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車を買う前に試乗はする?試乗のメリットとチェックポイントを解説

車を購入する前に、ぜひおすすめしたいのが「試乗」です。なぜ、試乗が大切なのか、試乗するにはどのような手続きが必要なのかを解説。さらに、試乗時にチェックするべきポイントについても分かりやすくお伝えします。
車を買う前に試乗はする?試乗のメリットとチェックポイントを解説

※当記事はアフィリエイト広告を含みます。

車の購入は人生のなかでも、大きな買い物のひとつです。中古車であったとしても、決して安いものではありませんよね。車の購入を検討しているのであればおすすめしたいのが、試乗をしてから購入することです。

この記事では、初めての方でも安心して試乗に望めるように、試乗をおすすめする理由や試乗時のチェックポイントなどを、わかりやすく解説します。車を購入する予定のある方は必見ですよ。

車の試乗について知っておきたい7つのポイント

車を購入する前に試しに運転してみることができる「試乗」。 初めての試乗だと、迷うことや疑問も多いですよね。そんな方にもぜひ読んで頂きたい、事前に知っておきたい7つのポイントをご紹介します。 事前に注意点を知っておくことで、スムーズに試乗へ臨みましょう。

車の試乗をおすすめする理由

車を購入するのであれば、価格や機能や性能、設備はもちろん、カタログスペックには記載されていない乗り心地やハンドリングの快適さも大事なポイント。

しかし万が一、実際に購入して運転してから、使い勝手の悪さに気づいてしまっては後悔しきれませんよね。

車の購入前に試乗することで、性能や機能や設備だけではなく、乗り心地や視界の見え方といった実際に乗ってみないとわからないことを確認することができるのです。

決して安くはない車の購入。後悔しないためにも、購入前の試乗はとても大切なのです。

試乗はいつできる?

車の試乗は営業所の営業時間内であれば、可能であることがほとんどです。試乗してみたい車があるのであれば、お近くのディーラー(販売店)の営業時間を確認してみるようにしましょう。

予約は必要?

事前に予約をせずに試乗できることも多いのですが、人気の車だと試乗希望者が集中してしまうことも。そのため、事前に予約をしておくのがベターと言えるでしょう。

販売店も試乗のために準備しておくことができるので、待ち時間も少なくすみますね。

せっかくお店に行ったけれど試乗できなかったとなると、購入の時期が遅くなってしまったり納得いく購入ができなかったりすることも。忙しくてなかなか店舗へ行けない場合などは特に事前の予約がおすすめです。

試乗にかかる時間は?

試乗自体はおおよそ15分〜20分程度で、あらかじめ決められたコースを試乗するのが一般的です。実際に試乗をする前には注意事項等の説明や車の説明もあります。

また、購入を検討するとなれば見積作成や商談の時間もありますので、店舗を訪れてからお店を出るまでの時間としては1時間から1時間半程は見ておいたほうが良いでしょう。

ただし、中には1泊以上の長時間で試乗できるケースも。慣れた道や、遠方の山道での走り心地を試したいといったニーズに応えるためです。

何度も試乗できる?

試乗は1回だけでなく、複数回行うことができます。車は高価な買い物ですから、納得いくまで試乗してみましょう。

車の運転をするときには、時間帯や天候によっても、視界や運転のしやすさ、ブレーキの利き具合などは変わってきます。様々なシチュエーションで運転することを想定して、違う時間帯や天候状況で試乗するのがおすすめです。

また、スキーやスノーボードなど雪山の運転が多い場合には、担当者に伝えておき、山道での乗り心地を確認しておくと良いですね。

試乗中に質問できる?

試乗は担当者が同乗しますので、試乗中でも気になることは質問できます。当たり前のことですが、安全運転のため運転に集中することが基本ですので、危険を伴うことは試してはいけません。

運転初心者の方は担当者と相談して、運転しやすい道を走行するか、どうしても自信がない場合は担当者が運転をして助手席に乗車することをお願いしてみましょう。

必ず購入しなくてはいけない?

今すぐ購入するわけではないけど、試乗したら買わなくてはいけないのでは?と、試乗をためらってしまう方も多いのではないでしょうか。もちろん、試乗したからと言って必ず買わなくてはいけないということはありません。

担当者は車販売のプロです。今すぐ購入したいのか、これからいろんな車を比較してみたいのか、見極めながら、それぞれに合わせた案内をしてくれるはずです。

車を買いたいなと思ったら、勇気を出して気になる車の試乗について相談してみてくださいね。

試乗するまでの準備は?

