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社会人におすすめの英語勉強方法|便利なアプリや書籍を紹介

世の中には英語を勉強するための教材やコンテンツが溢れています。しかしどれが自分に合っているのか、おすすめの勉強方法はどれなのかが気になりますね。今回は、書籍とアプリ、そしてコーチングスクールにスポットを当てて紹介します。
社会人におすすめの英語勉強方法|便利なアプリや書籍を紹介

※当記事はアフィリエイト広告を含みます。

社会に出てから英語力を求められた経験、または「英語力がもっとあったらよかったのに…」と思ったことはありませんか?

英語は正しい方法で勉強すればやった分だけ伸びる、やりがいのある勉強の1つです。

しかし、闇雲に学習するのと、しっかりと見通しを立てて勉強するのでは結果に大きな差が出てきます。

英語スキルの中で伸ばしたい部分はその人によって違うとは思いますが、今回はそれぞれに沿った方法を紹介していきます。

社会人が英語を身につけるために必要な勉強時間

社会人が英語を勉強するには、自己管理とそのための時間の捻出が必要となってきます。

では、英語をものにするにはどのくらいの時間、勉強をすればよいのかを解説します。

理想は1日3時間35分

外務職員局のデータによると、英語を身につけるために必要な時間は、約2,200時間とされています。

それだけ聞くと、一気にやる気がなくなってしまいそうな値ですが、週間でいうと88週間、つまり一日あたりの理想的な勉強時間は3時間35分となります。

何か確固たる目的や、必要に迫られているのならともかく、働きながら1日にそれだけの勉強時間を捻出するのは難しいと感じるかもしれません。

ただ、どの程度の英語力が必要かによってもその勉強時間の値は変わってきます。

その英語力の判断によく使われるのがTOEICです。

TOEICのスコアに合わせて決める

TOEICのスコアには、それぞれの目標に沿ったスコアの目安が設定されています。

企業ニーズ別TOEICスコア目安

  • 上場企業が社員に求めるTOEICスコア→600以上
  • 国際部門配属者に求めるTOEICスコア→700以上
  • 海外出張・赴任者に求めるTOEICスコア→780以上

まずは英語における自分の現在の実力を知るために、試験を一度受けてみることをおすすめします。

自分の英語の現在地を理解し、スタート地点が決まれば、ある程度今の英語力から目標に達するまでにかかる時間の目安がつきます。

たとえば、現状550点レベルの場合、TOEIC750点以上を目指すためには450時間を英語の勉強に当てる必要があると言われています。1日2時間の学習で半年以上となりますね。

TOEICは、一回につき6,490円の費用がかかります。

日程は休日に設定されているので、忙しい社会人にとっても時間が作りやすい試験です。

社会人に適した英語の勉強方法

時間のない社会人にとっては、いかに手軽にできるかということも勉強の継続をしていけるかどうかの大切なポイントです。

ここではそのいくつかの方法を紹介します。

スマホアプリを利用する

私たちの生活必需品、スマートフォンを使った勉強方法もおすすめの1つです。

出勤時間や仕事の休憩時間、また寝る前の時間など、片手で操作できるスマートフォンのアプリは、社会人にとって絶好の勉強道具です。

英単語を覚えるためのものや、リスニングスキルの向上を目的としているアプリ、また場面ごとのシチュエーションに合わせた会話の練習ができるものなど、その種類は多岐にわたり、弱点を狙って勉強することも可能です。

