更新

クロスバイク・ロードバイク用空気入れおすすめ5選を紹介!

クロスバイク・ロードバイク用空気入れおすすめ5選を紹介!

※当記事はアフィリエイト広告を含みます。

スピード感のある乗り味で長距離ツーリングにもぴったりの「ロードバイク」や、機能性を重視しつつも街乗りで使用できる「クロスバイク」が人気を集めています。

ママチャリと比べてスタイリッシュで走行性もグンとアップしている両者ですが、タイヤの形状が一般的な自転車とは異なるため、専用の空気入れが必要になってくることをご存じでしょうか?

今回は、ロードバイクやクロスバイクにおすすめの空気入れと、賢い選び方をご紹介します。

空気を入れる「バルブ」の3つの様式

タイヤについている、空気を入れるための突起部分を「バルブ」と呼びます。

バルブには3つの様式があり、それぞれの向き・不向きから採用されている車種が異なります。

英式バルブ

英式バルブは、一般的なママチャリから車椅子まで幅広く利用されている形。ホームセンターなどに行くとよく見かけるのは英式バルブで、日本で最も普及しているといえます。

「英式」と聞くと「イギリスでよく使われているのかな?」と思ってしまいますが、実はイギリスではほとんど使われていないバルブです。

また、バルブ内部にある「虫ゴム」という部品が劣化してくると空気が漏れやすくなるため、半年〜1年毎に交換することが推奨されています。

空気圧を測定するアイテムにも対応していないことがほとんどなので、高い空気圧を維持しなければいけないロードバイクやクロスバイク用のバルブとしては不向きです。

米式バルブ

米式バルブはMade in USAの自転車やバイクに使用されている形状で、空気漏れが少なく丈夫です。

凸凹道を豪快に走るマウンテンバイクのような自転車はタイヤに大きな負荷をかけるため、耐朽性の高い米式バルブが使用される傾向にあります。

米式バルブの外観は英式バルブとさほど変わりませんが、耐久性が高く空気の微調整も可能!

ガソリンスタンドや自動車整備状の空気入れはほとんど米国式なので、ツーリング先で空気を入れたい場合にも、困ることが少ないでしょう。

ただし、耐久性を高くするためにがっしりとした作りになっているのが米国式のバルブ。

英式バルブと比較すると重量が重いため、走行性に軽さを重視する人にはやや不向きとも考えられます。

また、米式バルブに空気を入れる際は「トロンボ」と呼ばれる空気入れの先端が洗濯バサミのような形をした空気入れを使用するため、わかりやすいですよね。

仏式バルブ

仏式バルブは、多くのロードバイクやクロスバイクに採用されている主流の形です。バルブが細長く華奢で、高い空気圧にも耐えられる構造になっているのが最大の特徴!

米国バルブに比べて軽量さが魅力的ですが、その分ちょっとした衝撃に弱く、短時間で空気が抜けてしまいやすいデメリットがあります。

仏式バルブの自転車は定期的なメンテナンスが欠かせないため、仏式バルブに対応している空気入れには「空気圧をチェックできる機能付き」「こまめに空気を入れられるように性能の良いもの」など、使い勝手がいいものも多数。

ちなみに、タイヤの性能を最大限に引き出すためにも、タイヤに合った適正空気圧を知ることが欠かせません。

不適正な空気圧で走行を続けてしまうと大切なタイヤを痛めてしまう原因にもなるため、タイヤのサイドに印字されている「適正空気圧」は必ず確認しましょう!

ママチャリ用と違う?クロスバイク向きの空気入れとは

一般的な自転車である「ママチャリ」と、ロードバイクやクロスバイクは何が違うのでしょうか?

ここでは、両者を比較したときにわかるロードバイク・クロスバイク用の空気入れの特徴や種類についてまとめてみたいと思います。

ロード・クロスバイク用の空気入れの特徴

ロードバイクやクロスバイクは、一般的な自転車に比べると「乗り心地を大切にしている」傾向が見られます。

乗り心地を大切にしているということは、乗り味の良し悪しに大きく関わっている「タイヤ」によりフォーカスを当てているともいい換えることができますよね。

そのため、ロードバイクやクロスバイク用の空気入れには「空気圧を確認しながら空気を入れられる」「一度に多くの空気を入れられる2シリンダータイプ」のものが充実しています。

