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電子ピアノ用ヘッドホンの選び方とおすすめ|開放/密閉型種類別!ワイヤレスヘッドフォンも紹介

電子ピアノ用ヘッドホンの選び方とおすすめ|開放/密閉型種類別!ワイヤレスヘッドフォンも紹介

※当記事はアフィリエイト広告を含みます。

これから電子ピアノの購入を考えている方はもちろん、すでに電子ピアノを持っている方にもヘッドホンは欠かせませんよね。

ピアノを練習しながらヘッドホン付けることに不安を持っている方は多いと思います。また練習する上で大事な音質はヘッドホンをつけても大丈夫なのか、不安な点はたくさんあると思います。

普段音楽を聴くために使うイヤホンでも、聴く音楽のジャンルによって低音が良く聞こえた方がよかったり、クリアに聴こえた方がよかったり、使うものが変わってくるのと同じように、電子ピアノに適したヘッドホンというものがあります。

そこで今回は電子ピアノに合う良いヘッドホンをご紹介していきます。

電子ピアノ練習に適したヘッドホンの種類とは

電子ピアノ練習に適したヘッドホンの種類とは

ここでは、ヘッドホンの種類や、電子ピアノに適したヘッドホンの特徴をご紹介します。

ヘッドホンの種類

ヘッドホンには、その使用目的に合わせて、「リスニング用」「スタジオモニター用」「楽器モニター用」に大きく分けられます。電子ピアノの練習に適したヘッドホンをこの中から選ぶとしたら、楽器モニター用となります。

普通のリスニング用ヘッドホンは、音が聞きやすいように低音が調整されていたり、周波数に偏りがあります。一方、モニターヘッドホンは、低音から高音までなるべく偏りを少なくして原音に近い音が聴こえる設計になっています。

普通のヘッドホンが電子ピアノに適さない理由

電子ピアノ用のヘッドホンがあるということは、普通のヘッドホンでは至らぬ点があるということです。

普通のヘッドホンというのは電子ピアノ用ではない、オーディオヘッドホンや安価なヘッドホン、またはイヤホンです。使い方を間違えると壊れてしまったり、演奏に影響が出てしまう可能性が出てきてしましますので、気を付けてください。

演奏への影響

オーディオヘッドホンは音楽鑑賞用なので、聴くことに適した音を出すように調整がされています。人の声だと中音付近を強く鳴らせたり、映画やゲーム用ヘッドホンの場合は重低音のレベルと高く設定されています。

そのため、電子ピアノ用以外を使用すると、自分の演奏でも重低音が強く聞こえたりしてしまうため、電子ピアノの生の音とのギャップが生じてしまいます。そのまま練習を続けてしまい、ヘッドホンの音になれてしまうと、自分で低音を意識して弾いてしまうなどの癖がついてしまったり、演奏に影響してきてしまいます。

このようなことから、逆に言えばどの音域でも平等にフラットに鳴らせるヘッドホンが電子ピアノに適していると言えます。

ヘッドホンが壊れてしまう可能性がある

それは音楽プレイヤーなどで再生される楽器の音と違って無音状態から急激に大きな音が出ることがあります。これはオーディオヘッドホンからするとかなりの負担となり、スピーカー部分の破損の原因となります。

音質の問題ももちろんありますが、一番はこの問題があるため、オーディオヘッドホンや安価なヘッドホンを使うことをお勧めしていません。

電子ピアノのヘッドホンの選び方

電子ピアノのヘッドホンの選び方

電子ピアノでとてもいいものを選んでもヘッドホンで失敗してしまうともったいないので、ここは自分の目的に合ったものを慎重に選ぶ必要があります。

ここでは、電子ピアノを弾く際につけたいヘッドホンの選び方をご紹介します。

ヘッドホンの種類で選ぶ

ヘッドホンには、構造が違う「開放型」と「密閉型」があります。

それぞれのヘッドホンで音作りが全く異なるので、特徴を知って選ぶようにしましょう。

開放型

開放型

画像:Amazon

ハウジングの背面がメッシュになっていたり、音が漏れる構造になったヘッドホンです。ハウジングが密閉されていないことで音がこもらず、音に広がりが感じられます。

また、通気性があり、軽量なので長時間使用していても疲れにくいメリットがあります。開放されていることで周囲の音も聞こえるので、家族の声や電話などの音も聞き逃すことがありません。

デメリットとしては、音漏れがする点と、繊細な音を聞き取りにくい点です。

密閉型

密閉型

画像:Amazon

ハウジングが密閉されているので、音漏れが少なく、繊細な音まで聴ける遮音性の高いヘッドホンです。音漏れしにくいので、周囲に人がいる環境でも練習に集中できます。

デメリットとしては、音や熱がこもりやすい点です。

開放型と密閉型どちらがおすすめ?

ヘッドホンの種類 おすすめの人
開放型 ・長時間ピアノを練習する人
・自然な音の広がりを聴きたい人
・周囲の音も拾いたい人
密閉型 ・音漏れしたくない人
・繊細な音を聴きたい人
・集中して弾きたい人

楽器用で使用するなら開放型ヘッドホンがおすすめです。

開放型というのは音を出す部分の背面がメッシュになっており、イヤーパッドの素材も密閉性のある皮ではなく布製になっています。これにより音が密閉されずに外へ抜けて行くため、密閉型ヘッドホンと違って音がこもらないのが特徴です。

こもらないことでスピーカーに近いような自然な音に聞こえます。また開放型ヘッドホンは、疲れにくく、蒸れたりもしないので、長時間の練習に適しています。機能だけでなく、使用感にも優れています。

欠点として音漏れがありますが、密閉型よりもうるさいというだけで、スピーカーのような大きな音が漏れるわけではないので、問題はないと思います。

付属のヘッドホンでもいいの?

