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TOEIC初心者におすすめの勉強法!英語初心者でも大丈夫!

TOEIC初心者におすすめの勉強法!英語初心者でも大丈夫!

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グローバル化が進む現代社会において、英語の重要性は増すばかり。そんな英語の資格試験として、英検とともに最初に思いつくものがTOEICです。

TOEICは、入試や就活、転職などで使われることも多く、学生にも社会人にも人気の資格です。ある程度の点数を持っていれば周りよりも有利に立ち回れるでしょう。

「受験してみたいけれど、何から勉強したらよいのかわからない」「中学英語もよく覚えていない」。この記事ではそんな方のために、TOEIC初心者におすすめの勉強法を解説します。

TOEICのテストには様々な種類がありますが、この記事では、最も有名なTOEIC Listening & Reading Test(以下TOEIC)についてご紹介します。

TOEICとはどんな試験?

最初に、TOEICは何を測るテストなのか、試験日・出題形式・目標点数を簡単にご説明します。

TOEICはコミュニケーション能力を測るテスト

TOEICは「Test of English for International Communication」の頭文字を取ったものです。要するに、英語におけるコミュニケーションの「読む」「聞く」能力を測るテストです。

知識・教養としての英語ではなく、オフィスや日常生活での英語によるコミュニケーション能力が問われます。

試験日

試験は年に10回程度と頻繁に行われ、都合のよい日程を選べます。試験日は毎回日曜日に設定されています。2020年は新型コロナウイルスの感染症対応により、試験日の変更・中止などがある可能性があります。日程は公式ホームページで確認してください。

出題形式

出題形式は毎回同じで、リスニングが45分で100問、リーディング75分で100問です。合計2時間で200問に答えるマークシート方式のテストです。

テストの結果は合格・不合格ではなく、リスニングとリーディングがそれぞれ5点~495点の、トータル10点~990点のスコアが5点きざみで表示されます。

目標点数

TOEIC初心者は、600点程度を目指して勉強するのがおすすめです。その理由は、このレベルが、短く簡単な英語を理解できるレベルだからです。このレベルであれば、TOEIC初心者であっても問題なく目指せるでしょう。

また、600点程度から就職活動や転職活動で英語力をアピールできるようになります。これも600点を目標とすることをおすすめする理由です。

TOEIC初心者におすすめの勉強法

それではおすすめの勉強法に移っていきましょう。TOEIC初心者の方も安心してステップアップできるよう、まずは基礎を固めることが重要です。

中学英語から学ぶ

英語初心者や、中学英語を忘れてしまった方は、中学英語の復習から始めましょう。

「中学で習う英語がTOEICで出題されるの?」と疑問に思う方もいるかもしれません。しかし、中学英語は英語の基礎であり、単語や文法はTOEICでも使われるため、中学英語から勉強しても決して遠回りにはなりません。

中学校で学習した英語がわからないと、TOEICを受けても全く点数が取れない可能性があり復習は必須です。基礎文法と基礎単語を知っておくことで、英文がかなり読みやすくなるでしょう。中学英語の学習におすすめの参考書を2冊ご紹介します。

『中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく。』

中学3年間で習う英語の文法が1冊にシンプルにまとまった参考書です。人気を博した中学生向けの参考書を高校生以上に向けて再構成した内容で、基礎からの学び直しに適しています。

書き込み式の練習問題が豊富に用意され、アウトプットで知識の定着を図れるのも人気の理由。発音・リスニング力を鍛えられる音読CDもついています。

『中学校3年間の英単語が1ヵ月で1000語覚えられる本』

単語学習におすすめの1冊です。「英単語は一気にやるほうがゼッタイ効果的!」をモットーに厳選された1000単語が1ヶ月で覚えられるよう収録されています。

簡単な単語からスタートするので、気楽に続けられるでしょう。単語をある程度知っておくことで、英文をスムーズに読むことができるようになるため、単語力の強化は欠かせません。

TOEIC専用の参考書を使う

TOEICでは中学レベルの基礎英語に加え、日常会話やビジネスシーンで使われる英語も出題されます。中学英語を学習したら、TOEIC専用の参考書を見てみましょう。これらの参考書はTOEICに特化しているため、出題頻度の高い内容がしっかりと網羅されています。

『TOEIC L&R TEST 出る単特急 金のフレーズ』

TOEIC学習専用の単語集で、出題頻度の高い単語が網羅されています。全単語、全フレーズの音声がついていて、スマートフォンの無料アプリで正しい発音をチェックできます。

満点レベルまでの単語が収録されていますが、初心者の方は全て覚える必要はありません。目標点数のレベルまでの単語をチェックしましょう。

『TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問』

TOEICの文法学習に適した参考書です。1049問もの文法問題が収録されています。間違いの選択肢がダメな理由や、正解までの道筋がきちんと説明されているので、とてもわかりやすいのが魅力。