また、ロードバイクやクロスバイクで長距離ツーリングを楽しむ人も多いことから、外出先でのパンクに備えるために「コンパクトなハンディタイプ」「パンクの応急処置に最適なインフレーター」といったアイテムを持参している人も珍しくありません。

乗り心地を追及しているユーザーは、タイヤの空気圧を常に意識することはもちろん、もしものときのためにしっかりと備えているのです。

ロードバイク・クロスバイク用の空気入れの選び方

ロードバイクやクロスバイク用の空気入れを選ぶ際は、「フロアポンプ」「フットポンプ」から選ぶことをおすすめしましたが、詳しく突き詰めるとさらに細かな選び方が存在しています。

自分の自転車のタイヤの種類を確認しておかないと空気が上手く入れられない可能性もあるため、以下でご紹介する選び方を参考にして自分の自転車にぴったりと合う空気入れを探してみてください。

バルブに対応しているか

バルブとは、タイヤの内側方突起している「空気入れの先端をセットする場所」です。

バルブの種類は3つありそれぞれに異なる形をしているため、自分の自転車に採用されているバルブの種類に合わせた空気入れを選ぶのは基本中の基本!

各バルブの特徴をまとめるので、自分の自転車をよく見て確認してみましょう。

  • 英式:主にママチャリに使用される様式。スポーツ系バイクには不向きなバルブだが、空気入れによっては「英・仏・米」の3つのバルブに対応しているものもある。
  • 米式:主にマウンテンバイクに使用される様式。本体が太くて折れにくい丈夫さが特徴。オートバイに米式バルブが使われているので、ガソリンスタンドでも空気を入れてもらうことができる。
  • 仏式:主にクロスバイクやロードバイクなどに使用される様式。本体が細くて空気が抜けやすいため、タイヤに記載されている適正空気圧を要確認。

最高圧力を確認

タイヤの側面に適正空気圧か最大空気圧が記載されています。大抵の空気入れは大丈夫でしょうが、フットペダル式の空気入れの場合はロード・クロスバイクの適正空気圧まで対応していない場合があります。

まずは自身のバイクのタイヤの空気圧を確認して、空気入れの「最大〇〇psi(またはkpa)」の表記を確認しましょう。

空気圧を確認できるものを選ぶ

前述したように、クロスバイクやロードバイクに使用されている仏式バルブは「空気が抜けやすい」というデメリットがあります。

タイヤの空気圧が適正でなければ走行性が劣るだけではなく、タイヤのダメージ増にもつながってしまいます。

したがって、ロードバイクやクロスバイク用の空気入れを選ぶ際には「空気圧をチェックすることができる」機能付きのアイテムがおすすめです!

毎回のメンテナンスを癖にしてしまえば、乗り心地を安定させられるだけではなく、タイヤの劣化を防いでパンクのリスクも減少させることができるはず。

フロア?フット?種類で選ぶ

空気入れには、大きく分けて「フロアポンプ」「フットポンプ」という2種類の空気入れが存在しています。

一般的な自転車の空気入れでも利用されるのはフロアポンプ式で、足で空気入れを踏みながら固定し、ハンドルを握ってポンプを押し出すようにして空気を入れるものです。短時間で空気を入れられます。

一方で、フットポンプは足踏み式の空気入れ。フロアタイプと比較すると楽に空気入れができるため、女性や体力に自信のない方にもおすすめです。

フロアポンプは比較的大型の空気入れなので重量も重く持ち運びには不向きですが、フットポンプは携帯用のものも販売されています。

「空気をしっかりと素早く入れたい」「空気圧を一緒にチェックしたい」という場合はフロアポンプが、「気軽に使用したい」という場合はフットポンプを選びましょう。

また、両者で形状も異なります。フロアポンプは細長く、フットポンプは横幅があるので収納スペースも考慮しましょう。

携帯用ミニポンプも便利

クロスバイクやロードバイクの楽しみといえば、少し遠出をして自然や街の景色を楽しむことではないでしょうか?

米式バルブの場合はガソリンスタンドの空気入れを利用できますが、クロスバイクやロードバイクの主流形状である仏式バルブには対応していません。

ツーリング先で万が一パンクをしてしまったときでも、ミニポンプを携帯して入れば慌てることもありません。

もしものときに備えておくだけで安心感がぐっとアップするので、ツーリングによく出かけるという人はぜひ携帯用のミニポンプを常備しておきましょう。

ミニポンプはリーズナブルな価格帯のものも多いため、気軽に購入することができますよ。

おすすめ!タイプ別・ロードバイクやクロスバイク用空気入れ5選

タイヤの定期的なメンテナンスが欠かせないロードバイクにクロスバイク。

頻繁に使うものだからこそ、妥協したくないのは「機能性」や「使い勝手の良さ」ですよね。

ここでは主に、仏式バルブに対応しているおすすめの空気入れをご紹介していきたいと思います!

