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アクションカメラの使い方や人気機種7選を紹介

アクションカメラの使い方や人気機種7選を紹介

※当記事はアフィリエイト広告を含みます。

SNSの普及やアウトドアブームの影響もあって、今、アクションカメラが注目されています。車やヘルメットにワンタッチで装着できる小型軽量タイプのデジタルカメラのことで、「アクションカム」とも呼ばれています。広角レンズを搭載しており、撮影者と同じ目線からダイナミックな景色を楽しめるのが最大の魅力です。

この記事では、アクションカメラの特徴や欲しい機能、おすすめの機種などを紹介します。アクションカメラ初心者も、買い替えを検討している方もぜひ参考にしてみてください。

アクションカメラとは

アクションカメラ(action camera)は装着できるカメラという意味で「ウェアラブルカメラ(wearable camera)」とも呼ばれる小型のデジタルカメラです。マウントアダプターを使って車のダッシュボードやサイクリングのヘルメットに装着することで、まるでその場にいるかのような臨場感たっぷりの映像を撮影することができます。

撮影者の体に直接装着し、撮影者と同じ目線に立った迫力ある映像を記録できるのも魅力です。近年は、国内外のメーカーからさまざまな性能・価格帯の製品が販売されています。

アクションカメラの特徴は?

では一般的なハンディタイプのビデオカメラとアクションカメラでは具体的に何が違うのでしょうか。

小型軽量でコンパクト

アクションカメラの一番の特徴は従来のビデオカメラよりも軽量でコンパクトなことです。中には手のひらにすっぽり収まってしまうデザインのものもあります。

通常のコンパクトビデオカメラはファインダーを覗いて画角を確認する必要がありますが、足元の不安定なフィールドでは危険を伴うことも珍しくありません。ビデオカメラで片手がふさがるため、バランスを崩したり落として破損したりする恐れもあります。

一方コンパクトなボディで体の一部やキャップの縁などに装着できるアクションカメラは両手が自由に使え、通常ではビデオ撮影が難しいシチュエーションであっても身軽に生き生きとした映像が撮れるのです。自分の目線に合わせてカメラをセットすればファインダーを覗く必要もなく、撮影者も被写体と同じアクティビティを体験しながら安全かつスマートに映像を残せます。

アウトドアを想定したさまざまな機能

アウトドアでの使用も想定されているアクションカメラは衝撃に強く防水機能を備えたものがほとんどです。ツーリング中の広々としたフィールドで急な悪天候に見舞われるようなときはもちろん、思い切り水しぶきを浴びるような海辺でも、問題なく撮影ができます。

ほかにも水中で高画質録画ができる機能(アンダーウォーターモード)や、悪路での小刻みな振動を補正する機能、走行距離まで記録する機能など、バリエーションは豊富です。SNSに投稿するなら、撮ったその場で簡単にアップロードできるようWi-Fi機能を搭載したモデルを選ぶと便利でしょう。

広角レンズで臨場感たっぷりの映像が楽しめる

アクションカメラ独特の迫力ある映像は、広い範囲の景色を一度に画面に収める「超広角レンズ」によって実現しています。広角レンズの視野(画角)は通常のレンズよりも広いため肉眼で見たときの感覚に近く、とても開放感があるのが特徴です。

「単焦点レンズ」を搭載したものが多く、基本的には画面全体が明るく鮮明な映像が撮影できます。望遠レンズのように被写体を大写しにする「ズームアップ機能」は付いていませんが、それだけ価格も安いというメリットがあります。構造もシンプルなため、操作が簡単でメカが苦手な方でも気軽に扱えるでしょう。

映像編集やSNSのシェアもできる

アクションカメラの楽しみ方は撮影した映像を単に記録として残すだけではありません。無料ソフトを使ってスマートフォンに取り込み、専用のエディターで編集するだけで素敵なオリジナルムービーも作れます。

SNSや動画投稿サイトへのアップロードも簡単なので、多くの人とシェアできます。ケーブルを自宅のパソコンやテレビと接続すれば、大画面で思い出を振り返るといった楽しみ方もできるでしょう。

アクションカメラに搭載しておきたい機能

アクションカメラを選ぶ際は、デザインやサイズ、価格のほかに、次のポイントをチェックしましょう。

手ぶれ補正機能

アウトドアでの利用が中心となるため、細かな振動を修正する「手ぶれ補正機能」は欠かせません。手ぶれ補正機能には「電子式」と「光学式」がありますが、一般的にはよりなめらかに美しく補正する光学式がおすすめです。

4K解像度

「4K」は映像の鮮明さを表します。従来の標準的なビデオカメラが2K(フルHD:1920×1080ピクセル)であるのに対し、これから主流になるのは「4K」です。4Kは4倍(3840×2160ピクセル)の解像度で撮影できるため、まるでそこに実在するかのような、リアルで鮮明な映像が撮れます。

Wi-Fi機能

撮影した映像をSNSや動画投稿サイトでシェアするには、Wi-Fi機能を搭載した機種が便利です。スマートフォンに無料アプリを入れるだけで便利な機能を使うことができます。

アクションカメラのおすすめの使い方

次にアクションカメラのおすすめの使い方を紹介します。使いたいシーンや目的に合わせて機能を選びましょう。

ドライブやツーリングに連れていく

ツーリングやサイクリングでは、専用のマウント部品でハンドルバーやヘルメット、ゴーグルに取り付けるのが一般的です。レンズを正面に向けて流れる風景を撮ったり、自分の目線の高さに合わせて臨場感のある映像を撮ったりとカメラの角度を変えるだけでさまざまな表現ができます。

