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初心者におすすめの観葉植物11選を紹介!育て方や注意点も解説
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初心者の方だと、「観葉植物を室内で育ててみたいけど、種類が多くてわからない」と悩んでしまいますよね。
今回は、そんな皆さんにおすすめの観葉植物と育てる上でのメリット、注意点などを解説していきます。
目次
観葉植物を育てる前に知っておきたいこと
観葉植物を上手に育てるには、観葉植物にとって居心地の良い空間を整える必要があります。
観葉植物はただの置物ではなく生きている植物ですから、性質や成長を見越して準備しなければなりません。
実際に観葉植物を購入する前に、チェックしておきましょう!
観葉植物を置く場所には、注意が必要!
植物の成長に欠かせない光合成。しかし、全ての植物が直射日光大好きだとは限りません。夏場の直射日光で葉焼けを起こす植物や、弱い光の方が好きな植物もいるんです。
植物の種類によっては、気候が良いときにベランダや庭で日光浴をさせてあげたり、真夏は直射日光を避けて部屋に入れてあげたり、冬場は室内に入れてあげたりと、条件に応じて置き場所を変える必要もあります。
エアコンの風が直撃する場所が苦手な植物も多いです。育てたい植物が決まっている場合は、植物の好みを調べて置き場所を決めましょう。
逆に植物を置きたい場所が決まっている場合は、環境に合わせた植物を選ぶと良いですよ。
植物は、成長に応じて大きさが変わることを忘れずに!
当然ながら植物は成長に応じて形や大きさが変化します。
縦に伸びる植物、ツルが伸びる植物、枝が増える植物など、変化は様々。
こちらも置き場所と同様、事前に把握しておく必要があります。
観葉植物を買う前に、必ず寸法を測っておく
観葉植物を買う前に、必ず置き場所の寸法を測っておきましょう。
植物が成長したときのことを考慮し、余裕を持って置き場所を決めることが重要です。
観葉植物を育てるメリットとデメリット
やはり観葉植物を育てる最大のメリットは「癒やされる」「オシャレ」などの視覚から得られる効果ではないでしょうか。またお世話をして成長する姿を見ることで、愛着や達成感など精神的にもメリットを得ることができます。
他にも空気をきれいにしてくれる植物や、程よく湿気を放出してくれる植物など、種類によって様々なメリットが期待できます。
デメリットはお世話やお世話に関する出費が必要なことが挙げられます。植物の成長を促すお世話はもちろん植物が原因でカビたり虫が発生したりしないよう、置き場所の管理も必要です。
また赤ちゃんやペットがいたずらしてしまう場合も、観葉植物を育てるのは難しいかもしれません。生きている観葉植物を育てることが難しい場合は、フェイクグリーンという選択肢もあります。
本物そっくりのものや消臭効果があるものなど、たくさんの種類がありますので、検討してみてください。
初心者にはどんな観葉植物がおすすめ?
このように、種類によって性質が全く違う観葉植物。初心者におすすめなのはどんな植物なのでしょうか。
水をあげなくてもすぐに枯れない植物
1番おすすめなのは、水をあげなくてもすぐに枯れない植物。
「こまめに水やりするのは面倒」「うっかり忘れないか心配」という方はもちろん、出張など泊まりでの外出が多い方、オフィスに観葉植物を置きたい方にもおすすめです。
耐寒性が高い植物
一年中室内を暖かく保っておくのは大変!
寒い地域の方、涼しい場所に観葉植物を置きたい方は寒い場所に強い植物がおすすめです。
耐陰性が高い植物
日当たりの良い庭やベランダを確保できない場合は、耐陰性が高い植物を選びましょう。
室内など光の少ない日陰でも育つ植物は意外とたくさんありますよ。
成長を目で感じられる植物
観葉植物を育てるメリットでも挙げたように、お世話した植物が元気に成長するのはとても嬉しいもの。
よく伸びる、花が咲くなど、成長を目だ感じられる植物だと、楽しく育てることができるでしょう。
リーズナブルな植物
やはり最初はリーズナブルな植物から始めるのがおすすめです。徐々に経験値を積んで、高価な植物に挑戦しましょう!
【場所別】おすすめの観葉植物11選
それでは実際におすすめの観葉植物をご紹介していきます!
