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Surfaceはどれがおすすめ?新製品や人気シリーズ・定番モデルを紹介

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長年のWindowsユーザーや、パソコンの購入を検討している人の中には、使い方の幅が広がるSurfaceシリーズが気になる人も多いのではないでしょうか。
微妙な筆圧を感知する専用のSurfaceペンを使えば、イラストや図、手書き文字なども思いのままに描けます。
今回は、Surfaceシリーズを知りたい人に向けて、その魅力や用途を解説します。各モデルのおすすめポイントなどについてたっぷり紹介していきますので、選ぶ際の参考にしてみてください。
Surfaceとは

「Surface(サーフェス)」は、アメリカのMicrosoft社が発売しているタブレット端末やパソコンのシリーズ名です。Microsoftといえば、OSの「Windows」、「Excel」や「Word」などのソフトでおなじみの世界的なソフトウェア企業ですが、パソコン市場に参入したのは比較的最近のことです。
2012年にタブレット端末として初代「Surface」を発売し、話題を呼びました。その後は製品の幅を広げ、ノート型やデスクトップ型も製造販売しています。
まずは、Surfaceシリーズに共通する特徴を紹介しましょう。
シリーズの全機種にタッチパネル搭載
Surfaceシリーズに共通しているのは、ディスプレイにタッチパネル機能を搭載している点です。画面を指で拡大したりスクロールしたりできるので、スマホを慣れている人なら直感的に操作できるでしょう。
微妙な筆圧を感知する別売りの「Surfaceペン」を使えば、図やイラスト、手書き文字を精密に描けるのも特徴の1つです。
最新のOfficeソフトを搭載
仕事や授業でWordやExcelを使う必要がある人にもSurfaceシリーズはおすすめです。「Surface Studio」を除くSurfaceシリーズには、最新の「Microsoft Office Home & Business 2019」が搭載されています。
「Microsoft Office Home & Business 2019」の製品版を単体で購入すると、3万円以上します。他社のパソコンであらかじめインストールされているものは、パソコン本体の値段にあらかじめ上乗せされているのです。なかには「Microsoft Office Home & Business」が標準搭載されていない安価なモデルも存在します。
しかし、Surfaceの場合は、低価格モデルにも標準で最新の「Office Home & Business」が搭載されており、大変お得です。レポート提出にWord、プレゼンテーションに「PowerPoint」など、使用ソフトの指定がある大学生にとっても使い勝手のよいシリーズです。
多彩なバリエーション
Surfaceシリーズは、ユーザーの利用目的に合った豊富な商品ラインナップから納得の一台を選べるのも魅力です。タブレットにもノートパソコンにもなる2in1タイプや、ラップトップ(ノートパソコン)、デスクトップパソコンのモデルがあります。
外に持ち運びたい、大きな画面が必要、などのユーザーニーズに合わせて選べるのもメリットでしょう。メモリやストレージの容量、ディスプレイの大きさなどといった選択肢が豊富で、目的に合った一台がきっと見つかります。
Surfaceシリーズ一覧表
主要機種の比較表を簡単にまとめてみました。
発売日 | 商品モデル | 特徴 | ストレージ |
---|---|---|---|
2020年6月5日 | Surface Book 3 | ・処理の重い作業が可能
・ハイスペックモデルのノートPC ・13.5インチ ・15インチ展開 |
256GB/512GB/1TB |
2020年5月12日 | Surface Go 2 | ・コンパクト ・高解像度のタッチスクリーン |
eMMCドライブ:64GB/SSD128GB |
2020年1月14日 | Surface Pro X | ・ベゼルの薄い13インチタッチスクリーン搭載 ・2in1モデル ・ビジネス利用に最適 |
128GB/256GB/512GB |
2019年10月23日 | Surface Laptop 3 | ・スリムでスタイリッシュ ・操作性の良いキーボード ・長時間のバッテリー ・13.5インチは4色から |
128GB/256GB/512GB |
2019年10月23日 | Surface Pro 7 | ・2-in-1でオールマイティ ・軽量ながら高速な処理 ・長時間駆動のバッテリー |
128GB/256GB/512GB/1TB |
2019年1月29日 | Surface Studio 2 | ・プロ仕様のハイエンドモデル ・高度な処理が必要な専門家向け |
1TB/2TB |
【シリーズ別】選び方のヒント

