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車の種類とは?ボディタイプや道路法による分類を紹介

みなさんは、車の種類と聞くと何をイメージしますか。車の種類は、ボディタイプだけではありません。この記事では、ボディタイプや道路法による車の種類を紹介しています。車の選び方もあわせて紹介しているので、購入を検討している人は必見です。
車の種類とは?ボディタイプや道路法による分類を紹介

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自動車メーカーの数は多いため、どのメーカーの車を購入しようか迷う人も多いのではないでしょうか。しかし、車の種類はメーカーだけではありません。そのため、車を購入するときには様々な情報を把握して自分に適したものを選ぶことが大切です。

この記事では、ボディタイプや道路法による車の分類を紹介しています。これから車の購入を検討している人は、この記事を読んで自分にとって最適な車の種類を見つけましょう。

車の種類の選び方

車を購入するとき、色や排気量、メーカー、性能、価格など、さまざまな切り口の選び方があります。ここでは車の種類の選び方を4つの項目にわけて紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

ライフスタイルに合っているか考える

車の用途は人によって様々で、毎日の通勤に欠かせない人もいれば、休日のドライブにしか使わない人もいます。ここではライフスタイルに合う車の種類を紹介していくので、自分のライフスタイルと照らし合わせてみましょう。

短距離がメイン

近所への買い物や家族の送り迎えといった短距離がメインの場合は、コンパクトカーや軽自動車がおすすめです。これらの車の種類は小回りが効くため、駐車や街中の狭い道でもスムーズだからです。

一般的な普通自動車よりも小さめサイズのコンパクトカーは、前輪と後輪の幅が広くないので小回りが効きやすいといわれています。

2人で楽しむドライブ

パートナーと2人で休日のドライブを楽しみたい場合は、コンパクトサイズのクーペやオープンカーがおすすめです。

予算を気にしないなら、レクサスのLSや日産のフーガといった高級セダンも選択肢の1つです。なぜなら、休日のドライブがメインであればガソリン代をそれほど気にしなくてよいからです。

ファミリーで楽しむドライブ

家族でドライブを楽しむ機会が多い場合は、ミニバンやワゴンがおすすめです。キャンプやフィッシングといったアウトドア好きなら、SUVも選択肢の1つです。

車種によって異なるものの、ミニバンなら6~8人は乗車可能です。さらに大きな荷物も積めるため、子どもの部活の遠征に付き添うときにも便利です。

買い物もドライブも両方楽しむ

近所への買い物だけでなくドライブも楽しみたい場合は、実用性を重視した次のような車の種類を選びましょう。

  • スポーツタイプのセダン
  • スポーティな雰囲気や高級感のあるコンパクトカー

これらは買い物で街を走行するときには小回りが効き、ドライブのときには走行感が得られます。最近では低燃費のコンパクトカーも数多く販売されているため、ガソリン代が気になる人にも安心です。

搭載された機能で考える

車の種類を選ぶときには、次のような搭載された機能で考えるのも選択肢の1つです。

  • 自動ブレーキシステム
  • 自動スライドドア
  • オートライト機能
  • キーレス
  • 低燃費

最近では、ハイブリッド車やクリーンディーゼル車といった、いわゆるエコカーが数多く登場しています。国土交通省が定める排ガスや燃費基準を満たしたエコカーなら、自動車重量税や自動車税の税的優遇措置が受けられるため、長期的な目線で見てコストカットに繋がります。

価格で考える

お気に入りの1台が見つかっても、手持ちの資金が不足している場合には諦めなければならないこともあります。車の購入は大きな買い物なので、無理すると家計の圧迫にもなりかねません。そのため、車を購入するときには価格を考慮することも大切です。

車を所有するとガソリン代や車検代、税金といったランニングコストがかかるため、車体価格だけでなく全体の費用で考えましょう。

手持ちの資金を上回る価格の車がどうしても欲しい場合は、新車よりもお得な価格で購入できる中古車も検討してみてはいかがでしょうか。

ボディタイプによる車の種類

車を購入するときには、ボディタイプで選ぶ人も多いのではないでしょうか。ボディタイプによる車の種類は、一般的に次の8つに分類されます。

  • セダン
  • クーペ
  • オープンカー
  • ステーションワゴン
  • ワンボックス
  • ミニバン
  • SUV
  • ハッチバック

ここでは、ボディタイプによる車の種類を詳しく紹介していきます。

ベーシックなセダン

セダンは車のボディタイプで最もベーシックなもので、ボンネットと4枚のドア、後ろにトランクがあるタイプです。

代表的なセダンには、次のような車種があげられます。

  • トヨタ:クラウン
  • マツダ:RX-8
  • 日産:スカイライン
  • ホンダ:インサイト
  • BMW:5シリーズセダンなど

トヨタのセンチュリーや日産のシーマなどは高級セダンの王道ともいわれており、長年にわたって人気の高い車種です。

セダンに似ているワゴン

一見セダンのようなワゴンは、ステーションワゴンと呼ばれるタイプです。前方からみるとボディタイプがセダンに似ているものの、トランクと車内が繋がっていることが特徴です。

代表的なステーションワゴンには、次のような車種があげられます。

  • スバル:レガシィ
  • トヨタ:プリウスα
  • マツダ:MAZDA6
  • ダイハツ:メビウス
  • メルセデスベンツ:Cクラスワゴンなど

セダンよりもトランクが広いため、キャンプやトレッキングといったアウトドアのときにも大活躍です。5人乗りが一般的ですが、7人乗りのステーションワゴンも登場しています。

車内が広いミニバン

ミニバンにはコンパクトなものと大きなものがあり、近年ファミリー層に人気が高いのは、ワンボックスと呼ばれる車内が広めのミニバンです。代表的なミニバンには、次のような車種があげられます。

