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料理初心者が覚えておきたい、料理の基本や始め方を紹介
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ネットでも様々なレシピが紹介されており、「どれもおいしそう…」「自分でも作ってみたい!」と考えている方もいるでしょう。とはいえ、これまで料理をする機会があまりなかったり、苦手意識があったりする方も、意外と多いかもかもしれません。
そんな料理初心者に向けて、この記事では料理をするときに知っておきたいこと、揃えておきたい道具、これがあればおいしくなる調味料、レシピに書いてある料理用語、おすすめのレシピなど、料理の始め方をご紹介します。
簡単にできる料理から始めて、少しずつ手の込んだ料理にチャレンジしていけば、料理がどんどん楽しくなるはずです。最初は必要最低限のことだけ覚えて、まずは難しく考えずにトライしてみましょう。
目次
最初に揃えたい道具・調味料
料理をするにはまず道具が必要です。また料理の味つけを決める調味料も必須です。どちらも様々なものがありますが、ここでは最低限揃えておきたい料理グッズをご紹介します。
基本の道具
最近では電子レンジ調理なども注目されていますが、まずはガスやIHコンロを使うときに使う、基本的な道具を揃えましょう。素敵なデザインの道具もたくさんあるため、ご自身で心躍るようなアイテムを選ぶことも大切です。
包丁
まずは食材を切るのに必要な包丁を用意します。様々な種類がありますが、初心者なら「三徳包丁」という、肉も魚も野菜も切ることができる包丁がよいでしょう。料理をする方ならほとんどが1本は持っている万能包丁です。素材はステンレス製が扱いやすくおすすめです。
まな板
包丁で食材を切るときに必要です。プロが使っているようなヒノキのまな板なども素敵ですが、手入れにコツがいります。初心者ならプラスチックやゴム製のものが使いやすいでしょう。1人暮らしの方なら、小さめサイズのものを1枚用意しておけばOKです。
フライパン・鍋
ステンレス・アルミ・鉄などの種類があります。プロの料理人が使っているフライパンは鉄製が多いですが、扱いが難しいため初心者はフッ素樹脂加工されたステンレスのものがおすすめです。鍋は軽いアルミ製のものがよいでしょう。
蒸し料理にも使いやすいよう、蓋つきを選ぶと料理のレパートリーが広がります。IHコンロの方は対応できるものかもチェックしてください。
菜箸・おたま・フライ返し
菜箸やフライ返しは、食材を炒めたり混ぜたりするときに必要です。普通の箸でも代用できますが、箸が短い分、手が熱くなりますので注意してください。おたまは煮物やスープを作るときに混ぜたりすくったりするほか、チャーハンなどを炒めるときにも使えます。
ピーラー・ざる
ピーラーとは野菜の皮をむくときに使うカッターです。野菜の皮をきれいに素早くむくにはかなり練習が必要です。最初はピーラーを使いましょう。ざるは、洗った野菜を入れて水をきったり、ゆでたパスタのお湯きりをしたりするのに便利です。
計量スプーン・計量カップ
塩や砂糖などの分量を量るのに必要なのが計量スプーンです。慣れてくると目分量でできるようになりますが、初心者は必ずきちんと計りましょう。少し面倒に感じるかもしれませんが、これが料理をおいしく作るコツです。
スプーンはすりきり1杯が基本です。こんもりとのせすぎないように注意してくださいね。計量カップも同様です。
基本の調味料
次に揃えたいのは調味料です。世界各国の料理がある分、様々な調味料が存在しますが、ここではまず基本となるものを準備しましょう。
砂糖
卵焼きに入れたり、煮物で使ったり和食レシピによく使います。またお菓子づくりをするときにも必須です。
塩
ほぼすべてのレシピで必要なのではと思うほど、出番の多い塩。食材に振りかけたり、パスタの麺をゆでるときに入れたりと、料理になくてはならない存在です。
