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空気清浄機のおすすめ12選と選び方解説!人気メーカーや一人暮らし向け商品も紹介

いざ空気清浄機を購入したいと思っても、機種が多すぎて何をどう選んでよいのかわからなくなってしまいませんか。機種選びのポイントをおさえ、自分の目的に合ったにふさわしい空気清浄機を選びましょう。おすすめのモデルも紹介するので参考にしてください。
空気清浄機のおすすめ12選と選び方解説!人気メーカーや一人暮らし向け商品も紹介

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花粉症やハウスダストが気になるときに考えたいのが、空気清浄機の購入です。乾燥してホコリが舞う冬場や花粉が飛ぶ季節に大活躍してくれますよね。

最近の空気清浄機は機能性も高く、PM2.5やアレルゲン、有害物質の除去などができる機種もリリースされています。しかし逆をいえば機能が多すぎて、どれを選んだらよいのか悩んでしまうことでしょう。

空気清浄機は人気がある機種だからといってそれが自分にあっているとは限りません。この記事では空気清浄機の選び方のポイントやおすすめのメーカーと機種をお伝えします。

自分の悩みにあったところに目を通してみてください。きっとほしい機能や機種が見えてくると思います。

空気清浄機の選び方

空気清浄機は機種によって様々な違いがあります。長持ちするものや、部屋の広さにあったものなど、機種選びのポイントを紹介します。

適用床面積の広さで選ぶ

空気清浄機には適用床面積(適用畳数)が記載されています。適用床面積とは30分で空気をきれいにできる部屋の面積のことで、適用床面積が広いものほど、速く部屋の空気をきれいにすることが可能です。※

よく適用床面積を誤解している人がいますが、家の部屋が6畳だからといって、適用床面積が6畳程度のものを選ぶ必要はありません。

「できるだけ早く、部屋の空気をきれいにしたい」と思うのならば、20畳や30畳の適用床面積のものを購入すればよいといえます。

またある程度広さのあるリビングなどで使用するのなら、適用床面積30畳以上で探すとよいでしょう。

※参考:Panasonic

フィルターの寿命が長いもの

空気清浄機のメンテナンスで手間がかかるのが、フィルターの交換です。空気清浄機には様々なフィルターがあり、機種によって使用しているものが異なります。

フィルターの種類
  • プレフィルター
  • 集塵フィルター
  • 脱臭フィルター
  • 加湿フィルター
  • 集塵・防臭一体型フィルター

プレフィルターはほこりなどをキャッチする目が粗いもので、集じんフィルターは粉塵をキャッチする目の細かいフィルターです。

フィルターの種類によって掃除や交換の手間が異なります。脱臭や加湿フィルターであれば、効果の持続性も気になるところ。

空気清浄機は、掃除の手を抜いていると、フィルターにカビやウイルス、雑菌などがたまります。そして嫌な臭いの発生源になったり、逆に汚れをまき散らしてしまったりします。

フィルターの交換時期を10年程度だとうたっているものや、掃除はいらずに新しいフィルターを購入して取り換えるだけというものなど、機種によってメンテナンス方法は異なります。

メンテナンスの手間が気になる人は、フィルターの寿命が長く、交換や購入の手間がかからないものを選択するのも1つです。

加湿機能付きか除湿機能付きかで選ぶ

空気清浄機は大まかに3つの機能に分けられます。

空気清浄機の機能
  • 集塵機能のみ
  • 加湿機能付き
  • 除湿機能付き

最もシンプルな空気清浄機は、集塵機能に能力を特化させたものです。吸い込んだ空気をフィルターに通して正常にします。

他に加湿機能がついているものや、除湿機能がついているものもあります。

しかしよいことばかりでもありません。機能が多いことによりメンテナンスや掃除が大変だったり、高額になったりしてしまいます。

自分がなにを目的に空気清浄機を購入したいのか考えてから選ぶと、失敗しません。

こちらの記事では、加湿空気清浄機のおすすめメーカーと商品を紹介しています。上手な選び方も解説しているので、ぜひ参考にしてください。

メーカー独自の機能で選ぶ

一言で空気清浄機といっても、メーカーごとに力を入れているものが異なります。

ナノイーやプラズマクラスターといったイオン発生機を持つもの、静音運転機能にすぐれているものなどがあります。メーカー独自の機能で魅力的だと感じるものがあれば、その機種を選ぶのもよいです。

また機能が多いほど価格が高くなるので、「この機能は必要ない」など機能の取捨選択をすることも重要です。

空気清浄機のおすすめ・人気メーカー|ランキング上位ブランドは?

