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飛行機の「チェックイン」とは?チェックインの時間や流れを解説

飛行機に乗る際に必要となる「チェックイン」について解説します。手続きする場所、締め切り時間などチェックインの流れをや国内線と国際線で異なる点を紹介します。
飛行機の「チェックイン」とは?チェックインの時間や流れを解説

※当記事はアフィリエイト広告を含みます。

電車やバスなどと異なり、飛行機の搭乗には時間がかかってしまいますよね。

特にチェックインのときには「何時間前に到着すべき?」「チェックイン時に必要な書類は?」など、細かな不安を抱えてしまう人も多いようです。

そこで今回は、チェックインの流れを紹介しつつ、国内線と国際線で異なる注意点についてもご紹介します。

飛行機の「チェックイン」とは何か?流れや注意点

飛行機に乗る際に必ず必要になってくる「チェックイン」とは、搭乗手続きのことですが、具体的にはどのようなことを行うのでしょうか?

ここでは、チェックインの基本情報に加えて、チェックイン時の流れや注意点についてまとめてみたいと思います。

チェックインでは何をするの?

チェックインの際に行うことといえば、航空券の確認や搭乗時刻・搭乗ゲートの確認はもちろん、乗る機体の座席のチェックや手荷物預かりなど、飛行機に乗るための手続きが中心となります。

事前に予約した航空券を確認するための内容がほとんどで、フライト内容によってはチェックイン時に空いている座席を指定する場合も。

また、チェックイン自体にかかる時間は5分程度と短いものの、年末年始や大型連休中はカウンター前に長蛇の列ができることも珍しくありません。

「どの座席にしよう?」などと迷っていると、チェックインに時間がかかってしまう場合もあるため、気をつけましょう。

チェックインはどこでするの?

空港に到着したらまずは利用する航空会社のカウンターに足を運び、搭乗口や座席などが記載された「搭乗券」を発行します。

チェックインカウンターには航空会社の名前が大きく記してあるためわかりやすいですが、LCCのカウンターは小さくてわかりにくいこともあるため気をつけましょう。

「チェックインカウンターが見つからない!」という場合は焦ってしまいやすいですが、総合案内に聞いたり案内図を見たりして確認してください。

チェックイン時の流れ

各航空会社のチェックインカウンター付近には、大抵「自動チェックイン機」が設置されています。

まずは自動チェックインカウンターにて、航空券を予約した際に発行された「航空券の予約番号」「eチケット控え」「二次元バーコード」などの情報を入力・提示しましょう。

自動チェックインカウンターからチケットが発券されたら、それをカウンタースタッフへ手渡して荷物を預けます。

最近は自動チェックイン機を使用したチェックイン方法が主流となっていますが、郵送などによってチケットを既にお持ちの場合は、そのままカウンタースタッフのところに直行でOK!

チェックインの締め切り時間は?

チェックインの締め切り時刻は航空会社の規定によって定められているため一概にはいえませんが、JALやANAなどのフルサービスキャリアでは「出発時刻の20分前」とされています。

LCCの場合はそれよりも早く「出発時刻の30分前」とされていることも少なくないため、時間に余裕を持って空港に到着しておくと安心です。

チェックインをしないと予約取り消しに!?

ちなみに、飛行機の予約や支払いを済ませていたとしても、チェックインを行わなければ予約が取り消しになってしまう可能性があるということをご存知でしょうか?

そのようなアクシデントを防ぐためにも、空港に着いたら「まずはチェックインをする」という意識を持つことが大切です。

飛行機のチェックインは何時間前から?

時間に余裕を持ってチェックインをしなければいけないことはわかりましたが、チェックインは何時間前から可能なのでしょうか?

航空会社や国内線・国際線などの条件によってもチェックイン開始時間は異なるので、以下にまとめてみたいと思います。

参考:初めての海外旅行で不安、国際線のチェックインはいつから行える?

国内線

国際線に比べて検査項目が少ない国内線では、繁忙期以外では「出発の1時間前までに」、繁忙期には「出発の2時間前に」チェックインを済ませるようにといわれています。

JALやANAなどのフルサービスキャリアの場合、チェックインの開始時間は「航空会社の営業開始時刻に応じる」ことがほとんどです。

航空デスクが営業時間内であれば、夜のフライトでも昼にチェックインを済ませることができるため、早めにチェックインをして空港をのんびり楽しむことも可能です。

また、後で詳しくご紹介しますが、国内線では事前に手続きをすることでチェックインが不要になる「ウェブチェックイン」などというサービスが利用できるケースも!