初めてであれば試乗に際して、何を準備すれば良いのか気になりますね。また、試乗はどのようにすれば良いのでしょうか。スムーズに試乗を行うためにも試乗の流れや準備するものを確認していきます。

試乗の流れ

まずは販売店に試乗ができる日時などの確認を行い、予約をします。 購入したい車、気になる車があれば、カタログを見たりインターネット等で事前に調べておいたりするとよいでしょう。

予約した日時に販売店に行き、担当者から車の操作方法や注意事項の説明を受けたら、試乗スタート。山道など走行してみたい場所などがあれば、試乗前に相談してみると良いですよ。

試乗時の持ち物

試乗の際に必要なものはただひとつ。「運転免許証」のみです。これがないと運転はできませんよね。

普段から運転する方や、販売店まで車で行くのであれば常時携帯しているので忘れる心配はありませんが、販売店まで公共交通機関で行く場合などはうっかり忘れないようにしてください

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試乗でチェックするべきポイント

いざ、お目当ての車に試乗する段階になったら、どのような点をチェックすれば良いのでしょうか。試乗したけれど、大事なことを確認し忘れた、ということにならないように、事前にチェックしておきましょう。

乗り心地・走り心地

座席の座り心地や、シートピッチを調整してみて座ったときの視界などは確認したいポイントのひとつ。

走行中も、石や段差などの障害物を乗り越えた時や、アクセルを踏んだ時の振動がお尻にどのように伝わるのかは実際走ってみないとわかりません。

乗り心地やクッション具合、振動の伝わり方が悪いと、特に長時間の運転は疲れてしまいますので、必ず確認したいところですね。また、家族や他の人を乗せるのであれば、後部座席や助手席の乗り心地も確認しておきましょう。

他にも、アクセルの踏み込みの加減やブレーキの利き具合もチェックしておきたいポイントです。どれくらいの踏み込みで加速するのか、ブレーキが利くのか、注意しながら運転してみてください。

前方・後方の見え方

前方の視界はもちろんですが、横や後方の見やすさも確認しておきたいポイントです。見え方に問題があれば、事故にもつながりかねません。

また、試乗の際にはバックで駐車してみるのも大事。後方の見え方やバックしたときの感覚をきちんと体感しておくと良いです。

見え方は視界だけではなく、メーターなどの見やすさ、わかりやすさを確認しておくことが重要です。

エンジンや振動の「音」

走行中のエンジン音や道路の振動の音、風の音も確認しておきたいところ。外気音などが気になっては、快適なドライブを楽しむ事ができませんよね。

また、音楽やラジオなどを聴くのであれば、スピーカーの音もチェックさせてもらうと良いでしょう。

外観

車の形などの外観は一番初めに気になる点なのではないでしょうか。 車体のカラーリングについては、カタログやインターネット等で見ていたものと、実際見るのとでは印象が異なることもあります。陽の当たり方などでも違うこともありますので、様々な時間帯や天候の場合を見てみるのも良いですね。

収納スペース

意外と忘れがちなのが収納スペース。スキーやスノーボードなどアウトドアに利用したり、大きな買い物をするケースを想定して、どれくらいの荷物が乗るかも事前に確認しておきたいですね。

また、ドリンクホルダーや運転席周りの収納など細かい部分にも気を付けてみておくと良いでしょう。

性能・機能

ファミリータイプの車などの大型車になると、後方のドアが大きくて開けるのに力が必要ですよね。特にお子さんがいればチャイルドシートなどの装着が義務付けられており、後方のドアを開け閉めする機会も多いでしょう。

小さいお子さんを抱っこしていたり荷物で両手が塞がっていたりするときでも、ワンタッチで開く「パワースライドドア」が付いていると安心です。

また、夜間やトンネルでライトが自動で付く機能や、速度を一定に保つ機能があると高速道路の運転などに非常に便利です。どのような機能が付いているのか、試乗時にしっかり確認しておきましょう。

装備品

ドライブを安全に楽しむためにも必要なのがカーナビなどの装備品。バックモニターやドライブレコーダー、ETCなどのオプションもどのようなものが設置できるのか、あわせて確認しましょう。

試乗のときの注意点

試乗の際にチェックするポイントや流れ、準備するものをご紹介しました。では試乗する時にはどのような点に注意したら良いのでしょうか。注意すべき点をまとめてみました。試乗の前に要チェックです。

靴や服装

服装は普段通りで大丈夫ですが、動きにくかったり運転に不向きであれば避けましょう。また、ヒールやサンダルも運転には不向きなので、運転しやすい靴や服装で向かうようにしましょう。

運転免許書を忘れずに

運転をするのですから、運転免許証は必須。当然ですが、免許証がないと運転できません。家を出る前に必ず運転免許証を携帯しているか確認しましょう。

まとめ

年を共にする相棒を選ぶことになるため、絶対に失敗したくない車の購入。後悔しない1台を手に入れるためにも、購入前に必ず試乗することをおすすめします。

カタログやホームページの情報だけではわからなかった事や、実際に運転してみないとわからないこともたくさんあるのです。ライフスタイルや自らの癖にマッチした愛車を手に入れて、快適なカーライフを楽しんでくださいね。

また、こちらの記事では人気のカーシェアサービスについて詳しく解説していますので、買い替えをご検討の方はぜひ参考にしてみてください。

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タカ /
ビギナーズ編集部 ライター

ホワイト企業を退職後、世界一周の旅に。アフリカや中南米、中東などを巡る。帰国後は雑誌社勤務を経て、フリーのライターとして活動中。

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