酢
一見、出番が少なそうに感じますが、殺菌効果があるので、夏場の食中毒防止にキッチン周りにシュッとひとかけするなど、料理以外の使い方もあります。
醤油
こちらも日本では使わない日はないくらいに、頻繁に使用されます。地域によって甘みの強いものや、薄口なものなど様々な種類があります。お好みで用意すればOKです。
味噌
国民食ともいえる味噌ですが、「お味噌汁にしか使わない」というわけではありません。炒め物に混ぜて味つけしたり、直接野菜につけて食べたりと色々使えます。
さらにあると便利な調味料
気づいた方もいるかもしれませんが、上記でご紹介した基本の調味料は料理の「さしすせそ」といって、和食の基本となる調味料です。出番が非常に多いので、ぜひ揃えてください。また、それ以外にも揃えると便利な調味料をご紹介します。
油
炒め物などを作るときに必要になる油。フッ素樹脂加工などで油が不要とされているフライパンもありますが、やはり油があるのとないのでは味に大きな違いがあります。
基本的にはサラダ油があれば多くの料理に使えますが、健康志向の方などはオリーブ油やアマニ油など、好みに合ったものを選んでください。
酒
味に深みを出したり、肉や魚の生臭さをとったりするのに活躍するのが酒です。日本酒で代用できますが、料理酒として売られているもののほうが安価で購入できます。ちなみに焼酎では代用できないためご注意を。
ケチャップ・ソース・マヨネーズ
できた料理にかける調味料として、あると便利です。マヨネーズを油の代わりにして炒め物もできます。
覚えておきたい料理用語
レシピを見ていると、調味料の分量を表す用語が出てきますが、いまいちどのくらいの分量なのかわからない方も多いでしょう。よく出る用語をご紹介します。
○○ひとつまみ
親指・人差し指・中指の3本でつまんだくらいの分量です。
○○少々
親指・人差し指の指先でつまんだ分量です。
○○ml
5ml→小さじ1杯、15ml→大さじ1杯、200ml→カップ1杯(お米用カップは180ml)です。
○○適量
味がもの足りないときに、味見しながら入れてくださいという分量です。入れても入れなくてもよいくらいの表現です。
強火・中火・弱火
火加減についての表現です。強火は火が勢いよく出ている状態で、お湯を沸かすときや、はやく火を通したいときに使います。中火は鍋などの底に火が当たるくらいの強さです。弱火は鍋などの底に火が直接当たらないくらいの弱さです。
薄切り・みじん切り・千切りなど
食材の切り方の表現です。薄切りはその名のとおり、食材を薄く切ることです。幅1mm程度。みじん切りは1~2mm程度角に細かく切ることです。千切りは薄切りにした食材をさらに細長く切っていくことです。
買い物するときのチェックポイント
作りたい料理が決まったら、買い物にいきましょう。ここでは、どんな食材が購入すればよいか、そのチェックポイントを簡単にご紹介します。
肉
まずは賞味期限をチェックしてください。賞味期限内であれば基本的には問題ありませんが、鮮やかな色をしている、なるべく肉汁が出ていないものを選びましょう。
魚
こちらも賞味期限を確認します。肉よりも短い場合が多いです。新鮮な魚は目が濁っておらず、きれいに透き通っていますのでチェックしてみましょう。
料理するときに気をつけたいこと
次は、実際に料理する前に気をつけたいポイントです。作った料理をおいしく食べるためには、頭に入れておきたいポイントがあります。
料理前に手を洗う
料理をする前にも必ず手を洗いましょう。食材には火を通してしまえば多くのウイルスや細菌は死滅します。しかし、調理中はお皿や箸などをさわったりもするため、どういうルートで口の中に入るかわかりません。手首や爪の中なども入念に洗うことを心掛けましょう。
生の肉や魚をさわったら洗う
