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タイプ別ギタースタンドおすすめ12選|自分にあったギタースタンドの選び方も解説

タイプ別ギタースタンドおすすめ12選|自分にあったギタースタンドの選び方も解説

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日々の生活を、ギターとともにしている方には、ギタースタンドがあると便利です。ギタースタンドを使用することで、練習しようと思った時にすぐに取り組むことができます。また、チューニングの乱れも軽減させることができます。

部屋のインテリアとしても効果を発揮するでしょう。様々な角度から、ギタースタンドについて解説し、最後におすすめの商品をご紹介していきます。

ギタースタンドの種類

ギタースタンドの種類について、おすすめの点など、それぞれの特徴について解説しながらご紹介していきます。

1本用立てかけ式スタンド

ギタースタンドの中では最もオーソドックスなタイプで、初めての購入を検討されている方におすすめです。

ギターのボディ部分とネック部分を後ろから支持する造りのものが多いです。

ネック部分を後ろから支持しているタイプのものは、ネック部分に負荷がかかり、長期間使用する場合、ネックの反り返りなど、歪みの原因になりますので気をつけましょう。

一方、1本用立てかけスタンドには、ギターのボディ部分のみで支えるタイプのものも存在します。

このタイプは、ギターのネック部分は支持しない造りになっているため、ネックに負荷を与えずに使用することができます。

コンパクトな作りで部屋のスペースを多く使わないことが特徴です。中には、綺麗に折りたたむことができ、持ち運びに便利なものもあります。

しかし、このタイプではギターを支持している部分が少ない分、安定性には欠けてしまいます。一時的に使用する場合や、コンパクトに持ち運びたいときにおすすめです。

複数本用立てかけ式スタンド

複数本のギターをまとめて立てかけることができるタイプの商品です。ギターを複数本持っている場合、それぞれに一本掛け用スタンドを使用すると、スペースを多く使用してしまいます。

そんなとき、複数本用立てかけ式スタンドがあると便利です。対応している本数も様々ですので、ご自身の所有本数や購入予定によって、選ぶと良いでしょう。

中には、一本一本ネックホルダーがついたものもありますので、ギターの転倒が心配な方は、そういったタイプのものもおすすめです。

複数本用立てかけ式スタンドでは、ギターのボディが隠れてしまうので、インテリアとして、かつコンパクトに飾りたい方は、壁掛けタイプのものがおすすめです。

吊り下げ式スタンド

吊り下げるタイプのものは、立てかけ式のものと比べると、少々価格は上がりますが、ネックへの負担は確実に軽減させることができ、ネックの反り返りや捻りを防ぐことができます。

弾かない時間が長い方には、吊り下げタイプのものがおすすめです。変わったボディの形のギターも、吊り下げ式でしたら難なく使用可能です(スタインバーガーなどのヘッドレスギターは無理ですが)。

吊り下げ式スタンドは、床に置くタイプのものだけでなく、壁に取り付けるタイプもの、また、ハンガータイプの、洋服のようにかけられるものなど様々なものがあります。

ご自身の部屋の置き場所などを考慮し、検討しましょう。

壁かけ式スタンド

壁かけ式スタンドは、ギターをインテリアとして飾りたい方、部屋のスペースをより有効的利用したい方におすすめです。

壁かけ式スタンドもギターを吊り下げるタイプのスタンドなので、ネック部分の反り返りや捻りを防止することができます。

壁掛け式は、壁に打ち込むタイプのものが主流です。

しかし、賃貸の方や、壁自体がコンクリートの方には、壁に穴を開けることは難しいです。

そのような方は、別売りのメッシュタイプのハンガーラックなどを購入し、編みかけにして使用するか、ハンガータイプのスタンドがおすすめです。

その他の手段として、別で購入した木材を、部屋の壁に建てつけ、そこにギタースタンドを取り付ける方法や、部屋にある家具に取り付けるといった方法も可能です。

どちらも手間はかかりますが、ご自身の想像次第で、とてもお洒落に取り付けることができるかもしれません。壁掛け式スタンドでは、ギターのボディと壁との間に隙間ができます。

