更新

ベビーカーの2種類の違いとは?選び方や人気ブランドについて紹介

ベビーカーは赤ちゃんが産まれる前に購入しておきたいものの1つです。様々な種類がある中、今回はベビーカーのタイプごとに、特徴や選び方のポイントを解説します。人気ブランドのおすすめベビーカーも紹介するので、ベビーカーで迷っている方は必見です。
ベビーカーの2種類の違いとは?選び方や人気ブランドについて紹介

※当記事はアフィリエイト広告を含みます。

ベビーカーは、赤ちゃんとお出かけするときにパパとママの強い味方となるアイテムです。

しかし、A型やB型などの聞きなれないワードがあったり、様々なメーカーからたくさんの商品が販売されていたりと、どれを選べばよいのか分からないという新米ママも多いのではないでしょうか。

そこで今回は、ベビーカーの種類やタイプ、選び方のポイントなどを徹底解説します。

人気ブランドのおすすめベビーカー3選もあわせて紹介するので、自分と赤ちゃんにぴったりのベビーカーを選ぶ参考にしてみてください。

ベビーカーは大きく2つの種類がある

赤ちゃんを乗せるベビーカーは、大きく分けるとA型とB型の2種類があります。

ここでは、A型とB型のベビーカーのそれぞれの特徴と違いを解説します。

1ヶ月から使える「A型ベビーカー」

赤ちゃんが初めて使うことになるベビーカーは、生後1カ月から使えるA型ベビーカーです。

商品の安全基準であるSG基準では、新生児(生後28日までの乳児)を過ぎてから最長で48カ月までの間で使用期限を定めたベビーカーをA型ベビーカーとしています。

リクライニング機能がついていたり、赤ちゃんが寝やすいようにシート部分が大きかったりと、赤ちゃんが快適に過ごしやすい作りになっているのがA型ベビーカーの一番の特徴です。

新生児を過ぎたばかりの小さな赤ちゃんにも負担が少ないため、生まれてすぐに使えるベビーカーを探している方にはA型のベビーカーがおすすめです。

7ヶ月から使える「B型ベビーカー」

自分で安定しておすわりができるようになる7カ月あたりから使えるのが、B型ベビーカーです。

SG基準では、おすわりができる7カ月から最長で48カ月までの間で使用期限を定めたベビーカーが、B型ベビーカーとされています。

おすわりができる赤ちゃんが使うベビーカーという前提のため、A型ベビーカーに比べると、リクライニング機能がないなど快適さは低くなっています。

しかし、軽量でコンパクトなものが多く小回りがきくので、外出時に持ち運ぶのに非常に便利というメリットがあります。

また、A型よりも値段が安いため、セカンドベビーカーとして2台目に購入する人が多いようです。

ベビーカーのタイプも様々な種類がある

ベビーカーにはA型とB型の大まかな種類以外にも、様々な種類があります。

ここでは、タイプごとに優れている点や特徴を紹介します。

持ち運びしやすい「軽量タイプ」

旅行や外出のときに便利なのが、持ち運びがしやすい軽量タイプのベビーカーです。

座った状態で移動するB型ベビーカーや、軽量ながら両対面式でリクライニング機能がついているAB型と呼ばれるベビーカーがこの軽量タイプに含まれます。

AB型やB型のベビーカーよりも軽量でコンパクトなベビーカーが欲しいという方には、B型をより軽量化したバギータイプのベビーカーもあります。

走行性・デザイン性が優れた「3輪タイプ」

デコボコがある道や段差がある場所でも押しやすいのが、走行性に優れている3輪タイプのベビーカーです。

自転車のタイヤのように空気を入れるエアタイヤを採用しているものが多く、道がデコボコでもスムーズに走行できます。

また、おしゃれなデザインのものが多いため、見た目を重視したいという方におすすめのタイプです。

しかし、3輪タイプのベビーカーは海外ブランドのものが多いため、国内の4輪のベビーカーと比較するとサイズが大きめで重量があるというデメリットもあります。

歩きがメインの移動のときには便利ですが、重く大きめなため、狭い場所や階段などが多いところでの移動には少し不便に感じてしまうようです。駅を頻繁に利用する人にとっては使いづらいかもしれません。

