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ディクテーションとは？効果的なやり方とおすすめのアプリについて
※当記事はアフィリエイト広告を含みます。
英語学習をこれから始めたいと考えているけれど、最初はどんな学習方法でやったほうがいいのかわからないという方もいるでしょう。
本記事では、英語の学習方法のひとつであるディクテーションについて解説していきます。英語学習で重要なリスニング能力の向上も期待できるので、是非参考にして英語上達を目指して下さい。
目次
ディクテーションとは
dictation(ディクテーション)の原型は dictate で、「書き取らせる」という意味や「命令する」などの意味を持っています。この dictate の名詞が dictation で、「書き取り」という意味や「書き取りの試験」を意味します。
ディクテーションは英語などの外国語を聞きながら、聞き取った文章を文字に書き起こすことを指します。
ディクテーションを行うことにより、学習しているうえでどれくらいリスニングが出来ているのか、現時点での実力を把握することができます。
ディクテーションとシャドーイングの違い
シャドーイングとは「影」のように、リスニングした言葉を後から追って発音していく学習方法です。
リスニングの発音やイントネーションを後から追って実際に発音していくことで、スピーキング能力やリスニング能力など総合的な英語力が身に付きやすいですが、初心者には難易度が高いかもしれません。
まずは、シャドーイングとはどのような学習方法なのか解説していきます。
シャドーイングは書き取らない
ディクテーションは聞き取った文章を「書き取る」ことに対して、シャドーイングは聞き取った文章を「発音」していく学習方法です。
例えばディクテーションは、外国語の映画を耳で聞きながらその文章を書き起こしていきます。
一方シャドーイングは、外国語の映画を観ながら書き取らずに、その発音やイントネーションのまま数秒遅れて発音します。
このように、シャドーイングは書き取りが不要なので、手軽に行えて瞬時にアウトプットが行えるので、正しく行えばスキルアップが期待できます。
シャドーイングは発音が重要
ディクテーションとシャドーイングは、どちらも「どこがリスニング出来ていないのか」「苦手な部分はどこなのか」など、リスニング能力と理解力を把握する目的が共通しています。
相違点として挙げられるのは、ディクテーションはリーディングやスペリングが重要なのに対し、シャドーイングは聞き取った「音」つまり発音を重要としている点です。
耳に流れてくる文章を頭である程度理解しないと口でリピートするのは難しく、それに加え発音も気を付けることは、初心者にはハードルが高いかもしれません。
もし初心者でもシャドーイングを試したいという方は、教材などに書いてあるテキスト文章をよく読み込み、その文章や単語の意味をよく理解したうえでシャドーイングを行いましょう。
ディクテーションをするメリット
英語などの外国語を理解するうえで必要となるのが、リスニング能力と理解力です。例えば、既にリスニング力がある人の中には、自分が知っている単語だけをピックアップして文の意味を理解している人がいます。
反対に、英語の理解力がある人の中には、リスニング力がそこまでなく全ての単語を聞き取れていないということがあります。
このように、ディクテーションは初心者ではない人にも有効的で、見て見ぬふりをしていた自分の弱点に気づくことができます。ディクテーションを行い、リスニング能力と理解力をどちらも高めていきましょう。
リスニング能力を鍛えられる
ただ英語を聞き流していても、なかなか頭に入らず一向に上達しないという方も多いと思います。
日本語でも意味を知らない言葉などが聞こえてくると、頭の中で「相手は何を説明したいのか」理解するまで時間がかかったり、聞き取りが難しかったりすると思います。外国語なら尚更です。
英語を聞き取り、実際に文章を起こすことで「単語の意味を知らなかっただけなのか、発音による聞き取りができなかったのか」などを視覚で確認でき、苦手な部分を明らかにすることができます。
そうすることで、苦手な単語や文法をすぐに調べることができて、効率よくリスニング能力を向上させることができます。
スペルが正しく書けるようになる
英語をマスターする過程では、やはりスペルを覚えて書けるようになることが大切です。ビジネスや試験などのためにディクテーションを行う方は、スペルミスで焦らないためにも、スペルを意識して学習しましょう。
ディクテーションの方法
ディクテーションを行う上で重要なのがその方法です。初心者が文章を聞き取って、いきなりその文章を書き起こすのは至難の業です。
まずはどこから始めたらいいのか、詳しく解説していきます。
全体の文章を聞き取る
まずは、文章の意味を理解するため全体の流れを1～2回聞きます。ここでは、まだ書き起こしは行いません。集中して全体の文章の流れを理解しましょう。