Surfaceは形態や機能の異なる複数のシリーズを展開しています。それぞれに特徴があり、購入の際は何を決め手に選べばよいのか迷うことでしょう。それぞれの用途に合った選び方を説明します。
Surface Laptopシリーズ|資料文書作成などビジネスパーソン向け
タブレット用途の利用は考えていない、キーボードを使って資料作成や文書を作成している方におすすめなのが「Surface Laptopシリーズ」です。ビジネスユースに最適で、外出時に持ち運んで作業する用途にも向いています。
Surface Goシリーズ|薄型コンパクト!持ち出し用・携帯性重視派に
「Surface Goシリーズ」は、携帯性に特化したコンパクトさが特徴です。WordやExcelなどの軽い作業を想定した低価格の機種を探している方から人気を集めています。大型のデスクトップパソコンが自宅にある場合、持ち出し用セカンドマシンとして活躍するでしょう。
Surface Proシリーズ|別売りキーボード着脱でオールマイティに
2in1タイプのスタイリッシュなデザインが話題を呼び、一躍Surfaceの名を世界に知らしめたのが「Surface Proシリーズ」です。
タブレットとして、また別売りのカバータイプ(キーボード)を装着することでノートパソコンのようにも使えます。ビジネス用途に限らず、趣味や制作などの用途としてオールマイティな使い方ができるSurfaceブランドの代表機種です。
こちらの記事では、Surfaceのおすすめキーボードをご紹介しています。
Surface Bookシリーズ|画像動画編集・ゲームなどタブレット使いも
大画面で高度な作業をしたいなら、CPUが高性能なSurface Bookシリーズがおすすめです。動画編集や画像の編集、ゲームなどのハードな使い方をしたい場合にも重宝します。
また、キーボードが着脱できるのもポイント。タブレットとしても使用できる至れり尽くせりのモデルです。
Surface Studioシリーズ|大画面でデザインできてクリエーター向け
「Surface Studioシリーズ」は、プロフェッショナルユースに適したデスクトップ型の高機能モデルです。高価格のため個人で購入するにはハードルが高いですが、グラフィックデザインや動画編集などのクリエイティブな用途に高いパフォーマンスを発揮します。
Surfaceシリーズの現行モデル

現在市販されている各シリーズの最新モデルを紹介します。
Surface Laptop 3[2019年10月発売]テレワーク・ビジネスシーンに
ノート型の「Surface Laptop 3」は、13.5インチと15インチから選べます。13.5インチには、鮮やかなピンク色が映える「サンドストーン」をはじめとした4色展開です。
バッテリーは最大約 11.5 時間と長時間の連続駆動を実現しました。遠距離用デュアルマイクを搭載しており、テレワーク用途にもおすすめです。
Surface Go 2[2020年5月発売]大容量ストレージ・充電で外出も安心
携帯性に特化したモデルの現行機種が「Surface Go 2」です。軽量でコンパクトなのはもちろん、バッテリーも最大10時間と外出先でも安心して作業できます。
別売りのタイプカバー(キーボード)を装着することで、ノートパソコンの代わりになるのもうれしいポイント。最大1TBに対応するMicroSDカードリーダーも内蔵しており、外部ストレージなどを持ち運ぶ手間が省けます。
Surface Pro 7[2019年10月発売]Proシリーズ最新型
Surfaceブランドの代表機種として着実にアップデートを重ねてきたSurface Proシリーズの最新モデルが「Surface Pro 7」です。
12.3インチの軽量コンパクトなサイズでありながら、十分なパワーとバッテリーを備えています。「タイプカバー(キーボード)」や「Surfaceペン」などの別売りアクセサリーとも相性抜群です。
Surface Pro X[2020年1月発売]ネットの常時接続が可能
「Surface Pro X」には「LTE Advanced Pro」が標準装備されているため、インターネットの常時接続が可能です。別売りの専用キーボードにはスリムペンが付いています。軽量でありながら13インチの大画面を実現。バッテリー持ちもよく、外出先での利用に適しています。
ただし、一部のグラフィックソフトやゲームなどで互換性がない場合があるため、注意が必要です。購入前にご使用ソフトとの相性を調べておきましょう。
Surface Book 3[2020年6月発売]Proシリーズを超える2in1
Proシリーズよりも高性能な2in1タイプのモデルがご希望なら、2020年6月発売の「Surface Book 3」がおすすめです。特にグラフィック性能が高く、高解像度のディスプレイで動画編集やゲームなどのクリエイティブな作業に適しています。
ハイパワーながら消費電力が低いためバッテリーの持ちもよく、長時間の連続使用も安心です。メモリ容量は最大32GBまで選べるため、重いファイルの処理も難なくこなせることでしょう。
Surface Studio 2[2019年1月発売]デザインのプロ向け
性能だけでなく大きさでも価格でも現行Surfaceシリーズの最高峰となるのが、「Surface Studio 2」です。デザイン関係の専門家向けの機能に特化したハイエンドモデルという位置付けで、グラフィックの快適な操作性を誇ります。
自由自在に角度の調節が可能な28インチの大型タッチパネルで、精密なグラフィック描写を実現。仕事で使うパワーユーザーにぴったりです。
まとめ
マイクロソフトのSurfaceシリーズなら、豊富な商品ラインナップの中から自分の要望に応えてくれる機種を選ぶことができるでしょう。本体はもちろんのこと、キーボードやペンなどのアクセサリーも高品質で、非常に画期的な製品です。
自宅での据え置き用途にも、タブレットとしての持ち運び用途にも、その場に応じた使い方ができるのがSurfaceの一番の強みではないでしょうか。
さまざまな利用シーンを想定して、どこに重点を置くかで選んでみてください。
パソコン初心者の方にはこちらの記事がおすすめです。以下の記事では、パソコンの選び方を詳しく解説しています。

ビギナーズ 編集部 /
ビギナーズ編集部 ライター
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