そのため、3輪タイプのベビーカーが気になるという方は、デザインを重視するのもよいですが、重さやサイズにも気をつけた方がよいでしょう。

トラベルシステムに対応しているタイプ

車で使うチャイルドシートをベビーカーに取り付けることができるトラベルシステムに対応しているタイプもあります。

赤ちゃんをチャイルドシートに乗せたままベビーカーに移動させたり、家の中に移動させることができるというメリットがあります。

車で眠ってしまった赤ちゃんを起こすことなく移動させることができるため、車での移動が多い方には非常に便利なタイプのベビーカーです。

その他にも、ロッキングチェアやキャリーとしても使えるので、使い勝手がよいと人気を集めています。

双子用ベビーカーもあります。おすすめと選び方はこちらの記事を参考にしてみてください。

ベビーカーの種類の選び方

ベビーカーには様々な種類があるため、購入するときは選び方のポイントを押さえておくことが大事です。

ここでは、たくさん販売されているベビーカーの中から、赤ちゃんにぴったりなベビーカーを選ぶポイントを紹介します。

いつから使いたいのか考慮して選ぶ

ベビーカーの種類を選ぶときは、ベビーカーの種類によって使える赤ちゃんの月齢や期間が異なるので、いつから使いたいのか考慮して選ぶのが重要です。

例えば、産まれてからできるだけすぐにベビーカーを使いたいのであれば、月齢一カ月ほどから使い始めることができるA型やAB型のベビーカーを選ぶとよいでしょう。

または、1台のベビーカーをずっと使い続けたいのであれば、生後一カ月から3歳くらいまで使えるAB型ベビーカーがおすすめです。

移動手段を考慮して選ぶ

ベビーカーを使うときの移動手段を考慮して選ぶのも一つの方法です。

電車やバス、車、徒歩など、メインとなる移動手段はなにかを考えて、それに使いやすいものを選ぶのがおすすめです。

電車やバスなどの公共交通機関をよく使うのであれば、人混みの中で邪魔にならないように折りたためるタイプのベビーカーがよいでしょう。

車での移動をメインにする場合は、チャイルドシートをそのままベビーカーに取り付けることができるトラベルシステムタイプのものがおすすめです。

自分たちの移動手段に合わせて選ぶことで、より使い勝手がよいベビーカーを選びやすくなります。

ベビーカーを選ぶときのチェックポイント

購入するベビーカーの種類やタイプが定まってきたら、次は使いやすさや快適さなどのポイントをチェックするのがおすすめです。

ここでは、ベビーカーを選ぶときにチェックしておくとよいポイントを紹介します。

赤ちゃんの乗り心地が快適になるかどうか

ベビーカーは赤ちゃんのための乗り物なので、乗り心地が一番大事です。

赤ちゃんの乗り心地が快適かどうかをチェックする際のチェックポイントは次のとおりです。

振動などの衝撃を和らげる機能

快適な乗り心地をサポートしてくれる、衝撃を和らげる機能がついているかをチェックしましょう。

赤ちゃんへの負担が大きい振動や揺れを吸収してくれるようなサスペンション機能が、車輪部分やシート下についているものを選ぶのがおすすめです。

衝撃を和らげてくれる機能が優れているものを選ぶと、デコボコ道を通っているときでも赤ちゃんをゆっくり休ませてあげることが可能になります。