「日当たりの良い場所」「直射日光を避けた明るい場所」「蛍光灯のある部屋」「白熱灯のある部屋」と観葉植物を置く場所に合わせてまとめてみましたので、ぜひ参考にしてみてください。
日当たりの良い場所
庭やベランダに面した大きな窓、出窓など、日当たりの良い場所におすすめの観葉植物をご紹介します。
「日当たりが良い場所が好きでも、真夏の直射日光は苦手」という植物もいますので、真夏は日陰や室内に移動するなど工夫をしてくださいね。
ワイヤープランツ
針金のようなツルに、丸くて小さな葉っぱをたくさんつけるワイヤープランツ。高いところから吊り下げると、ツルが垂れ下がってきて活き活きと明るい姿を見せてくれます。
寒さに強くどんどん伸びるので、初心者におすすめの観葉植物です。
乾燥には弱いので、土の様子をチェックし、乾いていたら水をあげてください。
多肉植物
ぷにぷにとした姿がかわいらしい多肉植物。色、形、大きさのバリエーションが豊富なので、デスクにちょこんと飾ったり寄植えにしたりと様々な楽しみ方ができます。
真夏の直射日光は避けつつ、日当たりの良い風通しの良い場所で育てましょう。蒸れに弱いので、水のやりすぎに注意。
葉に蓄えた水分が減って、少し張りがなくなってきたら水やりをします。
サンスベリア
別名トラノオとも呼ばれるサンスベリア。シュッと上へ伸びる細長い葉っぱがクールな印象です。
日光が好きなので、1日数時間窓のそばに置いて日光浴させるのがおすすめ。真夏の直射日光は避けましょう。
ただし寒さには弱いので、冬は10℃以上の室内へ。湿気にも弱いので、結露しないよう窓から離しましょう。
直射日光を避けた明るい場所
外から室内が見えないよう、一日中レースのカーテンを使っている人も多いはず。
そんな「直射日光を避けた明るい場所」にぴったりの植物はこちらです。
アイビー
鮮やかなグリーンに白い斑が入った葉が爽やかなアイビー。初心者にオススメの育てやすい植物のひとつです。
直射日光と日陰が苦手なので、明るい室内に置くのがオススメ。春から秋は成長期。
表面の土が乾いたら、鉢底から流れるまでたっぷりとお水をあげましょう。冬は土が乾いて数日後に水やりをしてください。
ガジュマル
丸みのある幹がかわいらしいガジュマル。亜熱帯から熱帯地方によく見られる植物なので、ほっこりと温かい雰囲気になります。
ガジュマルも直射日光を避けた明るい場所に置き、春から秋は土が乾いたらたっぷりと水やりを。冬は土が乾いて数日後に水やりします。
パキラ
風水では金運アップのチカラがあると言われているパキラ。小さなサイズから購入できますが、約2mに伸びる植物です。
直射日光を避けた、明るく温かい場所に置きましょう。春から秋は土が乾いたらたっぷりと水をやり、冬は土が乾いて数日後に水やりをします。
蛍光灯のある部屋
デスク横にさりげなく観葉植物があると、オシャレなうえに癒やされること間違いなし!
日光が入らない、蛍光灯の光だけの場所だとどんな観葉植物が育てられるのでしょうか?蛍光灯の部屋におすすめの観葉植物をチェックしてみましょう!
モンステラ
うちわのような大きな葉っぱが存在感たっぷりのモンステラ。ひとつ置くだけでも雰囲気がガラッと変わるので、インパクトのある観葉植物を探している方にオススメです。
苦手なのは、直射日光、寒い場所、エアコンの風が直撃する場所。水やりは、ガジュマルやアイビーと同じように、暖かい時期はたっぷりと、寒い時期は土が乾いてから数日後に行います。
葉が大きくてホコリがつきやすいので、ときどき拭き取る必要があります。タオル、キッチンペーパー、コットンなどを軽く濡らして、優しく拭き取りましょう。
オリヅルラン
かわいらしい子株がどんどん増えるオリヅルランも、蛍光灯のお部屋におすすめ。吊るして育てると子株が垂れ下がって素敵ですよ。
直射日光を避け、明るくて風通しの良い場所に置き、土の表面が乾いたら水やりしましょう。
ポトス
緑色のシンプルな葉に、白い斑のアクセントが素敵なポトス。お部屋をさりげなく彩る、人気の観葉植物です。
直射日光の当たらない明るい場所に置きましょう。春から秋は土が乾いたらたっぷりと水をやり、冬は土が乾いて数日後に水やりをします。
霧吹きで葉、茎、幹に水をかけることを葉水といいます。ポトスはときどき葉水をかけてあげましょう。
拭き取ってあげるとホコリも取れて一石二鳥です。冬場もエアコンなどで空気が乾燥しているので、ときどき葉水をかけると葉が傷むのを防ぐことができます。
白熱灯のある部屋
蛍光灯よりも暗めの白熱灯。そんな白熱灯の部屋でも育てられる、日陰に強い植物もあるんです!
