアプリの中から、自分に適したアプリを見つけるには、いくつか選んで比較検討するのがおすすめです。
そのためには、ネットなどで公開されている口コミや評価に目を通すのが一番確実な方法です。
実際に使っている人たちの声をチェックすることで、特徴だけではなくアプリのメリットやデメリットなどを具体的に知ることができます。
複数使ってみて自分に合うものを選ぶ
いくつかのアプリの評価などを参考にして、良さそうなものをいくつかピックアップして使ってみると、より自分に合ったアプリを見つけることができます。
選ぶ際には一つだけではなくいくつかインストールし、比較検討することをおすすめします。
アプリによっては、弾く練習が目的のもの、音楽的な基礎を学ぶことができるものなど機能も様々です。
実際に使ってみて自分にしっくりくるものを探すために、いくつか同時に使ってみることをおすすめします。
無料のアプリや7日間限定で無料で使えるお試しアプリもあるので、大いに試してみましょう。
ただし、7日間無料アプリの場合は、 8日目から自動的に課金設定されてしまいますので、使わないのであれば忘れずに解約しましょう。
おすすめのピアノ練習アプリ
ここからは無料で使えるおすすめのピアノ練習アプリを、ご紹介していきます。
iPhone・Android用おすすめのピアノ練習アプリ
iPhoneとAndroid両方で使用できるアプリとしておすすめのアプリを2つ紹介します。
アプリ名 | 価格 | 特徴 |
---|---|---|
flowkey | 有料(無料お試し期間あり) | 本格的な動画レッスン |
ピアノ – ぴあの 鍵盤 リアル 曲 げーむ – Piano |
|
ゲーム感覚で練習できる |
次に、それぞれのアプリについてもう少し詳しく説明します。
flowkey
flowkeyでは、様々な動画が用意されており、その動画に沿って練習していくことで、ピアノの上達につながります。アプリで簡単に本物のピアノ教室のようなレッスンを受けられることが魅力です。お持ちのピアノや電子ピアノ、MIDIキーボード等を使って練習する形となります。
様々なコースが用意されており、ピアノの座り方や手の置き方のような初歩的な内容から、コードや読譜、音階といったような内容まで幅広く学べます。音楽教室に通う勇気が出ない方でもこれなら安心して練習できますね。
※動画は英語ですが、アプリは日本語も対応しております。
また、コースに沿って弾き方を学べるだけでなく、実際の曲を練習することもできます。曲の動画では、楽譜とともに実際の手の動きを確認できます。用意されている曲はクラシックから、「プリテンダー」のような最近の人気曲まで様々です。
また、「待機モード」では、ピアノの音を感知しながら楽譜が自動で動きます。正しい音が出せているときに次の音に楽譜が進むため、焦らずに練習することができます。
月額料金がかかる有料アプリとはなりますが、7日間の無料体験期間もありますので、ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか?
ピアノ – ぴあの 鍵盤 リアル 曲 げーむ – Piano
ゲーム感覚でガイドに沿って鍵盤をタップするだけで曲が弾けるので、初心者にはゲーム感覚で演奏できます。
もちろん楽器としてピアノ演奏をすることもできます。演奏する人のレベルに合わせてテンポなどを変えられます。
また、メトロノーム機能で自分のペースでの練習もできるようになっています。
ゲームとして演奏するとクリアする毎にレパートリー曲が増え、コインも貯まり、コインで有料の曲を購入することができます。
どちらかというとピアノ練習用というより、ゲーム感覚で演奏して音楽を楽しむためのアプリです。
無料で使用しても十分に使い勝手がいいですが、有料のコンテンツを購入することでより使える機能や曲が増えます。
最初の7日間は無料で使用でき、8日目からは1週間で650円、1カ月で2,000円、1年で8,800円といったお得な定額プランがあります。
iPhone用おすすめのピアノ練習アプリ
iPhoneで使用できるアプリとしておすすめのアプリを2つ紹介します。
アプリ名 | 価格 | 特徴 |
---|---|---|
ピアノ for iPhone | 無料(ピアノ内課金250円) | スマホでピアノ演奏ができる |
ピアノHD | 無料(アプリ内課金あり) | 88鍵盤の音域でピアノを演奏できる |
ピアノ for iPhone
とても使いやすいアプリで、起動までの時間が短くすぐにピアノ演奏や再生ができます。
また、画面上部のバーを左右に動かすことで、鍵盤を高音域~低音域の移動をスムーズに行うことができます。
画面上には移動のバーと録音ボタン以外はなく、とてもシンプルで操作しやすくなっています。
鍵盤の大きさを変えて移動操作せずに演奏することも可能です。
基本的にはピアノの音色が内蔵されていますが、課金すればピアノ以外の音色を購入して使用することができます。
もちろんピアノの音色もリアルなサウンドなので、使い続けても飽きが来なくて十分使い勝手がいいアプリです。
ピアノ HD
通常のピアノと同じ88鍵盤の音域で構成されている本格的なピアノ練習アプリです。
鍵盤数を拡大縮小調整して表示したい鍵盤数を変更することが可能です。
一度に音域を広げて使用でき、演奏だけではなく録音や保存もできるので、作編曲などにも利用できます。
