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結婚式の余興を頼まれたらどうする?段取りやアイディア・注意点を解説

結婚式を盛り上げるのに欠かせないのが「余興」です。この記事では余興を成功させるための注意点や段取りについて解説しています。おもしろい演出や感動的に演出するアイディアも紹介するので、結婚式で余興を依頼された人はぜひ参考にしてください。
結婚式の余興を頼まれたらどうする?段取りやアイディア・注意点を解説

※当記事はアフィリエイト広告を含みます。

結婚式の余興を頼まれたら、どんな出し物を用意しますか。一生に一度の結婚式に新郎新婦から依頼されたからには披露宴を大いに盛り上げるものにしたいですよね。この記事では結婚式の余興を依頼された人に役立つ情報をまとめました。結婚式の余興を計画するときの段取りや、余興内容の決め方などを詳しく解説します。

余興を行うときに気をつけたいポイントやおすすめのアイディアも紹介しますので、結婚式の余興を成功させたいという人は、ぜひ参考にしてください。

結婚式の余興を計画するときの流れ

ここでは結婚式の余興を依頼されてからの流れを説明します。余興の希望を新郎新婦に確認したり、メンバー決めや練習など、すべきことがたくさんあります。段取りよく計画し、当日に備えましょう。

新郎新婦から依頼を受ける

新郎新婦から結婚式の余興を依頼されたら、まずどのような内容の余興を行ってほしいのかを2人に確認します。

新郎新婦の紹介をかねて余興を行ってほしいのか、披露宴をにぎやかに盛り上げてほしいのか、感動的な余興にしてほしいのかなど、しっかりヒアリングしてください。

余興を依頼されたら新郎新婦にチェックしておきたい内容をリストにしました。

  • 余興に求めるもの(紹介系・おもしろ系・感動系・ダンス系など)
  • 人数
  • 持ち時間
  • 余興を行うタイミング(お色直しの間など)
  • 披露宴会場の広さ
  • 使える機材(音響・プロジェクターなど)
  • ゲストの顔ぶれ(友人・会社の上司など)
  • 他の余興の内容
  • して欲しくないこと
  • 言って欲しくないこと

その余興に何を期待しているのかをきちんと把握してから、余興の内容やメンバーを決定しましょう。

余興に参加するメンバーを集める

新郎新婦の希望をヒアリングしたら、余興の内容を大まかに決めます。人を集める必要があれば、余興に参加するメンバーを募りましょう。新郎新婦からメンバーの指定があればできるだけ要望通りにメンバーを揃え、その人数でできる余興を考えます。

特にメンバーの指定がない場合はひとりで行っても招待客の中からメンバーを選んでもOKですが、選出が終わったら新郎新婦に確認をしてもらいます。OKが出たら新郎新婦から改めてメンバーに依頼をしてもらうのが気分よく協力してもらうポイントです。

その後余興を行うメンバーにも新郎新婦の意向を伝え、どのような余興にするのかを話し合い内容を決定していきます。

練習が必要なら徹底的に行う

歌やダンスなどの余興を行う場合は練習を行い当日に備えます。練習不足で当日まごついたり、間違えたりするのは新郎新婦やゲストにも失礼に当たるので徹底的に練習しましょう。

完成度の高い歌やダンスなどを披露するには、練習するためのまとまった時間が必要です。余興を行うメンバーは、練習に参加できる余裕のある人を選出するのも大切なポイントになります。引き受けたからには、新郎新婦とゲストのどちらも楽しめるようなクオリティの高い余興を目指してください。

結婚式の余興内容の決め方

ここでは新郎新婦に喜んでもらえる結婚式の余興内容の決め方を解説します。「自分がやりたい」よりも「披露宴を盛り上げる」ことに重点を置くのが、余興を決める大切なポイントです。

他のグループの余興とかぶらないようにする

余興を決める前に確認しておきたいのが、他のグループの余興の内容です。似たような余興は気まずく、盛り上がりに欠けてしまうので注意しましょう。

特に流行しているお笑いネタや音楽は別のグループでも使用する可能性が大きいので事前に新郎新婦と打ち合わせをしておくと安心です。

似たような余興が続いてしまわないよう余興の順番も確認しておきます。またお笑い系の余興の次に感動系の余興になってしまうなど順番が不自然ではないかどうかも相談しておくとよいでしょう。

