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ハンドメイドとは|自分の作品をフリマサイトで販売してみよう

ハンドメイドとは|自分の作品をフリマサイトで販売してみよう

※当記事はアフィリエイト広告を含みます。

近年は、編み物や手芸といった趣味を極めてハンドメイド作品をフリマサイトなどで販売する人が増えています。

さらに、大手企業を中心に副業が解禁されはじめたため、趣味のハンドメイドを副業とする人も増えています。

Creemaやminneといったハンドメイド作品に特化したオンラインショッピングサイトも登場しており、ハンドメイド作品を販売できる手段が豊富です。

ハンドメイド作品のジャンルは幅広く、質の高い作品であればフリマサイトなどで出品できる可能性が期待できます。

この記事では、ハンドメイドという言葉が指す範囲やハンドクラフトとの違いを紹介していきます。フリマサイトで売れるハンドメイド作品の特徴も紹介しているので、自分の作品を出品する際の参考にしてください。

ハンドメイドとは

ハンドメイドとは、その言葉が意味するように人の手で作った作品を指しています。たとえば、趣味でマフラーを編み上げた場合もハンドメイド作品の1つです。

一方で、工場などで機械を使って編み上げられたマフラーはハンドメイドとは呼びません。ハンドメイドと呼ばれる作品は、機械に頼ることなく人の手で作られた作品を指しています。

しかし、ハンドメイド作品と一言でいってもジャンルは幅広く、編み物や手芸だけではありません。ピアスやネックレスといったアクセサリーやイラストを施した紙雑貨も、人の手で作られたものであればハンドメイド作品です。

従来はハンドメイド作品はあくまでも趣味の範囲で考えられていましたが、近年は趣味を活かした副業として注目されています。

ハンドメイドという言葉が指す範囲

たとえ人の手が加わっていてたとしても、機械を使って大量生産するといった場合はハンドメイド作品とは呼びません。

ここでは、ハンドメイドという言葉が指す範囲を4つ紹介していきます。

1つ1つが人の手によって作られている

ハンドメイドは、1つ1つの作品が人の手によって作られていることが前提です。工場で機械を使って同じものを大量生産する作品と大きく異なるのは、機械に頼らないことです。

機械を使って大量生産されるものの中には、商品の特性としてハンドメイドに見せかけたものも数多くあります。

しかし、ハンドメイド作品は1つ1つを手作業で作っているため、同じ作品でも全く同じものにするのは難しいといえるでしょう。

ハンドメイドは1つ1つの作品に対して心を込めて作られているため、作り手の「手作り感」を感じられる作品であることが魅力です。

オリジナルで作られたもの

ハンドメイド作品は機械に頼らないため、大量生産するのは難しいといえるでしょう。そのため、ハンドメイド作品のすべてがオリジナルです。

オリジナルであるということは、自分で考えたデザインをベースとして作ったものです。書店に行くと、編み物や手芸などの作り方を収めた書籍が数多く並んでいます。

しかし、このような書籍をもとに作られた作品はハンドメイドとはいえません。手作りという観点ではハンドメイドですが、ハンドメイドの定義ではあくまでも自分で考えたデザインであることが求められます。

簡易の機械を使ってもよい

すでに紹介したように、機械を使って大量生産する場合はハンドメイドとは呼びません。しかし、ルーターやドリルといった簡易的な機械であれば使ってもよいとされています。

たとえば、ハンドメイドでアクセサリーを作る場合、パーツを組み立てる際にニッパーやドライバーといった工具が必要不可欠です。

大量生産できる機械ではなく、このような簡易的な機械を使う程度であればハンドメイド作品といえます。

キットは利用しない

手芸店や書店、100円ショップなどでは、様々な編み物や手芸キットが販売されています。手芸キットには必要な道具や説明書が添付されているため、初心者でも作りやすいことが魅力です。

しかし、ハンドメイドの世界ではいわゆる「キット」は利用しないことが前提です。たとえば、フェルト生地でハンドメイド作品を作る場合、生地やパーツはすべて自分で選んで調達したものでなければなりません。

もう1つ例にあげると、「キット」を利用してリメイクした作品だとしてもハンドメイド作品とは呼びません。このような場合は、ハンドメイド作品ではなく「リメイク作品」と呼ばれています。

