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車中泊で使えるポータブル電源の選び方やおすすめ6選を紹介

車中泊を計画している人は、ポータブル電源の購入を検討していませんか。このページでは、車中泊で使えるポータブル電源の選び方やメーカー、おすすめ商品、使用時の注意点などを取り上げます。ポータブル電源について知りたい人は、参考にしてください。
車中泊で使えるポータブル電源の選び方やおすすめ6選を紹介

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「車中泊を計画しており、ポータブル電源の購入を検討している」「自分に合ったポータブル電源が欲しい」と考えていませんか。この記事では、そんなポータブル電源の選び方やおすすめのメーカーについて詳しく紹介します。

他にも、大容量のポータブル電源おすすめ3選や車中泊におすすめポータブル電源3選、車中泊ポータブル電源の注意ポイントも取り上げましょう。車中泊で使えるポータブル電源を探している人などは、参考にしてください。

知っておきたいポータブル電源メーカー

安心して使えるポータブル電源を探す際、電気用品安全法に基づく技術基準に沿った「PSE検査」に合格していることは目安となりますが、メーカーについても理解しておきましょう。知っておきたいポータブル電源メーカーは、次の通りです。

  • 持ち運び電源といえばanker(アンカー)
  • 人の視線を集めるcheero(チーロ)
  • 男前ギアのSmart Tap(スマート・タップ)
  • コンパクトさがウリのLACITA(ラ・チタ)
  • 次世代を意識したsuaoki(スアオキ)

各メーカーの特徴などを紹介します。

持ち運び電源といえばanker(アンカー)

Google出身者によって設立されたanker(アンカー)は、日本だけでなくアメリカ、ヨーロッパでも人気のメーカーです。デジタルライフをより快適にすることをモットーにしている会社で、スマホ関連商品をたくさんリリースしています。ankerの商品例は、次の通りです。

  • Anker PowerHouse
  • Anker PowerHouse 200 など

人の視線を集めるcheero(チーロ)

cheero(チーロ)は、モバイルバッテリーやケーブルの国内メーカーです。ダンボーなどの可愛らしいデザインのバッテリーも多く、安全対策にも余念がありません。デザインにこだわっている人におすすめのメーカーだといえます。そんなcheeroの商品例は、次の通りです。

  • cheero Energy Carry
  • DANBOARD 10050mAh PD18W など

男前ギアのSmart Tap(スマート・タップ)

加島商事株式会社のSmart Tap(スマート・タップ)は、ポータブル電源だけではなく、ソーラーパネルや車載ホルダーも展開しているメーカーです。カラーバリエーションが豊富にあり、かっこいいデザインも特徴的です。また、ショッピングサイトでの売り上げも好調となっています。

そんなSmart Tapの商品ラインナップは、次の通りです。

  • PowerArQ2
  • PowerArQ mini など

コンパクトさがウリのLACITA(ラ・チタ)

LACITA(ラ・チタ)は、旅好きな人がシンパシーを抱く「旅を快適に」をモットーに商品を展開しているメーカーです。コンパクトながら大容量のバッテリーは、安全性に優れ、多くの施設の備蓄品としても活躍しています。主な商品には、「LACITA ENERBOX」などがあります。

次世代を意識したsuaoki(スアオキ)

車両電源やソーラーパワーなども展開しているsuaoki(スアオキ)は、利便性と環境保全性の組み合わせが強みの中国企業のメーカーです。黒色をメインにしたポータブル電源が多く、性能も高く注目されています。

また、低価格の傾向にあり、コストを抑えて使いこなしたい人におすすめです。そんなsuaokiの商品例は、次の通りです。

  • suaoki ポータブル電源 S370
  • SUAOKI ポータブル電源 G1000
  • SUAOKI ポータブル電源 PS5B 大容量 など

目的別ポータブル電源の選び方

「デイキャンプに使いたい」「電気毛布に使いたい」といった目的によって、ポータブル電源を選ぶときのチェックポイントは異なります。ここでは、目的別ポータブル電源の選び方について詳しく解説します。

デイキャンプに使いたい場合

デイキャンプに使いたいのであれば、容量200Wh以上がおすすめです。

200Whのポータブル電源は、軽量タイプになっていることが多く、スマホ・カメラの充電や小型サーキュレーターの使用、夜釣りのライトなどに使用できるからです。

車中泊に使いたい場合

車中泊に使いたい場合、容量350Wh以上のポータブル電源がおすすめです。350Wh以上の商品は、デイキャンプだけでなく、ポータブル冷蔵庫や電気毛布などに使えます。

小型のテレビなども容量350Wh以上のポータブル電源であれば、問題なく使えるでしょう。容量が多くなると、その分重量が増え、持ち運びにくくなるため、5kg程度の商品がおすすめです。

