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センサーサイズとは?|サイズ別のおすすめカメラも紹介!

カメラには実はセンサーサイズというものがあり、それによって写り方も変わってきます。センサーサイズの特徴を捉えながら自分に合うカメラを見つけていきましょう。ここではそんなセンサーサイズの特徴とおすすめ商品を紹介します。
センサーサイズとは?|サイズ別のおすすめカメラも紹介!

※当記事はアフィリエイト広告を含みます。

カメラを購入したばかりの人やこれから購入予定の人は、センサーサイズにどのような役割があるのかわからない人もいるかと思います。

センサーサイズは被写体をどのように写したいかによって決めていきます。センサーサイズの特徴を知ることで自分に合うカメラがわかってくるでしょう。

カメラのセンサーサイズの違いと特徴を知り、カメラを購入するポイントに役立ててください。

カメラのセンサーサイズとは

カメラには画像センサーという部分があり、大きさによってカメラを撮ったときの写り方が大きく変わってきます。

センサーについて理解した上でカメラを使用しましょう。

センサーとは

センサーは撮像素子(さつぞうそし)ともいわれ、レンズから入ってきた光を電気信号に変える部分のことです。そのためカメラの性能が大きく変わり、カメラを購入するときの重要なポイントになります。

デジカメのような高画質な写真を撮りたいときに、センサーとレンズの大きさによって決めなければなりません。

またカメラのレンズは交換できるのに対し、センサーは交換ができません。カメラを購入する際はセンサーがどのくらいの大きさなのかを把握しておく必要があります。

センサーサイズとは

センサーサイズとはセンサーの大きさの違いのことをいい、大きく分けて5つあります。

  • フルサイズ 36.0mm×24.0mm
  • APS-C 23.6mm×15.8mm
  • マイクロフォーサーズ 17.3mm×13.0mm
  • 1インチセンサー 13.2mm×8.8mm
  • 1/2.3センサー 6.2mm×4.6mm

センサーが大きくなればなるほど、光を取り込む量も多くなり、より鮮明な写真が撮れるのです。この場合はフルサイズカメラのセンサーサイズが一番大きく、きれいに写真が撮れるでしょう。

そのためセンサーサイズが大きくなるとカメラの値段も高くなります。

センサーサイズの特徴比較

カメラにあるセンサーサイズによって、それぞれ特徴が変わってきます。どのような違いがあるのかを見ていきましょう。

画質について

センサーサイズが大きい方がより立体的で細やかな写真が撮れます。明暗のコントラストや階調、暗所での画質もよくなるでしょう。

同じ画素数でもセンサーサイズの大きい方が光を多く取り込め、色彩豊かな写真が撮れるようになります。

光が多く取り込めるということは、白飛びや黒潰れがしにくくなるのです。

撮影範囲について

センサーサイズが大きいと写せる面積が大きくなるため広い範囲を撮影できます。そのため遠くのものを大きく撮りたいときは、フルサイズより下のAPS-Cカメラの方がよいでしょう。

メーカーによって異なりますが、APS-Cカメラは数値で表すと「約1.6倍望遠」になります。

たとえばフルサイズカメラの「24mm」という焦点距離のレンズを装着して撮影しますが、APS-Cサイズのカメラだと24mmの約1.6倍で38mmとなり、望遠で撮ったような写りになるのです。

