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TOEIC試験当日の流れは?必要な持ち物と実力発揮するためのコツ

TOEICを受験したことない、または慣れてない方にとって、試験当日に不安を感じてしまう方が多いものです。当日に自分の実力を余すことなく発揮するためには、どのような点に注意するのがいいのか解説します。
TOEIC試験当日の流れは?必要な持ち物と実力発揮するためのコツ

※当記事はアフィリエイト広告を含みます。

英語の実力がどれくらいあるか確かめたいときに受ける「TOEIC」。

一度も受けたことがない方や受け慣れていない方は、どのように試験に向けて準備をしたら良いかわからないかもしれません。

そんな方のために、今夏は120%の力を発揮するポイントを徹底的に解説していきます。

テストの準備、当日の持ち物から各パートの出題傾向までしっかり見ていきましょう。

まずは試験当日の流れと持ち物を確認

まずはTOEIC試験当日の流れと持ち物を確認していきましょう。

当日必要な持ち物は以下のとおりです。

受験票

受験票は絶対に忘れないようにしましょう。

受験票は試験日の約2週間前に発送されます。

証明写真1枚

規定(サイズは縦4cm×横3cm、6ヶ月以内に撮影など)を満たした証明写真が1枚必要です。

裏面には氏名と受験番号を記入し、受験票の証明写真貼付欄に貼り付けしておきましょう。

本人確認書類

本人確認書類は日本で発行された有効期限内の写真付きのものが必要です。

一例だと、運転免許証・学生証・パスポート・個人番号カード・住民基本台帳カードなどです。

筆記用具

HDの鉛筆またはシャープペンシル、そして消しゴムを忘れずに!

腕時計

試験中に時刻のアナウンスは行なわれないため、腕時計が必須となってきます。

ですが、腕時計以外のもの(携帯電話や置き時計、ストップウォッチな・ウェアラブル端末など)を時計として使用できないので注意しましょう。

マスク

試験会場にはマスクの着用が義務化されています。マスクを着用していない場合、受験はできません。マスクは必ず着けていきましょう。

【テスト当日】流れを受験票で確認

テスト当日の流れは以下のとおりです。

当日に関する最新の案内は受験票に記載してあるので、確認しましょう。

  • 11:45~12:30 受付
  • 12:35~13:00 試験の説明・音テスト
  • 13:00~15:00 試験開始~試験終了
  • 15:00~15:15 問題用紙・解答用紙の回収
  • 15:15(予定) 解散

試験当日はみんな緊張している。成功を近づけるマインド

試験当日は緊張してしまうものですよね。ではどのように緊張に対処すれば実力を出し切れるのでしょうか。

緊張をポジティブに考えよう

緊張しすぎると本来の実力を発揮することができないかもしれません。

なので、ポジティブに「自分ならできる」「良いスコアが取れる」と考えるようにしてみましょう。

そうすれば、自然とリラックスできるはず。

試験で解けない問題があるのは当然

試験で解けない問題があるのは当然です。焦らず次の問題へ進みましょう。

TOEICは時間との勝負となってくるので、1問に長い時間を割くと効率が悪くなってします。時間配分をしっかりと考えて試験に臨みましょう。

TOEIC試験当日で重要なこと

ではTOEIC試験当日で重要なこととは何なのでしょうか。ポイントをまとめてみました。

会場には余裕を持って到着したい

会場には余裕を持って到着しましょう。

受付は試験の約50分前から始まります。受付は混雑する場合もあるので、それを考慮

すると試験開始の1時間前には到着していたいですね。

1時間前に到着して問題集の最終チェックをしているといいのではないでしょうか。

会場を”家”化する

「家化」とは会場をある程度自分に適した環境にすることです。

適した状況とは集中したり、リラックスしたりできる状況で、家化することで何かトラブルがあったときや緊張しているとき、試験官に何かを言いたいときに落ち着いて対処することができるのではないでしょうか。

勉強よりも体のコンディションを優先する

体調を整えておくことも重要なポイントのひとつです。体調が良くないといい結果を出すことはできません。

体のコンディションとは精神的なものも含めてのことです。自分が全力で臨める調子を整えておきましょう。

睡眠時間

前日はよく寝ておくことが大切です。前日はよく寝て、しっかりとコンディションを整えておきましょう。

天候

天候はどうなるかわからないので、前日・当日の天気予報をチェックし、天候に合わせた服装や傘の準備などを忘れずにしましょう。

服装も重要

先ほど述べたように天候に合わせた服装や、夏に試験を受けるときは会場の空調が効きすぎていて涼しすぎる場合もあるので、カーディガンなど羽織るものを持っていきましょう。

空腹について

試験中にお腹がなってしまったときってとても恥ずかしいですよね。

お腹が空いていては集中して試験を受けることはできません。

試験当日は食事をきちんと取るようにしましょう。

お手洗いは必ず済ませる

お手洗いを事前に済ませておくことも大事なポイントです。

ですが、どうしてもお手洗いに行きたい場合は静かに手を上げて試験官に伝えましょう。

リスニングパートでは他の受験者の迷惑になるので、緊急の場合のみは控えましょう。

TOEIC試験直前で重要なこと

ではここからはTOEIC試験直前で重要なことを見ていきましょう。

速読でウォーミングアップ

速読に慣れておくことで問題文を読むスピードが速くなり、文章の理解が短時間でできるようになります。

速読は様々な場面で役に立つので練習しておきましょう。

各パートの出題傾向・解き方をおさらいする

ここで各パートの出題傾向・解き方をおさらいしておきましょう。

Part 1(写真描写問題:6問)