電気毛布に使いたい場合

電気毛布に使いたい人は、出力波形をチェックしておきましょう。電気毛布は、「正弦波(せいげんは)」の出力波形である必要があります。

なぜなら、別の出力波形である矩形波(くけいは)では、ほぼ使えないからです。正弦波は、家庭用コンセントと同じ波形になっています。

災害時の停電対策として

災害時の停電対策としてポータブル電源を購入したい人は、大容量タイプがおすすめです。大容量タイプであれば、長い期間、電源を確保できます。

また、家庭用コンセントがなくても充電できるシガーソケット・ソーラーパネル対応の商品であれば、災害時であっても充電できるためおすすめです。

太陽光に当てるだけでスマホなどを充電できるソーラーチャージャーも、おすすめのアイテムです。ソーラーチャージャーであれば、一般的なポータブル電源とは異なり、折りたたみタイプもあるため、持ち運びに苦労しません。

使用目的が多い場合

使用目的が多い人であれば、出力ポート数・種類が多いポータブル電源を選びましょう。出力ポート数が多いと同時に電力供給できます。また、ACコンセントとUSB、シガーソケットの組み合わせであれば、使いやすいです。

使用目的が多い場合には、機能性もチェックすることをおすすめします。「パススルー充電」という機能があれば、ポータブル電源本体と電化製品への給電を同時に行えます。

つまり、充電しながら給電できるため、使用している電化製品を止める必要がありません。

オートチャージ機能を搭載している場合、自動的に給電モードに切り替わるため、すぐに充電できるメリットがあります。

ポータブル電源に使われているリチウムイオン電池の電圧・温度をモニターし、制御・管理する「バッテリーマネジメントシステム」があれば、安全に電源を利用できるでしょう。

持ち運びやすさを重視する場合

持ち運びやすさを重視したい人には、軽量タイプのポータブル電源がおすすめです。大容量であるほど、本体が重い傾向になるので注意しましょう。5kg前後のポータブル電源が持ち運びしやすい重さです。

移動が少ない場合、7~8kg程度でも持ち運びにくくはありません。持ち運びやすさをチェックしたい人には、実際にポータブル電源を手に持ってチェックすることをおすすめします。

大容量のポータブル電源おすすめ3選

おすすめの大容量のポータブル電源は、次の通りです。

  • Smart Tap PowerArQ
  • LACITA ENERBOX
  • Anker PowerHouse

選考基準は、大容量かつ「PSE合格」で、上記で紹介したブランドのいずれかの商品であることです。

Smart Tap PowerArQ

「Smart Tap PowerArQ」は、通販サイトで人気を集めているポータブル電源です。BAK製リチウムイオン電池が採用され、しっかりと検査を受けていることもあり、安全性や耐久性は申し分ありません。また、ソーラーパネルも別途購入可能です。

スペック 詳細
容量 626Wh
重量 6kg
サイズ 情報なし
出力端子 AC×1、DC×3、USB×3
保証年数 2年保証

LACITA ENERBOX

「LACITA ENERBOX」は、電源内部のショートを防止する「バッテリーマネジメントシステム×マイクロコントロールユニット」システムを搭載し、電池が長持ちする「三元系リチウムポリマー電池」も採用されているポータブル電源です。

容量が大きいながらも、コンパクトサイズを実現しており、持ち運びに苦労しません。最大で7台の同時充電ができることも特長です。

スペック 詳細
容量 444Wh
重量 5kg
サイズ 303mm×134mm×184mm
出力端子 AC×3、DC×1、USB×3
保証年数 1年保証

Anker PowerHouse

「Anker PowerHouse」は、リチウムイオン電池を搭載し、小型化を成功させているポータブル電源です。ノートパソコンであれば、15回ほど充電できる容量であり、自治体で採用されているほど、高い信頼度のある商品でもあります。

スペック 詳細
容量 434Wh
重量 約4.2kg
サイズ 約200mmx145mmx165mm
出力端子 AC×1、DC×1、シガーソケット×1、USB×4
保証年数 18ヶ月保証

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車中泊におすすめポータブル電源3選

車中泊におすすめのポータブル電源は、次の通りです。

  • Anker PowerHouse 200
  • suaoki ポータブル電源 S601
  • cheero Energy Carry

選考基準は、持ち運びもしやすい5kg前後で、PSE合格であり、上記紹介ブランドのいずれかであることです。

Anker PowerHouse 200

太めのラバーバンドが採用された「Anker PowerHouse 200」は、様々な充電方法に対応しており、持ち運びしやすい軽量設計のポータブル電源です。スマホをおおよそ1週間分充電できるため、車中泊でも活用できるでしょう。

