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おすすめのパソコン用スピーカー6選を紹介!選び方とメーカーも解説
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パソコンで音楽を聴くときや、ライブ映像を見るときに、「もっと音質がよければいいのに…」と思ったことがある方は沢山いるのではないでしょうか。
そういった方々におすすめなのは、今回紹介していく「パソコン用スピーカー」です。パソコンにも内蔵されたスピーカーはついていますが、それ専用のスピーカーに接続することでより音質が向上し、楽しむことができます。
しかし、「パソコン用スピーカー」といっても、たくさんの種類があるため、ここでは選ぶためのポイントとおすすめスピーカーを紹介していきます。
目次
パソコン用スピーカーを選ぶための7つのポイント
パソコン用スピーカーも、音の良さ・臨場感などは十人十色です。今回はスピーカーを選ぶ際に重視したい7つのポイントを紹介します。
幅広い音域を楽しむなら“Hz”の幅が広いものを選ぶ
音には、低音や高音といった音域があり、音楽やラジオなど、聴くものによって音の好みが変わってくる方も多いかと思います。そういった音域を幅広く楽しみたいという方は、“Hz(ヘルツ)”の幅が広いものを選ぶのが好ましいでしょう。
Hz(ヘルツ)とは、再生できる音の範囲を表す「再生周波数帯域」です。40Hzより低ければ「低音」が出やすく、30,000Hzより高ければ「高音」がよく出るとされています。そのため、この幅が広いスピーカーほど様々な音域を楽しめるため、購入する際にはHzを確認しましょう。
臨場感を求めるなら“ch”が多いものを選ぶ
また音質にこだわりがある方は、“ch”にもチェックが必要です。“ch”の整数値は「全音域スピーカーの数」を表しており、また小数値は低音域スピーカー(サブウーファー)の数を表しています。ここで、3つのタイプを紹介しますが、臨場感を求める方は、“ch”が大きいもの(5.1ch)を選ぶのがおすすめです。
2.0ch
パソコンの左右に1台ずつ置き使用する、小型でスリムなタイプのPCスピーカーです。3つのタイプの中でも魅力的なポイントは、音質のクオリティを安価で手に入れることができ、占有スペースが少ないという点でしょう。
2.1ch
2.1chスピーカーは、上記で紹介した2chに「サブウーファー」という重低音専用のスピーカーを追加した合計3台のタイプです。低音が強調されるため音質が向上し、音楽や映像に臨場感が生まれてきます。比較的手頃で、かつよい音質を手に入れたい方におすすめなスピーカーです。
5.1ch
前に3台、後ろに2台、さらに上記で説明した重低音専用サブウーファー1台の合計6台のタイプが、5.1chスピーカーです。スピーカーに360度囲まれ、立体音を楽しめるため、他2つのタイプよりも臨場感のある音楽や映像が得られる点がとても魅力的です。
接続方式は置く場所で選ぶ
パソコンスピーカーによって3つの接続方法があり、それぞれケーブルの有無、また端子の違いによって特徴が異なってきます。選択方法としては、スピーカーの「配置場所」を考慮した選び方がおすすめです。
USB接続
USBケーブルでパソコンに接続する方法です。出力音が、3つの中でも比較的大きくならないため、大音量での再生には向いていません。
しかし、有線で音声信号を伝えるため、ノイズが入って音質が悪くなることを防いだり、ケーブルが1本で配線もすっきりするという利点があります。お持ちのパソコンにUSB端子がついており、その周辺に置いて良質な音を楽しみたいという方におすすめです。ヘッドフォン端子
ヘッドホン端子(丸い形をした差込口)を用いて接続する方法です。USB接続よりノイズが混入することもあるため、音質は標準程度ですが、紹介している接続方法の中で、もっとも一般的で安価に手に入るものになっています。
Bluetooth接続
無線でパソコンに接続できるのが、Bluetooth接続です。有線接続ではないため、音質が劣化しやすいという欠点はありますが、配線がないため、パソコン周辺がスッキリします。また、パソコンを置いているデスクとは違う場所にスピーカーを配置したいときや、外出先で使用する際に便利です。
電源タイプは置く場所で選ぶ
電源タイプは3つあります。
- ACタイプ:ACコンセント、アダプターに接続することで給電する。
- USBタイプ:パソコンにケーブル接続することでパソコンから給電する。
- 電池タイプ:電池を入れることで使用可能になる。
1つ前で紹介したヘッドフォン端子のスピーカーは、電源タイプも「ACタイプ」であることが多くあります。そのため、この場合は配置したい場所の近くにコンセントがあるかチェックしましょう。また、「USBタイプ」はパソコンのバッテリーを使用するため、空きがあることを随時チェックする必要があります。