地震などで強めの揺れが生じた際などに、壁と接触して傷がついてしまった、などといったことも起こり得ますので、注意しましょう。

ギタースタンドの選び方

ギタースタンドは、多種多様な商品が販売されています。スタンドの価格や、ご自身の所有するギター形や本数、部屋の広さや置きたい場所、さらに塗装の種類などを考慮して、お気に入りのものを見つけましょう。

スタンドを選ぶポイントを、ご紹介します。

安定した作りのものを選ぶ

ギタースタンドを選ぶ際、まず大切にしたいのはスタンドの安定性です。どこに置くか、などにも寄りますが、簡単にぐらついたりして倒れてしまっては、大切なギターを傷つけてしまいかねません。

ギターはそれなりに重さがあるのでしっかりと支えてくれるものを選びましょう。では、どのようにして安定性を見極めたら良いのでしょうか。

立てかけ式や吊り下げ式の場合、スタンドの足の本数や形、広さを見てみましょう。床との接地面をつないだ面積が広ければ広いほど、安定性は増し、倒れるリスクは減るでしょう。

もう一つは重さです。こちらも軽いものより、重い造りになっているものの方が安定性は高いと言えます。店頭に商品が並んでいる場合には、実際に手にとって確認してみるのも良いでしょう。

ギタースタンドの価格帯は様々ですが、安価なものは軽く、倒れやすいものもありますので、注意が必要です。

ネックの支えがない、コンパクトなタイプのものもありますが、支える部分が少ない分、やはり安定性は低く、ギターが転倒してしまいやすいので、注意して扱いましょう。

その分、壁掛け式には、倒れるリスクはなく、安定性は高いといえるでしょう。

しかし、気になるのは、ギターと壁との隙間です。ギターにぶつかってしまたり、地震などの揺れが生じた場合に、ギターのボディと壁が接触し、ギターを傷つけてしまう心配があります。

心配な方は、壁部分にクッションの役割となるものをあてがうなど、一工夫することをおすすめします。

大きさを確認して選ぶ

ギタースタンドを購入する前に、部屋のどこに設置したいか、あらかじめ考えておくのも、スタンド選びで失敗しないための大切なポイントです。

立てかけ式のものを購入した際、実際に部屋に置いてみると、思いの外スペースを取られることがあります。

壁掛け式のスタンドを考えている場合も、いざ実際にかけてみると、イメージと異なってしまったり、といったことのないよう、どこに設置するかしっかりと決めてから購入することをおすすめします。

ラッカー塗装ギターの場合は対応品を選ぶ

ギタースタンドを選ぶ際には、ギターの塗装面にも注意しましょう。ギターの塗装には、大きく分けてラッカー塗装のものと、ポリ塗装のものがあります。ラッカー塗装のものは、塗装に手間や時間を多く要しますが、より薄く塗りあげることができ、その分楽器本来の響きを引き出すことができます。

また、ラッカー塗装は、長い年月をかけて徐々に性質を変えていき、音の響きや、色、質感の変化を楽しむことができます。高級なギターやベースでは、ラッカー塗装が施されていることが多く、ギター好きの方々から人気があります。

しかし、ラッカー塗装は、様々なものと接触することで化学変化を起こしてしまうことがあり、特にゴム素材のものに接触すると、溶けてくっついたりしてしまうことがあります。一度変質してしまうと、元に戻すことは難しく、そのため、ギターと直接接触するギタースタンドの素材には注意が必要です。ご自身が所有しているギターが、ラッカー塗装のものである場合、ギタースタンドはラッカー塗装対応の商品を選びましょう。

稀に、ラッカー塗装対応商品を使用していても、塗装面に変化が生じてしまうことがあります。心配な方は、スタンドとの接触面に布を挟む、などの対応をとることをおすすめします。