スペック 詳細
容量 213Wh
重量 2.7kg
サイズ 約190mm×138mm×118mm
出力端子 AC×1、DC×1、USB×2、USBTypeC×1
保証年数 18ヶ月保証

suaoki ポータブル電源 S601

「suaoki ポータブル電源 S601」は、スタイリッシュな見た目で、ソーラーチャージャーにも対応しているポータブル電源です。しかも約2.5kgと軽量で、持ち運びに苦労しません。つまり、女性でも扱いやすいアイテムです。

スペック 詳細
容量 220Wh
重量 約2.5kg
サイズ 250mm(L)x 86mm(W)x 160mm(H)
出力端子 AC×2、DC×2、USB×2
保証年数 12ヵ月保証

cheero Energy Carry

「cheero Energy Carry」は、500Whと大容量で、スマホの充電を50回程度できるポータブル電源です。LEDライトもついているため、暗い場所での作業にも役立ちます。様々な保護機能も備えられており、安全性も申し分ありません。

スペック 詳細
容量 500Wh
重量 5.4kg
サイズ 約270mm×315mm×170mm
出力端子 AC×1、DC×2、USB×2
保証年数 1年保証

車中泊ポータブル電源の注意点

ポータブル電源の選び方や商品だけではなく、使用時の注意点についても理解を深めておきましょう。

  • 使える家電を知っておく
  • 家電の周波数
  • 保管中も定期的に通電する

こうした注意ポイントを知り、快適な車中泊を実現させませんか。

使える家電を知っておく

家電には安全に使える電力量「定格電力」というものがあり、ポータブル電源で使える定格電力は200~500Wであることが一般的です。定格電力をオーバーしてしまうと、通電しない可能性もあります。ポータブル電源が使える家電とそうではない家電は、次の通りです。

ポータブル電源で使えるか

対象家電

使える家電

携帯電話
携帯ゲーム機
デジカメ
ノートパソコン
タブレット
照明器具
テレビ
DVDプレーヤー
ラジカセ
サーキュレーター
扇風機
小型保冷庫
電気毛布など

使えない家電

電気ストーブ
エアコン
冷蔵庫
IH調理器
ホットプレート
電子レンジ
トースター
電気ケトル
電気ポット
掃除機
ドライヤー
ヘアアイロンなど


あくまでも目安となるため、ポータブル電源との組み合わせによっては、使えない可能性があることも認識しておきましょう。

家電の周波数

家庭用のコンセントから流れている電気の周波数は、国内でも異なります。おおまかに東日本では50Hz、西日本は60Hzの周波数となっており、関東で買った家電が関西で使用できない可能性も否定できません。

50Hz・60Hzのどちらかの周波数でしか出力できないポータブル電源も多いため、ヘルツフリー家電を利用したり、対応の周波数を確認したりして、家電を使用しましょう。

保管中も定期的に通電する

ポータブル電源は、ずっと使用していないと、機能などが劣化します。そのため、3ヶ月に1回程度は通電するようにしましょう。

また、使用してない期間が続いてしまうと、まったく使えなくなってしまうかもしれません。ポータブル電源を定期的に通電して、故障を防ぎましょう。

ポータブル電源を準備して快適な車中泊を

ポータブル電源メーカーには、Google出身者によって設立されたanker(アンカー)や人の視線を集めるcheero(チーロ)、次世代を意識したsuaoki(スアオキ)などがあります。各メーカーによって、ポータブル電源の特徴が異なります。

そんなポータブル電源を選ぶコツは、目的によって違います。

デイキャンプに使いたい場合は容量200Wh以上、車中泊に使いたい場合は容量350Wh以上、災害時の停電対策には大容量タイプのポータブル電源がおすすめです。

持ち運びやすさを重視する場合は、5kg前後のポータブル電源を選びましょう。

出力波形や出力ポート数・種類などをチェックすることもおすすめです。

「正弦波(せいげんは)」の出力波形であれば、家庭用コンセントと同じ波形になっており、出力ポート数・種類が多い場合、同時に電力供給できます。

車中泊ポータブル電源の注意ポイントは、使える家電・家電の周波数を知っておくことです。そうしないと、ポータブル電源を活用できない可能性があるからです。また、保管中も定期的に通電し、機能劣化や故障を防止しましょう。ポータブル電源を準備して、快適な車中泊を実現させませんか。

こちらの記事では、ソロキャンプ用テントをご紹介しています。簡易テントからしっかりとした宿泊向けまで様々なタイプから掲載しています。

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ビギナーズ 編集部 /
ビギナーズ編集部 ライター

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