ボケ量について

センサーサイズが大きいほどボケ量が多くなってしまいます。その理由は被写体に近づきすぎてしまいボケやすくなるからです。

広範囲を撮れるフルサイズでは他のサイズよりもボケが大きくなるということを頭に入れておきましょう。

同じ被写体を同じ大きさで写そうとする場合は、APS-Cサイズの方がフルサイズよりも後ろに下がって撮らなければなりません。

重さと大きさについて

センサーサイズが大きいほど、ボディの重さや大きさも大きくなる傾向があります。

お出かけや子どもの運動会に持ち運べるようなコンパクトさを求めているのであれば、フルサイズは少し大きいかもしれません。

女性にとっては大きすぎて扱いにくいということもあるため、実際に手に持ってみて比較しましょう。

女性や初心者の人はコンパクトなサイズの方が撮影しやすいため、その点も考慮してみてください。

価格について

センサーサイズが大きいほど価格も高くなる傾向があります。

特にフルサイズの場合はデジタル一眼カメラの上位機や一部の超高級デジカメで使用されているため価格が高いです。

ただし初心者向けのフルサイズモデルは比較的安価なものが多いでしょう。

カメラを趣味で始めたい人であれば、後から買い換えることを考え思い切ってフルサイズのものを購入するのも手です。

サイズ別おすすめカメラの紹介

センサーサイズごとにおすすめのカメラを紹介します。フルサイズだからよいというわけではなく、自分の目的に合ったカメラを選ぶようにしましょう。

おすすめのフルサイズカメラ

人気が高く機能性を重視したものを選びました。フルサイズカメラは上級者や本格的に写真を始めたい人におすすめです。

キヤノンEOS 5D Mark IV

「画質・機動力・機能性」が高く、人気のモデルです。フルサイズ機としては価格も安めなので、初心者だけれど本格的に始めてみたい人におすすめでしょう。

重量約890gと比較的軽く、女性でも持ち運びが楽にできます。有効画素数約3,040万画素のフルサイズセンサーを搭載しているため明暗差を広く捉え、ボケも豊かです。

「61点高密度レティクルAF II」を採用し、高速で動く被写体も捉えることができます。また暗い場所でも高感度で撮影可能です。

新開発ミラー振動制御システム搭載により、最高約7コマ/秒の高速連写を実現しています。

空気感や臨場感までが伝わるフルサイズCMOSセンサーは、キヤノンだからこそ実現できた一眼レフカメラといえるでしょう。

ニコンD850

高解像度と高速性能で、ニコンのフルサイズ一眼レフの中でも最高品質です。風景や人物、鉄道や映像制作まで多彩に活躍できます。

「高速・高精度153点AFシステム」を搭載し、フル画素記録時でも1秒間に最大約7コマの高速連写が可能です。

有効画素数約4,575万画素のフルサイズセンサーを搭載し、暗所に強い「裏面照射型構造」を採用しています。

動画は4K動画や8Kのタイムラプスムービー用素材の記録も可能です。ちなみにサイレント撮影にも対応しています。

また最長記録時間3分のフルHD「スローモーション動画」が可能です。

おすすめのAPS-Cカメラ

フルサイズの次にサイズセンサーが大きいカメラで、望遠で被写体を大きく撮れます。人気が高く機能性を重視したものを選びました。

キヤノンEOS Kiss M

性能が高いのにリーズナブルで人気のカメラです。カメラ中央の上部にポップアップ式フラッシュを内蔵し、電子ビューファインダーを装備しています。

「追尾AF」「143点AF」を採用し、高速連写(最高10コマ/秒)も可能な上、4K動画も撮影可能です。

約2,410万画素に対応していて、鮮明な画像が楽しめます。約390gと軽量コンパクトで、女性にも持ち運びが便利です。

シャッタースピードは1/4000~30秒で、ストロボ同調最高シャッタースピードが1/200秒となり、バルブ撮影ができます。

また初心者にも優しいビジュアルガイドがあり、瞳を検知して人物撮りも楽にできるでしょう。

液晶を様々な角度に変えられるので、「ロー」と「ハイアングル」どちらも撮影がしやすいです。

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ソニー α6400

359gの軽量ボディに高性能を搭載したモデルです。約2,420万画素に対応していて、さらに高速連写で最高11コマ/秒の撮影が可能になりました。

4K動画撮影やペットや人の瞳検知もできます。425点の位相差AFとコントラストAFで、撮像エリアの84%をカバーしてくれます。

1:1のアスペクト比対応でSNSへの掲載もそのままできるほか、180度チルト可動式液晶モニターで自撮りも簡単です。

付属の電池がついており、約410枚の撮影ができます。

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おすすめのマイクロフォーサーズカメラ

人気のモデルで性能も高いものを選びました。マイクロフォーサイズカメラはポートレートユーザーなど、背景をぼかして人物を浮かび上がらせたいときに活躍します。初心者や女性にもおすすめのカメラです。

OLYMPUS PEN E-PL9

簡単操作で上質の写真が楽しめ、デザインも人気の初心者おすすめカメラです。スマホのようなタッチ操作で、印象的な写真を撮ることができるアートフィルターを搭載しています。

アクセサリーも充実しているので、女性にもおすすめです。1,605万画素に対応していて、BluetoothやWi-Fi機能もついているため、簡単に画像転送ができます。

カメラがバッグの中に入っていてもスマートフォンアプリの「OI.Share」があれば、カメラ内の撮影画像を閲覧して転送も可能です。

「アドバンストフォトモード機能」で、様々な手法の写真撮影を気軽に楽しめるのが特長といえます。

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パナソニックLUMIX DC-G9

パナソニックのマイクロフォーサーズ機最上位モデル(2018年製)です。約2,033万画素に対応し、「ハイレゾモード」で約8,000万画素の超高解像度撮影が可能になりました。

高精細20.3M Live MOSセンサー&ヴィーナスエンジンや、6.5段のボディ内手ブレ補正、AF約0.04秒でメカシャッター「9コマ/秒高速連写」のAF追従機能が搭載されています。