1～2文ごとに文章を書き取る
次に、書き取りを行います。話す速度は書く速度より早いと思いますので、1～2文で停止するとよいでしょう。この時、コンマで区切るのではなく出来れば文末で区切りましょう。
書き起こしには、一般的にノートやパソコンを使用する方法があります。ノートを使用する場合、聞き取れない時や単語がわからなかった部分にマーカーなどで印をつけておくと、後で見返した際に復習しやすくなります。
手書きだと手が疲れてしまうことがあるので「今日はここまでやる。何分間やる。」などゴール設定をすることがおすすめです。
パソコンを使用する場合、ペンで紙に文章を書き起こすより速度が速くなるので、タイピングが得意という方におすすめです。
自身のやりやすい方で書き起こしを行いましょう。
スクリプトで確認
次はスクリプト(台本)と書き起こした文章を比較し、間違いがないかチェックしていきます。
間違えた個所は、何故間違えてしまったのか明確にしましょう。そうすることで、単純に単語の意味が理解できていないのか、音が聞き取れていなかったのか等わかり、対策ができます。
また、もしあまりにも多く間違いがあり難しいと感じた場合には、自身のレベルと合わない学習をしてしまうとモチベーションの低下にもなりかねませんので、レベルを変更する方がよいでしょう。
全文聞き取るのが難しい方は、虫食い部分をディクテーション出来る教材テキストがおすすめです。
ディクテーションをするときのポイント
ディクテーションの良いところは、どこが間違っているのか視覚で明確になる点です。「なぜその間違いが起こってしまったのか」など自身の苦手部分の傾向と対策などがわかります。
また、初心者で起こりやすい難点が、モチベーションの低下や飽きです。飽きないためにも、どのような方法があるのか解説していきます。
文法からしっかり学ぶ
日本語と英語とでは語順が異なります。文法がわからないうちにリスニングだけで聞き取ることは非常に難しいです。
初心者はまず、基礎的な文法を理解しておく必要があります。理解していくうちに「この次に来る品詞は〇〇だな」と推測することもでき、文法を理解するとリスニング能力も向上しやすくなります。
アプリを活用する
英語だけではないですが、勉強と想像すると少しお堅いイメージで、続けていけるか不安な方もいると思います。
最近では、多くのディクテーション用アプリや本が出ているので、楽しみながら学習できる方法がたくさんあります。
初心者から上級者向けまで対応している本やアプリもあるので、自身のレベルに合った教材を見つけましょう。
ディクテーションにおすすめのアプリ
家事や仕事の合間をぬって教材本を開くというのは、なかなか難しい方もいると思います。
手軽にできるスマホのアプリを活用することで、隙間時間に自身に合ったスタイルで短い時間の学習も可能になります。ここでは、ディクテーションをやりたいと考えている方におすすめのアプリを紹介していきます。
スタディサプリ
ビジネス英語が学びたい方や旅行に行ったときにコミュニケーションをとりたい等など、様々なスタイルに合わせてドラマ仕立てのストーリーなど、飽きずに学習できます。
もちろん、初心者から上級者までレベルも自身に合ったディクテーションも可能です。
他にも、シャドーイングやクイズ形式のゲーム感覚で学習でき、成果も見えるようになっているので諦めずに継続しやすいところが魅力的です。
英語リスニング無料学習館
ログイン不要で学習できる無料タイピング型のディクテーション用サイトで、ディクテーションに特化しているだけあり、リスニング能力向上に重点を置いたサイトです。
シチュエーション別の英会話や初心者から中級者向けの短い英会話まであり、ループ設定や短い英会話では、再生速度も自身で変更可能です。
現在は、スマホ用のアプリも無料でリリースされているので、外出先でも気軽にで使用可能になりました。
英語は学習したいけど初心者でだから継続できるか不安という方は、無料の英語リスニング無料学習館で第一ステップを踏むのもよいかもしれません。
ディクテーションはリスニングの能力を鍛えるのに効果的
今回はディクテーションについて解説しました。
英語を学習するうえで必要なのがリスニング能力です。なぜなら、話すことも書くこともリスニングに繋がっていることが圧倒的に多いからです。
英語の微妙な音のニュアンスや、基本的な単語などディクテーションで身に着けることで、リスニング能力も向上しやすくなり文法の流れの推測もできるようになってきます。
時間はかかる学習方法ですが、毎日楽しく学びながらモチベーションを保ちつつ継続して学習できるよう、この記事が役立てば幸いです。
リスニングの勉強方法についてはこちらの記事を確認してみてくださいね。
ビギナーズ編集部 /
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