  • ホンダ:フリード
  • トヨタ:シエンタ
  • トヨタ:ヴェルファイア
  • 日産:セレナ
  • 日産:キューブなど

セダンよりも乗車定員が多いため、大人数での移動や大きな荷物を運ぶときに便利です。最近では、上質なデザインのエクステリアや本革仕様のインテリアといった高級ミニバンも数多く登場しています。

オフロードでの走行が得意がSUV

SUVとは「スポーツ・ユーティリティ・ヴィークル」の略称で、車高が高いことからオフロードでの走行が得意です。代表的SUVには、次のような車種があげられます。

  • スズキ:ハスラー
  • トヨタ:ランドクルーザー
  • 日産:エクストレイル
  • マツダ:CX-5
  • ホンダ:CR-Vなど

同じSUVとはいえ、本格的なオフロード向きのタイプと街乗りをメインとするタイプがあります。2020年6月24日に日産から発売されたキックスは小型コンパクトSUVで、オフロードと街乗りの両方での活躍が期待できます。

マイナータイプ3つ

2人乗りで2ドア車のクーペやオープンカー、全長が4mほどあるハッチバックは、数あるボディタイプの中でもマイナータイプといわれています。代表的なマイナータイプには、次のような車種があげられます。

クーペ

  • 日産:フェアレディZ
  • マツダ:RX-8
  • トヨタ:スープラなど

オープンカー

  • ダイハツ:コペン
  • マツダ:ロードスター
  • ポルシェ:ボクスターなど

ハッチバック

  • トヨタ:アクア
  • フォルクスワーゲン:ポロ
  • ホンダ:シビックタイプRなど

ハッチバックはいわゆるコンパクトカーとも呼ばれており、街乗りに便利なタイプとして人気が高めです。

次世代のCEV

CEVは「クリーン・エナジー・ヴィークル」の略称で、環境負荷の低いクリーンエネルギー自動車のことです。

次世代自動車とも呼ばれており、次のようにエネルギーによって分類が変わります。

  • 電気自動車
  • 燃料電池自動車
  • クリーンディーゼル車
  • プラグインハイブリッド車など

代表的なCEVには、次のような車種があげられます。

  • 日産:リーフ
  • トヨタ:MIRAI
  • マツダ:CX-3
  • トヨタ:プリウスPHVなど
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道路法による車の種類

車を所有している限りは、毎年自動車税や軽自動車税を納付しなければなりません。税額は車の排気量によって異なるため、購入前に確認しておくと安心です。

軽自動車の場合は新車登録の時期に関わらず10,800円です。

一方、普通自動車は新車登録のタイミングによって税額が異なるため、中古車を購入する場合は新車登録の時期を確認しておきましょう。普通自動車の場合、税額は下記の表のとおりです。

総排気量 新車登録が2019年9月30日以前の税額 新車登録が2019年10月1日以降の税額
1L以下 29,500円 25,000円
1L超1.5L以下 34,500円 30,500円
1.5L超2.0L以下 39,500円 36,000円
2.0L超2.5L以下 45,000円 43,500円
2.5L超3.0L以下 51,000円 50,000円
3.0L超3.5L以下 58,000円 57,000円
3.5L超4.0L以下 66,500円 65,500円
4.0L超4.5L以下 76,500円 75,500円
4.5L超6.0L以下 88,000円 87,000円
6.0L超 11万1,000円 11万円

小さいサイズの軽自動車

セダンやステーションワゴンといった普通自動車よりもサイズの小さい軽自動車は、5ナンバーもしくは7ナンバーの黄色いナンバープレートが特徴です。

道路運送車両法では、次のような規格が軽自動車であると定められています。

  • 全長:3.40m以下
  • 幅:1.48m以下
  • 高さ:2.00m以下
  • 総排気量:660cc以下

軽自動車と間違いやすい小型乗用車

コンパクトカーはサイズが小さいため軽自動車と間違いやすいですが、コンパクトカーやワゴンは小型乗用車に分類されています。

5ナンバーや7ナンバーで、ナンバープレートは黄色ではなく白色です。道路運送車両法では、次のような規格が小型乗用車であると定められています。

  • 全長:4.7m以下
  • 全幅:1.7m以下
  • 全高:2.0m以下
  • 総排気量:660cc超2,000cc以下

なお、コンパクトカーの総排気量は1,000~1,500cc、ワゴンは1,500~2,000ccです。

多くの車が該当する普通乗用車

3ナンバーは、多くの車が該当する普通乗用車です。道路運送車両法による規格では、コンパクトカーやワゴンといった小型乗用車の項目を1つでも上回れば普通乗用車に分類されます。

  • 全長:4.7m超
  • 全幅:1.7m超
  • 全高:2.0m超
  • 総排気量:2,000cc超

ミニバンは車種によって総排気量が異なる場合が多く、小型乗用車に属するタイプと普通乗用車に属するタイプがあります。セダンの場合は、2,000~3,000ccが中心です。

車の種類を理解し、実用性を重視した車種を選ぼう

車を購入するときに重視する基準は、人によって様々です。しかし、お気に入りの1台を見つけてもライフスタイルに合わない場合や価格面などで購入が難しいこともあります。

また、総排気量が多いほど税金は高くなるため、価格で選ぶ場合は車体だけでなくランニングコストも考慮するようにしましょう。

まずは車の種類を様々な観点から把握し、ライフスタイルや用途といった実用性を重視した車種を選ぶことをおすすめします。

おすすめのコンパクトカーについてはこちらの記事を確認してみてくださいね。

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ビギナーズ 編集部 /
ビギナーズ編集部 ライター

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