これらのアプリは無料のものも多く、お金をかけずに勉強できるので、気軽に始められます。

英語の学習書籍を購入する

英語の学習書籍を利用することもおすすめの方法です。

自分に合った進めやすい書籍を自分の伸ばしたいスキルに合わせて選べるのに加え、やり終えたとしても、次に挑戦すべき書籍は溢れています。

試験対策の場合も、その試験に沿った問題集がたくさん出版されています。

繰り返し何度も解いて、理解を深めることは間違いなく試験合格への第一歩となります。

とくに英作文に関しては、どれだけ書く練習をしたかにかかっていると言っても過言ではありません。

また、授業や映像と違い、わからなかった部分や文章についての疑問がいつでも見返せるのも、テキストを利用する利点といえます。

英語スクールに通う

コーチングやパーソナル系の英語学校に通うことも、英語を短期間で上達させる1つの方法です。

学校の優秀なコンサルタントが1人1人の英語レベルに合った学習カリキュラムを提案してくれます。

また、学校によっては生徒1人にコンサルタントが1人専属でついたり、スクール外でもメッセージツールを使ったサポートをしてくれるところもあります。

目的に達するまでしっかりサポートをしてくれて、細かいカリキュラムを組んでくれるところは、コーチング系、パーソナル系の学校に通う最大の魅力です。

少し値段は張りますが、それだけの料金を払うだけのサービスは見込めます。

また、カウンセリングの際にとても細かく生徒の英語力を分析してくれます。客観的に自分の弱点や得意な部分を知ることができるのも利点といえます。

YouTubeなどの動画を利用する

手軽に楽しみながら勉強したい場合は、YouTubeを利用するのも手です。

日本人バイリンガルのYouTuberによる、日本人がつまずきやすい文法、発音をわかりやすく解説する番組があります。

その他、英語ネイティブ視点で日本人の英語や日本の文化について解説しているものなど、その種類は様々です。

また、ほとんどの動画は無料で視聴することができます。たくさんのコンテンツからお気に入りを見つけるのも楽しい作業です。

YouTubeを利用する勉強方法は、隙間時間や空いている少しの時間を見つけて気軽に勉強できる、とても効率的なやり方ですね。

社会人におすすめの英語勉強アプリ

時間のない社会人にとってアプリを使った勉強方法がおすすめであることは既にお伝えした通りです。

具体的にどのようなアプリがあるのか紹介します。

Duolingo

Duoingoは、英語の基礎的な文法や発音、またリスニングを楽しみながら学べるコンテンツです。ゲームをするような感覚で問題を解いて、英語の知識を増やせます。

また、このアプリには学習能力があります。生徒の学習スタイルをアプリが学習して、それによってレッスンが変化します。

より効果的に勉強できるよう、出題される練習問題をカスタマイズしてくれるのです。

これだけのコンテンツが揃っていながら、基本的にはこちらも無料で利用できます。基礎をしっかり確認したい人におすすめのアプリです。

English AudioBooks

こちらは英語のスピーチを通して英語を勉強する、TED TALKを使ったアプリです。

スピーチを日本語の字幕、また英語の字幕と一緒に見ることもできます。

字幕を同時に見られるので、単語や言い回しなど、動画を使った勉強において難しい、わからないところの解決がピンポイントにしやすいのもポイントです。

ネイティブの話す英語のスピーチをラジオのように聴くことができます。

しかも、その原稿を読みながら聴くこともできるので、読解力の向上にも使用できます。

また、保存機能があるので、電波がないところでオフライン使用することも可能です。

電波が不安定な通勤時間に使うのにぴったりです。

このアプリはほぼすべてのTED.comにあるTED Talksを収録しており、カテゴリーで分類されているので、自分の探したいトークを見つけるのにも優れています。

Hello Talk

現地に住むネイティブと直接メッセージをやり取りして、生きた英語を学べる言語交換アプリです。

勉強相手を探すときは、年齢や国籍、性別など、自分が求めている層を絞って探すことができます。

アプリ自体に翻訳、音訳、音声の文字起こし、文法訂正、テキスト読み上げ、音声認識と、有能な機能が付随しており、それらを使って言語を勉強し合うことができる、とても有益なアプリです。

メッセージの交換や勉強相手は基本的には無料です。

数百円を支払えば、アプリ内の講師のライブ授業を受けられるので、言語交換で習ったものをアウトプットすることもできます。

1つ問題があるとすれば、このアプリを使っている人の中にはツールをマッチングアプリとして利用している人も一定数います。

一緒に勉強する相手を選ぶときには見極めが必要といえるでしょう。

究極英単語!TOEIC800点突破編

TOEIC高得点を目指す方に特化した教材で、その中でもとても高い満足度を誇るアプリです。

忘却曲線理論に基づいた学習アルゴリズムの機能がついており、問題が自動的に出題される様に組み込まれています。

また、過去のTOEICで頻出の重要単語がくまなく登録されており、ハイスコアに必要な単語力を効率的に鍛えられます。

生徒それぞれの単語の習得状況に合わせて出題方式は自動的に設定され、クイズ式、選択式、リスニング、記述式など様々な出題方式を自分に合った形で設定することも可能です。