出力は10~15Wで十分
音量は、W(ワット数)で決まります。これが大きいほど音量が大きくなりますが、Wによって音が良質になるとは限りません。そのため、個室で聴くなら10W、また広いリビングであれば15Wあれば必要十分だと言えます。
スピーカー設置スペースでサイズを選ぶ
サイズ選びも重要です。2.0chのスピーカーはあまりスペースを取りませんが、2.1chと5,1chのスピーカーの場合、3台以上の設置が必要になってきます。
そのため、ご自身にとって欲しいものが手に入ったとしても、サイズを考えずにいると、いざ設置しようと思った際、「スペースがなかった」「パソコン周りがごちゃごちゃしてしまった」ということも起こり得るでしょう。あらかじめ、どこに設置するかを考え、サイズを測ってから選ぶことも必要です。
ハイレゾ対応ならより高音質を楽しめる
より高音質なスピーカーにこだわる方は、ハイレゾ音源に対応したスピーカーがおすすめです。ハイレゾとは、ハイレゾリューションの略で「高解像度」という意味です。これに対応したスピーカーは、通常のもの以上の音質を発揮します。更なる臨場感で音楽・映像を楽しみたい方におすすめです。
パソコン用スピーカーで有名な5つのメーカー
スピーカーのメーカーは非常に多く「選択肢が多すぎて選べない」といった声を聞くようになりました。 そのため、ここではパソコン用スピーカーの有名な5つのメーカーを紹介します。
Logicool(ロジクール)
「Logicool」はスイスに本社を置くLogitech International S.A.の日本法人です。パソコンスピーカーを含め、マウス、キーボードなどのパソコン周辺機器のデジタルデバイスを提供するメーカーとして知られています
パソコン用スピーカーでは、コンパクトかつ低価格な2.0chタイプから、高音質の2.1chタイプまで取り扱っていたり、ゲーミング用やBluetoothのものも販売されています。低価格と丈夫さが魅力的なメーカーです。
JBL(ジェイビーエル)
「JBL」は、アメリカ初の音響機器会社で、スピーカーだけでなく、イヤホンやヘッドフォン、カーオーディオ機器など、様々なモデルを出している人気メーカーです。
60年を超える老舗メーカーであるJBLは、大音量でもノイズや音割れがなく、鮮明な音を放つオーディオ機器が人気となり、多くの人の支持を得ています。
Bose(ボーズ)
音楽機器の開発や製造を行う、アメリカ発のメーカーです。音楽機器以外のものも製造したり、他社には見られない独自開発を行うなどし、「ノイズキャンセリング」機能を発明したのもこのメーカーとなっています。
BOSEスピーカーの魅力は、迫力とまとまりのある重低音でしょう。コンパクトなモデルから大型モデルまであり、天井取り付けや壁にかけることのできる小型アクティブスピーカーといった、デザイン性にこだわったビジュアルも人気です。
Creative(クリエイティブ)
「Creative」は、シンガポールに本社を置くマルチメディア機器製造企業の日本法人メーカーです。スピーカーやオーディオプレイヤーなどを取り扱っており、デザイン性に富んでいる機器が多くあります。
パソコンスピーカーの中でも、丸型のCreative Pebbleはスタイリッシュで人気が高く、また高音質を楽しめる5.1chタイプも安価で購入できるなど、魅力的な点が多くあるメーカーとなっています。
ELEGIANT(エレジャイアント)
中国発のPCスピーカーを中心として、オーディオ機器を販売しているメーカーです。特に、サウンドバースピーカーが一目置かれ、中国・欧米を中心に人気があります。
このスピーカーの特長は、コンパクトスリムでありながら、パワーのある音と音質が楽しめる点です。また、低価格でそれが可能となっているため、通販サイト上でも人気を集めています。
おすすめ3選。コスパがいいパソコン用スピーカー
ここでは、コスパのよいパソコンスピーカーでおすすめな3つを選出し、紹介します。選定基準は「10,000円以下で購入できるもの」、「高音質でスペックも十分なもの」の2点としました。
JBL Pebbles バスパワードスピーカー
スペック | |
---|---|
サイズ(各サテライト)・重量 | 幅7.8×奥行15×高さ13.2cm・1kg |
スピーカー構造 | 2.0ch |
周波数特性(Hz) | 70Hz-20,000Hz |
接続方式 | USB |
電源タイプ | USB |
出力数(W) | 2.5W |
コンパクトでありながらも鮮明で、高音質な低音が楽しめるスピーカーです。 USB接続で出力・給電でき、本体についているロータリー式の音量調節で簡単に使用できる特長もあります。 3.5mmのステレオミニ端子での入力も可能で、パソコン以外でも使用でき、コスパのよいスピーカーの1つとしておすすめです。
