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本を処分したい!3つの処分方法と簡単・お得に手放す裏ワザを紹介

本を読むのは楽しいものですが、頭を悩ませるのは読み終わった後の処分方法ではないでしょうか。
置いておきたくても、本はどうしても場所を取るため保存できる冊数には限りがあります。処分するにしても、売るべきか捨てるべきか悩みは尽きません。
そこで本記事では、本を処分する方法について詳しく解説していきます。意外と知らないお得に手放す裏ワザも紹介するので、ぜひ参考にしてください。
目次
【基本情報】本を処分する3つの方法

本を処分すると一口に言っても、主に3つの処分方法が存在します。本を処分したい方はぜひ以下の方法を検討してみてください。
本を捨てる
最初の選択肢は、資源ゴミとして処分したり、廃品業者に自身で持ち込む処分方法です。
資源ゴミとして処分する場合、紐で十字にしっかりとしばり、指定の日にゴミ捨て場へ出します。この方法なら処分費用はかかりません。
あまりに量が多い場合は、廃品業者・古紙回収センターへ持ち込む方法も検討しましょう。
持ち込む手間はかかりますが、処分したいと思い立ったタイミングですぐに処分できるのは大きなメリットです。
【裏ワザ】崩れにくく運びやすい紐の結び方
資源ゴミに本を出す際、紐で十字にしばる必要があります。この十字結び、意外と難しいと思いませんか?
運んでいる途中にほどけてしまったり、ゆるんでしまったりと、頭を悩ませる人も多いようです。
そこでチェックしてほしいのが、最後に紐を結ぶ位置です。
紐の上に本を置き、横に1~2回巻き付け、続いて縦に1~2回巻き付けるところまでは通常通り行います。最後に結ぶ際、本の角で型結びするとしっかりと力が入って固く結べるでしょう。
実践するときは、「十字結び 伊藤家の食卓」「ビニール紐 雑誌 結び方」などで動画を検索し、動画を見ながら進めてみてください。
本を売る
意外と見落としがちなのですが、本は売却もできます。古本屋やリサイクル店へ持ち込んだり、買い取り業者に訪問買取を依頼したりと、様々な方法で売却可能です。
量が少ない場合は、フリマアプリやオークションサイトの利用もおすすめです。個人で簡単に本を売ることができる上に、ある程度の価格を自分で決められるので納得して処分できるでしょう。
本を寄贈する
施設や本の状態にもよりますが、本は寄贈できるケースもあります。大切な本を他の誰かにも読んでもらいたい場合に検討してほしい選択肢です。
寄贈先の候補や方法など、詳しくは後ほど紹介します。
処分方法は本の状態次第!こんなときはどうする?

3つの処分方法がある中で、どの方法を選べば良いのか分からないこともあるでしょう。ここからは状態別におすすめしたい処分方法を解説します。
新品同様・比較的状態の良い本
新品同様に状態が良い場合は、予想以上の値がつくことがあります。
時間や余力がある場合は、ぜひ売りに出しましょう。
汚れや破損のある本
黄ばんでいたり破れていたり、悪臭がしたりと、状態が悪い場合は売りに出しても価格がつかないことが予想されます。
資源ゴミや古紙回収センターに出して処分する方向で考えましょう。
【番外編】貴重な本
希少価値の高い本は、古かったり状態が悪かったりしても思わぬ高値がつくケースがあります。
多少汚れているからといって、捨ててしまっては勿体ありません。
一度査定に出したり、フリマサイトで同様の本がどれぐらいの価格で購入されているかを確認したりして、本の価値を見極めてみてください。
貴重な本は寄贈しても喜ばれます。
適切な寄贈先があれば、寄贈という処分方法も検討してみましょう。
本を売って処分する前に確認すること

