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キャンプで使えるポータブル電源の種類やおすすめ商品を詳しく紹介
※当記事はアフィリエイト広告を含みます。
「次のキャンプまでにポータブル電源を用意したいけれども、その種類や選び方がわからない」と困っていませんか。
キャンプでのポータブル電源の使い道は、スマホの充電など様々あり、たくさん種類もありますので、このページで詳しく紹介します。
他にも、キャンプでのポータブル電源の選び方のポイントや使用するときの注意点、いくつかのおすすめ商品もピックアップします。
「キャンプでポータブル電源があればいいなと思うけれども、おすすめがわからない」という人などは、参考にしてください。
目次
キャンプでのポータブル電源の使い道
キャンプしているときにポータブル電源があれば、次のような様々なシーンで活用できます。
- スマホなどのモバイル端末や乾電池の充電
- LEDライトやドローンの充電
- 扇風機
- 電気毛布
- 小型の調理器具
- ミニ冷蔵庫
- 30インチ程度のテレビ
夏であれば扇風機が使え、冬は電気毛布が使用できるため、いつの季節でも快適にキャンプを楽しめます。
またキャンプの場合スマホの電気消耗が早いため、ポータブル電源があればバッテリーを気にする必要がなくなります。
さらにライト類で電池を使う機会も多いため、ポータブル電源は非常に役立つでしょう。
ポータブル電源の種類を紹介
ポータブル電源は大きく次の3タイプに分けられます。
- 大人数キャンプでも安心な大容量なタイプ
- コンパクトで持ち運びしやすいタイプ
- お手頃価格が魅力の矩形波タイプ
こうした種類を知り、自分に合った商品を選びましょう。
大人数キャンプでも安心な大容量なタイプ
500Wh~1,000Whを超える大容量なタイプは、大人数のキャンプでも安心して使えます。
また大容量なタイプは、消費電力の大きい電化製品も安心して使用できます。
コンパクトで持ち運びしやすいタイプ
重量2kg以下程度と軽量で携帯に便利な持ち運びしやすいタイプもあります。
容量200Wh程度のポータブル電源が多いですが、最近は、コンパクトながらも容量300Wh~400Wh程度のポータブル電源も少なくありません。
ピクニック程度のキャンプであれば、コンパクトで持ち運びしやすいタイプを選びましょう。
お手頃価格が魅力の矩形波タイプ
様々な家電に使えるものは正弦波のタイプといいます。
一方、精密機器には使用できませんがライトや扇風機など最低限の使用に便利で、お手頃価格が魅力の矩形波タイプもあります。そんな正弦波と矩形波の特徴は、次の通りです。
正弦波 |
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矩形波 |
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キャンプでのポータブル電源の選び方のポイント
キャンプでのポータブル電源の選び方のポイントは、次の通りです。
- バッテリー容量
- 出力端子の種類・数
- AC出力の波形
- 充電方法
こうした選び方のコツを知り、使いやすいポータブル電源を選びましょう。
バッテリー容量
ポータブル電源のバッテリー容量は「Wh」で表示されます。この数値が高いと、容量が大きくなりますので、ポータブル電源を選ぶときにチェックしておきましょう。
日帰りのアウトドアであれば200Wh以上がおすすめです。
350Wh以上のポータブル電源は、扇風機や電気毛布を使用したりキャンプで連泊したりする場合に、400Wh以上であれば、冷蔵庫など、消費電力が大きいものを使用する場合におすすめします。
出力端子の種類・数
ポータブル電源の出力端子の種類・数が多いほうが使い勝手がよくなります。
スマホを充電したい人は、USBポートの有無をチェックしましょう。
ACコンセントがあれば、家電を使用するときに便利です。ポート数の多いアイテムならば、大人数でのキャンプに重宝します。
AC出力の波形
AC出力の波形には、正弦波と矩形波があります。正弦波は、家庭のコンセントと同じで信頼性のある電源ですが、値段が高い傾向にあります。
一方矩形波は、価格が安い傾向にありながらも、家電には使用できない場合が多く、故障の原因になってしまうリスクもあります。
安心・安全に電化製品を使用したい人は、正弦波のポータブル電源を選びましょう。
充電方法
ポータブル電源の充電方法も確認しておきましょう。
通常の家庭用コンセント以外に、自動車のシガーソケットや太陽光で充電できるポータブル電源であれば、非常に便利です。ま
た、太陽光で充電できるタイプであれば、コストも抑えられます。
キャンプでポータブル電源を使用するときの注意点
キャンプでポータブル電源を使用するときの注意点は、次の通りです。
- 最大電力ギリギリまで使用しない
- 冬キャンプなどの低温環境では注意が必要
- AC電圧や周波数の違いに注意が必要
- 瞬間的に高消費電力になる家電は注意が必要
このような注意ポイントを知り、ポータブル電源の扱いを失敗しないようにしましょう。
最大電力ギリギリまで使用しない