ホコリや熱から赤ちゃんを守るハイシート

外部からの影響を受けやすい赤ちゃんを守るため、シートが高めのハイシートのベビーカーを選ぶのもおすすめです。

地面からの距離が遠くなるため、低めのシートのベビーカーよりも、ホコリや熱・車からの排気ガスなどの影響を軽減することができます。

ハイシートのベビーカーを購入したいという方は、シートの高さが50cm以上のものを選ぶのがおすすめです。

汗をかきやすい背中部分のシート素材

暑くなる夏の時期には、ベビーカーに乗っている赤ちゃんは汗をかきやすくなります。

そのため、通気性のよい素材を使っているシートのものや、シートを取り外して洗濯できるものを選ぶのがおすすめです。

汗をかいても快適に過ごせるシートのベビーカーを選ぶことで、暑い時期でも赤ちゃんは快適に過ごすことができます。

紫外線や風から赤ちゃんを守る日除け

紫外線や風から赤ちゃんを守ってくれる、大きな日除けがついているのかもチェックしておきたいポイントの一つです。

顔の部分だけを覆うものや体全体を覆うものなど、ベビーカーによって日除けの大きさは異なるため、ベビーカーを使うタイミングや場所に合わせて日除けの大きさを選ぶのがおすすめです。

大きめの日除けがあると風通しが悪くなりがちなので、その場合は通気性のよい素材を使っているものや日除けに小窓がついているものなどを選ぶのがおすすめです。

使い勝手がよく安心して使えるか

ベビーカーの押しやすさやサイズなどの使い勝手のよさと、安全性もチェックしておきたいポイントです。

使い勝手のよさと安全性の高さを知るには、以下のポイントをチェックするのがおすすめです。

使いやすい重量やサイズをチェック

電車やバスなどの公共交通機関をよく使い、ベビーカーを畳んで持ち運びをすることが多くなる方は、ベビーカーの重量やサイズをよくチェックしましょう。

折りたたんだときのサイズや持ち運びに向いている重量なのかを見て、自分が使いやすいかをチェックするのがおすすめです。

例えば、3輪タイプのベビーカーは走行性の高さが売りですが、その分重くなってしまうため、赤ちゃんを連れて一人で持ち運ぶとなると大変です。

折りたたんで持ち歩くことが多くなりそうなら、折りたたんだときにコンパクトになるものや自立機能がついているものを選ぶのがおすすめです。

走行性を左右するタイヤをチェック

走行性を左右するタイヤも、使い勝手を左右するポイントの一つです。

タイヤの大きさや素材、車軸の数など、タイヤによって走行性や操作性が左右されるため、ベビーカーを使う場所やタイミングに合ったものを選ぶのがおすすめです。

ベビーカーに使われるタイヤは、「エアタイヤ」「メンテフリータイヤ」「ノンエアタイヤ」の3種類に分けられます。

3種類のタイヤのそれぞれのメリットとデメリットは以下の通りです。

タイヤの種類 メリット デメリット
エアタイヤ デコボコの道でもスムーズに走れる ゴム製なので定期的に空気を入れる必要がある
メンテフリータイヤ パンクの心配がなく走行性も高い デコボコの道だと少し振動がある
ノンエアタイヤ サスペンションつきで衝撃が少ない 定期的にタイヤに油を差す必要がある