[フロアポンプ]3バルブ対応空気入れ最大1,100kPa

アルミ素材で作られた軽い使い心地が魅力的なこちらのパナレーサーの空気入れは、なんと「英・仏・米」の3つのバルブに対応しているという優れものです!

これ1台持って入れば、おばあちゃんの車椅子からお母さんのママチャリ・自分のクロスバイク・子どもの自転車と、幅広く利用することができます。

見やすい空気圧ケージは1,100kPaまで対応しているため、高圧設定もお手のもの!

カラフルな外観もインパクト大で、インテリアの邪魔にならないところもおすすめポイントです。

[フロアポンプ]3バルブ対応空気入れ最大160psi

こちらも「英・仏・米」の3バルブに対応している空気入れで、本体素材は丈夫なスチールを採用!

差し込むだけで米式・仏式に対応してくれるため、いちいち部品を装着する必要がありません。(英式の場合は付属されているジャストバルブを装着する必要があります。)

目標空気圧に目印をつけることができるゲージも採用され、とことん「使い勝手」にこだわったアイテムです。

また、無料でボールや浮き輪の空気を入れられるアタッチメントもついてくるため、家庭で幅広く利用できるのが魅力的!

[フットポンプ]3バルブ対応空気入れ最大500kPa

3バルブ対応で、大きくて見やすい大型空気圧ゲージを装備しながらもコンパクトなフットポンプです。自転車からオートバイまで空気入れ可能です。

口コミの一部では、本格的なクロスバイクよりルッククロス用との声やオートバイに使用すると疲れるとの声もあるので、機能性よりもフットポンプ式での汎用性と価格を重視する方向けと言えそうです。

[携帯ポンプ]仏式/米式対応空気入れ最大300psi

コンパクトサイズで携帯用としてもうってつけ!こちらの空気入れは、高圧時のポンピングの重さが気になる人におすすめの商品です。

コンパクトなのにフロアポンプに匹敵するほどぐんぐんと空気が入るため、もう汗だくで空気入れをする必要はありません!

押しても引いても空気が入る「ダブルアクション構造」により、約300回のポンピングで軽々と7barも空気が入ります。

航空機にも使用されているアルミ合金を使用した美しい外観は、ビジュアル面を求める人にも最適でしょう。

空気圧計は付属されていないものの、1年保証がしっかりとついているアフターフォロー制度は魅力的!

[電動ポンプ]仏式/米式バルブ対応空気入れ最大150psi

「空気入れに体力を使いたくない」「もっと楽にメンテナンスをしたい」という人には、自動で空気を入れられるエアコンプレッサーがおすすめです。

こちらのコンプレッサーは「1.タイヤの空気圧を確認する」「2.エアコンプレッサーに圧力数値を設定する」「3.バルブに接続してトリガーを引く」の簡単3ステップで、誰でも間違いなく適正空気圧にメンテナンスができます。

設定した圧力で自動的に停止してくれるので、空気を入れすぎてしまう心配も必要ありません!

空気入れはメンテナンスの基本!自分のバイクに合うアイテム選びを

クロスバイクやロードバイクにおすすめの空気入れの中には、英・仏・米のバルブに対応しているマルチタイプのポンプが豊富です。

空気圧をしっかりと設定できるように、空気圧計がついていたり自動で空気圧を調整してくれたりするコンプレッサー式を選べば、空気入れ時の失敗も少なくなるでしょう。

乗り心地に直結するタイヤのメンテナンスは定期的に行い、愛車を大切に管理してくださいね!

クロスバイクの基本的なメンテナンスの方法をこちらの記事で紹介しています。ぜひ参考にしてください。

白根 鮎美 /
ビギナーズ編集部 ライター

独学で英語を勉強後、オーストラリアでは幼児教育の専門学校で勉強。帰国後は子ども英会話教室にて1歳から高校生への英会話を指導していました。また、サーフィン歴は10年以上、海を愛する2児のママサーファー。

ビギナーズTOPページ