より確実なのは、専用のスタンドカバーを使用することです。ギタースタンド購入の際に、合わせて検討すると良いでしょう。

細かい心配をするのが面倒な方や、初心者の方は、ギター自体をあえてポリ塗装のものを選ぶのも1つの方法です。ポリ塗装のギターは、ラッカー素材のものより、化学変化に強く、手入れが簡単であるとされています。また、生産性が高いため、価格も安く抑えることができます。

おすすめの1本用立てかけ式ギタースタンド3選

最もベーシックな1本用立てかけ式ギタースタンド、3種をご紹介します。

OnStageStands XCG4 ギタースタンド

ラッカー塗装対応の立てかけ式ギタースタンドです。高さ調節が可能で、好みの高さに調節することができます。

安定感のあるスタンドで評判が良く、価格も安価で、初めての購入におすすめです。ネック部分を後ろから支えるタイプの商品のため、ネック自体に少々負担がかかります。

長期間置いておく場合の使用には、ネックの負担が大きくなるのでおすすめできません。

KC GS-103B ギタースタンド

こちらも、安価でコスパの良いギタースタンドです。ただし、ラッカー塗装対応商品ではないので、注意しましょう。

ポリ塗装のギターを使用していて、コスパ重視の方、初めてご購入される方にはおすすめの商品です。

こちらの商品も、ネック部分を後ろから支えるタイプの商品のため、ネック部分に負担がかかります。長期間使用しない際には、専用のケースにしまっておくようにしましょう。

HERCULES GS302B ギタースタンド

ボディ部分で立てかけるタイプのギタースタンドです。ネックには負担がかからず、人気があります。

コンパクトに折りたたむことが可能で、持ち運びにも便利です。普段は収納できるタイプのスタンドを求める方や、持ち運び用などにおすすめです。

おすすめの複数本用立てかけ式ギタースタンド3選

ギターを複数本所有している場合、1本1本それぞれにスタンドを用意すると、スペースを多く使用し、見栄えもすっきりとしません。

そんな時におすすめなのが、複数本用のギタースタンドです。

HERCULES GS523B ギタースタンド

ラッカー塗装対応商品で、3本同時に立てかけることができます。

下部のフレームのスポンジクッションが滑り止めの役割をしており、さらに斜めに立てかける構造のため、スタンド内での楽器の安定性はとても良いです。

別売りで専用の拡張アダプターも販売されており、スタンドに立てかけられる楽器の本数を増やすことができます。

収納できる数を調節できるのも、HERCULES GS523Bの魅力です。また、購入後組み立て不要で、すぐに使用することができます。

2つに折りたたむことも可能で、収納する際にも便利です。注意点として、楽器を斜めに立てかけるために、ネック部分への負担はやや生じてしまうかもしれません。

また、楽器を斜めに立てかけるため、スタンドのサイズよりもさらに奥行きを要します。ベースなどのネックの長いものを立てかける際には特に奥行きが必要になるので気をつけましょう。

RockStand 5GUITAR FLAT PACK #20881

5本のギターを立てかけることができるギタースタンドです。こちらの商品はコンパクトに設計されていることが特徴です。

購入後、自分で組み立てなければいけませんが、付属の製品だけで組み立ては可能です。組み立てた後は、2つ折りにすることができ、持ち運びや収納にも便利です。

ギター収納時、楽器の角度は垂直に近いため、奥行きも多くは要しません。価格は比較的安価に設定されており、コスパ重視の方や、部屋のスペースをより有効利用したい方におすすめの商品です。