生の肉や魚には人間に害を与える細菌がついていることがあります。特に生の鶏肉などはカンピロバクターという食中毒菌がついていることが多く、毎年多くの感染者を出します。
生肉や魚をさわったら必ず石鹸で手を洗うこと、切った包丁やまな板なども必ずすぐに洗って、ほかの食材をつけないようにしましょう。また、食材にはしっかりと火を通すことを心掛けてください。
包丁を持つ反対の手は猫の手に
包丁を使い慣れていない初心者は、包丁を持つ反対側の手を切らないように注意しましょう。反対側の手は軽くにぎって、指を曲げた状態で食材をおさえます。ぎゅっとにぎりすぎるとうまく食材をおさえられないので、猫の手のようにすることがポイントです。
ジャガイモの芽に注意
ジャガイモはゆでてポテトサラダにしたり、揚げてフライドポテトにしたりと初心者が扱いやすい食材です。しかしジャガイモの芽には毒があり、食べてしまうとこちらも食中毒になる可能性があります。芽があったら包丁でうまくとりのぞきましょう。
初心者でも作れる簡単レシピ
道具や調味料が揃ったらいよいよ料理にチャレンジしてみましょう。ここでは初心者でも簡単に作れる人気のレシピを2つご紹介します。火を通さなくても食べられる食材ばかりなので、考えすぎずにチャレンジしてみましょう。
簡単チャーハン
シンプルなチャーハンの作り方です。慣れてきたら、パラパラになるようにごはんと卵を混ぜ合わせてから炒めたり、キムチを入れたりして色々とアレンジできます。
材料(1人分)
- 卵 1個
- ごはん 1膳
- ハムやカニカマなど お好みの量
- ネギ 3センチ位
- 油 大さじ1
- 塩・コショウ ひとつまみ
- 醤油 適量
使う道具
- フライパン
- フライ返し
作り方
- お皿に卵を割ってかき混ぜる
- 油をひいたフライパンを熱し、温まったら卵を入れてざっと炒める
- 卵に火が通りきらないうちに、ごはんを投入して炒める
- ごはんに火が通ってきたら、ハムなどを入れてさらに炒める
- パラパラになってきたら、ネギを加えてまた少し炒める
- 最後に塩コショウ、味見しながら醤油を回し入れて、味を調えたらできあがり
サバ缶パスタ
サバの缶詰を使ってできる簡単パスタのレシピです。お好みでマヨネーズ大さじ1を加えて炒めても、味にまろやかさが出ます。スパゲッティは表示の1分前にあげると柔らかくなりすぎません。
材料(1人分)
- サバ缶 1缶(水煮、味噌煮どちらでも)
- 玉ねぎ 1/2個
- スパゲッティ 100グラム
- 油 大さじ1
- パスタをゆでる用の塩 大さじ1/2
- 醤油 大さじ1
- 小ネギ お好みの量
使う道具
- 鍋
- フライパン
- 菜箸
作り方
- 鍋にお湯1リットルを沸騰させたら塩を入れ、スパゲッティをゆでる
- 玉ねぎを薄く切る(どちらの方向に切ってもOK)
- フライパンに油をひき、玉ねぎを炒める
- 玉ねぎがしんなりしてきたら、サバ缶を汁ごと入れる
- ヘラでサバを崩しながら、醤油を入れてよく混ぜる
- 全体的に火が通ったら、ゆであがったパスタを入れてからめる
- 小ネギを散らしてできあがり
まとめ
料理上手になるには実践あるのみです。最初は失敗するかもしれません。しかし回数を重ねるうちにコツがわかってくると、料理がどんどん楽しくなって、色々なレシピにチャレンジしたくなるはずです。
最近では100円ショップでも色々な調理グッズが販売されているので、1回のぞいてみることをおすすめします。家族や恋人、友達に「おいしい」と言ってもらえるようになると、さらに料理が楽しくなるでしょう。
初心者でも作れる簡単料理についてはこちらの記事を確認してみてくださいね。
こちらの記事では、おすすめレシピアプリ11選を紹介しています。無料で利用できるものを紹介しているので、挑戦したい料理のレシピを探してみてくださいね。
ビギナーズ編集部 /
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