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室内の家庭菜園におすすめの野菜5選-育て方や失敗しないためのコツを解説

室内での家庭菜園は、ちょっとしたインテリアに、緑があることでリフレッシュできたり、最後は美味しくお料理できたりする点で魅力的ですよね。この記事では、室内での家庭菜園を楽しむためのコツや、おすすめのお野菜を紹介します。
室内の家庭菜園におすすめの野菜5選-育て方や失敗しないためのコツを解説

※当記事はアフィリエイト広告を含みます。

家庭菜園を楽しみたいけど、ベランダがない、庭がないからできないという方も多いはず。

でも大丈夫!屋内でも家庭菜園を楽しむことができるんです。

そこで本記事では、屋内で家庭菜園を楽しむ方法についてご紹介していきます。

室内で家庭菜園をする2つの方法

室内で家庭菜園をする方法についてご紹介していきます。

プランター栽培と、注目の水耕栽培について見ていきましょう。

プランター栽培の特徴

庭がなくても、ベランダなどの限られたスペースでできるプランター栽培は定番ですよね。

大規模な設備などが必要なく、誰でも気軽に始められて、自分で収穫が可能。

種から育てることもできますが、苗を購入して栽培するほうが失敗も少ないので初心者でも手軽に収穫まで楽しむこともできます。

プランターで栽培できるものとして、トマト・キュウリ・ナス・バジルなどがあげられます。

注目の水耕栽培

注目されている栽培方法として、水耕栽培という方法もあるのをご存知でしょうか。

土を使わずに水を使って作物を栽培するのが水耕栽培の特徴。

水耕栽培は主に室内で行い、日照が3~4時間程度確保できて20℃程度の室温が保たれていれば、冬でも発芽が可能。

狭いスペースでも栽培でき、虫などの心配や雑草などを抜く手間もないのがメリットです。

プランター栽培に向いている野菜と栽培方法

ここからはまずプランター栽培について詳しくみていきましょう。

プランター栽培に向いている野菜と栽培方法について、ご紹介していきます。

プランター栽培に向いている野菜

まずは、プランター栽培に向いている野菜についてみていきましょう。

季節によって向いている野菜は異なりますが、春夏はトマト・ナス・きゅうりなど、秋冬はブロッコリーや葉物がおすすめです。

栽培方法

続いて、プランター栽培にの栽培方法についてみていきましょう。

プランター栽培は苗が多く出る、夏野菜と秋冬野菜をそれぞれ植えるのがおすすめです。

夏野菜はトマト・ナス・きゅうりなど、秋冬野菜だとブロッコリー・水菜などの葉物も育てやすくおすすめです。

プランター栽培に必要な道具

プランター栽培を始めるにあたって、そろえておきたい道具には次のような物があります。

プランター栽培に必要な道具

  • プランター
  • 種もしくは苗
  • じょうろ
  • シャベルや熊手
  • はさみ

プランターのサイズは、しっかり根を伸ばして成長できるようある程度の大きさと深さがある物を選ぶようにしましょう。

もちろん大きいプランターのほうが水切れしにくので、栽培もうまく行きやすいです。

スペースやプランターのデザインなども含め探してみましょう。

また、成長や種類に合わせて、防虫ネットや支柱なども用意しておくのがおすすめです。

栽培に向いている場所

プランター栽培に適している場所ですが、重要なポイントは日当たりと風通しです。

日当たりのよい場所がベストで、時期によって日光の当たり方が異なるようであれば、高さを出したり場所を変えるなどして対応しましょう。

またプランターや鉢植えを密集させて置いてしまうと、風通しが悪くなってしまいます。

何個もプランターを使って栽培する場合は、密集させず余裕を持って並べましょう。

水耕栽培に向いている野菜と栽培方法

ここからは水耕栽培について詳しくみていきましょう。

水耕栽培に向いている野菜と栽培方法について、ご紹介していきます。

水耕栽培に向いている野菜

葉物野菜の若芽を収穫する方法は水耕栽培の特徴です。

リーフレタスなどといった葉物野菜がおすすめで、冬場に使う野菜を自分で育てることができます。

栽培方法

水耕栽培を始めるにあたって、そろえておきたい道具には次のような物があります。

水耕栽培に必要な道具

  • 容器
  • スポンジ
  • 液肥
  • はさみ

水耕栽培は、スポンジなどを培地にして種を植えて水を与えて発芽させ、その後はハイポニカなどの液肥を溶かした水を土代わりに与えます。

容器はペットボトルなど身近なものでも可能。

少しコストはかかりますが、LEDライトがあると日照を確保することも可能です。

室内での家庭菜園におすすめのお野菜5選

ここからは室内での家庭菜園のおすすめの野菜についてご紹介していきます。

栽培期間が短めの葉野菜の多くは室内栽培に向いており、ハーブ類などもおすすめです。

ミニトマト

学校の授業などでの扱うことの多いミニトマトは、育てやすく収穫量も多いのが特徴です。

根を張れるよう、深さ30センチ以上の大きめのプランターを使う、たっぷりの土で育てるようにしましょう。

日当たりが良い場所で栽培し、午前中に水やりを済ませておくのが最適です。

植付け時期は3~6月、収穫時期は4~8月上旬が目安になります。

キュウリ

比較的育てやすいですが、つる性の植物のため支柱を立てる必要があります。

2メートル以上の高さにもなるため、支柱を立てることも含めてプランターを置く場所を考えましょう。

