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【ウクレレ初心者】おすすめのチューナー11選-失敗しないチューナーの選び方とは
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ウクレレ初心者の方であっても、チューナーは必需品です。しかし、機能性やデザイン、ウクレレ専用のチューナーが良いのか、どんな楽器にでも使えるクロマチックチューナーが良いのかなど、迷うポイントがたくさんありますよね。
この記事では、初心者でも失敗しないウクレレの選び方とおすすめの商品を紹介します。
ウクレレのチューナーの選び方
チューナーを買うにも、「チューナーは何を買えばいいのかわからない」「選び方のコツがあれば知りたい」と考える人も多いのではないでしょうか。
ここでは、ウクレレのチューナーの選び方をご紹介します。購入する際の参考にしてみてください。
4つのタイプのチューナーで使い方が変わる
ウクレレのチューナーは、演奏方法やウクレレの種類によって適したチューナーが違ってきます。選び方のポイントとして、チューナーの種類や特徴について解説していきます。
クリップ型
クリップ型は、ウクレレのヘッドに取り付けてチューニングを行うタイプです。音の振動を直接感じ取り、音程を調節する仕組みです。
他の音を拾わず、両手が自由に使えて簡単にチューニングが行えます。ウクレレだけでなくギターやベースのチューニングに使いたい人にも便利です。
クリップ型には、ウクレレのチューニングに必要な4つの音階のみを表示するウクレレ専用チューナーと、12音階表示するをクロマチックチューナーの2種類があります。
マイク内蔵型
マイク内臓型は、譜面台や机の上に置きながら使えるタイプのチューナーです。内臓されたマイクが音を拾って、表示された音を確認しながらチューニングをします。
このタイプの多くが鳴っている音の高低を表示するクロマチックチューナーなので、さまざまな楽器に使えます。
デメリットとしては、マイクによって他の音を拾ってしまうため、騒音が出る場所や他の演奏者がいる場合は使いにくいです。
音叉
U字の形を音叉(おんさ)は、チューナーの中では最も古いタイプにあたり、ウクレレだけでなく、バイオリンやギターなどの弦楽器にも使えます。
音叉を軽く叩いて振動させると、ウクレレの1弦にあたるA音(ラの音)が出るので、その音を基準にしてチューニングを行います。
デメリットとして、音叉から出る音を聴いて音程を合わせるため、使い慣れていない人は時間がかかってしまう可能性があります。
ピッチパイプ
ピッチパイプは調子笛とも呼ばれ、複数の音を出せる笛のような形のチューナーです。
吹き口を吹くとそれぞれの音が鳴り、その音に合わせて、該当する弦の音を調節していきます。
電池交換する必要がないので手間はかからないものの、ピッチパイプから鳴った音を聴きながら調節するので、初心者には使いにくいタイプです。
目的に合わせて選ぶ
チューナーはタイプだけでなく、目的や用途に合わせて選ぶことも大切です。
チューナーの特徴を理解して、実際に使う場面を想定しておくと、より自分に適したチューナー選びができます。
チューニングに慣れたい場合
ウクレレを初めて使う人や弦の音がわからない人は、シンプルな仕組みのウクレレ専用のクリップ式がおすすめです。
調節している音が判別しやすく、他の楽器音も拾わないので、集中してチューニングが行えます。
他の楽器でも使いたい場合
ギターやベースなどの楽器も扱う人は、クロマチックチューナーがおすすめです。
半音の上げ下げが可能なので、ウクレレ以外にもさまざまな場面で使用できます。
ウクレレとギターでは、弦の音の配置が異なるので、チューニングに違和感を覚えた場合は、ウクレレ専用に切り替えるのもいいでしょう。
音感を身につけたい場合
音感を身につけたいと考えている人は、音叉やピッチパイプでのチューニングがおすすめです。
どちらもアナログ式のタイプなので、電池交換などの手間がかかりません。
自分の耳を頼りに音程を調節していくので、使い続けることで音感も養われるでしょう。
リズム感を身につけたい場合
綺麗な音色や音感だけでなく、リズム感も身につけたい人はメトロノーム機能が付いたチューナーがおすすめです。
チューナーとメトロノームを別々に買う必要がないため、チューニングとリズムの練習が1台で行えます。
ライブでチューニングする場合
ライブのイベントや他の楽器と一緒に演奏を行う機会が多い人は、クリップ式のチューナーがおすすめです。
クリップ式は他の楽器の音を拾わないため、他の楽器音に混乱することなくチューニングができます。
オートオフ機能があるチューナーを選べば、電源の切り忘れや電池の無駄な消費も抑えることができます。
初心者にはどんなものがおすすめ?
先ほど説明したように、ウクレレを初めて使う人にはクリップ型のチューナーがおすすめです。クリップ型には2種類のタイプがあることも既に触れましたが、ここではクリップ型のチューナーをおすすめする理由や注意点について説明します。
クリップ型チューナーは誰にでも使いやすい
ウクレレの振動を拾って音程を表示するクリップ型のチューナーは、画面表示がシンプルで両手も自由になるメリットがあるため、初心者だけでなくあらゆる人におすすめできます。
ウクレレのヘッドに取り付けたまま演奏ができるので、頻繁にチューニングをしたい人にはとても便利なアイテムです。
ウクレレ専用チューナーはおすすめできない?
