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これからパソコンを購入する人必見|国内・海外の人気PCメーカー特集

パソコンの購入を検討している人へ向けて、利用目的に合わせたパソコンの種類を紹介します。パソコンメーカーは、国内メーカー・海外メーカー・BTOパソコン専用メーカーの大きく3種類に分けられ、それぞれ得意分野・苦手分野があるので、自分にぴったりのものを選べるように各メーカーの特徴とその違いについても説明しています。
これからパソコンを購入する人必見|国内・海外の人気PCメーカー特集

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パソコンには主に、国産、海外、BTOパソコン専用メーカーの3種類があり、また膨大な数のモデルが発売されているため、どういったタイプを選べばいいか迷ってしまうのではないでしょうか。

それぞれ製品自体や価格面はもちろんですが、こだわりやサポート体制なども異なってきます。

今回はパソコンメーカーやモデルに関して、各社にどのような特徴があるかについて、その違いを詳しく解説していきます。

パソコンの利用目的からメーカーを選ぼう

まず、パソコンを購入する際には、どんなシーンで使うのかイメージすることが大切です。

たとえば、プライベートで動画やインターネットを見るのに使うのであれば、平均的な機能を備えているパソコンが無難でしょう。

仕事で使うのであれば、丈夫でセキュリティが高い、ビジネス用のノートパソコンが適しています。

ゲームをしたり、写真加工や動画編集などをするのであれば、特定の用途に特化して作られたパソコンを選ぶべきです。

このように、まず自分の利用目的を考えた上で、購入するパソコンのメーカーやモデルを検討してみましょう。

自宅等で趣味などに使うのなら個人向け・一般向けモデル

個人向け・一般人向けモデルは、動画やインターネットを見る等プライベートで使うことを考えて作られたパソコンです。

仕事にも使えますが、特定の用途に合わせて作られたのではなく、多様な用途で使えるよう平均的な機能を備え、性能と値段はピンからキリまであります。

細部までこだわったデザインやカラーバリエーションの多さも重視されたものが多く、自身のライフスタイルや感性に合わせて選ぶのも、パソコンを購入する1つの楽しみではないでしょうか。

仕事に使うのならビジネスモデル

ビジネスモデルは、仕事で使うことを考えて作られたパソコンです。

企業向けのビジネスモデルは大量購入しやすいよう安価なもので、小型で軽量、他人に中を見られないようなセキュリティや、落としても大丈夫な耐久性の高いノート型パソコンが多いです。

ただ、書類の作成やメールの確認など最低限の機能はあるものの、性能自体は高くないものが多くなっています。

また、近年は個人向け・一般向けのようにデザインもスタイリッシュなものが増えてきましたが、やはり通常はデザインもそこまで重視されません。

ゲームに使うのならゲーミングモデル

パソコンでゲームをする場合、美しい映像を十分に活かすためには、最新の性能と高度なグラフィック能力が搭載された、いわゆるゲーミングパソコンであることが望ましいでしょう。

一般的なパソコンでもプレイができないことはありませんが、反応が遅く、ゲームを堪能するには適した環境ではなくなってしまうことが多いです。

重量・サイズ・バッテリー消費が大きいため、デスクトップ型パソコンが多くなっています。

価格も高めですが、高性能パソコンなので他の作業をすることもできます。

画像処理・動画編集等に使うのならクリエイターモデル

写真加工・動画編集等をするため、特定の用途に特化して作られたパソコンです。

フォトグラファーやイラストレーター、動画やCAD等のクリエイティブ用途で用いるなら、選び方は仕事の成果や効率に直結します。

その作業に要求される能力や、高発色のモニターなどを備え、必要な周辺機器やソフトウェアがセットになっているものを選ぶのがよいでしょう。

ゲーミングモデル同様、デスクトップ型パソコンが多く、価格も性能に比例して高くなっています。

画質・音響を重視するならAVパソコン

AVパソコン は「オーディオ・ビジュアル・パソコン」の略で、明確な定義はなく、音楽や映像に関連した仕様を強化したモニター一体型のパソコンであるといえます。

基本的には初心者向けで、性能はあまり高くないものの、発色のよいモニターと高品質なスピーカーを備えています。

現在では、ハイビジョン放送対応の地デジチューナー搭載パソコンが各メーカーから登場し、テレビの代わりに使えるものも多いです。

その機能のため、価格は高めになっています。

国内パソコンメーカー5選

国内パソコンメーカーの特長は、安心感のあるサポートを受けられる点にあります。

価格面においては海外パソコンメーカーのものと比較して高くなる傾向がありますが、製品が頑丈で修理も対応しているため、結果的に長く利用することができる場合が多いです。