Creative Inspire T10 R3
スペック | |
---|---|
サイズ(各サテライト)・重量 | 幅8.8×奥行19.4×高さ13.2cm・2kg |
スピーカー構造 | 2.0ch |
周波数特性(Hz) | 80Hz-20,000Hz |
接続方式 | ヘッドフォン出力 |
電源タイプ | ACタイプ |
出力数(W) | 5W |
クリアでまとまりのある音が出る、コンパクトスピーカーです。 音量だけでなく、バスの調節もできるコントローラーもあり、多彩な音が楽しめる魅力があります。 こちらもヘッドフォン出力だけでなくAUX入力端子がついており、様々な用途で楽しむことが可能です。
Logicool Z213
スペック | |
---|---|
サイズ・重量 | 各サテライト:幅7.95×奥行7.6×高さ14.2cm・0.45kg サブウーファー:幅13×奥行19.3×高さ16.9cm・1.05kg |
スピーカー構造 | 2.1ch |
周波数特性(Hz) | 65Hz-20,000Hz |
接続方式 | ヘッドフォン出力 |
電源タイプ | ACタイプ |
出力数(W) | 14W |
サブウーファー付属で設置スペースが取られてしまうものの、手頃な価格で高音質が手に入る2.1chスピーカーです。 専用のコントローラーで低音を操作できるため、安価で豊かな重低音が楽しめたり、サブウーファーはデスク下に置くことができ、パソコン周りをスッキリさせることも可能になっています。
おすすめ3選。USBタイプのパソコン用スピーカー
ここでは、USBタイプのパソコンスピーカーでおすすめな3つを選出していきます。選定基準は「パソコン近くでも圧迫感のないもの」、そして「スペックが高いもの」の3つを設定しました。
Audioengine A2
スペック | |
---|---|
サイズ(各サテライト)・重量 | 幅10×奥行13×高さ15cm ・3kg |
スピーカー構造 | 2.0ch |
周波数特性(Hz) | 65Hz-22,000Hz |
接続方式 | USB |
電源タイプ | ACタイプ |
出力数(W) | 60W |
コンパクトでパソコンの横に置いても邪魔にならない、高質スピーカーです。 価格は高めではありますが、サブウーファーに接続しなくても“臨場感”があり、”圧倒的な量感のある低音”が楽しめるポイントが魅力的となっています。 音楽や映像に浸るほど楽しみたい方におすすめの1点です。
JBL Pebble バスパワードスピーカー
スペック | |
---|---|
サイズ(各サテライト)・重量 | 幅7.8×奥行15×高さ13.2cm・1kg |
スピーカー構造 | 2.0ch |
周波数特性(Hz) | 70Hz-20,000Hz |
接続方式 | USB |
電源タイプ | USB |
出力数(W) | 2.5W |
1つ前で紹介した「JBD Pebble バスパワードスピーカー」は、USBケーブル1つで接続・給電でき、また1kgでコンパクトな形はパソコン近くにおいても圧迫感がないため、ここにも選出しました。低価格にも関わらず、響き渡る豊かな音も魅力的です。
Creative Pebble
スペック | |
---|---|
サイズ(各サテライト)・重量 | 11.6×12.2×11.5cm・0.64kg |
スピーカー構造 | 2.0ch |
周波数特性(Hz) | 100Hz-17,000Hz |
接続方式 | USB/ヘッドフォン端子 |
電源タイプ | USB |
出力数(W) | 4.4W |
2,000円以下で購入可能な格安USBスピーカーです。 低価格帯の中でもこのスピーカーは、高音質・コンパクト・USBケーブルで給電といったメリットばかりが備わっています。 「まずはパソコンスピーカーがどんなものか」というお試しに相応しい1点です。
まずは“設置スペース”を確認してみましょう!
今回は、パソコン用スピーカーの選び方と、おすすめのスピーカーを紹介しました。しかし、これだけあるスピーカーの中で迷われる方もおられると思います。
その際の判断基準としておすすめなのは、「どこに設置したいか」ということです。スピーカーの音は機器本体だけでなく、設置する環境によっても変わってきます。そのため、迷われた際はまず「どこに置くのか」、そして「そこに置くならどのスピーカーが適切か」ということを考えてみてはいかがでしょうか。
パソコンの周辺機器については、こちらの記事で解説しています。ぜひ確認してみてくださいね。
ビギナーズ 編集部 /
ビギナーズ編集部 ライター
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