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【初心者向け】ゴルフクラブの失敗しない選び方|中古でも良い?悩みを解決!
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ゴルフクラブは種類が非常に多くて、初心者の方が初めてゴルフクラブセット買う際は、何をどれだけ買ったらいいかわからず迷ってしまいます。
今回はそんな悩みを抱えた初心者の方のためにゴルフクラブの選び方をご紹介します。
この記事を読んで、クラブ別の揃え方を知り、初めてのマイクラブを買ってみましょう!
目次
そもそもゴルフクラブの種類にはなにがある?
ゴルフクラブを買おうと思っても、そもそもどんなクラブがあるか知らなければ必要なクラブを揃えることはできません。
まずは各クラブの種類と特徴を大まかに知ることで、自分が何を買わなければいけないかが分かります。
- ドライバー
- フェアウェイウッド
- ユーティリティ
- アイアン
- ウェッジ
- パター
ウッドは大きく分けて、1打目に使うドライバー(1番ウッド/1W)とフェアウェイウッド(FW)に分けられます。後ほど解説しますが、初心者の方は、ウッドに関して1W(ドライバー)と5W(5番ウッド)の2本があれば充分です。
このほか、アイアンは番手で飛距離が変わったり、ウェッジも番手で使うシーンが異なります。シーンごとに最適なクラブが異なるので、クラブの種類と詳しい特徴については、こちらの記事の解説をご覧ください。
▼ゴルフクラブの種類って何がある?クラブ別の選び方・初心者向けモデルを紹介
何本揃えたらいいの?ゴルフクラブの揃え方
ゴルフのルール上、クラブは最大14本まで持ち運べます。すぐにコースデビューする必要のない方もいるかと思いますが、ゴルフを始める際に、何を何本揃えたら良いか迷いますよね。
ゴルフクラブの揃え方には以下のような2パターンがあります。
- 必要なクラブが一通りまとまったクラブセットを買う
- クラブを1本ずつ自分で選んで買う
ゴルフを全くやったことがないという方は、最初からゴルフクラブ全種類、ゴルフクラブセットを用意しなくてもよいと思います。
例えば打ちっぱなしであれば、ドライバーを1本持っておくだけで練習することができます。
揃え方1.ゴルフクラブセットを買う
クラブセットは時間がなくて、さくっと用意したい方におすすめです。必要なクラブが一式揃っているので安心して買うことができます。
クラブセットは、10本~14本入ったフルセット、7本前後のハーフセットに分けられます。
セットの揃え方について、詳しくはこちらの記事で紹介しているので、ぜひ参考にして自分だけのマイセットを揃えてみてください。
▼ゴルフクラブセットの失敗しない選び方|初心者にオススメのセット
揃え方2.クラブを1本ずつ買う
クラブを1本ずつ自分で選ぶメリットは、クラブセットに比べてプレーの質が上がることです。それは高価なクラブで特別なスキルを得るといったことではありません。
自分のスキルに合ったゴルフクラブだと格段に打ちやすく、基本が身に付いて上達しやすくなります。
中古ゴルフ用品の選び方
ゴルフショップに行ってゴルフクラブを見てみると、おそらく金額の高さにびっくりする方もいらっしゃると思います。
初心者の方は、新品ではなくて中古から検討してみましょう。
中古品は、もともとの所有者のカスタムが施されていたり、偽物の可能性もあるので、選ぶ際に注意が必要です。しかし、気を付けて選べば格安で手に入るので、下記の記事も参考にして賢く選んでみてください。
▼中古のゴルフ用品を賢く買うための基本知識とおすすめショップを紹介
【初心者向け】ゴルフクラブ別|選び方のポイント
ここから先は、ゴルフクラブ別に選び方のポイントを解説していきます。
初めにお伝えしたのは、ゴルフ初心者の方には高いクラブは必要ないということです。
ゴルフクラブがなぜ高いかというと、軽くて強いクラブをつくるためにメーカーの技術がふんだんに詰め込まれているからです。
いきなり超高性能なクラブを買っても、初心者の間は扱いきれずに宝の持ち腐れになってしまうことがほとんどでしょう。
前置きが長くなりましたが、初心者の方にもわかりやすいように各ゴルフクラブごとに選び方をご紹介します。
今回はゴルフに少し慣れてきた方で、ゴルフクラブも1本ずつこだわって選びたいという方のために初心者にもおすすめのゴルフクラブをご紹介します。
ドライバー
飛距離を出すためのクラブがドライバーです。長いため、扱いが難しいとも言われます。ドライバーを選ぶときに気をつけたいポイントは3つです。
- 重量:軽いものを選ぶ(250~270g)