タイヤの種類によって走行性が異なるため、それぞれのメリットとデメリットを比較して自分に合ったものを見つけましょう。

安全性が備わっているかチェック

ベビーカーの安全性をチェックするために、安全基準に合格しているSGマークがついているかもチェックしましょう。

このSGマークは製品安全協会が定めている基準に合格した商品にしかつけることができないため、SGマークがあれば安全性は高いということが分かります。

また、人混みの中や坂道などでの予期せぬ出来ごとを防ぐために、ベビーカーにブレーキがついているのかも確認するとよいでしょう。

特に重量があるベビーカーだと、少しの坂道や傾斜でもベビーカーのコントロールが効かなくなってしまう場合があります。

ブレーキがついていればコントロールがしやすくなるため、重めのベビーカーほどブレーキがついているのかを確認するのがおすすめです。

人気の高いベビーカーおすすめ3選

ここでは、特に人気の高いブランドのおすすめベビーカー3選を紹介します。

それぞれのベビーカーの特徴やおすすめポイントを紹介しますので、ベビーカー選びに迷っている方はぜひ参考にしてみてください。

コンビ スゴカル4キャスエアーエッグショックHK

「スゴカル4キャスエアーエッグショックHK」は、対面と両面のハンドルの切り替えが可能な「オート4キャスシリーズ」の最軽量モデルです。

生後一カ月から使えるAB型ベビーカーでありながらも、重さは4.5kgで、折りたためば片手で簡単に持ち運びができるほどの軽量さです。

ダブルタイヤを採用しているため小回りが利きやすく、人混みの中でもベビーカーのコントロールがとりやすくなっています。

超衝撃吸収素材である「エッグショック」を頭部に使用した「ダッコシートa」を搭載しているため、赤ちゃんは快適な姿勢でベビーカーに乗ることが可能です。

また、UVカットやはっ水、花粉対策がされている大きな「マルチビッグサンシェード」で、夏の強い日差しや紫外線から赤ちゃんを守ることができるのも嬉しいポイントです。

コンビ スゴカルハンディエッグショックMK

「スゴカルハンディエッグショックMK」は、コンビの人気シリーズ「スゴカル」の最軽量モデルです。

軽さと持ち運びのしやすさが人気のスゴカルシリーズの中でも超軽量を誇っており、その重さは4.2kgとなっています。

高い衝撃吸収力を持つ「エッグショック素材」をヘッドサポートとしてシートに内蔵しているため、生後一カ月の赤ちゃんにも安心して使用することができます。

55cmのハイシートタイプのベビーカーのため、地面からの熱やホコリから赤ちゃんを守ることが可能です。

また、汚れがちなシート部分を清潔に保つことができるよう、シート部分は全て洗濯機で洗うことができるようになっているのも魅力的です。

ジープ(J is for Jeep)スポーツリミテッド

ジープの「スポーツリミテッド」は、セカンドベビーカーにぴったりのバギータイプのベビーカーです。

バギータイプとしては最大級のタイヤを採用しており、タフな走行性を誇るJeep車同様にタフな足回りで、安定した走行を可能にしています。

道の段差やデコボコによって起きる衝撃を吸収してくれる3Dサスペンションを前輪に搭載しているため、振動が伝わりやすいというバギータイプのデメリットも感じません。

ボディ部分のシートベルトは指はさみ防止機能がついているなど、赤ちゃんへの安全性も高くなっています。

折りたたむとA4サイズスペースに自立可能という持ち運びのしやすさも人気の理由の一つです。

A型かB型か迷ったらレンタルも検討してみる

ベビーカーの種類やタイプは様々あり、使える期間や使い勝手はそれぞれ違うため、どれを選べばよいのか分からないという場合は、レンタルサービスの利用を検討してみるのもよいでしょう。

中には高額なA型ベビーカーを購入したけれど、あまり使わずにB型ベビーカーを使い始めてしまったという方は多いようです。

そのため、例えば最初の半年間はA型のベビーカーをレンタルして、7カ月になったら軽量でお手頃価格のB型ベビーカーを購入するなど、レンタルを活用するのがおすすめです。

レンタルと聞くと拒否感を示す方もいるかもしれませんが、多くのベビーカーレンタルサービスでは、プロが清掃したキレイなベビーカーをレンタルできるため、安心して使うことができます。

こちらの記事では、ベビーカーレンタルサービス比較して、おすすめのベビーカーもご紹介しています。

ママと赤ちゃんに最適なベビーカーを選ぼう

A型やB型、AB型など、ベビーカーには様々な種類があり、それぞれの商品で特徴が異なります。

また、走行性の高さや持ち運びのしやすさなど、タイプによってメリットとデメリットがあるため、比較しながらベビーカーを選ぶのがおすすめです。

ベビーカーの購入を迷っている方は、今回紹介した選び方やチェックポイントを参考にして、ママと赤ちゃんに最適なベビーカーを選んでみてはいかがでしょうか。

抱っこひもにもいくつかの種類があります。こちらの記事では抱っこひもとおんぶひもの種類・選び方とおすすめ商品もご紹介しています。

マーケットエンタープライズフィールドセールス

ビギナーズ 編集部 /
ビギナーズ編集部 ライター

趣味と出逢うメディアサイト「ビギナーズ」の編集部です。趣味を見つけたい方を応援します。

ビギナーズTOPページ