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外付けBDドライブのおすすめ&選び方!BDとDVDの違いも解説
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大容量で美しい映像が楽しめる、BD(ブルーレイディスク)。
でもいざ自宅で楽しもうと思うと、わからないことがいっぱい!
「BDって書いてあれば、何でもいいの?」「おすすめのBDドライブは?」など、気になることが多いのではないでしょうか。
そこで今回は「BD(ブルーレイディスク)とは?」といった基本的な情報から、おすすめのBDまでまとめてご紹介いたします!
目次
BD(ブルーレイディスク)とは?DVDとの違いは?
BD(ブルーレイディスク)とは、青紫色半導体を使用した光ディスクのこと。「BD」(読み方はビーディー)、「ブルーレイ」と略されることが多いです。
映画やゲームなどの映像コンテンツでは、おなじみの存在ですよね。
BD(ブルーレイディスク)とDVDの違いは?
DVDの後継者なので「正直どう違うのかよくわからない」という方もいらっしゃるかもしれませんね。
実は、画素数や容量を見ると違いは歴然!
- BD:207万画素、25GB
- DVD:35万画素、4.7GB ※容量はどちらも片面1層タイプ
画質や音質といった再生品質も容量も、BDの圧勝。BDなら、きめ細やかな画質と迫力のあるサウンドで、臨場感あふれる高品質な映像を楽しむことができます。
同じ映画のDVDとBDを見比べると、DVDはかなり見劣りしますよ。高品質な映像をたくさん保存できるのが、BDの魅力なのです。
ただし、高品質なぶん、ディスク・BDドライブ・BDプレイヤーなどは若干BDの方が高め。とはいえ、以前よりは随分安くなったので、美しい映像を楽しみたい方はBDをおすすめします!
外付けBD(ブルーレイディスク)ドライブとは?
BDドライブとは、BDの情報を読み取ったり、BDに情報を書き込んだりする装置のことです。BDドライブだけで再生や録画をすることはできないので、パソコンにつないで使用します。
パソコンに内蔵されているタイプは内蔵BDドライブ、USBなどでパソコンに接続するタイプは外付けBDドライブと呼ばれています。
BDプレーヤーは再生機、BDレコーダーは録画再生機のことです。
BD(ブルーレイディスク)の種類
BDドライブやBDを見てみると、「BD-R」「BDXL」などと書かれているものがありますね。
ブルーレイディスクには様々な種類があるので、「BDが付いていれば何でもOK!」というわけではありません。
間違えて購入しないために、しっかり確認しておきましょう!
DL、XLとは?
BDには、1層・2層・3層・4層のものがあります。このうち2層はDL、3層と4層はXLと表記します。
容量は、1層25GB、2層50GB、3層100GB、4層128GB。一般的に、容量が大きい方が値段も高くなります。
「高画質の動画を長時間保存したい」など、用途に合わせて選びましょう。
読み取り専用「BD-ROM」
読み取り専用で書き込みができないBDを「BD-ROM」と言います。BD-ROMは、映画のBDなどに利用されています。
一度だけ書き込める「BD-R」
一度だけ書き込めるBDを「BD-R」と言います。2層の場合はBD-R DL、3層4層はBD-R XLです。
書き換える予定のない、長期保存データなどの記録にぴったりですね。
何度も書き換えられる「BD-RE」
データを何度も書き換えられるBDは「BD-RE」です。こちらも2層の場合はBD-RE DL、3層4層はBD-RE XLと表記されています。
一時的に保存したいデータの記録に適しています。
BDの後継の規格「UHD-BD」
UHD-BDは、BDの後継の規格。Ultra HD Blu-ray、4K Ultra HDブルーレイと表記されることもあります。(
BDよりさらに大容量で、4K映像の記録などを想定して作られています。
UHD-BDに対応していない外付けBDドライブもありますので、利用したい場合は確認しておきましょう。
低価格な「LTH」
LTHはLow To Highの略。もともと反射率が低く、レーザーを当てると反射率が高くなることが名前の由来です。
他のディスクにくらべて、価格が安いというメリットがあります。
耐久性が高い「M-DISC」
M-DISCは、経年劣化に強く、耐久性が高いディスクのこと。BDだけでなくDVDにも使われます。
M-DISCを開発したMillenniata社によると、数百年以上もの長期保存か可能とのこと!ずっと保存した大切なデータに使いたいですね。
外付けBD(ブルーレイディスク)ドライブの種類と選び方
BDの種類がわかったところで、ここからは外付けBDドライブの種類と選び方についてご説明しますね。
パソコンのOSに対応しているか
パソコンに接続して使用する外付けBDドライブ。使用する予定のパソコンに対応しているか、必ずチェックしましょう。
特にMacの方は要注意です。商品説明の「対応OS」の欄に書かれています。
WindowsかMacかだけでなく、OSのバージョンも重要。「Windows 10/8.1/8/7」や「Mac OS 10.6〜10.11」などの数字の部分が、OSのバージョンを表しています。
また、BDドライブによってはアプリを使用してスマートフォンと接続できるものも。利用したい場合は、スマートフォンのOSも確認しましょう。
3D対応か
3D対応のコンテンツは、今後ますます増えていくはず。
3D映画などを楽しみたい場合は、3D対応のドライブを選びましょう。
書き込み速度はどれぐらい求めるか
大容量データを記録したい方や忙しい方は、書き込み速度も重要!