メーカーごとに得意分野が異なります。「シャープ」、「ダイキン」、「ダイソン」、「パナソニック」、「日立」の大手5社の特徴をみていきます。

プラズマクラスターが有名な「Sharp(シャープ)」

シャープが強みとするのは、「プラズマクラスター」です。これはカビやウイルスの抑制、消臭効果が期待できるイオンのことで、静電気の抑制効果もあります。

プラズマクラスターの濃度が高いほど、空気浄化力がアップします。シャープでは大きくプラスマクラスターを「プラズマクラスター7000」、「プラズマクラスター25000」、「プラズマクラスターNEXT」の3段階に分けています。

ウイルスやカビまで気になるのならプラズマクラスター25000、においやペットの菌まで気になるのならプラズマクラスターNEXTというように、選び分けることをおすすめします。

また背面の大きな吸気面が特徴的です。吸い上げた汚れた空気をきれいにしたあと、「ワイド気流ルーバー」や「スピード循環器流」できれいな空気を流してくれます。

ストリーマ技術が魅力の「DAIKIN(ダイキン)」

ダイキンの空気清浄機のうりは、「ストリーマ」技術です。これはストリーマが高速電子を放出し、空気中の物質から4種類の分解素を作り出すというものです。

実際に高温になるわけではないですが、100,000度の熱エネルギーに匹敵するそうです。カビや花粉などの物質を除去する技術に優れています。

またにおいを抑制する「プラズマイオン」も搭載しており、分解力とイオンのダブル方式を強みとしてうたっています。

空調家電大手の「dyson(ダイソン)」

ダイソンの特徴は、なんといってもそのデザイン性の高さです。独自の羽のないスタイルを採用し、野暮ったくないスタイリッシュな家電を目指しています。

またデザイン性だけではなく、有害物質をセンサーが感知するといった技術力もあります。

そして空気清浄機とファンヒーターの一体型もウリです。PM0.1の微粒子まで99.95%とらえられる高性能です。

家電はどうしてもかさばりやすいので、空気清浄機とファンヒーターが一体となっているのはかなり便利です。

ナノイーを搭載している「Panasonic(パナソニック)」

ナノイーは、水からうまれたイオンです。空気をきれいにしてくれる効果があります。

パナソニックでは通常のナノイー製品に加えて、さらにOHラジカルを10倍生成できるナノイーXを搭載した製品もあります。

花粉にも強く、日本の主要な花粉13種類に対応してくれます。さらにスギ、ヒオキ、ブタクサ、カモガヤに関しては、花粉を抑制してくれるので花粉症の方には強い味方となるでしょう。

またフィルターの精度が高く、HEPAフィルターを採用しています。使用しているのは集塵フィルター、脱臭フィルター、加湿フィルターの3つで約10年交換不要をうたっています。