防塵防滴対応なので安心です。また、決定的瞬間を撮り逃さない機動力の、AF約0.04秒という高速連写ができます。

おすすめの1インチセンサーカメラ

1インチセンサーカメラは、レンズとボディが一体型の構造となっているため重さが300g前後と軽量で、スマホのように携帯できるのが人気です。

ソニー サイバーショット DSC-RX100M7

275gの超軽量コンパクトボディに高性能を備えた機種です。世界最速0.02秒の高速AFを実現し、高速の被写体にピント調整が可能になりました。

最大60回/秒の演算処理や、最高約20コマ/秒のAF/AE追随ブラックアウトフリー撮影ができます。

さらにリアルタイムトラッキング&リアルタイム瞳AFで、人物や動物対応の最新ミラーレス機能も搭載されています。

そのため最大90コマ/秒のワンショット連続撮影など、動きの速い被写体をしっかり捉えられるでしょう。

ポップアップ式のフラッシュやファインダーで、撮影の明暗などを手軽に調整でき、初心者にも使いやすいです。

モニターも上180度、下90度に可動でき、高性能の手ブレ補正や4K動画にも対応しています。

キヤノン パワーショット G7 X Mark II

この価格帯では珍しく望遠側にF2.8を採用し、明るいレンズが特長です。手ブレ補正力も高いので望遠側の夜間撮影もできます。

カメラ本体にプリセットされた8種のピクチャースタイルの中から、被写体や撮影目的に合った項目を選ぶだけで効果的な画づくりが可能です。

色みやシャープネスなどをカスタマイズでき、自分撮りに対応できるチルト液晶モニターや、Wi-Fiなどの通信機能が搭載されていて、トレンドをバランスよく取り入れています。約2,010万画素に対応しています。

60,000円台の予算でどの1インチセンサーのカメラを購入するか迷っている人には、このカメラがおすすめといえます。

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おすすめの1/2.3センサーカメラ

とてもコンパクトなので、女性にも持ち運びがしやすく扱いやすいカメラになります。

カシオ EXILIM EX-ZR1800

自撮り機能の豊富なモデルなので、女性に人気のカメラです。

「メイクアップテクノロジー」で肌の滑らかさや色を調整でき、自撮りシャッターや25mmの広角レンズ、レンズシフト方式の強力手ブレ補正などを搭載しています。

1/2.3センサーカメラのCMOSなので、ボケのある写真を撮ることは難しいですが、フィルター機能で背景にぼかしを入れることができ、自由に好みの背景に変えられます。

また低価格での「ハイスピード撮影」を実現していて、画質も1,610万画素で十分にきれいです。

SNS向けのコンテンツも入っているので、SNS好きな女性に人気があります。

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ニコン COOLPIX A900

24mm~840mmの35倍光学ズーム搭載で、安価な望遠カメラとしては優秀なモデルです。

レンズシフト方式と電子式の手ブレ補正を併用することで、夜間撮影も可能になりました。

素早い起動時間や高速AF、短い撮影タイムラグで撮りたいものをすぐに撮影できます。

自撮りに役立つ約92万ドット3型チルト式液晶モニターも搭載されていて、SNSにアップしたい人にもおすすめです。

また、画像をスマホなどに自動転送できる「SnapBridge」に対応しています。静止画切り出しも可能な4K UHD/30p動画撮影ができるので、YouTubeのサムネにも活用できるでしょう。

値段も40,000円以下でコスパもよいカメラです。

シーンに合ったセンサーサイズを選ぼう

カメラのセンサーサイズの重要性がわかれば、自分の目的に合ったカメラがすぐに見つかります。

センサーサイズはそれぞれ違う役割を持っているため、本格的に写真を始めたい人やきれいに撮れればよいという人用まで、幅広いカメラが存在しています。

値段もピンからキリまであるので、予算に合わせながらじっくりと選ぶことが大切です。カメラは高価になるほどセンサーサイズも大きくなっていき、重さも出てきます。

より具体的にカメラの選び方について解説した記事があるのでカメラ選びで悩んでいる方はそちらもご覧ください。

そのためどのようなシーンで使いたいかを決めていき、自分に合ったものを見つけていきましょう。

紹介されていたカメラを使ってみたいけど、いきなり買うのはお金もかかるし勇気が出ないという方におすすめのサービスがあります。

ReReレンタルというサイトではカメラや家電などをレンタルすることができます。手順も簡単で利用しやすいので、少しでも興味が湧いた方はサービスの詳細をこちらから御覧ください。

またカメラのレンタルサービスを比較した記事もあるので興味がある方はそちらもご覧ください。

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ビギナーズ 編集部 /
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