寝室、トイレ、玄関など、あまり明るくない場所に観葉植物を置きたい方におすすめです。
テーブルヤシ
耐陰性が高く、強い日光やエアコンの風が直撃する場所、寒い場所が苦手なテーブルヤシ。白熱灯がある場所に置く場合も、ときどき直射日光が当たらない室内の明るい場所に置いてあげましょう。
名前の通りテーブルにも置ける扱いやすいサイズで、飾ると一気に南国リゾート気分を盛り上げてくれますよ!
カポック(シェフレラ)
パッと開いた葉っぱがどんどん増えていくカポック。正式な名前はシェフレラといいます。
寒さや乾燥にも強く、育てやすい植物です。日に当たらなすぎると、葉が落ちたり成長が弱くなったりするので、室内の明るい場所で日光に当ててあげましょう。
育て方の注意点と対処法
観葉植物を育てるときに注意することや、トラブルの対処法について確認しておきましょう。
水やりの頻度や量には要注意
植物によって、適した水やりの頻度や量が違うので、よく確認しておきましょう。
また、「暖かい時期は土が乾いたらたっぷりと水をやり、寒い時期は土が乾いて数日してから水やりをする」というように、同じ植物でも季節によって水やりの頻度や量は変わります。
水が多すぎても根腐れなどのトラブルの原因になる場合があるので、気を付けてくださいね。
温度管理
適した温度も、植物によって様々。植物の種類によっては、季節によって置き場所を変える必要もあるでしょう。気を付けたいのは、「寒さも日陰も苦手」という植物。
夜間、窓の近くは温度が下がりやすいので、昼間窓のそばで日光に当てた場合、暗くなったら窓から離した場所に移動させましょう。
太陽光
「植物=太陽大好き!」というイメージがありますが、実は直射日光が苦手な植物は数多く存在します。
庭やベランダで育てる場合は、夏場は日陰に移動させるなどの工夫が必要です。日陰に強い植物の中にも、日光不足が続くと調子が悪くなる植物がいます。
その場合は、室内の日当たりの良い場所で日光に当ててあげましょう。
風通し
観葉植物を育てる場合は、湿度の管理も重要です。
ただし、風通しが良い場所を好む観葉植物でも、エアコンや扇風機の風が直接当たるのは苦手な場合もあるので、置き場所には注意しましょう。
もし虫が湧いてしまったら
もし虫が湧いてしまっても、適切に対処すれば観葉植物を守ることができます。
諦めて観葉植物ごと捨てる必要はありません。まずは虫の種類を特定し、それに応じた対処をするのが基本です。
観葉植物に使える殺虫剤もありますので、チェックしてみてくださいね。
まとめ
生活を素敵に彩ってくれる観葉植物。植物によって適した環境やお世話の方法が異なります。
植物に合わせて場所を選ぶ、もしくは、場所に合わせて植物を選ぶことが重要です。お世話をして、それに応えて成長してくれるのも、観葉植物の良さのひとつ。
お気に入りを見つけて、観葉植物がある生活を楽しみましょう!
こちらの記事ではプランターでの土作りについて詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。
樋口千春 /
ビギナーズ編集部 ライター
映画とアートと焼餃子(皮厚め)を愛するライター兼イラストレーター。写真も少し撮る。激務な会社員時代を経て、出産後フリーに。意外となんとかなるもんだ。乙女な娘&すぐに尻を出す息子と笑い転げる日々。