おすすめの国内パソコンメーカー5選を紹介します。

NECレノボ

2019年国内シェア率1位で、NECと中国のメーカーであるレノボが合同会社を立ち上げて作ったメーカーです。

モデルの愛称は「LAVIE」と親しまれ、初心者でも扱いやすいパソコンとなっています。

NECのメーカー保証は最大5年間受けることが可能で、また電話サポートや出張サポートにも対応しており、サポート体制がしっかりしているのも魅力の1つでしょう。

ノートパソコンやモニター一体型パソコンが中心で、中でも映像や音響にこだわった個人向けのAVパソコンが主力です。

価格は比較的高めのものが多く、一般利用を想定しているものが多いため、ゲームや高度な作業には向いていません。

富士通

国内シェア率4位で、辞書機能や動画編集など様々なソフトが搭載されているため、色々な使い方ができるパソコンを発売しているメーカーです。

パソコンの愛称は「FMV ESPRIMO」「FMV LIFEBOOK」で、NEC同様初心者向けが得意で、特に高齢者を重視したデザインやサポートを行っているのが特長です。

軽量ノートパソコンやテレビ兼用のAVパソコンでは、NECとライバル関係となっています。

ソフトやサポート体制が充実している分、価格は他社と比較すると高めですが、低めのものを選んだとしても安心感があるメーカーといえます。

Dynabook

国内シェア率5位で、東芝とシャープが共同で設立した会社が作ったメーカーです。

国内大手家電メーカーの技術力を活かし、耐久性やセキュリティの高いパソコンが多いため、特にビジネスマンに支持されています。

また、こだわっているのが液晶と音質で、パソコンで音楽を聴く人や動画の編集をする人にぴったりなモデルが多く発売されています。

ただ、近年は一般向けよりビジネス向けを重視しており、全般的に高価になっています。

VAIO

SONYからパソコン事業を引き継いだ国内メーカーで、丈夫さと洗練されたデザインが両立したパソコンを発売しています。

Dynabook同様、ビジネスモデルを得意とし、水かけ試験、90m落下試験、ペン挟み試験など徹底した研究を行い、品質管理もぬかりがない高級ビジネスノートという位置付けとなっています。

また、ビジネスモデルながら、スタイリッシュなデザインが男女ともに人気を得ています。

ただ、価格自体は高価なため、しっかりとしたパソコンを購入したい方におすすめです。

Panasonic

国内でパソコンの製造をしているメーカーで、軽量で丈夫なモバイルノートパソコン「レッツノート」が代表的なモデルです。

モバイルパソコンに特化した商品構成で、バッテリーの持ち時間や軽量さが最大の魅力となっています。

また、ビジネスシーンとして想定される、移動時や外部での作業等あらゆる状況が考えられ、落としたり水をこぼしても壊れにくい仕様になっています。

一方、ビジネスシーンではあまり使わないであろう映像や音響等はそこまで重視されていません。

ビジネスマンの定番メーカーですが、国内メーカーの中でもかなり高価格なものが多いです。

海外パソコンメーカー6選

海外パソコンメーカーの特長は、デザインが優れており価格が抑えられたコスパのよいモデルが多い点です。

保証期間中は委託している修理業者が対応してくれる場合が多いですが、やはり保証面においては国内メーカーに劣るところがあります。

クオリティ面はピンからキリまであるものの、高額なモデルを選べば品質に定評のある国内メーカーと遜色ないでしょう。

おすすめの海外パソコンメーカー6選を紹介します。

HP

アメリカ発世界シェアNo.1の人気パソコンメーカーで、日本HPも2019年国内シェア率2位に躍り出ています。

デザインを重視したおしゃれな個人向けノートパソコンが主力ですが、ビジネスモデルやモニター一体型、スリムデスクトップ等、幅広いタイプのモデルを取り扱っています。

折り紙付きの性能に対して10万円以下で買える低価格設定や、日本にも支社があるため何かあっても国内スタッフがしっかりサポートしてくれるところも人気の理由でしょう。

近年は、技術力を活かしてゲーミングモデルにも力を入れ始めています。

DELL

アメリカ発のメーカーで、国内シェア率3位です。

HP同様、様々なモデルを取り扱っており、カスタム可能で自分好みのパソコンが作ることができます。

また、中国で生産されているためコストを抑えて製造することができ、価格の安さも有名です。

一方、ゲーム用ブランド「エイリアンウェア」としてゲーミングパソコンを発売しており、こちらは一般向けのパソコンとは一線を画し、ハイスペック、ハイプライスのブランディングを行っています。