電子ピアノに付属されているヘッドホンは、耳への負担や音質へのこだわりが低いものが多いので、しっかり練習するなら別途で購入した方が良いでしょう。

接続プラグを確認する

電子ピアノと、使用したいヘッドホンの接続プラグを必ず確認しましょう。

端子は主に2種類あり、ステレオ標準プラグ(直径6.3mm)とステレオミニプラグ(直径3.5mm)でサイズが異なります。

もしヘッドホンがミニプラグで、電子ピアノ側が標準プラグしか接続できない場合は、変換プラグを被せてサイズを大きくする形で使用します。

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電子ピアノにおすすめのヘッドホン

電子ピアノにおすすめのヘッドホン

解放型(オープンエアー型)楽器モニター用ヘッドホンと検索していただくと出てきますが、価格帯は5,000円以下のものからそれ以上のものまで様々です。

ピアノの繊細な音まで再現できるヘッドホンとなるとなかなか安いものではありません。オープンエアーモニター用ヘッドホンとなると限られてくるので、その中で自分に合うものを探してみるのもいいと思います。

オーディオテクニカ|開放型(オープンエアー型)ヘッドホン

一番安価でスタンダードタイプのヘッドホンで、バランスのとれた音域を再現してくれるものとなっています。

こちらはプロ用モデルで少し高めです。全ての音域を高純度で再現するために高磁力マグネットと純磁気回路を採用しており、よりナチュラルで空間的な広がりのある音を再生するアルミニウムパンチングメッシュのデザインになっています。

ローランド|開放型(オープンエアー型)ヘッドホン

電子ピアノでもおすすめしたローランドのヘッドホンです。こちらはローランドの電子ピアノを持っている人はもちろん、他の電子ピアノでも安定した電子ピアノの音を再現してくれる商品となっています。

ヤマハ|開放型(オープンエアー型)ヘッドホン

こちらも電子ピアノを出しているヤマハの商品ですが、低重心かつ開放的な鳴り方を追及したヤマハオリジナルの大口径40mmドライバーを採用したオープンエアー型ヘッドホンです。

楽器の音色の忠実な再現を目指し、自然でクリアな音質が楽しめる商品となっています。

ローランド|RH-5 密閉型ヘッドホン

RH-5は、電子ピアノやV-Drumsなどの電子楽器演奏に適した密閉型ヘッドホンです。大型ハウジングに高性能ドライバーを搭載し、立ち上がりよく躍動感のあるサウンドが楽しめます。

密閉型で心配なのは装着感ですが、大型のハウジングながら軽量設計で安定した装着感と心地よいフィット感も特徴です。

オーディオテクニカ|ワイヤレスヘッドホンATH-EP1000IR

ワイヤレスヘッドホンは、電子楽器の練習時に遅延が心配されますが、この商品は0.001秒以下の体感遅延のないワイヤレスヘッドホンです。

見た目もスッキリしますし、持ち運びにも重宝します。

電子ピアノに適したヘッドホンはレンタルがおすすめ

電子ピアノに適したヘッドホンはレンタルがおすすめ

この記事でどのヘッドフォンが電子ピアノに適しているのかを紹介しました。特徴や良さはわかっても、実際の使い心地まではわからないですよね。

まずはレンタルサービス会社で気になったものを借りてみるのがおすすめです。一定期間、使用してみることで本当に自分に合うものを選べますよ。

電子ピアノに適したヘッドホンを借りられるレンタルサービス全4社の比較表です。

レンタルサービス会社を比較する際は、レンタル代金だけではなく、送料も考えて選びましょう。

サービス名 料金(税込) 期間 送料 受取
kikito 3,980円~
(4日)
4日~ 往復無料 宅配
ゲオあれこれレンタル 2,900円~
(4泊5日)
3泊4日~ 往復無料
※北海道エリア、沖縄エリアを除く
宅配
※自宅以外指定可
モノカリ 4,980円~
(3日)
2泊3日~ 往復無料 宅配or店頭
※自宅以外指定可
DMMいろいろレンタル 3,240円~
(2日)
2日~ 往復無料 宅配

電子ピアノ練習には適したヘッドホンを使おう

ヘッドホン選びは電子ピアノを使いこなす上でとても大事になってきます。自分に合った電子ピアノを見つけたら今度はヘッドホンを探す番です。機能性・使用感をしっかり確かめてから購入することをお勧めします。

ビギナーズ編集部では、ピアノが今以上に楽しくなるお役立ち情報を多数ご紹介しています。ぜひ参考にしてみてくださいね。

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伊藤しおり /
ビギナーズ編集部 ライター

趣味はピアノを演奏することと、野球観戦。 現在は自宅でピアノ講師をしながら、演奏活動をして音楽を楽しんでいます。野球も小さい頃から好きなので、音楽もスポーツもどちらの楽しさもお伝えできたらいいなぁと思います!

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