例えば、25GBを書き込むのに、1倍速は90分かかりますが、6倍速なら15分で済みます。
商品説明には「◯倍速」と書かれているので、チェックしてみてくださいね。
USBの規格はデータ通信速度に影響する
USBの規格によってデータの通信速度が変わります。USB3.0の最大転送速度は、なんとUSB2.0の10倍以上!
USB2.0→USB3.0→USB3.1の順に速くなるので、覚えておいてくださいね。
また、USBケーブルが付属していない場合は、規格に合ったものを用意しましょう。
付属品の有無
ACアダプターやUSBケーブルが付属していない場合もあります。
付属品をしっかりと確認し、付属していない場合は規格に合ったものを別途購入しましょう。
「安いと思ったら付属品がなかった」「付属品を買ったら高くついてしまった」ということもあるので、注意してくださいね。
おすすめの外付けBD(ブルーレイディスク)ドライブ
ここからはおすすめの外付けBDドライブをご紹介します!
書き込み速度、USB規格などの仕様も一緒にまとめてみました。
IODATA|ポータブルブルーレイドライブ EX-BD03シリーズ
石川県金沢市に本社を置くアイオーデータは、国内パソコン機器メーカーでは老舗企業。機能もコスパも抜群の商品が人気です。
USB3.0対応で、書き込み速度はBD最大6倍速と機能面は申し分なし!
さらに薄くて軽くてコスパも良いという、バランスの良さが人気の外付けBDドライブです。
「初めて外付けBDドライブを買うので、どれがいいかわからない」「できるだけ低価格で扱いやすいものがいい」という方にまずおすすめしたい機種です。
定番のピアノブラックの他にパールホワイトがあるのも、ちょっと珍しくて嬉しいですよね。
仕様
- 質量:約240g
- サイズ:約136(W)×146(D)×14.6(H)mm(突起部分を除く)
- カラー:ピアノブラック、パールホワイト
- 対応メディア:
・BD(M-DISC、BD-R、BD-R XL、BD-R LTH、BD-RE、BD-RE XL)
・DVD(M-DISC、DVD+R、DVD+RW、DVD-R、DVD-R、DVD-RW)
・CD(CD-R、CD-RW)※BD-RE XLは3層のみ - 対応OS:Windows(Windows 10/8.1/8/7)、macOS(10.12~10.14/OS X 10.6~10.11)
- 書き込み速度:BD最大6倍速、DVD最大8倍速、CD最大24倍速
- USB規格:USB 3.0/USB 2.0(USB3.0に対応していなパソコンの場合は、USB2.0として動作)
- 付属品:取扱説明書、USBケーブル(A-MicroB 約50cm)
Pioneer|ポータブルBDドライブ BDR-AD07シリーズ
オーディオ機器のイメージが強いパイオニア。CDプレーヤーやスピーカーなど、パイオニア製品を使用していた方も多いのではないでしょうか。
そんなパイオニアならではの機能が、音楽CD取り込み機能。Android端末にUSBケーブルをつなげば、CDの音楽を直接Android端末に取り込むことができます。PCなしでも利用できるので、とっても便利!