記載されているバッテリー容量はピーク時に共有できる最大ワット数です。ある程度余裕を持って使用しないと、部品の寿命低下を早めたり、発熱などのトラブルが起きる可能性があります。
そのため、使用する際は最大電力ギリギリではなく、表記されている最大電力の80%を上限の目安にして使用しましょう。
冬キャンプなどの低温環境では注意が必要
ポータブル電源は、冬キャンプなどの低温環境の場合、放電容量が少なくなる可能性もあります。
そのため、大容量のポータブル電源を選んだり、電化製品以外の防寒対策をしたりする必要があります。
最低動作気温が低いポータブル電源を選ぶことで、低温時でも安心して使用できるでしょう。
AC電圧や周波数の違いに注意が必要
日本では、電気の周波数が50Hz、60Hzと地域によって異なり、周波数が合わない場合、故障や性能が変わる原因になる可能性があります。そのため、ヘルツフリーのポータブル電源を選ぶとよいでしょう。
また、電圧も100V、110V、120Vのポータブル電源があります。日本は100Vになっているため、110V、120Vのものを使うときには、変圧器を使用した方が安心です。
瞬間的に高消費電力になる家電は注意が必要
ドライヤーや電気ポットなど、瞬間的に高消費電力になる家電は、かなりの負荷がかかるため、基本的には、ポータブル電源の使用を避けましょう。
高出力可能なポータブル電源であれば、ドライヤーや電気ポットなども使用できます。
キャンプで大活躍のおすすめ大容量ポータブル電源3選
キャンプで大活躍のおすすめ大容量ポータブル電源は、次の通りです。
商品 | 料金 | 特徴 |
---|---|---|
SmartTap ポータブル電源PowerArQ(626Wh/174,000mAh/3.6V/正弦波 100V) | 66,000円 |
|
suaoki ポータブル電源 120,000mAh /400Wh | 41,980円 |
|
Jackery ポータブル電源 700 194,400mAh/700Wh | 79,800円 |
|
大容量のアイテムが欲しいという人は、参考にしてください。
SmartTap ポータブル電源 PowerArQ (626Wh/174,000mAh/3.6V/正弦波 100V)
「PowerArQ」は、世界基準の安全規格・品質テストをクリアしているポータブル電源です。ミニ冷蔵庫が約11時間動く大容量で、急速充電も可能です。またカラーバリエーションも豊富で、デザイン性・機能性ともに優れているアイテムだといえるでしょう。
価格 | 66,000円 |
---|---|
容量 | 626Wh |
重量 | 6kg |
サイズ | 24.2cm |
充電方法 | コンセント、ソーラー、シガーソケット |
ポート | AC×1、DC×3、USB×3 |
suaoki ポータブル電源 120,000mAh /400Wh
suaokiのポータブル電源は、大容量ながら重量5.6kgと持ち運びの便利さが魅力のアイテムです。3つの充電方式と5WAY出力で使いやすいことも特長に挙げられるでしょう。また、簡単に自動車を始動できるジャンプスターター機能も搭載されています。
価格 | 41,980円 |
---|---|
容量 | 400Wh |
重量 | 5.6kg |
サイズ | 23×14×23cm |
充電方法 | コンセント、ソーラー、シガーソケット |
ポート | AC×2、DC×2、USB×4、シガーライターソケット×1 |
Jackery ポータブル電源 700 194,400mAh/700Wh
Jackeryのポータブル電源は、700Whと超大容量ながら、収納型取っ手付きで持ち運びの便利さが魅力のアイテムです。また、耐火材料が採用されており耐久性に優れています。ほかにも、利用状況やバッテリー残量などが一目でわかる大画面のLCDディスプレイ採用で、初心者でも使いやすいでしょう。
価格 | 79,800円 |
---|---|
容量 | 700Wh |
重量 | 6.3kg |
サイズ | 299.7×192.9×191.5mm |
充電方法 | コンセント、ソーラー、シガーソケット |
ポート | AC×2、DC×2、USB×4、シガーライターソケット×1 |
おしゃれなデザインが人気のおすすめポータブル電源2選
おしゃれなデザインが人気のおすすめポータブル電源は、次の2種類です。
商品 | 料金 | 特徴 |
---|---|---|
cheero Energy Carry 500Wh 139,200mAh ポータブル電源 | 54,800円 |
|
Anker PowerHouse 434Wh / 120,600mAh ポータブル電源 | 49,800円 |
|
デザイン性にこだわりたい人は、参考にしてください。
cheero Energy Carry 500Wh 139,200mAh ポータブル電源
「cheero Energy Carry 500Wh」は、ポップで可愛いデザインかつ500Whの大容量タイプのポータブル電源です。保護機能も搭載されており、安心して使用できることも特長でしょう。また、便利なLEDライト付きで、暗い場所でも扱いやすいです。