ハンドメイドとハンドクラフトとDIYとの違い

ハンドメイドと同様の意味合いで使われる言葉に、ハンドクラフトやDIYがあります。しかし、これらにはそれぞれ大きな違いがあります。

ここでは、ハンドクラフトやDIYがハンドメイドと何が違うのかを紹介していきます。

大掛かりで屋外で作るものがDIY

近年はDIYブームが到来し、自宅で日曜大工に勤しむ人や中古住宅を自分好みの間取りにリフォームする人まで様々です。

ハンドメイドとDIYは自分の手で何かを作るという点では同じですが、大掛かりで屋外で作る場合はDIYに分類されます。

たとえば、本棚や机といった家具の作成、自宅のリフォームなどは大掛かりで屋外での作業になるため、DIYです。

一方でハンドメイドの場合は、比較的小規模で屋内での作業がほとんどです。

手仕事で作られた工芸品はハンドクラフト

ハンドメイドと混同されやすいのがハンドクラフトです。ハンドクラフトとは手仕事で作られた作品のことで、美術工芸品や民芸品などがあげられます。

ハンドメイドとハンドクラフトで大きく異なるのは、ハンドクラフトには彫刻刀やノコギリといった工具を使うところです。

ハンドメイドでもルーターやドリルといった簡易的な機械は使いますが、工具を使うことはほとんどないといえるでしょう。

また、ハンドメイドの中にはお菓子やフルーツグラノーラといった食べ物も含まれますが、ハンドクラフトは食べ物は含まれません。

個人の趣味で作られているものがハンドメイド

本物のペットにそっくりな羊毛フェルトや各種アクセサリーのハンドメイドには、プロとして仕事を請け負っている人もいます。

ハンドメイドの範囲は、あくまでも個人の趣味で作られているものです。そのため、ハンドメイドとは作品を販売するか否かに関わらず、自分の好きなように作った手芸品や食品を指しています。

インターネットの普及によって、近年はフリマサイトなどを通じて個人で作ったハンドメイド作品を販売できる機会が急増しています。

しかし、ハンドメイド作品を販売して生計をたてられるのはほんの一握りに過ぎないのが現状です。

ハンドメイド作品の例

ハンドメイドとは人の手によって作られた作品を指すため、ジャンルが広いことが特徴です。ここでは、ハンドメイド作品の例を4つ紹介していきます。

手編みなどの手芸作品

ハンドメイド作品には、次のような手編みなどの手芸作品が含まれています。

  • マフラー
  • 手袋
  • セーター
  • ショール
  • 帽子
  • 編みぐるみ
  • 刺繍入りのハンカチ
  • フェルト小物
  • パッチワーク
  • キルトなど

このような毛糸や刺繍糸を使った作品だけでなく、巾着やバッグといった布製品もハンドメイド作品です。

アクセサリー類  

自分でパーツを選んでデザインして作ったハンドメイド作品には、次のようなアクセサリー類も含まれています。

  • ネックレス
  • ピアス
  • ブレスレット
  • 指輪
  • イヤーカフ
  • チョーカー
  • コサージュ
  • ヘアクリップ
  • シュシュ
  • ネクタイピンなど

アクセサリー類の中には、自分でパーツを選んで組み立てて作った腕時計やビーズ作品もハンドメイド作品です。

自分でデザインしたキャラクターを利用した作品

ハンドメイド作品には、自分でデザインしたキャラクターや絵をモチーフにして作った次のような作品も含まれています。

  • バッグ
  • 巾着
  • 折り紙
  • マスキングテープ
  • ベビー服
  • ぬいぐるみ
  • セーターなど

ただし、既存のキャラクターを利用した作品の販売は著作権侵害にあたるため、無許可で販売すると違法です。

そのため、販売目的でハンドメイド作品を作る場合は必ず自分でデザインしたキャラクターを用いなければなりません。

革や布で作ったバッグ  

ハンドメイド作品には、革や布で作った次のような作品も含まれています。

  • ハンドバッグ
  • かばん
  • コインケース
  • スマホケース
  • ベルト
  • キーケース
  • かばんの持ち手など

革製品はハンドメイドではなくハンドクラフトだと勘違いする人もいるかもしれませんが、手仕事で工具を使っていない場合はハンドメイド作品です。

メルカリ等で売れるハンドメイド作品とは

ハンドメイド作品は自分用に作るだけでなく、家族や友人、同僚などにプレゼントする人も多いのではないでしょうか。

質の高いハンドメイド作品であれば、メルカリやラクマといったフリマサイトでも販売できます。近年はハンドメイドブームが巻き起こっているため、ハンドメイド作品に特化したサイトも数多く登場しています。

しかし、質の高いハンドメイド作品だからといって必ずしも買い手が現れるとは限りません。ここでは、フリマサイトやハンドメイド作品に特化したサイトでも販売できる作品の特徴を6つ紹介していきます。