Apple

アメリカ発、iPhoneでおなじみの世界的人気メーカーで、国内シェア率6位です。

他のパソコンメーカーのOSはマイクロソフトですが、Appleは独自規格のMacを取り扱っており、そのためソフトウェアや周辺機器は専用品が必要になってきます。

軽くてスタイリッシュなデザインで、またクリエイティブな作業に向いているため、デザイナーなどのクリエイティブ職のユーザーが多い傾向にあります。

ただ、海外メーカーの中では、価格が少し高めになっています。

Microsoft

アメリカ発、世界中で使用されているソフト「Windows」や「Office」を手掛けているメーカーです。

2012年から発売された、パソコンとしてもタブレットとしても使える2in1のモデル「サーフェス」が主力良品で、急速にシェアを拡大しています。

持ち運びやすく、使い勝手に優れているため、トレンドに敏感な大学生や若手社会人に人気です。

Apple同様、海外メーカーの中では価格設定が高めです。

ASUS

台湾発のパソコンメーカーで、元々はパソコンパーツの老舗会社ですが、近年はパソコン本体も発売しています。

性能もいいですが値段も安く、直販サイトでは常にアウトレットコーナーでお買い得なモデルが販売されています。

尖った製品が多く、ゲーミングモデルが主力となっています。

日本での販売はまだスタートしたばかりですが、徐々にシェアを拡大しています。

Lenovo

中国発のパソコンメーカーで、IBMの「ThinkPad」ブランドを引き継いでいます。

衝撃に強いビジネスモデルが中心で、デザインは無骨なものが多いですが、近年になって個人向けのスタイリッシュなモデルも出し始めました。

キーボードやロングバッテリーにこだわっていて、ビジネスで使うのには十分な性能を備えています。

また、価格も手に取りやすく、とにかく安く買いたいという人にはおすすめです。

BTOパソコン専用メーカー6選

BTOとは、「Build To Order」の略で、受注生産を意味しています。

その特長は、注文を受けてから製品を生産するので、市販の完成品パソコンと比べて目的に合ったコスパの高いパソコンを作ることが可能な点です。

ネット上で注文することができるため、自宅にいながらも手軽に作ることができます。

最後に、おすすめのBTOパソコン専用メーカー6選を紹介します。

EPSON

プリンターやプロジェクター等で有名なメーカーですが、パソコンでは「Endeavor」を主力とし、BTOを中心に製造しています。

テレワーク向けや病院向けといった、用途も細分化して提案しており、個人に寄り添ったパソコン作りを行っています。

ユーザーが使用するアプリケーションが予めインストールするキッティングBTOにより、すぐに使える状態で納品されるのも魅力的です。

価格は少し高めではありますが、その分最長6年保証等サポート体制がしっかりしていて安心です。

マウスコンピューター

デザインと技術力を両立し、価格も低めな設定のため、ここ10年で急成長したメーカーです。

個人やビジネスはもちろん、ゲームにも強く、「G-Tune」は有名なゲーミングパソコンのブランドとなりました。

「モバイルクラス」「スタンダードクラス」「ハイエンドクラス」に分けられているため、初心者から上級者まで、用途に合わせて選びやすくなっています。

また、サポートが24時間365日対応なのも、嬉しいポイントです。

ドスパラ

高性能なデスクトップ型ゲーミングパソコンの定番メーカーで、BTOパソコンやパソコンを自作している人からも圧倒的な支持を得ています。

元々がパーツショップなので、パーツの種類が豊富に揃い、最新のものがいち早く手に入るため、ゲーミングパソコンでは中級者から上級者向けのカスタマイズ力に優れています。

また、一般的な使用であれば「Altair」という、コスパ抜群で初心者も手が出しやすい価格のモデルも取り扱っています。

パソコン工房

全国各地に支店があり、かなり安くBTOパソコンが購入できるメーカーです。

IntelやAMD等の大手パソコン関連メーカーとの協業により、高品質さと万全のサポート体制を備えています。

また、株に特化した「kabuパソ」やイラスト・漫画向けのクリエイターモデルなど、他社にないユニークなモデルも発売しています。

TSUKUMO

一度は倒産したものの、ヤマダ電機のバックアップで復活したメーカーで、「ex. computer」ともいいます。

マウスコンピューターやドスパラと傾向は似ており、中級者以上にも対応した高性能さが売りになっている一方で、価格はかなり低く抑えられているため、コスパ抜群のモデルが多いです。

ゲーミングパソコンでは「G-GEAR」というモデルがあり、自作パソコンで評判のパーツを多く使用しているため、ゲーミングパソコンを自作したいけれど自作は難しいと考えている人にも最適なモデルです。

FRONTIER

ヤマダ電機傘下で、創業20年以上の実績を持つ老舗メーカーです。

それほど知名度は高くありませんが、大手家電メーカーの安心感があり、また実際に高品質なASUS製のマザーボードや日本製コンデンサを使った電源など、品質についての評価も高くなっています。

一番の特長としては、月末に行われているセールでかなり安く購入できる点で、安さを重視する方や掘り出し物が好きな方におすすめです。

パソコンメーカーにも得意・苦手分野がある

ここまで、利用目的に合わせたモデルの種類や、国産、海外、BTOパソコン専用メーカーの特徴を紹介してきました。

一概にパソコンを購入するといっても、メーカーにも得意・苦手分野があり、かなりの選択肢があることがわかって頂けたのではないでしょうか。

どんなシーンで使うのかをしっかりイメージした上で、価格やデザインといった表面的なスペックはもちろん、メーカーのこだわりやサポート体制にも注目して、長い目で使えるパソコン選びをしてみましょう。

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ビギナーズ 編集部 /
ビギナーズ編集部 ライター

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