価格 | 54,800円 |
---|---|
容量 | 500Wh |
重量 | 5.4kg |
サイズ | 約270×315×170mm |
充電方法 | コンセント |
ポート | AC×1、DC×2、USB×2 |
Anker PowerHouse 434Wh / 120,600mAh ポータブル電源
「Anker PowerHouse」は、高級感のあるアルミニウム仕上げでスタイリッシュさが魅力のポータブル電源です。大容量ながらも軽量コンパクトで、3つの充電方式と5WAY出力で使いやすいでしょう。さらに、地方自治体で電源供給用として採用されているほど、信頼できる電源でもあります。
価格 | 49,800円 |
---|---|
容量 | 434Wh |
重量 | 4.2kg |
サイズ | 約200x145x165mm |
充電方法 | コンセント、ソーラー |
ポート | AC×1、USB×4、シガーライターソケット×1 |
お手頃価格でキャンプにおすすめポータブル電源2選
お手頃価格でキャンプにおすすめポータブル電源は、次の2種類です。
商品 | 料金 | 特徴 |
---|---|---|
SinKeu ポータブル電源 220Wh/60,000mAh | 14,800円 |
|
Aiper FLASH150ポータブル電源 45,000mAh/162Wh | 20,898円 |
|
コスパ重視の人は、商品選びの参考にしてください。
SinKeu ポータブル電源 220Wh/60,000mAh
SinKeuのポータブル電源は、重量2.3kg、サイズ200x200x80mmと携帯に便利な軽量コンパクトでありながら、大容量が魅力の商品です。LEDインジケーターで電源の残業をチェックでき、安全性を確保できる設計にもなっています。
価格 | 14,800円 |
---|---|
容量 | 220Wh |
重量 | 2.3kg |
サイズ | 200x200x80mm |
充電方法 | コンセント、ソーラー、シガーソケット |
ポート | AC×1、DC×2、USB×4 |
Aiper FLASH150ポータブル電源 45,000mAh/162Wh
Aiperのポータブル電源は、1.75kgと軽量で携帯に便利な上、防水仕様で耐久性にも優れているアイテムです。また、利用状況やバッテリー残量、故障注意などが一目でわかる大画面のLCDディスプレイも採用されているため、扱いやすいでしょう。
価格 | 20,898円 |
---|---|
容量 | 162Wh |
重量 | 1.75kg |
サイズ | 254×108×132mm |
充電方法 | コンセント、ソーラー、シガーソケット |
ポート | AC×1、DC×1、USB×3、USBTypeC×1 |
キャンプ用品はレンタルがおすすめ!
ポータブル電源をはじめとしたキャンプ用品を買い揃えることに、費用や保管場所の問題で躊躇してしまう方も少なくないと思います。
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たまにしか使わないという方や、一度試してから購入したいという方にとって便利なサービスなのでぜひ活用しましょう。
料金(テントを借りた場合) | レンタル期間 | 取扱のあるキャンプ用品 | |
---|---|---|---|
hinataレンタル | 4,200円~(1泊2日) | 1泊2日~ | テント、タープ、シュラフ、テーブル、キャンプチェア、ランタン、焚き火台、調理道具、電源など |
ゲオあれこれレンタル | 取り扱いなし | 3泊4日~ | タープ、テーブルセット、バーベキューコンロ、ランタンなど |
モノカリ | 5,500円~(2日) | 1日~ | テント、タープ、シュラフなど |
DMMいろいろレンタル | 取り扱いなし | 2日~ | クーラーボックス、ポータブル電源など |
kikito | 取り扱いなし | 3日~ | - |
さらに詳しく知りたい方は、おすすめのキャンプ用品レンタルサービスを比較して紹介した記事を参考にしてください。
ポータブル電源を活用してキャンプを楽しもう
ポータブル電源は、キャンプにおいてスマホを充電できたり、家電を使用できたり、様々なシーンで活躍します。そんなポータブル電源の種類は、大人数キャンプでも安心な大容量なタイプや、コンパクトで持ち運びしやすいタイプ、お手頃価格が魅力の矩形波タイプがあります。
ポータブル電源を選ぶ際は、バッテリー容量や出力端子の種類・数、AC出力の波形、充電方法などをチェックしましょう。ポータブル電源を使用するときの注意点は、最大電力ギリギリまで使用しないことです。
冬キャンプなどの低温環境やAC電圧・周波数の違いに注意することも大切です。
そんなポータブル電源を活用して、キャンプを思う存分楽しみませんか。
初心者向けにキャンプ道具の選び方と楽しむコツをまとめています。
こちらの記事では、アウトドアにも便利なアクションカメラをご紹介しています。
ビギナーズ 編集部 /
ビギナーズ編集部 ライター
趣味と出逢うメディアサイト「ビギナーズ」の編集部です。趣味を見つけたい方を応援します。