肌への保湿効果が注目の「日立」

ワイドスピード集塵やエコ節電などの機能が充実しているのが、日立の空気清浄機です。ワイドスピード集塵機能を使用すれば、8畳をわずか6分できれいな空気にできます。

またお手入れの簡単さも特徴です。プレフィルターの自動お掃除機能がついています。

48時間ごとに内部のブラシが埃を除去してくれる機能を搭載しているので、お手入れの目安が1年に1回なのもうれしいポイントです。

お手入れが面倒くさい人には、自動お手入れ機能搭載の商品がおすすめです。

【加湿機能付き】おすすめの空気清浄機

メーカーごとに特徴のある様々な空気清浄機を打ち出していて、わからない言葉に惑わされてしまうこともありますよね。

ここからは、おすすめの空気清浄機を「乾燥対策」「花粉対策」「広い部屋」と、用途ごとに紹介しています。

乾燥しやすい冬は、肌のためにも風邪予防のためにも加湿機能付の空気清浄機が向いています。ここでは加湿機能付空気清浄機をご紹介します。

DAIKIN 加湿ストリーマ空気清浄機MCK70Z

ダイキンの加湿ストリーマ空気清浄機MCK70Zは、ツインストリーマとTAFUフィルターを搭載した空気清浄機です。

冬にうれしい加湿機能付で、リビングに最適なハイグレードモデルです。加湿と空気清浄の適用床面積は31畳で、8畳を清浄するのにかかる時間は約9分です。

吸引はなんと3方向からのパワフル吸引で、汚れをみつけて反応してくれます。吸気面は全面にあります。

Panasonic 加湿空気清浄機F-VXR55

部屋の空気を清浄にしてくれるナノイーを搭載しているのが、パナソニックの加湿空気清浄機F-VXR55です。

除去するだけではなく、花粉に関しては主要な4種(スギ、ヒノキ、カモガヤ、ブタクサ)の抑制までしてくれるので、花粉症の人には助かります。

花粉の他にもアレル物質やウイルス、菌を抑制してくれます。適用床面積は25畳で、多彩な吸引モードを搭載しています。

Dyson Pure Humidify + Cool PH01 WS

ダイソンのPure Humidify + Coolのシリーズは、タンクの中の水を除菌してから加湿します。そのため衛生的です。

ダイソンの家電はどれもスタイリッシュですが、このシリーズも羽がなくインテリアになじむデザインです。

加湿機能に加え送風機能がついていること、デザイン性の高さ、加湿お手入れ機能、衛生的な加湿方法などに興味がある方に向いています。適用床面積は36畳です。

SHARP 加湿空気清浄機 プラズマクラスターKC-J50-W

2018年発売以来人気をほこるKC-J50。加湿空気清浄機のエントリーモデルで、消臭効果の高いプラズマクラスター7000を搭載しています。遠くのホコリをスピード吸じんする循環機能を採用しており、素早くきれいに!

また、「Ag+イオンカートリッジ」で、タンクやトレイのぬめりや臭いの原因となる水中の菌を抑制します。プレフィルターも掃除機で簡単にお手入れできるので、高い清浄機能を保てます。

このほか、就寝時にもうれしい加湿&静音の「静か寝」運転モーター搭載。適用畳数はプレハブ洋室~14畳、木造和室~8.5畳です。

SHARP 加湿空気清浄機 プラズマクラスターKC-F70-W

リビングや寝室におすすめのシャープ製品なら、プラズマクラスターKC-F70-Wです。高濃度プラズマクラスター7000を搭載しているので、空気清浄能力は抜群です。

またダブル脱臭フィルターを採用していて、汗臭やたばこのニオイなどをしっかり吸着してくれます。フィルターは10年間交換不要なので、お手入れが面倒な人でも楽です。

気化方式加湿機能を搭載し、適用床面積は31畳です。

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【花粉・ニオイ対策】おすすめの空気清浄機

花粉症のつらい時期、少しでもアレルゲンを取り除き楽になりたいと思うものです。ここでは花粉モードが搭載されいている空気清浄機をご紹介します。

SHARP 加湿空気清浄機 プラズマクラスターKI-HP100-W

プラズマクラスターのさらにハイグレードモード「プラズマクラスターNEXT」を搭載しているのが、シャープのプラズマクラスターKI-HP100-Wです。

空気中に浮遊しているウイルスや菌だけではなく、付着しているたばこ臭や生乾き臭、静電気なども除去してくれます。

また花粉運転モードを搭載しており、フィルターでも17種類の花粉を捕集してくれます。適用床面積は46畳で、かなりパワフルです。

DAIKIN 除加湿ストリーマ空気清浄機 MCZ70Z

コンプレッサー式除湿機能がついていて、衣類の部屋干しや冬場の結露の抑制にも使えるのがダイキンのMCZ70Zです。

ストリーマを搭載しているので、有害物質を酸化分解して空気を清浄にします。花粉モードを搭載しているので、花粉症の方にもおすすめです。しかし花粉ランプはついていないので、実際に花粉がきれいになっているかはわかりにくいかもしれません。

適用床面積は31畳です。除湿・加湿両方可能なので大変便利ですが、その分お手入れが少し大変かもしれません。

日立 除湿・加湿空気清浄機ステンレス・クリーンクリエアEP-LV1000

空気正常視ながら除湿・加湿の両方を行えるのが、日立のEP-LV1000です。

ステンレス製であることや、洗える脱臭フィルターを採用しているなど、お手入れが楽なことをウリにしています。

花粉モードを搭載していて、スギ花粉、ブタクサ花粉、カバノキ花粉を除去できます。また他にもダニの糞や、猫のフケ、ニオイなどもきれいにしてくれます。適用床面積は31畳です。