こうしたサービスを利用することでスムーズな登場ができるため、条件に合う人は利用してみるのもおすすめです。

国際線

国際線のチェックイン開始時間は、利用する航空会社によってそれぞれ異なります。

例えば、JALやANAなどのフルサービスキャリアの国際線では、カウンターが営業していれば「夜の便でも昼間にチェックインを済ませる」ということが可能ですが、海外の航空会社を利用する場合はチェックイン開始時刻が決められているところがほとんどです。

多くの海外航空会社は「チェックイン開始は出発時刻の3時間前から」と定めていて、それ以前の時間帯ではチェックインできない場合がほとんどでしょう。

また、国際線ではチェックイン後に「出国審査」「税関手続き」などがあるため、国内線よりも時間がかかってしまいやすいという特徴があります。

ほとんどの国際線では国内線よりも時間に余裕を持ったチェックインをすすめており、一般的には「出発時刻の2時間前にはチェックインを済ませましょう」といわれています。

飛行機のチェックイン時に必要なもの

飛行機のチェックインを行うためには、各航空会社が指定した証明書や予約番号などを提示する必要があります。

ここでは、飛行機のチェックイン時に提出を求められることが多い書類やアイテムをまとめてみたいと思います。

カウンターでスマートな搭乗手続きを行えるように、利用する航空会社のチェックイン方法をWEBなどで事前に確認しておきましょう。

有人カウンターでチェックインする場合

パスポート

航空会社のスタッフがいるチェックインカウンターでは、パスポートを提示することによって本人確認が行われる場合があります。国内線などパスポートが必要ない場合は提示を求められることは少なく、航空券の予約番号などで代用されることがほとんどです。

航空チケット

航空券を予約した際に発行される予約番号は、さまざまなシーンで必要になる大切なものです。有人カウンターでチケットを発行してもらう際も高い確率で提示を求められるため、すぐに取り出せる場所に閉まっておきましょう。

自動チェックイン機で手続きをする場合

クレジットカード

クレジットカードを利用してチェックインをする場合、航空券の予約時に使用したクレジットカードを自動チェックイン機に挿入します。

チェックイン手続きが終了すると、チェックイン機から領収書を受け取ることができます。また、クレジットカードだけではなく、プリペイドカードやデビットカードなども利用可能。

ICカード

自動チェックイン機や発券機でチェックインをする場合、各航空会社によって指定されている認定コードが異なります。

JALでは「JMBICカード」「JALICサービス」「機能付きJALカード」「JALIC機能付きモバイル」など、IC機能が付いているカードやスマホをチェックイン機の画面にかざすことで簡単にチェックインをすることができます。

二次元バーコード

QRコードとも呼ばれる二次元バーコードは、チケット予約時に発行される「お客様控え」に表示されていることが多く見られます。二次元バーコードはWalletやPCから取得し、スマホ内に保存しておきましょう。

確認番号・予約番号

「IC機能付きカードは持っていない」「スマホの操作が苦手で二次元バーコードが取得できない」という場合におすすめなのは、客様控えに記載されている確認番号や予約番号を自動チェックイン機に入力することです。

航空券購入時に発行される「お客様控え」に番号が記載されているため、必ず自分の番号を把握しておきましょう。必要があれば、PCやスマホなどからお客様控えをプリントアウトしておくと安心です。

「スキップサービス」でチェックインをパス!?

チェックインにはそれほど時間がかかりませんが、繁忙期には待ち時間が長くなってしまうというデメリットもあります。

そこでおすすめなのが、カウンターでのチェックインが不要になる「スキップサービス」です。

スキップサービスとは、事前に予約・購入・座席指定を済ませることで、直接保安検査場に進むことができるというANAが提供しているサービス!

空港に到着した後はチェックインカウンターへ寄る必要はなく、保安検査場にてバーコードなどの認証コードを読み取り機にタッチするだけでOKです。

搭乗口でも同じ媒体を利用して通過できるため、いちいちチケットを取り出したり探したりする必要もなくスマートな搭乗が可能となります。

ただし、「発券済みの航空券を持っている」「対象外のマイル割りを利用している」「3歳未満の幼児連れ」など、スキップサービスを利用することができないケースもあるため、事前に確認をしておきたいものです。

ANAだけではなく、JALでも同じようなサービスが提供されており「タッチ&ゴーサービス」というサービス名で紹介されています。

国内線で手荷物が少ない場合やチェックインにかける時間を短縮させたいという場合におすすめです。

参考:ANA国内線の搭乗スタイル「スキップサービス」

参考:JALタッチ&ゴーサービス

飛行機初心者必見!チェックインの時間には余裕を持って

チェックインを行うには、予約番号や認証コード・パスポートなども必要になってきます。

必要な書類やコードは各航空会社で異なるため、必ず当日までに確認をしておきましょう!

また、飛行機に乗り慣れていない場合、空港内で迷子になってしまう可能性もあります。

「チェックインカウンターが見当たらない!」なんてことにならないよう、時間に余裕を持った行動と事前準備を心がけてくださいね。

飛行機に持ち込むことのできる荷物のサイズや持ち込むことのできないものについて、こちらの記事で解説しています。ぜひご覧ください。

マーケットエンタープライズフィールドセールス

白根 鮎美 /
ビギナーズ編集部 ライター

独学で英語を勉強後、オーストラリアでは幼児教育の専門学校で勉強。帰国後は子ども英会話教室にて1歳から高校生への英会話を指導していました。また、サーフィン歴は10年以上、海を愛する2児のママサーファー。

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