Part 1では写真描写問題が出題されます。

写真描写問題とは1枚の写真について4つの短い説明文が1度だけ放送され、写真を最も的確に描写しているものを4つのうちから選ぶという問題です。

このパートでは聞き取れる単語の数が勝負となってくるので文型を意識して、リスニングで聞き取れる単語を増やしておきましょう。

Part 2(応用問題:25問)

応用問題が出題されるPart 2では一つの質問または文章とそれに対する3つの答えがそれぞれ一度だけ放送されます。設問に対してふさわしい答えを選びましょう。

聞き取れた単語だけを意識すると、不正解である場合が多いです。

文型を意識し正しい答えを選びましょう。

Part 3(会話問題:39問)

Part 3は会話問題が出題されます。2~3人での会話が一度だけ放送されます。

会話を聞いて、4つの答えの中から答えを選びましょう。

設問と選択肢が問題用紙に記載されているので、会話形式の音声が始まる前に読んでおくと、スムーズに解答に入れるでしょう。

Part 4(説明文問題:30問)

アナウンスやナレーションのようなミニトークが一度放送されるので、それを聴いて設問と解答を読み、4つの答えの中から最も適当な答えを選びましょう。

こちらも音声が始まる前に設問と選択肢をしっかりと読んでおくことが大切です。

Part 5(短文穴埋め問題:30問)

不完全な文章を完成させるために4つの中から適当なものを選びましょう。

すべての英文を読み内容を読み取ることが大切です。

内容を読み取ったら前後の文脈に不自然な点はないか確認しましょう。

Part 6(長文穴埋め問題:16問)

不完全な文章を完成させるために、4つの答え(単語や句または一文)の中から最も適当なものを選びましょう。

長文問題となるため、時間がかるパートとなっています。

TOEIC初心者の方には解答に時間がかかるかもしれないので、時間がかかる場合は捨てることも視野に入れましょう。

Part 7

  • 1つの文書:29問
  • 複数の文書:25問

様々な文書の設問を読み、4つの答えの中から最も適当なものを選びましょう。

文書内にあらたま一文を挿入するのに最も適切な箇所を選ぶ設問もあります。

解答のポイントは本文を読む前にヒントになりそうな文書に目星をつけ、答えを探すように読むことです。

音量チェックをなんとなくで終わらせない

音量チェック(音テスト)は実はリスニングをする上で重要なポイントです。

音量チェックはリスニングテストを受ける際、しっかりと音声を聴き取ることができるか確認します。

スピーカーから遠いまたは近すぎるなどの理由でしっかりと音が聞き取れなかった時は試験管に報告するようにしましょう。

ここでしっかりと声を上げないと、リスニングセクションで正確な解答ができなくなってしまうので注意しましょう。

TOEIC試験中で重要なこと

ではTOEICの試験中に重要なことは何なのでしょうか。

時間配分をしっかり振り返ろう

時間配分をしっかり振り返ることが重要です。

時間配分を頭に入れておくことで、1問に対する解答時間や解き方も変わってくるでしょう。

1問ごとにどれくらいの時間をかけるか考えておきましょう。

時間配分の目安

リスニングセクションでは問題ごとに解答時間が決まっているため、リーディングパートの時間配分の目安を考えていきましょう。

リーディングパート(Part5.6.7)の解答時間は約75分です。

それを考えるとPart5 とPart 6で約10分ずつ(合計20分)問題数の多いPart 7で約55分の時間配分をすると良いでしょう。

Part 5とPart 6は問題数もPart 7に比べると多くないので、この2つのパートをできるだけ速く解答しましょう。

分からない問題を「捨てる」クセ

分からない問題があったときは問題を捨てるクセをつけましょう。

約1分考えてみて、答えが見つからない問題は思い切って捨てましょう。

諦めて次の問題に集中するというクセをつければ、効率がよくなるはずです。

試験当日の悪あがき!効率よくスコアを稼げるパート

必ず分からない問題があって飛ばしたとしても、マークシートのすべての問題の解答欄を塗りつぶしましょう。

分からない問題は直感で浮かんだ解答をしていきましょう。

こちらの記事では、【TOEIC向け】英語学習アプリのおすすめをご紹介しています。

まとめ

今回はTOEIC当日に何をするべきかなどTOEICを受ける際に役立つ情報をご紹介しました。

試験を受ける前に大切なのは十分に準備をしていくことが大切です。それは試験に向けて勉強しておくだけではなく、精神的な準備も含まれています。

120%の実力を出し切って、TOEICで高スコアをゲットしましょう。

TOEICで高得点を取るための賢い勉強方法も参考にしてみてください。

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ひろこがね /
ビギナーズ編集部 ライター

趣味は映画を観ることと、パソコンをいじることです。柴犬が大好きです。アメリカにはたまに足を運びます。

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