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TOEICの対策に最適な勉強法や参考書・講座をレベル別で紹介

自分でTOEIC対策をする場合、参考書やアプリ、ウェブコンテンツなどを活用して対策する方が多いのではないでしょうか?しかし、選び方やどんな対策をしたらいいのかわかりませんよね。この記事では、そんな皆さんに最適な勉強法とおすすめの参考書を紹介します。
TOEICの対策に最適な勉強法や参考書・講座をレベル別で紹介

※当記事はアフィリエイト広告を含みます。

TOEICを受けるときは事前に対策することが欠かせませんよね。ですが、どんな勉強法や参考書などを選べばいいかわからないという方も多いかもしれません。

そんな方のために今回はTOEIC対策に最適な勉強法とおすすめの参考書などをご紹介していきます。試験前に苦手分野に特化した対策を徹底的にして、ハイスコアを目指していきましょう。

TOEICとはどんな試験なのか

TOEICとはどんな試験なのでしょうか。リスニング・リーディングセクション別のスコア換算は以下のとおりです。

リスニングセクション リーディングセクション
素点 換算点 素点 換算点
96-100 475-495 96-100 460-495
91-95 435-495 91-95 425-490
86-90 405-475 86-90 395-465
81-85 370-450 81-85 370-440
76-80 345-420 76-80 335-415
71-75 320-390 71-75 310-390
66-70 290-360 66-70 280-365
61-65 265-335 61-65 250-335
56-60 235-310 56-60 220-305
51-55 210-280 51-55 195-270
46-50 180-255 46-50 165-240
41-45 155-230 41-45 140-215
36-40 125-205 36-40 115-180
31-35 105-175 31-35 95-145
26-30 85-145 26-30 75-120
21-25 60-115 21-25 60-95
16-20 30-90 16-20 45-75
11-15 5-70 11-15 30-55
6-10 5-60 6-10 10-40
1-5 5-50 1-5 5-30
0 5-35 0 5-15

TOEICはリーディングセクションの最高スコアが495点、リーディングセクションの最高スコアが495点であり、合わせて合計990点から構成されています。

さらに、上記の換算表ではどちらのセクションも最低スコアは5点ということから、統計的処理を加えてTOEICスコアは算出されているということがわかります。

以上の点から、TOEICのスコアは素点だけでスコアを把握することは難しく、テストにより難易度も違うので一概に正答率だけでスコアが上がったと判断することは難しいと言えます。

550〜775点が高校卒業程度

一般的に550~775点が高校卒業程度の英語力と言われていていますが、その点数に到達するにはリスニング・リーディングセクションどちらも半分以上の素点がないと難しいと言えるでしょう。テストごとの難易度にもよりますが、しっかりと英語基礎の土台が整っていることが大切です。

スコア別に抱えている課題を紹介

では、現在のあなたのスコアの課題とは何なのでしょうか。セクション別に見ていきましょう。

リスニング

最初にリスニングセクションのスコア別課題を見ていきましょう。

初級

パートごとに基本的及び部分的な問題の聞き取りはできるが、高度な単語や表現・長文は聴き取ることができない。

中級

ややレベルの高い英文も聞き取ることができ、長めの長文もおおよそ理解することができるが、細部まで聞き取ることができない。

上級

ほぼミスをすることがなく、長めの長文も理解できる。

リーディング

続いて、リーディングセクションのスコア別課題を見ていきましょう。

初級

基礎レベルの文法・単語理解ができていなく、長めの長文を理解することが難しい。

中級

基本的な文法・単語は理解できているが、長めの長文を解答するときに時間がかかり、制限時間以内に解き終わることができないことが多い。

上級

高度な内容の問題を理解することができ、英文を読むスピードや理解も早い。

あなたにピッタリの勉強方法と参考書を選ぶ方法

ここまでは、セクションごとのスコア別課題を見ていきました。では、あなたにピッタリの勉強方法や参考書はどんなものなのでしょうか。

初級

リスニング:200~300点、リーディング:100~200点の人

上記の点数に当てはまる人には、とにかく基礎英単語を覚えることと、リスニングを徹底的にすることをおすすめします。まずは基礎英語を身につけることが必要なので、中学レベルの問題から復習のつもりで始めてみましょう。中学基礎英全般を学習することができる参考書をおすすめします。

中級

リスニング:300~400点、リーディング:200~400点の人

上記の点数に当てはまる人にはリスニングの学習には音読、リーディングには応用的な単語も含めて学習していくことをおすすめします。音読をするときは内容を意識しながら、どのような状況で会話が行なわれているのかイメージしながら学習していきましょう。

高校英語の文法をおさらいし、高度な文法にも慣れておくことも大切です。

上級

リスニング:400点以上、リーディング:400点以上の人

上記の点数に当てはまる人にはリスニング・リーディングどちらに対してもシャドーイングをおすすめします。

シャドーイングとはテキストを見ずに英語の音声を聞きながらその音声の発音を真似する学習方法で、オリジナルの音声を追うように発音します。特にリスニングでは、聞き取りを容易にするためにシャドーイングなどで精度をあげることが必要でしょう。