この参考書をすらすら解けるようになれば、本番でも論理的に素早く解答できるはずです。

『TOEICテスト 新形式精選模試 リスニング』

リスニング対策にはこちらがおすすめです。リスニング問題が500問も収録されていて、本番で予想されるあらゆるタイプの問題を演習できます。

500問を5パートに分けた構成で、5回分の模試としても使用できます。全ての設問に解く際の手順と考え方が掲載され、リスニング問題のポイントを押さえるのに最適です。

『公式 TOEIC Listening & Reading 問題集 6』

TOEICの公式問題集です。本番のテストと全く同じサイズの問題用紙、全く同じナレーションで構成されています。本番と同じく、時間を計って模試として解いてみるのがおすすめです。TOEICを受験する方は必須教材といえるでしょう。

海外のドラマや映画で日常の英語に触れる

英語のテストでは、「普段から英語に触れている人」の方が点数を取りやすい傾向です。これはTOEICも例外ではありません。

参考書での勉強に加え、日常の英語に触れてみることで、思わぬ成果が出るかもしれません。おすすめなのが、海外のドラマや映画を見るという方法です。

「どうしてTOEICの勉強にドラマや映画が役に立つのか?」と思われる方もいるかもしれませんが、実は海外のドラマや映画では、基本的な英語が使われているので、日常会話が出題されるTOEICにもおすすめの教材なのです。

特に、英語字幕で見ることによって、リスニング・リーディング両方の勉強になります。レベルが高いと思われる方もいるかもしれませんが、継続して見ることで段々と慣れていくので安心してください。

英語字幕では少し難しいと感じる方は、日本語字幕で見ても効果があります。日本語字幕であっても、リスニングの勉強としてはとてもよい方法です。

Webニュースや記事を読む

ほかにも、Web上のニュースや記事を英語で読んでみるというのも有効です。ニュースや記事のよいところは、自分のペースで読める点です。Webの記事であれば、わからない単語があってもすぐに調べられ、単語力がつくでしょう。

さらに、ニュースや記事では、教科書や参考書ではカバーしきれない本物の英語に触れられるチャンスです。やさしい英語で書かれている記事も多いので、まずは興味のある内容や事前知識のある内容のものから始めてみてはいかがでしょうか。

ドラマや映画を見る際も同様ですが、このときのポイントは「楽しむ」ことです。自分が楽しいと思える内容のものを見ることによって、継続して学習できます。参考書で覚えた単語やフレーズが出てくれば勉強の成果が実感できて、さらなる励みになるでしょう。

スクールに通う

参考書を購入するよりも高価になってしまいますが、どうしても高得点が取りたい場合や受験日まで時間がないときには、スクールに通うという手もあります。スクールに通う最も大きいメリットは仲間がいるということです。

一緒にTOEICを受ける仲間がいることで、モチベーションが上がり、挫折せずに勉強できるでしょう。また、英語ネイティブの先生やノウハウを持った先生と直接やりとりし、わからないことを徹底的に解消できるのもスクールの魅力です。

5日間ほどの短期集中講座を開講している、講師全員がTOEIC満点、完全オンラインで受講可能といったスクールもあるので、調べてみるのもよいでしょう。

TOEICの勉強をする際の注意点

ここまでおすすめの参考書や勉強法をご紹介してきましたが、最後にTOEICを勉強するうえでの注意点をお伝えします。

飽きない教材を使う

第一に、飽きない教材を使うことです。どんなによい教材でも、途中でやめてしまってはその効果を発揮することができません。継続して学習できるよう、自分に合った教材を使いましょう。

少しずつでも毎日勉強する

第二に、少しずつでも毎日勉強するように心がけてください。英語は使わないとすぐに忘れてしまうので、毎日の継続が重要です。単語10個でもよいので、スキマ時間を利用して毎日英語に触れるようにしましょう。

複数回受験する

最後に、複数回TOEICを受験することです。TOEICに限らず全てのテストにおいて、1回目の受験では慣れないことが多く、実力が出しきれないことがよくあります。

もしも1回目で期待した点数が取れなかったとしても、あきらめることなくもう1度受験してみましょう。勉強を続けることで期待以上の点数が得られる可能性もあります。

まとめ

学生の方は就職活動・入学試験に、社会人の方はキャリアアップ・海外赴任に、何かと役に立つことが多いのがTOEICの魅力です。

本記事で紹介したような参考書で基礎知識をある程度学んだら、英語ドラマや英語ニュースなどの自然な英語に触れることで、学習の定着度が上がります。

TOEICのための英語を勉強することで、知らず知らずに英語力自体が上がり、海外旅行の際に役立つこともあるでしょう。英語力が上がると、さらに英語を勉強したくなるものです。まずはそのファーストステップを踏んで、英語を学ぶ楽しさを感じてみてください。

こちらの記事では、TOEICのリスニングで満点(495点)に近づく勉強法と教材をご紹介しています。ぜひ、確認してみてくださいね。

ビギナーズ編集部 /
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