その際に、あると便利なのがリモコン機能です。カメラ本体には触れずに手元で角度を調節できるので、手間なくいつもと違った映像が撮影できます。ほかにも、GPS機能が付いていると詳細な走行データを同時に録画でき、走行ルートの記録やドライブレコーダーとしても重宝するでしょう。

さまざまなスポーツシーンを撮影する

スキーやスノーボード、サーフィンといったアクティブなスポーツシーンは高画質のアクションカメラでの撮影がぴったりです。ソフトを使ってBGMを付ければ、迫力のあるオリジナルムービーも作成できます。

スキューバダイビングやシュノーケリングのようなマリンスポーツには、海中撮影に特化した防水ケースや水中モード付きの機種をスキーやスノーボードなどウィンタースポーツには極寒の気候にも耐えられる機種を選びましょう。

登山やトレッキングで風景を撮る

登山やキャンプ、トレッキングなど荷物が多くなりがちなアウトドアでは、帽子やバックパックのベルトに取り付けられる小型でコンパクトなデザインのアクションカメラが便利です。急な天候の変化に強く、汚れの心配も少ない防滴機能や防塵機能が付いたモデルを選びましょう。

ハンズフリーなので負担を感じることなく、思い出の一日を映像に残すことができます。

おすすめの人気アクションカメラ7選

定番のもの・堅牢なもの・コスパが良いものなど、アクションカメラにもそれぞれ個性があります。自分の目的や使用時の環境に合ったものを選びましょう。

GoPro「HERO8 BLACK」CHDHX-801-FW

現在のアクションカメラブームの火付け役であり、代名詞ともいえる「GoPro」は、アメリカ・カリフォルニア州にあるWoodman Labs社のカメラブランドです。

圧倒的な画質の良さとスムーズな映像、充実のアクセサリーで人気の「HEROシリーズ」。特に手ぶれに強いモデルで、14 種類のコマンドに反応する音声コントロールシステムが付いています。デザインも一新され、カメラレンズの耐衝撃性は従来品の2倍になりました。

Insta360 GO

約20gのコンパクト軽量ボディは親指ほどのサイズです。世界最小級ながら、防水性能や手ぶれ補正機能も付いています。その小ささからアクセサリー感覚で身に着けられるでしょう。カメラ本体をタップするだけで撮影が始まるなど、操作性も抜群です。

首掛けの磁気ストラップ・簡易クリップ・ピボットスタンドなど付属品も充実しています。

RICOH WG-M1

耐寒性能マイナス10℃、水深10mまで耐える防水アクションカメラで、2mの高さから落としても壊れません。アウトドアシーンによく似合うデザインも魅力です。

カメラ性能も優秀で、最大画角160度、約1400万画素の高画質で美しい静止画像も残せます。防水ハウジングが不要なため音がこもりにくく、臨場感あふれる動画を残せるのも人気の理由です。

SONY HDR-AS300

国内メーカーでいち早くアクションカメラの製造販売を始めたのがSONY(ソニー)です。洗練されたデザインと水に濡れても安心の防滴ボディで人気を博しています。手ぶれに強く、付属の防水ケースは防塵機能、耐衝撃機能にもすぐれているのが特徴です。

撮影した動画は簡単にスマートフォンに転送できます。雪山でのスキーや迫力あるサーフィンなど、お気に入りの動画を友人や家族にシェアしてはいかがでしょうか。

DJI OSMO Action

前面にレンズと液晶画面が横に並んで付いていて、自撮りに最適な高性能アクションカメラです。4K動画でも手ぶれ補正機能が使え、激しく動いても歪みのない、なめらかな映像に修正してくれます。

軽量でコンパクトですが、水深11mにも耐える防水性やマイナス10℃までの耐寒性があるなど、堅牢性にもすぐれたカメラです。

MUSON アクションカメラ

コスパ重視の方におすすめなのが、MUSONのアクションカメラです。価格は1万円以下でありながら、4K解像度の超高画質な映像が撮影できます。手ぶれ補正機能により、スポーツなどの撮影でもぶれを抑えた美しい映像を撮れる優れものです。

そのほか水深30mでも撮影ができる防水性・Wi-Fi搭載・リモコンによる遠隔操作・自撮り棒や予備バッテリーが付くなど、機能もアクセサリーも充実しています。リーズナブルなので、アクションカメラ初心者にもおすすめです。

AKASO EK7000

こちらも1万円以下で購入できるコスパにすぐれたアクションカメラです。4Kの高解像度で高画質な映像が撮影できます。

最大の魅力は夜間や光が少ない場所でもきれいに撮影ができること。高感度CMOSセンサーの搭載により視認性を高め、夜間や水中でも美しい映像が撮れます。水深30mまでの防水機能やリモコンによる遠隔操作、Wi-Fi機能など、欲しい機能が一通りそろっています。

まとめ

コンパクトで軽量なボディに広角レンズを備えたアクションカメラは、撮影者の体験を通してダイナミックで臨場感のある映像を残せるのが人気です。乗り物に固定したり、撮影者の体に取り付けたりするだけで、撮影者から見た広範囲の景色を鮮明に記録できます。

アウトドアでの使用も想定されているため、防水性にすぐれ衝撃に強いのも特徴です。国内外の主要メーカーをはじめ多くのメーカーから製造販売されており、豊富な種類の中から選べます。購入の際は用途に合った最適な一台を選んでください。

アクションカメラを使ってみたいがいきなり買うのはハードルが高いと考えている人におすすめのサービスがあります。レンタルサイトでは試しに数日間借りて使うことができるので気軽に利用できるので、おすすめです。

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ビギナーズ 編集部 /
ビギナーズ編集部 ライター

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