- シャフト:フレックス「R」柔らかいものを選ぶ
- 長さ:女性44インチ、男性45インチ
軽いけど軽すぎない重量270~300g
重量が重いと、素早く振り抜くことが難しくなり、ヘッドスピードが低下して、飛距離が出にくくなります。
また、軽いと素早く振れるので、ヘッドスピードが上がり、飛距離は出やすくなります。ただし、デメリットはスイングが不安定になりやすいことです。
そこで、初心者の方には少し軽くて重くない270~300gをオススメします。安定して飛距離を出せるようになります。
フレックスRがちょうどいい
フレックスとはシャフトの硬さのことです。5種類あり、L⇒A⇒R⇒SR⇒S⇒Xの順で硬くなります。もっとも硬いXは上級者用で扱いが難しく、Sが中級者用とされています。
フレックスRほど柔らかいと、鞭のようにしなり、ヘッドスピードが速くなるので飛距離が出やすくなります。硬いと、しなりが出にくく、飛距離をだすために技術が必要になります。
長さはスタンダードOK
スタンダードの長さが女性は44インチ、男性が45インチになります。最初は、自分の身長に関わらずスタンダードのサイズで大丈夫です。
機能の無いシンプルなドライバーで充分
ドライバーは、飛距離を出し約するために、様々な技術が盛り込まれています。そのため、もっとも高額なクラブです。
軽量しながらと強度を維持するために高い技術と高価な素材が使われるドライバーは7~10万円台と大変高額になります。車でいうF1カーのようなものですね。
軽量以外にも色んな工夫がされた高額ドライバーがあるのですが、初心者の方には必要ありません。
初めはシンプルなドライバーをオススメします!プレーンなドライバーを使った方が自分の特徴が分かって、上達しやすく、次のドライバーを買うときの参考になります。初めは「●●に強い」「●●がUP」とアピールしているドライバーは必要ありません。
こちらの記事ではレベル別のドライバー選びについてご紹介しています。自分のレベルに合った、ぴったりのドライバー選びができるでしょう。
▼レベル別のドライバー選び|スコアを伸ばすおすすめ商品はこれだ
フェアウェイウッド
フェアウェイウッドは芝から打つことを前提にした構造なので、ドライバーよりもヘッドが小さく、コントロールしやすいように短くつくられています。
ドライバーと同じモデルを選びたい
初心者の方がフェアウェイウッドを選ぶときには、なるべくドライバーと同じモデルにすることをオススメします。
ゴルフクラブは、1番手短くなるにつれて、だんだんと重くなるのが正常です。0.5インチ短くなると5~7g重くなるのが基準といわれています。
例えば、1Wが45インチ300gとすると、3Wは43インチ320g、5Wは42インチ330gと短く重くなっていきます。
この基準内でクラブを揃えることで、同じ力加減のスイングで、クラブを変えることで飛距離と高さをコントロールできるのです。
モデルが違うと、単純に探すのが大変なので、同じモデルを選ぶと間違えない上に早いです。
5番ウッドはマストアイテム
フェアウェイウッドにも番手があり、よく使われるフェアウェイウッドは3番ウッド、5番ウッド、7番ウッドの3種類です。
初心者にオススメは5Wです。長すぎず重すぎないので振りやすく、色んな場面で使える使い勝手がいいウッドです。飛距離も出せるので、全体的なバランスがいいと思います。
ウッドは1W(ドライバー)と5W(5番ウッド)の2本があれば充分です!
詳しいフェアウェイウッドの選び方とおすすめモデルは、こちらの記事で解説しています。テイラーメイドやキャロウェイ等有名メーカーのモデルをご紹介しています。
ユーティリティー
フェアウェイウッドよりボールをミートしやすく、アイアンより飛距離が出やすい便利なクラブです。その便利さで、多くのゴルファーがマストアイテムとして1本はセットに入れています。
ロフト角は22°~25°がGOOD
ユーティリティーのロフト角は、18°~27°が一般的な種類として用意されています。初心者の方は22°~25°を選びましょう。打ちやすさと飛距離のバランスが取れたロフト角です。
カーボンよりスチールシャフト
ユーティリティーのシャフトにも、スチールシャフト(約90g)とカーボンシャフト(約70g)があります。ユーティリティーは軽すぎるとコントロールが難しくミスが出やすくなります。
スチールシャフトが初心者の方にオススメです。少し重い方が、ミスが出にくく、ミートしやすくなります。
本記事ではロフト角とシャフトという2つをご紹介しましたが、より詳しく選び方を知りたい方は、こちらの記事が参考になるでしょう。選び方と共に、おすすめのユーティリティをご紹介しています。
▼ユーティリティおすすめ|選び方と初心者でもスコア向上のコツ!
