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電気代はコンビニ支払いでは損?便利でお得に支払う方法を解説

電気料金は、コンビニで振込用紙で支払うのが当然という方は多く、クレジット払いや口座振替に抵抗を感じている方は多いです。振込用紙で支払うメリットとデメリットを把握することで、今の支払い方を見直すことができ、お得な支払い方を選択できます。
電気代はコンビニ支払いでは損?便利でお得に支払う方法を解説

※当記事はアフィリエイト広告を含みます。

電気料金の支払いは振込用紙を利用しているという方は多いのではないでしょうか。

クレジットカードがなくても振込用紙をコンビニへ持っていけば支払いができるので、一番安心だと思っている方は多いでしょう。しかし、お得に支払いができているのかというと、実はそうではない場合があります。

ここでは、電気料金をコンビニで支払う際の流れやメリット、デメリットをお伝えし、クレジット払いや口座振替、QRコードでの支払い方法を紹介します。

少しでもお得に電気料金を支払いたいと思っている方は、内容を確認して参考にして下さい。

コンビニで電気代を支払う流れ

電気代をコンビニで支払う方法はいくつかあります。支払方法を知っておくことで、便利な支払いができるようになります。コンビニでの支払いの流れを確認しておきましょう。

 レジで料金を支払う

レジで料金を支払う方法は2通りあります。それぞれ確認しておきましょう。

振込用紙を店員に渡す

自宅に振り込み用紙が届き、その用紙をコンビニのレジの店員に渡せば支払い処理をしてくれます。そして、レジにて請求金額を支払えば手続き完了です。

高齢者やネットショッピングの決済に不慣れな方、そもそもネット環境がないという方にもおすすめの支払い方法です。また、クレジットカードを作ることもなく、カードがない方はこの方法で支払うことができます。

アプリを使って支払う

「PAYSLE」というアプリでバーコードを読み込み、コンビニで現金払いを行う方法です。紙の請求書がアプリになることで期限の管理もできるので、用紙をすぐになくしてしまう人でも安心できる支払い方法です。

事前にスマホにインストールしたアプリに請求が届くので、表示されるバーコードをコンビニのレジで提示し、読み取って現金を支払います。

利用する場合は、事前にアプリをダウンロードしておくことが大切です。

コンビニ端末を使って支払う

電力会社から発行された番号をコンビニの端末に入力し、レジにて支払う方法です。

事業主のサイトから決済代行会社のシステムを通じて、振り込み用の番号が通知されます。次に、コンビニの店頭に設置してある「マルチメディア情報端末」に振り込み番号を入力します。そして、端末から発行される申し込み券をレジへ持って行くことで、請求された電気料金を支払うことができます。

この方法は、電力会社によって取り扱っていないところもあるので、事前に確認しておくことが大切です。

現金以外でも支払いできるコンビニ

支払い方法は現金以外にもあります。現金を持ちたくないという方は、次の方法を把握することで、便利に活用することができます。また、ポイントを貯める方法もあり、お得に利用する方法も確認しておきましょう。

ファミリーマートのファミマTカード

ファミリーマートはファミマTカードに限りクレジットカードでの支払いが可能です。

またファミペイ(QRコード決済)でもでき、ポイントを貯めることも可能です。ただし、支払いできないものもあるので、アプリで確認が必要です。

セブンイレブンのnanaco

セブンイレブンでは現金の他にnanacoでも支払いが可能です。

nanacoカードとクレジットが一緒になったnanaco搭載の「セブンカード・プラス」でも支払いが可能(nanacoのチャージ残高からの支払いとなる)で便利です。

セブンカード・プラスのクレジット機能で、nanacoにお金をチャージすればポイントも貯まり、お得に利用できます。

振込用紙に関するトラブル

振込用紙で支払いをする場合、注意しなければならないポイントがあります。これから先振込用紙で支払いをしていくという方は、次のポイントを確認しておきましょう。

振込用紙を紛失した場合 

振込用紙を失くしてしまった場合、慌てずに対応することが大切です。くれぐれも、そのまま放置することのないように、支払いをきちんと済ませましょう。

まずは電力会社に連絡

カスタマーセンターに連絡して対応について問い合わせることが必要です。各電力会社の番号は電気・ガス料金比較サービス「セレクトラ」や各電力会社のHPから確認できます。

電話をかける前に、契約者の氏名や顧客番号などを用意しておくと、スムーズに対応してくれます。休み明けの午前中は電話が込み合うので、対応時間帯に余裕をもって電話をかけましょう。

振込用紙をなくしたときの支払い方

一般的な方法は振込用紙の再発行です。再発行の場合、支払い用紙が届くまで数日かかります。電話で問い合わせた際、支払期日が過ぎてしまう可能性がある場合は相談しましょう。

また、最寄りの電力会社が近い場合、窓口で直接支払う方法は一番早く済みます。

その際、クレジットカードで支払いをしたい場合は事業所で申し込みができます。電力会社によっては対面業務を行っていないところもあるので、電話確認をしてから出向くとよいです。