気温が高い日が続いた場合には、朝と夕方にしっかりとした水やりをしてください。

植付け時期は4~6月、収穫時期は5月中旬~9月中旬が目安になります。

バジル

初心者でも育てやすいハーブ類もおすすめです。

水はけをよくして適度な水やりを行うこと、根詰まりを防ぐため可能な限り大きめのプランターなどを使うようにしましょう。

植付け時期は5~7月、収穫時期は6~10月は目安になります。

ラディッシュ

種まきから収穫までのが1カ月程度と短く、すぐに収穫できるのが特徴です。

春と秋、2回の植付けの時期があり、年間を通して育てることができる品種で、狭いスペースでも育てることができます。

植付け時期は、春が3月上旬~5月、秋が9~11月、収穫時期は春が4月下旬~6月、秋が10~11月が目安となっています。

レタス

リーフレタス・サニーレタス・ベビーレタスなどのレタスは水耕栽培におすすめ。

種から収穫までは1ヶ月半~2ヶ月ほどで、収穫期間が長く収穫を楽しむことができるのも特徴。

環境があえば年間を通して楽しむことが可能です。

室内で家庭菜園をする際の注意点

ここからは屋内で家庭菜園をする際の注意点についてみていきましょう。

野菜を置く場所や環境に気をつける

野菜を置く場所や環境で収穫量はぐっと変わります。

細かく確認していきましょう。

床が防水されているか

床の防水性も確認が必要です。

防水性が悪い場合は、トレーを敷くなど水漏れ対策をする必要があります。

特に鉢が大きいサイズの場合、容量が大きいため水の量が予想以上に多く、時間経つと鉢底から大量に水が流れてしまい、トレーから溢れることも。

排水についても対策を考えておきましょう。

日当たり

日当たりは気にする方も多いかと思います。

この方角でないとダメというものはなく、午前か午後のどちらかでも半日以上日差しが入るのが理想。

季節によって日当たりが変わることがあるのでその点も考慮しましょう。

風通し

風通しが悪い場所だと、湿度が高く病害虫の発生を助長します。

洗濯物が干せるかどうかを目安に、部屋の中の風通しについても見てみましょう。

室温

室温が高くなりすぎる場所は、望ましくありません。

目安として夏野菜は15~28℃、秋野菜は5~25℃が最もよく育つ室温です。

日中に締め切った室内で野菜を育てる場合は特に注意しましょう。

鉢を置く場所を工夫する

鉢を置く場所にも工夫が必要です。

限られたスペースで野菜を育てる場合、配置を工夫することでよりたくさんの野菜を育てられるようになります。

置く場所を選ぶポイントについてもみていきましょう。

野菜によっては日光を多く必要とするものと、反日蔭でも育つものがあるんです。

一概に日に当てればいいというわけではありませんので、注意しましょう。

日光を多く当てる必要がある野菜の場合は、時間帯によって鉢を移動させるなどの工夫も必要になるケースも。

工夫して、日照時間を確保しましょう。

ちなみに、ミニトマト・オクラなどは日にしっかりと当てる必要があり、キュウリ・セロリなどは日に当てすぎず少し涼しいくらいの栽培環境にしておく必要があります。

また、高さを踏まえてレイアウトを考えるのもいいでしょう。

例えば草丈の高い野菜を奥に起き、草丈の低い野菜を手前に置くことで、どちらの野菜にも日光が当たるようになります。

また手入れ頻度も踏まえて配置を考えるのもおすすめ。

手入れの少ない野菜は奥に、手入れが頻繁に必要になる野菜は手前に置くことで、野菜をわざわざ移動させる必要がなくなります。

害虫対策について

屋内の栽培でも害虫については対策しましょう。

害虫スプレーのようなものが販売されており、手軽に害虫対策を行うことが可能です。

ただし、散布のタイミングもあるため商品の注意書きを確認しながら使用するようにしましょう。

特に収穫前は要注意。

安全に野菜を収穫し、食べるためにも、確認した上で害虫対策を行いましょう。

初めてでも安心!専用キットでラクラク家庭菜園ができる

こちらでは、初めて家庭菜園をする方にもおすすめできる専用キットをご紹介します。ぜひ検討してみてください。

ハーブ栽培キット

ハーブの苗がセットになった栽培キットです。

土・肥料・ハーブ苗・プランターがセットになったキットで、届いたその日からすぐ簡単に栽培が始められるのでビギナーの方にもおすすめです。

水耕栽培キット 水畑

初心者にも簡単に始められる簡単水栽培キット。

このキットさえあれば、すぐに水栽培で野菜を育てることが可能です。

屋内で家庭菜園を楽しもう

屋内で家庭菜園を楽しむ方法についてご紹介していきました。

ベランダや庭でなくても、十分に家庭菜園を楽しむことは可能です。

諦めていた方も、この機会にぜひチャレンジしてみてくださいね。

また、こちらの記事ではレンタルできる畑を詳しく解説しています。家庭菜園をやりたいけど場所がない・もう少し畑を拡大したいと考えられている方はぜひチェックしてみてください。

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Natsumi /
ビギナーズ編集部 ライター

オールジャンルで活動しているWebライター。趣味は音楽と読書、お酒を飲むこと。パンクロックと、村上春樹と、ビールが好きです。ライターの傍、猫2匹と田舎暮らしを満喫中。

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