結婚式に相応しい曲を選ぶ

次にあるのは結婚式には避けたほうがよい言葉の一覧です。使用したい曲にこれら言葉が含まれていないかチェックしてください。

        
  • 「終わる」「滅びる」「死」など不幸を連想させる言葉
  • 「飽きる」「別れ」「泣く」など夫婦関係の悪化を連想させる言葉
  • 「戻る」「切れる」「帰る」など離婚を連想させる言葉
  • 下ネタ

新郎新婦の思い出の曲だったとしても、失恋ソングや別れの歌、品のない曲を選ぶのはNGです。また外国の曲やBGMとして使用する曲名なども日本語の意味を忘れずに確認してください。

余興はあくまで「結婚式を盛り上がるためのもの」です。どんなにうまい演出や出し物だったとしても、結婚式にそぐわないものは避けたほうがよいでしょう。

幅広い年齢層の人が楽しめるネタを選ぶ

結婚式には友人や同僚など同年代の人の他に、両親や上司などの中年層、親戚のお年寄りや子供など幅広い年齢層が招待されています。ある一定の世代にしかわからないネタや理解が難しい内容の出し物は避け、どの年齢層でも楽しめるわかりやすい内容のものにすると会場全体が盛り上がります。

また特定の友人にしかわからない内輪ネタも避けたほうが無難です。新郎新婦やゲストなど観ている全員が楽しめる余興を選びましょう。

新郎新婦の意見を聞く

余興を成功させるポイントは新郎新婦の希望に沿うことです。どんなにクオリティの高い余興でも、主役の新郎新婦に喜んでもらえなければ意味がありません。新郎新婦の意見を参考にどんなジャンルの余興がいいのかを決めましょう。感動系、おもしろ系など要望を聞いてから具体的に余興の内容を決めていくとスムーズです。

用意していたアイディアが新郎新婦の希望に沿わない場合は、新郎新婦の意見を優先します。

結婚式の余興におすすめのおもしろ系アイディア

ここではおもしろ系の余興のアイディアを紹介します。おもしろ系のネタは、成功すれば披露宴が盛り上がること間違いなしです。品がよく、誰もが楽しめる内容にまとめるとよいでしょう。

急に会場の人が踊りだすフラッシュモブ

フラッシュモブはサプライズ要素が高く、新郎新婦だけでなくゲストも楽しめるおすすめの余興です。曲を流して急に踊りだすパフォーマンスで、最近では結婚式の余興として人気があります。

余興メンバーだけでなく、式場スタッフ、両親や新郎新婦などにも参加してもらうと盛り上がります。練習に参加できない人にはあらかじめ振り付けの動画を送っておき、当日に1度合わせておくと安心です。

フラッシュモブは式場スタッフの協力が不可欠です。邪魔にならずに踊れるスペースの確保やフラッシュモブをスタートさせるタイミングなど事前にしっかりと打ち合わせしておいてください。

流行の芸人ネタをアレンジする

流行りの芸人のネタを取り入れたネタも盛り上がる余興のひとつです。世代を問わず誰でも知っているその年に流行したわかりやすいネタを選びます。芸人ネタをそのまま使うのではなく、新郎新婦にまつわるエピソードを加えアレンジするのがポイントです。ひとりでは恥ずかしいという人は複数人を集めると、たとえスベってしまっても勢いでやりきることができるでしょう。

この場合も結婚式に相応しくないネタは選ばないように注意します。下品なネタや別れや不幸を想像させるような余興は避けてください。

簡単な手品を披露する

手品も披露宴の余興を盛り上げます。他のグループの余興が歌やダンスばかりの場合は、趣向が変わって見ているゲストにも喜ばれるでしょう。簡単にできる手品もたくさんあるので、緊張しても失敗せずにできるものを選びます。音楽に合わせてリズミカルに行うと、より本格的に見えるのでおすすめです。

余興の手品を成功させるポイントは、遠くからでもわかりやすいネタを選ぶことです。最初はわざと失敗したり、ネタがバレたりするような手品をしても盛り上がります。

ヒットした曲やダンスを披露

歌やダンスに自信がある人はその年にヒットした曲やダンスを披露するのもおすすめです。この場合も誰もが知っている選曲をするのが、披露宴を盛り上げるポイントとなります。オリジナルの振り付けを行う場合は、簡単な振り付けを考えておき会場のみんなで行うのもよいです。お子さんに参加してもらうのも喜ばれます。

新郎新婦のことを盛り込んだ替え歌にするのもOKです。替え歌にする場合は必ず新郎新婦に歌詞の内容をチェックしてもらいます。

結婚式の余興におすすめの感動系アイディア

次におすすめの感動系余興のアイディアを紹介します。サプライズ要素があるほうが新郎新婦に感動を与えることができますが、この場合も新郎新婦の意向に合わないものや不謹慎な内容はNGです。

