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家庭菜園をおしゃれにするお野菜やグッズを紹介-ガーデニングのコツも

花や野菜を育てながら、おしゃれな空間を作れるのも、家庭菜園の魅力ですよね。この家庭菜園はキッチンガーデン(ポタジェガーデン)とも呼ばれ、今では多くの方に知られつつあります。この記事では、家庭菜園をおしゃれにする、キッチンガーデンに着目して、そのコツやグッズ、おすすめのお野菜を紹介します。
家庭菜園をおしゃれにするお野菜やグッズを紹介-ガーデニングのコツも

※当記事はアフィリエイト広告を含みます。

近年家庭菜園への注目も高まり、始めてみたいという方も多いのではないでしょうか。また家庭菜園を行なっている方も、よりおしゃれなガーデンを作りたいと考えている方もいるはず。

そこで本記事では家庭菜園をおしゃれにする方法について、ご紹介していきます。見た目はもちろん、野菜を育てる上でメリットの多い栽培方法もあるんです。ワンランク上の家庭菜園を楽しんでみましょう。

家庭菜園をおしゃれにするキッチンガーデンとは

キッチンガーデンとは、台所用のお庭という意味で料理で使用する食物を育てるためのもの。野菜やハーブ、果物などを育てるためのガーデンで、フランスではポタジェなどとも言われています。

日本で一般的な家庭菜園とは少し異なり、美しさを重要視している点が特徴。

食べることを目的として栽培しながらも、野菜や果物がとても美しく仕立てられており、色・形・大きさを考えながら、色々な野菜が混植されます。

また食物だけでなく、アーチやオベリスク、カラフルな支柱などを使って立体的に仕立てることもあり、お花を植えガーデニングを楽しむ庭にも引けを取らない美しさがあるのも大きな特徴といえます。

おしゃれな家庭菜園を作ることのメリット

キッチンガーデンのようなおしゃれな家庭菜園を作ることの、メリットもみていきましょう。

先ほどもお伝えしたように美しさを重要視している点がキッチンガーデンの特徴で、美しく仕立てることのできる野菜を栽培します。

野菜は色鮮やかでカラフルなもの、特徴的なものが多く、写真映えする、フォトジェニックな野菜、庭を作ることができるのがメリットです。よく植えられる野菜として、スイスチャード、エアルーム品種などがあげられます。

スイスチャードは、赤・ピンク・黄色など鮮やかな茎の色が特徴。ビート根菜を葉野菜として改良したもので、サラダや炒め物などに使われます。

真冬を除けば季節を問わず栽培できるのも嬉しいポイントです。

エアルーム品種の野菜もキッチンガーデンにおすすめ。

エアルーム品種は、長年にわたって良質な品種を選抜してきた固定種で、自然の気候風土と結びついた強さ、気候変動への対応力にも優れています。また、ビジュアルも味も驚くほど個性豊かで、目でも舌でも楽しむことができます。

さらにオーガニック栽培で育てやすく、扱うものによってはオーガニック食材を作れることもメリットといえるでしょう。

キッチンガーデンを作るポイント

キッチンガーデンを作る際、レイズヘッドという方法を用いるのがポイントです。

この方法は、栽培土壌を地面から高く設定するもので、見栄えが整えられて美しくなるだけでなく、野菜を育てやすくなるメリットもあるんです。

レイズヘッドのメリット

まず、風通しがよくなることで防虫効果も期待できます。15センチ程度でも高くなるので、風通しがかなり改善されます。

また、栽培エリアがはっきりするため通路が区切られ、作業しやすい点も利点としてあげられます。さらに、輪作がしやすいというメリットも。

輪作とは栽培エリアを変えていく方法で、野菜は連続して同じ場所で育てると病虫害にかかるリスクが高くなるため、それを防ぎます。

この輪作を行いやすいのも大きな利点でしょう。

まずは栽培に適した土を準備する・作る

栽培に適した土を作ることは非常に重要です。野菜作りは土作りから始まるといわれているほどで、この工程をしっかりと行うことで、病気や害虫の被害にあうことも少なく、しっかりと収穫することができます。

よい土の条件について確認してみましょう。

よい土の条件

  • 水持ちが良い
  • 水はけ・通気性が良い
  • 適度な酸度を保つ

これらの条件が揃うことで、収穫まで野菜作りを楽しむことができます。

しっかりと土を準備し、作っていきましょう。

コンパニオンプランツのメリット

コンパニオンプランツという言葉をご存知でしょうか。一緒に植えるとよく育ったり、病虫害を防いでくれたりする植物の組み合わせのことを、

コンパニオンプランツというんです。

有名なものですと、マリーゴールド・ゼラニウムとトマト・バジルの組み合わせ。マリーゴールドが野菜の防虫の役割を果たしてくれたり、成長を助けてくれるんです。

さらに、野菜と一緒にコンパニオンプランツの花を植えることで、非常に見た目も美しく色鮮やかになります。

野菜の実の色に映えるようなコンパニオンプランツを植えることで、華やかでおしゃれな家庭菜園も楽しめるのです。

エディブルフラワーを植えてみる

エディブルフラワーの近年注目を集めています。エディブルフラワーは食用花のことで、観賞用の花の中で毒性がなくそのまま食べられる花のことを指します。

パンジー・キンギョソウなどといった鮮やかな花から、サクラ・キクなど日本人に馴染みのある花もエディブルフラワーに含まれます。

限られたスペースではプランターの大きさに注意

狭いスペースでプランター栽培をする場合、プランターの大きさにも注意が必要。

大型の野菜の場合は大きめの鉢を利用するほうがよいですが、必ず排水に関しても考えるようにしましょう。

大型の鉢は容量が大きい分大型の野菜も育てられますが、与える水の量も多くなるため、浸透した水が時間が経つと鉢底から一気に流れ出すことも。場合によってはトレーから溢れることもあるため注意しましょう。