ウクレレ専用チューナーは4つの音程しか表示されず、見るべき音が少ないので扱いやすいタイプではあります。
しかし、弦を交換した直後は音程が想定している音よりも低い状態にあることが多いので、自分が今どの音程を弾いているのかが分かりにくいです。
また、表示する音程の少なさから、ギターやベースなどの楽器も扱う人は、ウクレレ専用ではなく、クロマチックチューナーを選ぶことをおすすめします。
おすすめのウクレレチューナー11選
ここからは、おすすめのウクレレチューナー11選をご紹介します。初心者や上級者まであらゆる人にぴったりのチューナーばかりなので、購入に迷っている人は参考にしてみてください。
KORG|HT-U1
初心者でも扱いやすい、ウクレレ専用チューナーです。4つの弦に対応したランプが搭載されていて、見やすいのが特徴です。
音の高低を示すLEDランプが点灯するので、初心者の人でもペグの調節がスムーズに行えます。
KORG|HA-40
ウクレレとスチールギターに特化した、ハワイアン用のマイク内臓式のチューナーです。
楽器音が本体のスピーカーから出力されるので、音を聴きながらのチューニングができます。
コンタクトマイクを使うことで、他の音を拾わずにチューニングができるので、マイク内臓式チューナーの欠点も解消されます。
KORG|チューナー・メトロノーム
チューナー機能とメトロノーム機能を同時に使用できるので、これ1台で音とリズム両方のトレーニングが行えます。
スピーカーから入力音に近い基準音を返すサウンド・バック機能が搭載されており、音感トレーニングに最適のチューナーです。
他にも15種類のリズムが内臓されていて、クラシックからジャズまで幅広いジャンルの楽曲に対応しています。
YAMAHA|YTC5
ウクレレのほか、ギターやベースにも使用できるクロマチックチューナーです。
液晶画面にはバックライトを搭載されているので、暗い場所でのチューニングにも便利です。
オートパワーオフ機能も搭載されており、電池の無駄な消耗も防げます。
MAHALO|ウクレレ調子笛
吹き口から出た音に合わせて使う、ウクレレ専用のピッチパイプです。
電池不要で手軽なチューニングができます。チューナーの予備として持っておくのもよいでしょう。
ウィットナー|音叉(チューニング・フォーク) A=440Hz
ドイツの老舗メーカー・ウィットナー社が出がける音叉です。
ニッケルプレートで仕上げられているので、耐久性に優れています。
チューニングと同時に音感も鍛えられるので、音感を養いたい人におすすめです。
BOSS|TU-10
カラーLCDを搭載したクリップ式チューナーです。鮮やかなメーター表示で、正確なチューニングが行えます。
最大半5音下げたチューニングができるフラット・トレーニング機能に加え、メーターの針の流れでチューニングの完了を知らせるアキュピッチ・サイン機能を搭載しています。
本来はギターやベース向けのチューナーですが、ウクレレにも使いやすい商品です。
荒井貿易|ウクレレ専用 クリップ式 オ-トオン・チューナー
コンパクトでシンプルなデザインが特徴のクリップ式チューナーです。
液晶部分を立てると電源がオン、倒すとオフになる仕組みなので、初心者でも扱いやすい設計です。
5分間入力がない状態が続くと、自動で電源が切れるオートオフ機能が搭載されているので、電池の無駄な消費を防げます。
Famous|ウクレレ用 チューナー UT-301
ウクレレメーカーの有名ブランド・Famousによるウクレレ用チューナーです。
音がズレていると白く、合うと緑色に光るので、正確なチューニングが簡単に行えます。
クロマチックモードも搭載されているので、ギターやベースなどの楽器にも使えます。
SWIFF|カラーディスプレイ クリップ式チューナー
個性的なデザインが特徴のクリップ式チューナーです。
内臓マイクが楽器の振動を拾ってくれるので、周りの雑音の影響をあまり受けずにチューニングを行えます。
3分間操作がない場合、電源が自動的に切られるオートパワーオフ機能も搭載されています。
ダダリオ|サウンドホールチューナー PW-CT-15
ウクレレやアコースティックギターに適したクリップ式のチューナーです。
サウンドホールの内側に取り付ける仕様のため、楽器を傷つけずにチューニングを行えます。
高輝度のディスプレイで、暗い場所でも読み取りやすい設計です。
ウクレレのチューニングを詳しく知りたい人は、この記事でも解説しているので参考にしてください。
まとめ
ここまで、ウクレレ用チューナーの選び方やおすすめのチューナーについてご紹介しました。
チューニング次第で音が大きく変わってしまうので、自分の演奏スタイルに合ったチューナーをきちんと選べば、ウクレレの腕にも磨きがかかるでしょう。
編集部ではウクレレ弦おすすめもご紹介しているので、あわせて参考にしてみてください。
上岡 /
ビギナーズ編集部 ライター
芸能・エンタメ、美容系、ゲーム攻略など、気がつけばいろいろな記事を書いています。趣味はラジオを聴いたり、CS放送で昔の番組をのんびり観たりすること。ご飯はいつからか電子レンジで炊いています。