新郎新婦へのサプライズムービー

新郎新婦に内緒で撮影を行っておき、当日に流すサプライズムービーは感動を誘うおすすめの余興です。遠くに住んでいて参加できない友人や恩師などに登場してもらい新郎新婦へメッセージを送ってもらいます。

また新郎新婦の出会いの場所や初デート、プロポーズの場所などを順に巡っていき編集した動画も喜ばれます。親しい友達や両親にリサーチを行っておき、新郎新婦をびっくりさせましょう。

新婦(または新郎)には内緒でサプライズムービーを撮っておくのもおすすめです。動画は記録として残るので、あとあとよい思い出にもなります。

新郎からのサプライズプロポーズ

きちんとプロポーズしていなかった新郎が結婚式でサプライズプロポーズするのも感動の余興となります。主役は新郎になりますが、余興担当者は司会を務めたり、小物を用意したりするなど感動的な演出を考えて計画しましょう。

おもしろ系余興で紹介したフラッシュモブや歌やダンスのあとに新郎に登場してもらい、プロポーズを行うのもサプライズ感があっておすすめです。

楽器を演奏する

楽器が演奏できる人は披露宴で生演奏をするのも喜ばれます。結婚式に相応しいお祝いの気持ちを込めた曲や新郎新婦の思い出の曲をチョイスして、生演奏すれば会場が感動すること間違いなしです。

楽器を披露する場合はそれなりのクオリティが必要です。腕前にあまり自信がない人は会場が白けてしまうので遠慮したほうがよいでしょう。生演奏をする場合は余興を行う他のメンバーに同じ楽器を使用する人や同じ曲目を選んでいる人がいないかを事前に確認してください。

結婚式の余興を頼まれた場合のポイント

ここでは余興の時間や避けたほうがよいネタなど、余興を依頼された際に注意したいポイントをまとめました。どうしても余興ができないので断りたい場合や余興の謝礼についても解説しています。

予定時間を超えないようにする

余興の内容が決まったら持ち時間がどれくらいあるか確認します。大幅に時間をオーバーしまい披露宴のプログラムの進行を妨げてしまっては新郎新婦だけでなく式場関係者にも迷惑がかかってしまいます。

実際に余興を行ってみて終了までにかかる時間をチェックしておき、予定時間内に演目が収まるよう調整しましょう。

また当日余興を行った際に大いに盛り上がりを見せたとしても、延長せず時間内に切り上げるようにします。

内輪ネタは避ける

余興の失敗として多いのが一部の人しか知らないような「内輪ネタ」を行ってしまうことです。新郎新婦と自分たちだけしか知らない内容では、他のゲストが盛り下がってしまうので注意してください。

内輪ネタを盛り込む場合は多用せず、見ている人たちにもわかるような補足や説明を加えるとうまくいきます。見ている人みんなが楽しめて会場が盛り上がるネタを探しましょう。

断る場合は理由を添える

事情があって余興ができない場合はその理由を新郎新婦に伝え丁重にお断りします。「依頼してくれてありがとう。」という感謝の言葉を添えるのを忘れないようにしてください。

断る場合はなるべく早く知らせるのがマナーです。断りにくくても返事を引き伸ばしてしまうと、他に余興をお願いできなくなってしまい新郎新婦に迷惑がかかってしまうので注意しましょう。

余興のお礼がある場合はありがたく受け取る

結婚式の後に余興を行った人へ新郎新婦や親族からお礼としてお金やプレゼントを渡されることもあります。余興を行った人への金額は3,000円~5,000円が相場のようです。

「お祝いの気持ちで引き受けたので受け取れない。」と考える人もいると思いますが、頑なに断ってしまっては逆に失礼に当たります。新郎新婦からの感謝の気持ちとして喜んで頂戴しましょう。

とっておきの余興で結婚式を盛り上げよう

余興は結婚式を盛り上げるのに欠かせない大切なものです。本文で紹介した注意点やおすすめの余興を参考に、新郎新婦が喜んでくれる演目になるよう演出を考え、練習に励んでください。

成功させるポイントは「新郎新婦を祝う気持ち」です。人前で余興を行うのは緊張しますが、新郎新婦にとっては一生に一度の晴れの舞台です。ふたりの幸せを願って一肌脱ぎ、結婚式を盛り上げましょう。

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