【一人暮らし向け】おすすめの加湿器

一人暮らしの方には、適用畳数が広すぎないコンパクトなモデルがおすすめです。

アイリスオーヤマ 加湿空気清浄機HXF-B25

アイリスオーヤマの加湿空気清浄機HXF-B25は、一度水を加熱してから加湿するので衛生上安心です。連続約7時間の加湿が可能です。

空気清浄機のフィルターは集塵フィルター(HEPAフィルター)、活性炭フィルター、プレフィルターの3種類です。花粉やほこり、臭いを除去してくれます。

空気清浄機の適用床面積は10畳程度なので、それほど広くないリビングや和室におすすめです。

【広い部屋/リビング向け】おすすめの空気清浄機

広い部屋には、適用床面積30畳以上のものがおすすめです。ここでは適用床面積30畳以上のものに絞って5つ紹介します。

ブルーエア プロテクト 7510i

フィルターが汚れていると、逆に空気が汚れてしまうことがあります。ブルーエアの空気清浄機は、活性炭含有フィルターを用いていて、フィルター交換の目安も6ヶ月に1回です。

それも掃除をするのではなく、古くなったフィルターを新しいものと交換するだけなので、1分もかかりません。「掃除の手間が面倒」「メンテナンスがきらい」という人に向いています。

しかしフィルターが交換式なので、その分毎年費用がかかるのがデメリットです。

適用床面積は55畳で、ホコリだけではなく花粉やPM2.5、ウイルスなども除去できます。

日立 加湿空気清浄機EP-MVG90

日立のEP-MVG90は空気をきれいにするだけではなく加湿機能もついています。かさばりやすい家電が1つにまとまっているので、収納場所を余分にとりません。

花粉だけではなくPM2.5やウイルス、ニオイなどもしっかりと除去してくれます。PM2.5センシング機能がついていて、これを使用すると通常運転時よりもPM2.5をスピード清浄します。

適用床面積は42畳です。ワイドスピード集塵でなんと8畳なら6分で空気をきれいにすることが可能です。

BALMUDA The Pure A01A

バルミューダのThe Pure A01Aは、スタイリッシュなタワー型空気清浄機です。部屋のインテリアの邪魔をせずに、すっと部屋に溶け込みます。

使用しているフィルターは2種類です。TrueHEPAフィルターはホコリや花粉、PM2.5 、ウイルス、菌などを除去します。

そしてもう1つの活性炭脱臭フィルターでは、ニオイやホルムアルデヒドなどの有害物質をキャッチします。

適用床面積は36畳で、そこそこ大きな部屋でも短い時間できれいにすることができるタイプです。

空気清浄機はレンタルがおすすめ!

空気清浄機を一度使ってみたいときや購入を検討している機種があるときは、kikitoゲオあれこれレンタルなどのレンタルサービスを利用するのもおすすめです。

短期間から借りられたり気に入ったらそのまま買い取れたりと様々なところがあるので、自分に合ったサービスを見つけてくださいね。

kikitoで空気清浄機をレンタルする

こちらの記事では、空気清浄機がレンタルできるおすすめサービスを料金・期間で比較して紹介しているので、参考にしてください。

自分の悩みに合う空気清浄機を選ぼう

花粉症や冬の乾燥時のハウスダストなど、部屋のアレルゲンを取り除くのに便利なのが空気清浄機です。

しかし様々なメーカーから多種多様な機種が出ていて、どれにしたらよいのか迷ってしまうかもしれません。そんなときには、自分がなにを一番の目的に空気清浄機を購入したいのか、もう一度考えてみてください。

花粉症の季節に花粉を取り除きたいのか、タバコや汗など部屋のにおいが気になるのか、PM2.5やホルムアルデヒドなどの有害物質を除去したいのか、悩みよって希望機種が変わってきます。

また加湿機能や除湿機能を併せ持っている機種もあります。便利でよさそうですが、家電の収納場所をあまりとらないというメリットだけではありません。

メンテナンスが大変だったり、高額機種になるかもしれないデメリットがあるので、しっかり検討する必要があります。

自分の悩みがはっきりすれば、あとはそれにあった機種をみつけるだけです。適用床面積を考慮しつつ、気に入ったものを探してみましょう。

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ビギナーズ 編集部 /
ビギナーズ編集部 ライター

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