またアプリ内の学習記録管理機能により、学習状況や苦手項目を自己管理できます。

社会人の英語勉強におすすめの書籍

アプリなどで学んだ知識を確認したり、基礎的な知識や単語を書いて練習するに当たっておすすめの書籍を紹介します。

英語上達完全マップ―初級からTOEIC900点レベルまでの効果的勉強法

この本には、初級からTOEIC900点を目指す人まで、幅広い層に対しての、効果的な勉強方法が綴られています。

まず英語とは何かを理解するところから始まるのが特徴の1つです。

その理解を深めてから、英語学習において必要不可欠な基本トレーニングについての説明が続きます。

英語の取得には、必要な勉強量をしっかり理解することとその実行を継続することが大事であると述べられており、その理解を終えた上で、本格的なトレーニングが始まります。

また、そのトレーニング方法は、音声パッケージ、瞬間英作文、文法、精読、多読(速読)、語彙、などの細かいカテゴリーごとに解説されています。

そのため、1つ1つの学習法についてどの様な効果があるのか、どういったペースで学習を進めなければならないのかの詳細をしっかり理解でき、モチベーションを保ちながら勉強できます。

CD付 改訂版 キクタン【Entry】2000 (英語の超人になる!アルク学参シリーズ)

リズムに乗って英単語を覚える「キクタン」シリーズの入門編です。英語学習の土台となる2000語から、基礎的な520語を厳選して抜粋した一冊となっています。

スペルまで身につけることを目標に掲げている本書では、見て聞いて覚える学習だけに留まらず、「書いて覚える」という動作を学習にプラスしています。

また、週終わりのWEEK Reviewでは覚えた単語を長文で確認する学習も組み込まれているので、実戦的な学習も可能です。

キクタンには、音楽に乗せた単語を「英語→日本語→英語」で聞く「チャンツ」を収録したCDももちろん付属しています。

フレーズと例文の読み上げ音声も収録しているので、CDを聞き流すだけでもリスニングの向上に一役買います。

1日に覚えるのは8単語、これを毎日続ける13週間(65日)のスケジュールがアプリに組み込まれています。

1回の学習時間も短いので、勉強する時間を見つけやすく、効率的に語彙を身につけられます。

中学 英語を もう一度ひとつひとつわかりやすく。

英語を基礎の基礎から学び直したい方におすすめの書籍です。

監修者の解説授業動画を無料でみることができ、授業を受ける様な感覚で解説を何度も聞くことができます。

また、本書では中学生で習うすべての文法を、一気に復習できます。解説動画はシンプルな言葉なので、無理なく学べます。

書籍内に収録されている練習問題の英文が、すべて収録されたCDを使って勉強できるのも本書の特長です。

正しい発音が学べるだけでなく、音読の練習もできるので、話す力と合わせて、聞く力の基礎も鍛えられます。

練習問題の収録数も多く、たくさん問題を解くことで、英文を組み立てる力をつけられます。

様々な英語の基礎を高めるための方法が、この1冊に集約されていると言えるでしょう。

どんどん話すための瞬間英作文トレーニング (CD BOOK)

英語が瞬間的に口から出てくるようになるためのメソッドが詰め込まれた本です。

収録されている単語や文章のレベルは中学レベルのものがほとんどで、新しい応用的な知識を得るための本ではありません。

簡単な英文なのにすぐに出てこない、相手が英語で話していることはわかるのに自分の言いたいことは伝えられない…など会話上でのフラストレーションを解決するのにとても効果的なトレーニングがたくさん収録されています。

トレーニングを続けることで、頭に英語の回路ができ上がり、理解できる英語が伝えられる英語として会話の中で使える様になります。

文型ごとに中1・中2・中3のレベルに分けてCDが付属されており、それぞれに合ったものを使ってトレーニングしていきます。

社会人の英語力アップにおすすめのスクール

専属トレーナーが生徒1人1人につく、コーチング型のスクールも時間とお金に融通が利く方にはおすすめの方法です。いくつかの学校を紹介します。

ライザップイングリッシュ

ライザップENGLISHでも、生徒1人1人にオーダーメイドで学習プランを構築してくれます。

レッスンを始める前には個人カウンセリングが行われ、受講生の「英語力の目標」と「現在の英語力」を比較します。

そして英単語、文法、リスニング、英語処理能力、英語反応速度の5項目の英語力の診断を行い、その診断によって受講期間で目標を達成するためのオーダーメイドのカリキュラムを作成してくれます。