支払期限を過ぎてしまった場合

支払い期日が過ぎてしまうと延滞料金が発生します。その際、どのように対処すればよいか確認しておきましょう。

延滞料金が発生する

支払期限を過ぎた時点から延滞料金が発生し、1日0.03%の延滞利息が発生します。ただし、支払期限から10日以内であれば延滞料金はかかりません。

しかし、支払期限を過ぎていると振込用紙が使えない場合があるので、そのような場合は電話窓口に相談しましょう。

電気の供給を停止される前に支払う

支払期日が数日過ぎても、電力会社から督促がすぐ届くわけではありません。また、電気料金の支払いが過ぎてもすぐに電気が止められるわけではありませんが、速やかに支払いを済ませましょう。

電気を停止されるまでの日数は電力会社によって異なり、電気を止めるという通知が届きます。

多くの電力会社では、支払期限が検針日翌日~30日目となり、最終期限日は31~50日目、送電停止日は検針日から約50日、もしくは70日後としています。

通知は送電停止の5日前や最終期限日を過ぎた時点で通知としている電力会社が多いです。電力会社によって詳細が異なります。

電気代をコンビニ払いするメリット

コンビニ支払いにはメリットがあります。これからもコンビニ支払いを希望する場合、次のポイントを把握しておきましょう。

クレジットカードや銀行口座が不要

手持ちのクレジットカードや口座にかかわらず支払いが可能なので、誰でも利用しやすい支払い方法です。

特別な手続きが必要ないので、口座番号と印鑑を押してポストに投函するという手間が面倒な方は振込用紙での支払いがよいでしょう。

現金での支払いは結構な出費になりますが、現金で支払うことで電気料金の負担を感じられます。こんなに電気料がかかっているのだと、節約意識を高めることにもつながります。

時間帯を気にせず振り込みができる

24時間営業のコンビニであればいつでも振り込みが可能なので、時間帯を気にすることなく支払いを済ませられます。銀行窓口は受け付け時間が決まっており、土日祝日は休みです。

コンビニは、土日祝日でも関係なく、コンビニが営業している時間で支払いができるので、仕事帰りでも用紙を持っていけば支払いができます。

自分のライフスタイルに合わせて都合のよい時間に支払いができるのが魅力と感じる方が多いです。

電気代の高さ、生活感を感じることができる

毎月決まった日口座から引き落とされるローンや家賃とは違い、コンビニ払いは財布から直接店員さんに支払います。そのため、支払う額を必ず目の当たりにすることになるので「来月は節約しよう」という気持ちになるかもしれません。

引き落とされるお金より、支払うお金のほうが実感として印象深く残るはずです。節約意識や生活感を実感するために、コンビニ払いを続ける人も多いです。

電気代をコンビニ払いするデメリット

コンビニでの支払いに不満を感じる方もいます。次のデメリットを確認することで、今後の支払い方法をどうするか決める判断材料になります。

対応していないコンビニがある

電力自由化により、電気会社によって支払い可能なコンビニが異なります。

新電力会社などは振込用紙での支払いに対応していない場合もあるため、コンビニでの支払いができるかを事前に確認しておくことが大切です。

コンビニでの支払いを希望する場合、大手電力会社と契約することをおすすめします。

また、電力会社によって手数料がかかる場合があります。特に、新電力会社の中には数百円程度の手数料を徴収しているところもあるので、電力会社によって異なることを認識しておきましょう。

毎月支払いに行く必要がある

カード払いや口座振替の場合は自動で引き落としされますが、コンビニ払いの場合は毎月期限までにコンビニで支払いをする必要があります。

さらに、コンビニまでの距離が遠かったり、近くのコンビニが電力会社に対応していないことも面倒になります。

支払い忘れをする可能性がある

自動で支払いができないため、支払いを自分で管理する必要があります。支払い用紙を大切に持っていても、持っていること自体を忘れてしまい、支払いが遅れてしまったというケースはよくあります。支払いを遅れてしまうと、遅延損害金が発生してしまい結果出費がかさんでしまいます。

損をしないためにも、支払いをよく忘れてしまうという方は、振込用紙ではなくクレジットカードでの支払いに切り替えた方がよいでしょう。

支払いが現金に限られる

一部のケースを除き、支払いは現金のみに限定しているコンビニが多いです。クレジットカード払いの場合はポイントがつきますが、現金の場合はポイントがつきません。

スマホアプリからでも電気料金の支払いができます。公共料金対応の「QRコード決済」はコンビニに行かなくても手続き可能で、対応しているアプリと対応していないアプリがあります。

また、アプリによって電気料金だけではなく「全ての公共料金の支払い」が条件であったり、「一部の電力会社のみ対応している」などがあります。各アプリの利用条件を確認してから利用しましょう。

スマホアプリ 対応状況
Line Pay
Pay Pay
楽天ペイ ×
au Pay
FamiPay

電気代の支払いはクレジット払い、口座振替、QRコード決済がおすすめ

電気料金の支払いは、振込用紙が一番安心という方は、急にクレジット払いに変更することはありません。しかし、クレジット払いや口座振替、QRコードでの支払いは、支払い忘れを回避できる上にポイントも貯まっていくので、普段の買い物の際もポイントを使用することができます。

コンビニ払いにメリットがまったくないわけではありませんが、少しでもお得に支払いをしたいのであれば、クレジット払いや口座振替、QRコードでの支払い方法をおすすめします。

スマホ決済アプリの種類や選び方のポイントについてはこちらの記事を確認してみてくださいね。

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ビギナーズ 編集部 /
ビギナーズ編集部 ライター

趣味と出逢うメディアサイト「ビギナーズ」の編集部です。趣味を見つけたい方を応援します。

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