本を売って処分する際、事前に確認したい3つのポイントを知っていますか?
フリマアプリや買い取り業者への買い取りで、思ったような値段が付かないときにもチェックしておきたいポイントです。ぜひ参考にしてください。
本の状態をチェック
本を売って処分するときには、必ず本の状態をチェックしておきましょう。
明らかに黄ばんでいる・汚れが目立つ・昔の本で情報が古いといった場合は、業者買取で値段がつかなかったり、フリマアプリで買い手がつかなかったりします。
自分にとって大切な本であればあるほど価値が高いように感じてしまいますが、他の人にとっては魅力的ではないかもしれません。チェックリストを確認し、値がつく状態なのか冷静に見極めてみてください。
- 本の表紙があるか
- 折り目がついていないか
- 本に書き込みがないか
- 日に当たって色が変わっていないか
- 販売されてから時間が経ち過ぎていないか
きれいな状態を保っておくと、売って処分しやすくなります。特にフリマアプリの場合、同じ本でも状態が良いほど高く売れるケースが珍しくありません。
今一度、保管状態や読書時の取り扱い方法を確認してみましょう。
本を売るときの相場
続いてチェックしてほしいのは、売るときの相場です。買い取り業者へ持ち込んで、思ったような価格がつかずガッカリするのは、相場と自分の想定金額に乖離があるからかもしれません。
相場価格は査定方法によって上下しますが、古本屋が一旦全て買い取る一律査定の場合、買取価格が低くなる傾向にあります。
一律査定の場合の相場の目安は、以下の通りです。
- 漫画類:0〜50円
- 新書:0〜70円
- 単行本:0〜150円
また、業者の指定する“買取強化品”のみを売りに出す手段もあります。
買い手のつきやすい新刊のように売れる見込みのある本が指定されるので、売りに出せる本に限りはありますが、高く買い取ってもらえるのは大きなメリットです。
- 漫画類:150〜300円
- 新書:100〜350円
- 単行本:400〜800円
フリマアプリやネットオークションに出品する場合は、上記の相場を参考にしながら値段をつけると買い手がつきやすいでしょう。
ISBNコードを確認する
古本屋やリサイクル店に持ち込みたい場合、ISBNコードもチェックしておきましょう。
ISBNコードとは、書籍や資料の識別用に設けられた国際規格コード(番号システム)の一種です。通称「国際標準図書番号」と呼ばれ、国籍や出版社、タイトルなどを確認できます。
ISBNコードのない(読み取れない)本を買い取ってくれない業者は珍しくありません。もし古本屋やリサイクル店に本を売りたいと考えているなら、ISBNコードの有無も確認しておきましょう。
本を売る3つの方法

本を売って処分する方法は主に3つあります。どのような売却先で、どういった人に向いているのか詳しく紹介しましょう。
古本屋・リサイクルショップへ持ち込む
本を売ろうと思い立ったとき、ブックオフなどのリサイクルショップや地域の古本屋への持ち込みをイメージする方が多いのではないでしょうか。
リサイクルショップや古本屋への持ち込みは、本の冊数が多くても買取査定をしてもらえます。まとめて処分したいときにはおすすめです。
デメリットは、買取価格が低い傾向にあることです。捨てるよりは良いという気持ちで、まとめて処分したいときには利用してみてはいかがでしょうか。
古本屋・リサイクルショップへ回収を依頼する
古本屋やリサイクルショップに自分で持ち込むのではなく、回収を依頼するパターンもあります。持ち込む時間や大量の本を運ぶ手間がかかりません。
ただしほとんどの業者で、自宅まで回収にきてもらうには何冊以上必要といった条件が設けられています。さらに持ち込みと同様、買取価格は比較的低めです。
フリマサイト・ネットオークションで売る
最近主流になりつつあるのが、メルカリやラクマなどのフリマサイトやネットオークションを利用して売る方法です。
写真を撮ったり梱包したりといった手間はかかりますが、古本屋やリサイクルショップに比べて高値で売れるケースも珍しくありません。
個人でのやり取りではあるものの、相手に住所を知られず発送できるサービスもあるので安心です。
比較的状態が良いにもかかわらず古本屋などでの買取価格が低い場合は、フリマサイト・ネットオークションへの出品を検討すると良いでしょう。
ただし、大量に売る場合には手間がかかります。冊数が少ない場合におすすめの処分方法です。
お得に本を売る3つの方法