作品のバリエーションが多い  

フリマサイトやハンドメイド作品に特化したサイトでも販売できるハンドメイド作品とは、作品のバリエーションが多いことです。

たとえば、同じデザインや素材を使ったハンドメイド作品を数多く作っても、バリエーションに欠けるといえるでしょう。

しかし、デザインや素材に工夫を凝らしてバリエーションを増やせば各種サイトで買い手が現れる可能性が期待できます。

この他には、出品しているハンドメイド作品の多さや幅広さがあると買い手が多く現れやすいといえるでしょう。

他の作品も参考にする

趣味でハンドメイド作品を数多く作っていても、自分1人ではデザインやアイデアが偏ってしまうことが予想されます。

デザインやアイデアが似通った作品を数多く出品しても、長期的に買い手が現れる可能性は低いといえるでしょう。

このような場合、思い切って他の作品を参考にするのも手段の1つです。フリマサイトやハンドメイド作品に特化したサイトでは、数多くの人が自分のハンドメイド作品を出品しています。

他の出品者がどのような作品を作って販売しているか参考にすることで、新たなデザインやアイデアがインスパイアされる可能性があります。

ただし、他の出品者の作品は参考程度に留めておきましょう。あくまでも、自分のデザインやアイデアを駆使したオリジナルのハンドメイド作品を作る心がけが大切です。

作品の質を高める

趣味の範囲で作るハンドメイド作品の場合、デザインやアイデアを妥協してしまうこともあるのではないでしょうか。

しかし、フリマサイトやハンドメイド作品に特化したサイトで買い手が現れるハンドメイド作品を作るためには、作品の質を少しでも高めることが大切です。

たとえば、革や布を使ってバッグを作って販売した場合、すぐに壊れてしまうハンドメイド作品では商品としての質が低いといえるでしょう。

このようなハンドメイド作品の出品を続けても評価が下がり、売れなくなる可能性も考えられます。そのため、自分が購入する人の立場にたち、質が高く丈夫な作品作りを心がけることが大切です。

作品のPRポイントと説明文の書き方が上手

フリマサイトやハンドメイド作品に特化したサイトでは、出品するハンドメイド作品のPRポイントや説明文を記載できます。

サイトの訪問者はハンドメイド作品のデザインだけでなく、作品のよい点がわかりやすく説明されていると購買意欲が高まりやすくなります。

そのため、ハンドメイド作品のPRポイントと説明文の書き方が上手であれば、作品が売れる可能性が期待できます。

PRポイントと説明文の書き方がわからない場合は、他の出品者の書き方を参考にするとよいでしょう。

また、InstagramやTwitterといったSNSを利用しているなら、PRポイントと説明文を加えてSNSにハンドメイド作品をアップしてみるのも手段の1つです。

デザインのよいもの

フリマサイトやハンドメイド作品に特化したサイトの訪問者は、オリジナルで「1点もの」というところに魅力を感じる人が多いのではないでしょうか。

そのため、サイトの訪問者の目に留まるようなデザインを意識した作品作りを心がけるとよいでしょう。しかし、デザインのよさは人によって様々です。

サイトの訪問者に欲しいと思ってもらえるデザインのハンドメイド作品を作るには、ファッション雑誌やWebサイトで流行を把握するといった工夫も求められます。

ただし、デザインは流行のものをすべて取り入れるのではなく、あくまでも自分でデザインしたオリジナルであることが前提です。

作品にあった価格

自分で作ったハンドメイド作品で収入を得たいために、価格設定を高くするのは厳禁です。売れっ子ハンドメイド作家の場合はニーズも高いため、価格設定が高いケースもあります。

しかし、出品数や販売数が少ない出品者が高い価格でハンドメイド作品を販売していても、売れる可能性は低いといえるでしょう。

そのため、他の出品者の価格設定を参考にして極端に高くもなく低くもない、作品に見合った価格設定を心がけることが大切です。

ハンドメイドにチャレンジしてみよう

趣味でハンドメイド作品を作っていても、自分の作品を販売するとなると本当に売れるのかどうか不安が大きいことでしょう。

しかし、質の高いハンドメイド作品ができたなら、思い切ってフリマサイトやハンドメイド作品に特化したサイトで販売してみるもの手段の1つです。

販売できるハンドメイド作品のジャンルは広いため、趣味の幅を広げる感覚で様々なジャンルのハンドメイドにチャレンジしてみましょう。

こちらの記事では簡単に作れる裁縫作品と裁縫用語の解説やおすすめ裁縫アイテム&手芸サイトをご紹介しています。

ビギナーズ 編集部 /
ビギナーズ編集部 ライター

趣味と出逢うメディアサイト「ビギナーズ」の編集部です。趣味を見つけたい方を応援します。

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