さらに、リーディングでは読解速度を向上させるために実践的な時間配分で時間を計りながら、問題集を解いていきましょう。

TOEIC対策におすすめの教材

続いて、TOEIC対策におすすめの教材をご紹介していきます。

単語・熟語帳|TOEIC L&R TEST でる単特急 金のフレーズ

この単語帳は600点~990点まで到達したいレベル別に単語を学習することができ、テストに頻出する単語を多く収録しています。さらに、スマートフォンで全単語、フレーズの音声を無料で聞くことができ、無料アプリにも対応しています。

再生スピードも変更できるので、リスニング学習も効率的に行うことができます。

どんな人に向いているか

全レベルの学習者に向いている単語帳と言えるでしょう。多義語なども多く収録されているので、総合的な学習にぴったりです。

参考書|TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問

この参考書にはTOEICのパート5(短文穴埋め問題)で出題されるタイプの文法問題のみを1049問収録されていて、このパートを苦手とする方にはぴったりの参考書です。スマートフォンやPCBで音声をダウンロードできる点も魅力的ですね。

本書は中級レベルの方向けに作られていてとにかく問題を多く解きたい方に最適!高校基礎レベルや基本単語を理解できる方、少なくとも500点以上を取得済みの方におすすめです。

リーディング対策|TOEICテスト新形式精選模試リーディング

本書はあらゆるタイプの問題を5回の模試で完全網羅することができる参考書で、新形式と最新の出題傾向を徹底解説しているリーディングに特化していて、解答戦略と学習ポイントをアドバイスしたコラムを収録しています。

本番でのスコアが予測できる「スコア算出表」も付属しているのでスコアアップを目指すことができます。この参考書は難易度が少し高めなため、ある程度のスコアを獲得している中級レベルの方におすすめです。

ですが、模試形式で問題を解いてみたいと考えている方にもおすすめしたい参考書です。

リスニング対策|公式 TOEIC Listening & Reading 問題集 6

本書はTOEICテストを開発しているETSが制作した公式問題集。本番のテストと同じ公式スピーカーによる音声を収録しているので、本番のような感覚でリスニング学習をすることができます。

特典音声としてリーディングセクションの問題音声もダウンロードできるのが嬉しいですね。

この参考書はリスニング学習をしたいすべての学習者におすすめしたいです。

テストと同じネイティブスピーカーの発音に慣れることで、本番でも落ち着いてテストに挑むことができるのではないでしょうか。

全体的な対策|はじめて受けるTOEIC L&Rテスト全パート完全攻略

本書はTOEICテストをパート別に学習できる参考書。勉強法を解説しているだけではなく予行練習に最適な200問を収録した模試で実践的な学習をすることができます。

この1冊をしっかりとやり込めばスコアアップにつながるのではないでしょうか。この参考書は初級~中級レベルの方におすすめです。

パートごとに抑えており、基礎的なポイントを学ぶことができるので、TOEIC初心者の方にもぴったりではないでしょうか。

TOEIC対策におすすめのサイト・アプリ

続いて、TOEIC対策におすすめのサイトをご紹介します。

TOEIC(R)問題 毎日トレーニング

本サイトは様々な英語学習に関する書籍の出版やサービスを提供しているアルクが提供しているTOEICテストの問題を日替わりで3問ずつ解くことができるサイトです。無料で利用できることがポイントで、コツコツと英語学習を継続することでスコアアップが期待できます。

TOEIC(R)問題 毎日トレーニングで問題を解く

TOEIC presents English Upgrader

本アプリはビジネス・日常で使われる会話表現が学べるポッドキャストのコンテンツを1エピソードずつダウンロードして学習することができるアプリです。

ランダムでピックアップされる「今日のフレーズ」やリスニングモード・クイズモードで毎日効率的にテスト対策をすることができます。無料で利用できることも魅力的ですね。

TOEIC presents English Upgrader
TOEIC presents English Upgrader
開発元:The Institute for International Business Communication
無料
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スキマ時間を活用して対策しよう

英語に限らず、学習時に大切なのは、いかにスキマ時間を効率的に活用するかということです。例えば、通勤・通学時間でもスマートフォンを見ている時間を学習する時間に当てることが可能ですよね。

考え方とやる気次第で、スキマ時間を有効的に使うことができます。その時間だけでも毎日続けることで、違いが出てきますよ。

TOEICに向けて勉強すればするほどテストの傾向に慣れることができ、対策しやすくなります。自分のスコアに合った勉強法・参考書などを利用して効的な学習をしていきましょう!

おすすめTOEIC対策スクールについてはこちらの記事を確認してみてくださいね。

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ひろこがね /
ビギナーズ編集部 ライター

趣味は映画を観ることと、パソコンをいじることです。柴犬が大好きです。アメリカにはたまに足を運びます。

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