さらに、傷や汚れのあるBDやDVDもスムーズに再生できる機能や、音質にこだわった設計なども兼ね備えています。
USB Type-C、BDXL、M-DISCといった最新技術にも対応。映像や音楽コンテンツを愛する方には特におすすめしたいBDドライブです。
仕様
- 質量:230 g
- サイズ:133 mm(W)×14.8 mm(H)×133 mm(D)
- カラー:ブラック、レッド、ホワイト
- 記録ディスク:
・BD(BD-R、BD-R DL、BD-R TL、BD-R QL、BD-RE、BD-RE DL、BD-RE TL、BD-R LTH、M-DISC SL、M-DISC DL、M-DISC TL)
・DVD(DVD-R、DVD-RW、DVD-R DL、DVD+R、DVD+RW、DVD+R DL、HighSpeed DVD+RW、DVD-RAM※2、M-DISC)
・CD(CD-R、UltraSpeed+CD-RW、UltraSpeed CD-RW、HighSpeed CD-RW、CD-RW) - 再生ディスク(対応フォーマット):
・BD(BD-ROM、BD-ROM DL、BD-R、BD-R DL、BD-R TL、BD-R QL、BD-RE、BD-RE DL、BD-RE TL、BD-R LTH、M-DISC SL、M-DISC DL、M-DISC TL)
・DVD(DVD-ROM、DVD-ROM DL、DVD-Video、DVD-R、DVD-RW、DVD-R DL、DVD+R、DVD+RW、DVD+R DL、DVD-RAM、M-DISC)
・CD:(CD-ROM、CD-ROM XA、Photo CD、Video CD、CD-DA、CD-Extra、CD-Text、CD-R、CD-RW) - 対応OS:Windows(Windows 10/8.1/8/7)、Mac OS(Mac OS X 10.6-10.11、macOS Sierra 10.12、macOS High Sierra 10.13、macOS Mojave 10.14)
- 書き込み速度:BD最大6倍速、DVD最大8倍速、CD最大24倍速
- USB規格 USB3.0
- 付属品 アプリケーションディスク、取扱説明書(保証書)、USB給電対応ケーブル(35cm)、USB Type-C変換ケーブル(Type A⇒Type C)(10cm)
- 質量:約1.2kg
- サイズ:160×50×220mm
- カラー:ブラック
- 対応メディア:
・BD(BD-R、BD-R、BD-RE、BD-REXL、BD-RLTH、BD-R(M-DISC)、BD-RXL、BD-RXL)
・DVD(DVD-R、DVD+R、DVD-R、DVD-RAM、DVD+R(M-DISC)、DVD-RW、DVD+RW)
・CD(CD-R、CD-RW) - 対応OS:Windows 10 64ビット/32ビット、Windows 10 November 2019 Update、Windows 10(Sモード) 64ビット/32ビット、Windows 7 64ビット/32ビット、Windows 8.1 64ビット/32ビット、Windows 8 64ビット/32ビット、Windows RT、Windows Vista 64ビット/32ビット
- 書き込み速度:BD最大16倍速、DVD最大16倍速、CD最大48倍速
- USB規格:USB2.0、USB3.0
- 付属品:USBケーブル(1m)、ACアダプター、ユーティリティーDVD(簡単セットアップ、ソフトウェア(PowerDVD 12 for BD、Power2Go 8、PowerDirector 10、PowerBackup 2.5、PhotoDirector4 LE、MediaShow 6)、マニュアル、Adobe Reader)、取扱説明書
同じくパイオニアから発売されているワイヤレスドックを利用すれば、iOS端末にもワイヤレス接続できますよ。
あわせて検討されてみてください。
BUFFALO(バッファロー)|BRXL-16U3V
Wi-Fiルーターなど、パソコン周りの機器を得意とするバッファロー。機能とコスパの両面に優れ、アイオーデータとよく比較されるメーカーです。
BRXL-16U3Vの最大の魅力は、最大16倍速の高速書き込み!もちろんBDXLやM-Discにも対応しています。
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動画をたくさん保存したい方や、仕事でバリバリ使いたい方にぴったりの頼れる一台です。
仕様
自宅で美しい映像を堪能しよう!
年々機能面が充実する一方で、軽量化・低価格化が進む外付けBDドライブ。「思っていたより安い!」という方も多いのではないでしょうか。
今までDVDで満足していた方も、一度BDを試したらもう後戻りできないはず。自分にぴったりのBDドライブを選んで、自宅で美しい映像を堪能しましょう!
こちらでは、おすすめのパソコン周辺機器や外付けHDDをご紹介します。
樋口千春 /
ビギナーズ編集部 ライター
映画とアートと焼餃子(皮厚め)を愛するライター兼イラストレーター。写真も少し撮る。激務な会社員時代を経て、出産後フリーに。意外となんとかなるもんだ。乙女な娘&すぐに尻を出す息子と笑い転げる日々。