K&M ギタースタンド 5本用 “ガーディアン 5″ 【17515】

5本対応ギタースタンドです。ガーディアン 5は、スタンドのベース部分に、経年劣化しにくい素材を使用しています。

スポンジ素材のものなどは、どうしても時間が経つにつれて劣化が進んでいきますが、ガーディアン5は良質な状態で、長期間使用することができます。

また、楽器の収納スペースごとに、アコースティックギター用の大きなくぼみと、その間に、エレキギターや、ベース用の細い窪みがあり、楽器の安定性に優れています。

さらに1つのスペースに対し、ネックホルダーが2つ用意されており、楽器を前後どちら向きでも立てかけることができるようになっています。

コンパクトな造りながら、楽器の安定性は抜群です。折りたたむことも可能で、収納にも便利な設計となっております。

また、付属でキャスターが付いており、模様替えや、部屋の掃除の際に、スタンドごと移動させることができるのも魅力です。

ピックの収納スペースも施されており、全体を通して機能性に優れた商品です。

おすすめの吊り下げ式ギタースタンド3選

次にご紹介するのは、吊り下げ式のギタースタンドです。吊り下げ式は、ギターのネック部分への負荷が少ないこと、ギターの形状を選ばず使用できることが特徴です。

それでは、おすすめの3種をご紹介します。

OHASHI G-450N ギタースタンド

OHASHI G-450Nは、金属製でスタイリッシュなデザインが人気の商品です。

耐久性に優れ、高さの調整も可能です。ボディの形を選ばず使用可能で、ほとんどのギターに対応した商品です。

HERCULES GS414B ギタースタンド

HERCULES GS414Bは、フック部分に自動でロックがかかる落下防止装置がついており、楽器の安定性に優れた商品です。ギターを持ちあげると、ロックも自動で外れ、出し入れにストレスがかかりません。

また、レバーを押すだけで簡単に高さを調整することができ、使い勝手にも定評のある商品です。スタンドの足部分にギターのボディが接触し、支える構造となっています。

HERCULES GS432B ギタースタンド

HERCULES製品の、吊り下げ式ながら3本まで使用可能な珍しいタイプのスタンドです。

こちらの商品も、フック部分に自動でロックがかかり、ギターを持ち上げるとロックが外れる落下防止装置がついており、複数本のギターを使用されている方にはとても便利な商品です。

高さの上げ下げも、HERCULES GS414B同様、レバーを押すだけで簡単に調整することができます。

おすすめの壁掛け式ギタースタンド3選

最後に、壁掛け式スタンドのご紹介です。壁掛け式は、部屋のスペースを有効的に利用でき、また高さの調整など、自分好みの配置で設置することができることが魅力です。

また、吊り下げタイプなのでギターのネックにも優しく、変わった形のギターにも使用可能です。

Neboic ギターハンガー

ギターをかけると自動でロックがされるようになっており、安定性の良い商品です。木目調デザインのギターハンガーで、部屋によってはとてもお洒落に、また部屋に馴染むよう取り付けることが可能です。

高機能、高デザインでありながら比較的安価であり、コスパの良い商品です。

キクタニ ギターハンガー GH-525

ラッカー塗装に対応した、シンプルな壁掛けタイプの商品です。フックのような形状をしており、落下リスクが軽減されています。

取り付け用スクリューも付属されておりながら価格も安価で用意されており、コスパ重視の方におすすめの商品です。

HERCULES GSP39WB PLUS ギターハンガー

スタンド型のHERCULES製品同様、自動ロック機能が付いており、落下のリスクが少ないです。

こちらもギターを持ち上げると自動でロックが解除されるため、高い場所に設置しても、簡単に出し入れが可能です。また、根元が可動式のため、変わった形状のギターでも、負担を少なく吊り下げることができます。

自分のギターに合ったスタンドを購入しよう

ギタースタンドに関して、様々な面からご紹介しました。お気に入りのギタースタンドを見つけるためには、まずはご自身の生活スタイル、そしてどこに置くか、しっかりとイメージを持つことが大切です。

せっかく購入したギターなので、大切に、そしてスタイリッシュに扱いたいですね。ぜひ、お気に入りのスタンドを見つけて、素敵なギターライフを送ってください。

また、こちらの記事ではおすすめのギターケースを紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。

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ビギナーズ編集部 ライター

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