同じ本を売っても、高く売れる人もいれば安く売れる人もいます。
その違いは、お得に売るポイントを知っているかどうかです。
ここからは本をよりお得に売るための3つのポイントをご紹介します。
まだ新しいうちに売る
新刊は買い手がつきやすい傾向にあります。
本を読み終わると余韻に浸りたくなりますが、なるべく早く手放すことで査定額が高くなる可能性大です。
売るなら新刊のうちに売ってしまいましょう。
きれいに読む&保管する
リサイクルショップや古本屋に買い取ってもらう場合も、フリマサイトやネットオークションに出品する場合も、状態が良い本の方が値段が高くなります。
読むときや保管するときには、美品を維持できるよう意識して取り扱ってみてください。
手放すときに少しだけ高く売れる可能性が高まります。
査定価格で売却先を比較検討する
どこで売るか、も重要なポイントです。
リサイクルショップや古本屋で買い取ってもらう場合は、持って行ったり回収に来てもらうだけなので手間はあまりかからないのですが、低めの査定価格を提示されます。
そのまま売りに出すのではなく、一度フリマサイトやネットオークションで同じ本が何円で販売・購入されているか確認してみましょう。
手間を考えた上で、フリマサイト・ネットオークションの方がかなり高く売れるケースも珍しくありません。
本を寄贈する2つの方法

ここからは本を寄贈する方法を詳しく見ていきましょう。
図書館への寄贈
ひとつ目の寄贈先候補は図書館です。といっても、残念ながら多くの図書館では寄贈を受け入れていません。受け入れている図書館でも、ジャンルによっては寄贈できないケースがあるようです。
最寄りの図書館で寄贈を受け入れているのか、一度確認してから検討するようにしましょう。寄贈を受け入れている施設では、図書館内の掲示物やホームページに詳細が書かれていることもあります。
保育施設への寄贈
保育園や幼稚園、小学校の図書館などへ寄贈する方法もあります。
子どもへの読み聞かせや教材として活用できるため、寄贈を受け付けてくれるところは比較的多いそうです。
絵本や図鑑、子ども向けの本などが好ましいでしょう。
本を断捨離することのメリットは、こちらの記事で解説しています。
本を捨てる前にデータ化しておこう!本の「自炊」とは?
お気に入りの本は、捨てたり売ったりする前にデータ化しておきませんか?
紙の本を裁断して、スキャナーでPDFやJPGなどの電子データ化することを本の「自炊」と言います。
本が劣化したり保管場所で悩むことがなくなるので、いつまでも手元にお気に入りの本を持っておけるでしょう。
こちらの記事では、本の自炊スキャナーの選び方について紹介していますので、検討してみてはいかがでしょうか。スキャナーはレンタルもできるので、断捨離のときだけ借りる、という使い方もできますよ。
電子書籍なら処分不要!おすすめの電子書籍ストアはココ
ここまで本を処分する方法について詳しく紹介してきましたが、そもそも紙の本ではなく電子書籍という選択肢も視野に入れてみてはいかがでしょうか。
本を処分する必要がなくなるだけでなく、端末さえあれば複数の本をどこへでも持ち歩けます。利用者が年々増えている人気サービスです。
そこで最後に、ビギナーズおすすめの電子書籍サービスを2つ紹介しましょう。今回の本の処分を機に、今後は電子書籍での読書を検討してみてはいかがでしょうか。
まんが王国

まんが王国は15周年を迎える老舗の電子書籍サービスです。会員数は600万人を突破するなど、人気を集めています。
無料漫画が常時3000作品以上あるのも特徴で、会員登録するだけでも十分に楽しむことができます。
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本の状態をしっかりとチェックして処分方法を検討しよう
本を処分する方法について詳しく説明しました。
まずはしっかりと本の状態を確認し、売れる状態か、寄贈できる状態なのかを確認しましょう。
売れる場合はどの方法が一番値がつくのか判断すること、また売れるように本を保管するというのも重要です。
気付けば増えていく本に、処分の悩みは付き物でしょう。これからは電子書籍での読書を考えてみても良いかもしれません。
こちらの記事では、おすすめの電子書籍サービスを比較しています。一覧で自分に合ったサービスがすぐに見つかるので、ぜひ一度ご確認ください。

Natsumi /
ビギナーズ編集部 ライター
オールジャンルで活動しているWebライター。趣味は音楽と読書、お酒を飲むこと。パンクロックと、村上春樹と、ビールが好きです。ライターの傍、猫2匹と田舎暮らしを満喫中。