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バイオリン初心者のための練習曲|楽譜・運指付き動画ですぐわかる
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バイオリンを習い始めて、音階の練習を一段落したら、メロディーのある曲で練習していきましょう。
ここでは初心者の方でも気軽にトライできる練習曲をご紹介します。 ご紹介する曲ごとに練習ポイントも記載してますので、ぜひ参考にしてください。
目次
練習前には基礎練習で指の準備体操をしましょう!
練習に入る前にまずは音階の基礎練習をしましょう。
基礎練習の曲は単調なものも多く、早く曲を弾きたい気持ちになりますが、基礎練習はボウイングの技術も高めるためのとても大切なステップです。
運動をする前に、怪我をしないように準備体操をして体をほぐすように、バイオリンでは基礎練習を行うことが準備体操と同じ効果を生みます。
一つひとつの音を確実に弾くことを意識して練習しましょう。 今後練習していく曲でも指の動きを練習することで活きてくるので、正しい指を置く箇所を身につけ、できるだけ早い上達を目指していきましょう。
運指について、画像で解説している記事があるので、基本から学びたい方はこちらの記事もご覧ください。
バイオリン初心者にもおすすめ!上達させる練習曲
楽譜を持っていない方でもすぐに練習できるように、楽譜もついているおすすめの練習曲をご紹介します。
また、運指(指のポジショニング)と楽譜も動画で確認することができるので、これひとつで練習することができます。
カイザー
たくさんの教本にも載っているので、カイザーを練習したことのない経験者はいないといっていいほど有名な練習曲です。
カイザーの楽譜は36曲に分かれており、カイザーの楽譜を一冊練習するだけでもいい基礎練習になります。 中には、難しい曲もありますが、一曲一曲を攻略していくように練習すると、楽しく練習ができると思います。
【おすすめポイント】
- 音階になっている部分が多い
- 初心者の方の音階練習、指の練習にもおすすめ
Ode To Joy
ベートーベンの交響曲第9番でも有名な歓喜の歌です。音階に近いメロディーになっているので、基礎練習曲にもぴったりの一曲です。
練習には少し速いと思う方は、Youtubeのスピードをゆっくりにして聴いてください。
【おすすめポイント】
- F#がよくでてくるので指のポジションの練習をしたい方におすすめ
- 音階も多く指の練習になる
- 8分音符があるのでリズム練習になる
サイレントナイト
冬に街中でよく流れる「サイレントナイト」の楽曲です。 大幅な指のポジショニングも少なく、初心者の方でも練習しやすい曲です。
【おすすめポイント】
- 8分の6拍子の曲なので、新しいテンポに慣れる練習になる
- スピーディーな指の動きの練習になる
愛の挨拶
一度は耳にしたことがある方も多いと思います。こちらは一音一音を長く弾く曲なので、動画のようにビブラートを入れるための練習曲にぴったりです。初心者の間は、ビブラートは力を入れて弾いてしまいがちになりますが、できるだけ、力を緩めて音を聞きながら弾くことが肝心です。
【おすすめポイント】
- 4分の2拍子なのでリズムを取る練習になる
- ビブラートが苦手な方、練習をしたい方にはおすすめ
ハッピーバースデーの歌
世界中でお誕生日のときに歌うあのハッピーバースデートゥーユーの曲です。指のポジション移動もそこまで難しくないので、初心者の方でも弾いていただけます。
【おすすめポイント】
- 家族、友人のお誕生日の際に演奏できる
- 聴いたことがあるメロディーなので、すぐに覚えることができる
きらきら星
↑Youtubeの編集機能で、自分のペースにあったスピードに変更してから練習してみてください。初めはできるだけゆっくりのスピードで、慣れてきたら通常の再生スピードで練習してみてください。
みんなが知っているきらきら星です。メトロノームで拍子をとりながら楽譜を見て練習ができる動画になっています。
【おすすめポイント】
- 同じ音が繰り返し出てくるので練習しやすい
- シンプルなので、テンポを変えての練習にも適している
この動画のようにリズムを変えての練習もおすすめです。 リズムを変えて練習すると、弓の動きや速いテンポにもついていけるようになるので、ぜひお試しください。
意識して上達!よりよい効果を生む練習ポイント
バイオリンをただ練習するだけではなかなか上達しません。毎回の練習に少し変化をつけたり、ポイントを意識するだけでも新しい気づきを発見し、楽しく練習することができます。
今回は初心者の方に特に気をつけていただきた練習のポイントをまとめました。
強弱をつけて練習する
短い曲の楽譜であれば、強弱記号の記載のない曲が多いですが、強弱の練習もしておくと後々便利です。普段の弾き方で強く弾こうと思うと、普段よりも弓を持つ手に力が入り、雑音も入りやすくなります。
普段から強弱の練習を行って、弓の使い方に慣れておきましょう。
スタッカートで練習する
ゆっくりのテンポで練習するときは、正しく弓を動かすことに気を使うことができるのですが、早いテンポの曲となると動かす手の軸もずれてしまうことがあります。
スタッカートでの練習を行っていれば、早いテンポで弾いても軸をぶらさずに、常に正しいボウイングで演奏することができるようになります。
まずはいつもの練習曲の全音をスタッカートで弾いてみるといい練習になります。
鏡を見ながら練習する
鏡を見ながらバイオリンの構え方や自分の演奏の仕方を客観的に見ることで、普段では気がづきにくい間違いや違いを知ることができます。
特に立ち方やバイオリンの構え方を確認して、変な癖がついていないか確認しましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。初心者の方でも気軽にトライ可能な練習曲をご紹介しました。
学び始めは指のポジションを把握や指の移動など、弾きながらも考えることが多くて大変ですが、練習はすればするほどバイオリンの腕は上がっていきます。ご紹介した曲を練習して、日ごろの練習にお役立てください。
バイオリンをさらに効率的に上達したいという方はこちらの記事も合わせて読んでみてください。
ビギナーズ編集部 /
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