ライザップENGLISHの最大の特長は、英語の反射神経を鍛える、高速レスポンス特化型トレーニングを行っているところでしょう。

内容としては、1秒で1単語の意味を確認、日本語から英語に翻訳する、英語から日本語に翻訳する、といった練習を反復して行うものです。

ライザップENGLISHでは、このトレーニングを毎週2回計100分行って、英単語や重要フレーズが生徒にどの程度定着しているかを確認していきます。

日本語で考えてから英語にするのではなく、日本語よりも英語の方が自然と口から出てくるようになることが、このトレーニングの目標です。

始めたばかりのうちは言語を切り替える作業が難しいですが、この練習を繰り返すうちに、頭で考えるより先に言葉が出てくるようになります。

ライザップ イングリッシュの詳細をみる

トライズ

1年間に1000時間、勉強することを大きく掲げているスクールです。

最初に説明した通り、日本人が英語を習得するのに必要な勉強時間は2200時間です。

その約半分を1年間でやりましょう、というのがトライズのカリキュラムです。

スクールでは学習進捗状況を常に確認し、正しい方向に進むよう専属コンサルタントがしっかりサポートします。

生徒は、専用のシステムを使用して、毎日学習した内容を専用コンサルタントに報告することが義務づけられています。

その報告に対して、コンサルタントが学習に対するアドバイスや、学習に役立つ情報をメールで送ってくれるのです。

また、面談とプログレスチェックが2週間に1度行われることになっており、面談の際にはコンサルタントの前で、普段行っているスピーキング・リスニングの学習の様子を再現します。

正しく学習が進んでいるかの確認や、アドバイスや軌道修正を行うための大切な時間です。もちろん、学習に関する悩みなどの相談にも乗ってくれます。

トライズの詳細を見る

PROGRIT

カウンセリングに行くと、まず課題チェックテストとヒアリング力のチェックが行われ、現状の英語カの分析をしてもらえます。

「◯◯ができないからこのトレーニングをする」ではなく、なぜそれができないかを明確にし、具体化することから、PROGRITの学習がスタートします。

科学的に効果が立証された学習方法しかカリキュラムに採用しないことも、この学校の特徴の1つです。

また、PROGRITでは、学習を継続させる習慣を身につけるために、専属コンサルタントが生徒1人1人につきます。

このコンサルタントは、生活習慣などのタイムスケジュールも徹底的にサポートしてくれます。

月に90時間の英語学習をみっちり組み込んだタイムスケジュールが1日ごとに組み立てられ、生徒は日々を管理されます。

そのため、無駄な時間を過ごすことなく効率よく学習を進められることに加え、生徒は達成感も感じられるため、この学校の学習継続達成率はとても高い値を誇っています。

常に自分に合った勉強方法で学習を進めていける学校といえるでしょう。

ENGLISH COMPANY

PROGRITと同じく課題発見をポイントとした、できない原因から学習のアプローチをかける、「第二言語習得研究」をベースとしたトレーニングを行っているスクールです。

スクールの運営会社は、大学受験用の予備校設立からスタートした会社で、日本人の英語学習者が受験を通してどのように英語を勉強してきたのかよく知っています。

義務教育内でしっかり勉強したはずなのに満足のいく英語力が獲得できていない人が多い、その理由を深く理解しているのです。

90日で1年分の英語力アップを目指すパーソナルトレーニングコースでは、専属コンサルタントの行動学に基づいたレッスンカリキュラムを受けることができます。

科学的根拠に基づいた継続しやすいレッスンの提案もしてくれます。

また、教育訓練給付制度対象コースの用意もあるので、条件に当てはまる方は10万円分の給付金を受け取りながらレッスンを受けられることもこの学校の特長の1つです。

英語力のアップで昇進を目指そう

英語力の向上は、決して簡単ではありません。

しかし、自分に合った方法や学校、コンテンツを見つけてコツコツと継続して学ぶことで、英語は、私たちの世界を変えてくれる1つの要素になり得ます。

スキルアップを認められれば、会社での昇進や、行きたかった部署への転勤も、夢ではないかもしれません。そう考えるとワクワクしませんか。

今年中には始めたいと思っている人は、思い切って英語の学習を初めてみませんか。

今回紹介しきれなかったおすすめのビジネス英会話スクールや選び方についてはこちらの記事を確認してみてくださいね。

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ビギナーズ 編集部 /
ビギナーズ編集部 ライター

趣味と出逢うメディアサイト「ビギナーズ」の編集部です。趣味を見つけたい方を応援します。

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