害虫対策について

害虫対策も必須です。屋内であれば多少リスクは少なくなりますが、屋外と同様に対策しておくのがよいでしょう。

スプレータイプのもので、簡単に吹きかけるだけで防虫できるものも販売されています。

防虫する野菜、収穫のタイミングなどにあわせて、製品の注意書きを必ず確認しながら防虫対策も行なっていきましょう。

家庭菜園を一層おしゃれするおすすめのお野菜7選

家庭菜園をおしゃれにするおすすめの野菜についてもご紹介していきます。

庭だけでなくプランターや家の中でも育てられるものを厳選しました。

リーフレタス

小さなプランターでも育てられる葉物野菜です。植えてから1ヵ月~2ヶ月で収穫でき、外葉から収穫するようにするとよりたくさん収穫が可能です。

春と秋によく育ち、25℃を超えると発芽不良になるため、夏の栽培には注意が必要。苗からの栽培がおすすめで、水はけをよくするのがポイントです。

水菜

水やりを丁寧に行うとしっかりと育つ、丈夫な野菜。植えてから1ヵ月~2ヶ月で収穫でき、春まきで50日~70日、秋まきで90日~120日程度が目安です。

1月~2月がもっとも葉が柔らかり旬なので、秋植えがおすすめです。

種まきの段階から常に水はたっぷりと与えること、株が大きくなりすぎないよう肥料をあげすぎないのがポイント。

ラディッシュ

小さなプランターでも丈夫に育つため育てやすい品種です。種をまいて20日前後で収穫でき、春と秋に種まきするとよく育ちます。

1~2週間ごとに種まきをすれば、1年で何回も収穫が可能。たっぷり水やりをすること、適度に間引きするのがポイントです。

ベビーリーフ

葉物野菜の若菜のことで、店頭などでは7種類~10種類程度をミックスしたものが売られています。

年中栽培が可能で、1ヶ月以内で収穫でき次々と育ちます。虫食いには注意が必要で、窓際での栽培や防虫ネットの活用がおすすめ。

パクチー(コリアンダー)

女性に人気のパクチーもおすすめ。発芽しやすく、摘んでも次から次へと葉が出てくるため、繰り返し収穫できます。

種まきから発芽までは2週間~4週間程度。

イタリアンパセリ

小型のプランターでも栽培できる緑黄色野菜で、料理のちょっとしたアクセントになってくれます。日光に当りすぎると葉が硬くなってしまうので、夏は日陰に置くようにしましょう。

コンパニオンプランツとして、トマト・ニンジン・アスパラガスなどと相性がよいのも特徴。

ディル

フレンチなどで使われることの多い香草。草丈が20cm程度になったら茎の先端を切ると、脇から枝数が増えて育ちます。

アブラムシから植物を守ってくれるので、コンパニオンプランツとしても利用できます。

家庭菜園を一層おしゃれするおすすめのプランター

最近ではおしゃれでなプランターも多く、初心者でも使いやすい便利なものも多いです。インテリアにもなるような、おしゃれなプランターを見つけてみましょう。

スカイプランナー

天井から逆さまに吊るして栽培できるプランター。スペースも取らず、インテリアとしても活躍するアイテムです。

上部に給水ポットがあるので、水を溜めておくと勝手に植物が水を吸う仕組みです。

ボスケ キューブ

クリアなポットがおしゃれなアイテム。まわりの水槽部分に水を溜めておくことで、植物が勝手に水を吸ってくれます。

水の補給も1ヶ月に1回程度でよいので、管理が楽です。

アクアスプラウト

魚と一緒に植物を育てられるというアイテム。さらに水やり・肥料やり・草取りや、水槽の水の交換の必要もないから驚きです。

魚の排泄物を微生物が分解することで、それを植物が栄養として吸収し、さらに植物が綺麗にした水が水槽に戻るという仕組みになっているそう。

初めてでも安心!専用キットでラクラク家庭菜園ができる

始めての方でもチャレンジしやすい、家庭菜園の専用キットについてもご紹介していきます。

ハーブ 苗 セット 栽培キット

ハーブの苗がセットになった栽培キットです。

土・肥料・ハーブ苗・プランターがセットになったキットで、届いたその日からすぐ簡単に栽培が始められるのでビギナーの方にもおすすめです。

ミニトマト栽培セット

ハート型のミニトマトであるハートブレイカーという品種が育てられるキットです。サイズ感としても育てやすく、扱いやすい品種となっています。

ハートブレイカーは、半分に切るといっそうハート型の形が良くわかり、目でも楽しめる可愛らしいトマトです。

時期としては3月~5月に種まきするのがおすすめで、7~8月頃に収穫が可能です。

野菜 栽培セット 選べる3個セット

古紙100%の国産再生紙ポットで育てる地球にやさしい栽培セット。5品種の中から好きな2品種を選ぶことができ、好きな野菜を栽培できます。

レタス・青しそ・にんじん・ラディッシュ・ミニトマト(春夏限定) から選べます。

おしゃれに家庭菜園を楽しもう

家庭菜園をおしゃれに楽しむ方法についてご紹介していきました。おしゃれなだけでなく、野菜が育ちやすくなるような栽培方法も。

ぜひ、おしゃれでワンランク上の家庭菜園を楽しんでみてくださいね。

また、こちらの記事では家庭菜園で作った野菜を使った料理を紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。

Natsumi /
ビギナーズ編集部 ライター

オールジャンルで活動しているWebライター。趣味は音楽と読書、お酒を飲むこと。パンクロックと、村上春樹と、ビールが好きです。ライターの傍、猫2匹と田舎暮らしを満喫中。

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