アイアン・ウェッジ
アイアンは、フェアウェイやラフ、バンカーなど様々なシチュエーションで使う、プレーの中核を担う重要なクラブです。そのためクラブの中でもっとも多くのモデルが販売されています。
キャビティアイアンがベスト
アイアンにはヘッドの形状によって、マッスルバック、中空、キャビティの3種類あります。初心者の方はキャビティアイアンを選ぶことをオススメします。
キャビティアイアンは、スイートスポット(ボールを打つのに最適な箇所)とソールが広いので、ミスに強く、ボールが上がりやすいので扱いやすいアイアンです。
また、ヘッドの裏側がポケットのように削られています。削りが深いほどヘッドが大きいので、その分ソールが広くなり、更に打ちやすくなります。下記画像がキャビティアイアンです。
マッスルバックアイアンや中空アイアンの方が操作性が高いので、より狙ったボールを打てるのですが、扱いは難しいです。キャビティアイアンで慣れて、スキルアップしたろきに買い換えるといいでしょう。
シャフトはNS950
NS950とはスチールシャフトの中でもっとも定番のモデルです。探さずとも、簡単に見つかります。
他のクラブと同様に、アイアンのシャフトもカーボンとスチール素材の2種類があります。アイアンは軽くなることでコントロールが難しくミスが出やすくなります。
なので、一般的なスチールシャフトNS950を選べば間違いありません。
ウェッジも幅広ソールが打ちやすい
ウェッジはアイアンと同じ形状ですが、アイアンよりも目標を正確に狙うことを追求したクラブです。ウェッジを選ぶときはロフト角とソールが重要です。
アイアンと同様、初心者の方には幅が広いソールがオススメです。ミスをカバーしてくれます。
ウェッジごとの最適なロフト角
ウェッジはPW、AW、SWの3本がベースになります。この3本があると心強いです。
選ぶときに注意したいのはロフト角です。PWは45°、AWの50°、SWは56°がオススメです。
しっかり高さが出て、かつミスをしにくいバランスの取れた角度です。3本セットで購入しない場合も、それぞれこのロフト角のものを選ぶといいでしょう。
アイアンはセットで販売されていることが多いので、上記を踏まえてアイアンセットの中から選ぶのが良いでしょう。セットであれば1本1本探す手間がないので、選ぶのも簡単です。
パター
パッティングで重要なことは、狙った方向にボールを打ち出すこと、そして距離感です。
距離感を出しやすいパターもありますが、初心者の方は自分自身が距離感を身につける方が大事です。パターはちょっと手助けするぐらいなので。
それよりも、狙った方向に打ち出しやすいパター選びをしましょう。
ピンタイプ or マレットタイプ
いくつか種類がある中で、初心者の方はピンタイプかマレットタイプをオススメします。どちらも、ボールが芯を外してもヘッドがブレにくく、目標に正確にフェースを向けやいので、扱いやすいパターです。
円を描くように振ることを前提にした形状がピンタイプです。感覚としては水平なのですが、実際はほんの少し弧を描くような振り方です。
マレットタイプは打ち出す方向に水平に振ることを前提とした構造です。
長さはスタンダードでOK
上級者のパターの握り方とアドレスは他のクラブ以上に人によって様々です。それによってパターの長さも異なります。
初心者の方はオーソドックスな握り方から始めると思いますので、標準的な長さの34インチを選びましょう。特に身長は関係ありません。
こちらの記事では、パターのおすすめモデルを厳選してご紹介しています。
可能であれば、ぜひゴルフショップなどで試し打ちして、打ちやすいタイプのモデルを選ぶといいでしょう。
ゴルフ初心者はレベルに合ったクラブ選びを
ゴルフクラブの選び方に正解はありません。最初からスーパーカーのような高価なクラブを買うこともできます。しかし、クラブが問題を解決してくれるので道具頼りになったり、クラブを扱いきれなかったりします。
自分のレベルに合ったクラブを選んで上達し、上達したら更に上を目指すワンランク上のクラブを購入するという買い方が、新しいクラブを買う喜びを味わえると私は思います。
ぜひ、自分に合ったベストのゴルフクラブを見つけてゴルフライフをお楽しみください!
ビギナーズ編集部では、初心者の方がもっとゴルフを楽しめるような情報を多数ご紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。
はま /
ビギナーズ編集部 ライター
趣味はたくさん!もっと色々なことに挑戦したいと思いつつ、高所と海が克服できずにいます。これからも新しい趣味を見つけて皆さんにご紹介していきます!