TOEICのおすすめ参考書11選！選び方も紹介します

時間のない学生さんやビジネスマンの方にとって、TOEIC対策はなかなか手がつきませんし、失敗したくないですよね。

中でも参考書を購入するときは、自分にあっているのか、TOEIC対策に失敗しないものなのか気にする方も多いと思います。

この記事では、そんな皆さんにおすすめのTOEICの参考書をご紹介します。

初心者がなぜTOEIC対策で挫折するのかを理解しよう

ここでは、TOEIC初心者が挫折してしまいやすい原因について詳しくご紹介します。まずは挫折してしまう根本的な理由を知り、そこから対策を考えていきましょう！

目的や目標がない

初心者がTOEIC対策で挫折しやすいのは、明確な目的や目標がないために学習意欲が維持できないからです。

例えば、「2ヶ月後にTOEIC800点を取らなければ留年してしまう」という大学生と、「就活のためにとりあえず高スコアを目指そう」という大学生では、鬼気迫るものが違ってくるでしょう。

明確な目的や目標がない場合は学習意欲が高まりにくいだけではなく、TOEICに対する気持ちが冷めてしまいやすいのです。

初心者がTOEIC対策を続けるコツは、具体的で学習意欲が高まりそうな目標設定を定めることと言えるでしょう。

TOEICの問題には「クセ」があることを知らない

「TOEICのスコアと英語力は比例する」と考える人も少なくありませんが、実際にはTOEICの解き方のコツを理解すれば「実力以上の点数」を取ることも可能なのです。

なぜかと言うと、TOEICの問題にはクセがあるから！

「よく出される問題傾向」や「頻繁に出題される単文法」などが存在しているため、解き方のクセを把握してコツさえ掴んでしまえば英文を全て理解できなくても正解が導き出せます。

また、TOEICの勉強法には「基礎英語力を高める方法」と「試験対策をして実践力をつける方法」の2種類があることを知らない人も多いのが現状です。

TOEICの問題のクセや解き方のコツが分からないばかりにスコアアップへつなげられず、結果的にモチベーションを維持できず挫折してしまう人を多く見かけます。

勉強のスケジュールがない・無理をしている

初心者がTOEIC対策で挫折してしまう理由は、勉強に充てる時間が少なくてしっかりと対策ができなかったり、反対に無理をしすぎてしまうために反動で勉強をしたくなくなってしまったりすることが挙げられます。

「毎日1時間は勉強する」「週末は3時間！」などと目標設定するのも悪くはありませんが、初めから高い目標設定をしてしまうと続かなくなる可能性もあります。

そのため、「平日は30分だけ」「週末は夕食後を勉強の時間に充てる」など、まずは短めの目標時間を定めたり、スケジュールをあえてアバウトにしたりする工夫を取り入れてみましょう。

初心者がTOEICの参考書を選ぶ際に気をつけたいこと

私の夫の会社は、数年前からほとんどの従業員に対して「TOEIC対策」「TOEIC対策受講」を義務付けています。

もちろん私の夫の英語レベルはそれほど高くなく、初めて受けたTOEICのスコアは400点程度。そんな初心者がTOEICの参考書を選ぶ際には、どのようなことに気をつけなければならないのでしょうか？

ここでは、初心者がTOEICの参考書を選ぶ際に意識したいことについて詳しく解説します。

自分のレベルに合った参考書か

TOEIC対策が初めてという人は、まず「自分のレベルを知ること」が大切です。

なぜなら、TOEICの参考書は「目標600点」「目標750点」「目標800点〜」など、目標スコアに応じた内容で作られているものも少なくないから。

TOEIC対策に初めて挑戦する人の中には「目標は高く！」と感じている人も少なくありませんが、中級程度の英語力の人がTOEIC800点〜の参考書を手に取ってしまうと、難易度の高さにやる気が喪失してしまう可能性だってありますよね。

挫折をしないためにも、必ず自分のレベルに合った参考書を選ぶことが大切です。TOEICに初めて挑戦するという人は、まずは「600点」を目標とする参考書から始めてみましょう！

対策したいパートが充実しているか

効率良くスコアアップを図るためには、自分の苦手なパートを重点的に学習する必要があります。（TOEICにはパート1〜7まであり、前半がリスニング・後半がリーディングとなっています。）

それぞれのパートで問題形式が異なるため、高スコアにつながるためにはしっかりと問題傾向や解答のコツを把握し、実戦で力を発揮できるように力をつけておかなければいけません。