Android用おすすめのピアノ練習アプリ
Android用のピアノ練習アプリは次の3つがおすすめです。
アプリ名 | 価格 | 特徴 |
---|---|---|
Perfect Piano | 無料(アプリ内課金あり、アイテムにより110円~1460円) | 独習に役立つ機能が充実 |
My Piano | 無料 | 完全無料 |
Pianist HD:Piano+ | 無料(アプリ内課金あり、アイテムにより99円~39700円) | 様々な楽器の音色を楽しめる |
Perfect Piano
あくまでもピアノ練習用アプリになっているので、独習に役立つ機能が充実しています。
練習に欠かせない録音機能やメトロノーム、テンポ調整や難易度を変更する機能などもついています。
さらに本格的なピアノ練習に対応できるように88鍵盤構成になっているだけではなく、タッチによる音の強弱もできるようになっています。
また、画面上を1段鍵盤、2段鍵盤、対面式といったように1台で対応できるように設定することができます。
また、USBでMIDIキーボードとつなぐことができるので、キーボードで弾いた演奏をスマホやタブレットに録音し再生することができます。
さらにインターネットとつなぐことで、世界中の人とのセッションも可能になります。
My Piano
追加できるコンテンツなどはありませんが、アプリ内課金が発生しないので安心して使えます。
最大8種類の音色が内蔵されていたり最大6オクターブまで表示する鍵盤数を変更することができるなど、数多くある無料アプリの中でも機能が充実していて、初心者には十分使い勝手がいいアプリです。
説明や表示などすべて英語ですが、辞書を片手に十分使いこなせる程度の英語表記です。
英語に抵抗のない人や他のアプリを使っていた人などには問題なく使いこなせます。
Pianist HD : Piano +
海外製アプリということもあり、収録されている曲はクラシックと洋楽がほとんどです。
しかし、700曲以上内蔵されているので自分の好きなジャンルやレベルなど選択肢は多いです。
さらに、他のコンテンツ5万曲の中からも無料でダウンロードできます。内蔵されている楽器数は128種類ありますので、1台で様々な楽器の音色を味わうことができます。
ガイドに沿って鍵盤をタップするだけで曲が弾けるようになっているので、楽譜が読めなくても弾けて、テンポ調整もできるので、難しい曲でも演奏できるようになります。
一つの画面に同時に複数のキーボードを表示できるので、1オクターブ以上使用した演奏ができます。表記はすべて英語ですが、ほとんどがイラスト入りなので抵抗なく操作ができます。
ピアノ練習アプリで物足りないときの対処法
スマホやタブレットなどで練習すると、上達するにつれて音域やリアルさが物足りなく思えてくる人も多いのではないでしょうか。そんなときは次のような方法で対処することができます。
アプリを起動した複数のスマホを並べて練習
音域の足りなさに物足りなさを感じる場合は、複数のスマホに同じアプリをインストールして並べて使用する方法があります。
2つ以上のスマホがあれば、両手での演奏も可能になります。
知り合いからスマホを借りたり、以前使っていたスマホを使用すれば誰にでもできます。
使用する音域が広いほど使用するスマホやタブレットの数は多くなりますが、並べて使うだけでいちいち音域を変更する必要がないので、興味のある方は一度試してみてください。
ただし、iPhone、Androidといったように同じOSでないと、同じアプリをインストールできない場合があるので使用する機種には気をつけましょう。
なお、実際の使い方については下記の動画で紹介されていますので参考にしてください。
参考:Perfect Piano – ピアノ練習、演奏、学ぶ弾ける、録音
電気屋で小さいキーボードを購入する
どんなに機能が揃っているアプリで練習しても、上達していくにつれて運指(指使い)やタッチなどの練習には物足りなさを感じるでしょう。
そういう場合や、いずれ教室などに通って本格的に習いたいと思っている人は、やはりキーボードを購入した方がいいでしょう。
キーボードにも3オクターブ程度のコンパクトサイズから通常のピアノと同じ88鍵盤数のものまで、いろいろなタイプがあります。
とりあえずは指を動かす練習用としてなら3オクターブ程度でも十分通用します。価格でいうと10,000円程度で購入できます。
安いキーボードでもいろいろな曲やリズムが内蔵されていたり、レッスン機能がついているものがあります。
また、電子キーボードにはスマホやタブレットとつないでスマホのアプリを教材にできるタイプが多く出ています。
価格は若干割高ですが、「いずれは購入したい」と考えているのでしたら、スマホやタブレットとつなぐことができるタイプはおすすめです。
ピアノ練習アプリは手軽で楽しく便利
以上のように、ピアノ練習アプリはピアノ初心者から経験者まで様々な人が使いこなせるように色んな機能がついています。
初心者には練習するだけではなく読譜やコードを覚えることもでき、経験者ならピアノとして好きな曲を演奏したり作編曲もでき、さらには録音や保存もできます。
色々な使い方を覚えて、自分なりの使い方で音楽を楽しみたいですね。
ビギナーズ 編集部 /
ビギナーズ編集部 ライター
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