発売されているTOEICの参考書は「パート1を重点的に学習するもの」や「パート6と7だけを充実させたもの」など、パートごとに偏りがあるものもよく見かけます。

参考書を選ぶ際は「自分の苦手なパート」「強化したいパート」を必ず定め、それに合ったものを購入するようにすると効率良く学べるでしょう。

参考書のレビューを確認する

参考書を購入する際は、実際にその参考書を購入して使用し、TOEICを受けた経験者のレビューも参考にしましょう。

経験者だからわかる「良かった点」「イマイチだった点」を客観的に知れるため、購入の参考に役立ちます。

書店で実物を見てみる

TOEIC対策の参考書を購入する際は、できれば「書店にて実物の確認」をした後に購入するのが理想的です。

なぜなら、実物を見て購入した方やより学習のイメージもしやすく、文字の大きさやページのデザインが自分に合っているかどうかを確認できるから。

書店で実物を見てみると同時に、ネットではレビューを確認してみるとなお良いでしょう。

【Part別】TOEIC対策におすすめの参考書11選

ここでは、各パートのおすすめ参考書をご紹介します。ぜひ自主学習に役立ててください！

単語

TOEICに頻繁に出題される単語を学ぶことは、TOEIC対策の最初に行いたい学習方法。目標スコアによって単語の難易度も異なるため、スコア別に参考書を選ぶのもおすすめです。

TOEIC L & R TEST 出る単特急 金のフレーズ

ベストセラーにもなっているこちらの単語参考書！600突破を目指す人はもちろん、900点以上を目標とする人からも注目を集めています。

TOEIC(R) L&Rテスト 頻出英単語

「TOEICを初めて受験する人」「どの単語帳を買えばいいか迷っている人」におすすめ！600点超えをするために必要な単語がぎゅっと詰まっています。

世界一わかりやすい　ＴＯＥＩＣテストの英単語

「本当に世界一わかりやすい！」「頭に入りやすい！」との口コミが多く、単語の実際の使い方などがわかりやすく解説されています。実際に出てくる頻度の多い問題を、効率的にしっかりと学習できるでしょう。

リスニング

パート1〜4までのリスニングパートでは「写真描写問題」「応答問題」「会話問題」「説明文問題」の4つに分けられています。

それぞれのパートで攻略方法が異なるため、自分の強化したいパートを見極めてください！

TOEIC(R)テスト 新形式精選模試 リスニング

こちらの参考書は、出題傾向が高いあらゆるタイプの問題を5回の模試に完全網羅しています。最新の出題傾向を徹底的に解説しているだけではなく、正解を導くための手順や考え方を解説した良書。

英語で聞く力。81のサンプル・リスニングで鍛える!

TOEICだけではなく、TOEFLやTEAP・英検・IELTSなどにもよく出題されるテーマを扱い、音声はアメリカやオーストラリアなど4つのイントネーションにて収録。81個のサンプルを通して、英語を聞く力を徹底的に鍛えます。

文法・語彙

TOEICはビジネスシーンで使用する表現が多く出題されるため、形が決まった言い回しや文法をしっかりと学んでおきましょう。スコアアップの近道として、文法法の学習は欠かせません！

1駅1題 新TOEIC TEST文法特急

TOEIC講師の中でも人気・実力ともにNo. 1の「花田徹也氏」によって手がけられた注目の1冊！1番手っ取り早くスコアを伸ばすコツや、持参の無駄を削ったスピード解法は必見です。

TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問

約20万人が選んだ、最強の文法対策本ならこれ！パート5の短文穴埋め問題で出題される文法問題のみを約1000問収録しているため、パート5の強化に最適です。

リーディング

リーディングパートはパート5〜7の3つに分けられていて、長文を理解する読解力や単語・文法・シチュエーションなどを即座に判断できる高い基礎英語力が求められます。

リーディングパートにおける採点は多くを占めるため、しっかりと実力をつけてスコアアップにつなげましょう！

はじめて受けるTOEIC(R)L&Rテスト全パート完全攻略

スコアアップに必要な「パート別攻略」「完全模試」などを全て盛り込んでいるため、これ一冊でリーディングセクション対策が完結します。基本的な解き方のテクニックをわかりやすく解説してあるため、初心者にもおすすめ！

TOEIC(R)テスト新形式精選模試リーディング２

スコア990点の講師陣が厳選した500問を繰り返せば、スコアアップのための実力がぐんと高まります。パート5〜6の攻略方法について詳しく書かれているため、リーディングスキルの基礎を鍛えられるでしょう。

総合演習

各パートのコツやポイントを押さえた後は、実際の試験を想定した総合演習にチャレンジ！

TOEIC(R) L&Rテスト 至高の模試600問

こちらは、3回分の模擬試験が収録されているコスパのいい参考書。本番よりもやや難易度の高い出題問題も多く出題されているため、自分の「最低レベルの力」を知りたい人にぴったりです。

TOEICテスト公式問題集 新形式問題対応編

こちらの参考書は、模擬試験2回分（約400問）を収録しています。公式ナレーターによる音声CD付きで、本番さながらの雰囲気で模試ができるところが魅力的！

公式なので解答の丁寧さも抜群で、繰り返し利用することでスコアアップに成功した人もたくさんいます。

TOEIC対策におすすめの参考書を比較

ここでは、上記でご紹介した参考書を比較してみたいと思います。

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TOEICの参考書を選ぶ際は、目標スコアに合ったレベルの参考書や強化したいパートに特化したものをチョイスしましょう。

また、Amazonの売れ筋ランキングで参考書のレビューやおすすめ本をチェックし、自分に合う参考書を見つけてください。

TOEICのリスニングで満点に近い点を取るための勉強方法についてはこちらの記事を確認してみてくださいね。