更新

TOEICスコアは何点から書くべき?履歴書への書き方や注意点も

英語力を測るために最適なテストと言えばTOEICですよね。今回は、履歴書にスコアを記載することで、英語力をアピールすることができるTOEICが何点あれば履歴書にスコアを書くべきかの目安や、履歴書へのスコアの書き方などを紹介していきます。
TOEICスコアは何点から書くべき?履歴書への書き方や注意点も

※当記事はアフィリエイト広告を含みます。

英語力を測るために学生だけではなく、社会人でも受ける人が多いテストと言えばTOEICですよね。そんなTOEICは履歴書に書くことで、英語力を企業に示すことが可能です。

ですが、どのくらいのスコアなら履歴書に書いてもいいかなどわからないことも多いですよね。

なので、今回は履歴書に書いても恥ずかしくない目安となるTOEICスコアの点数や履歴書へのスコアの書き方、書く際の注意点など様々な観点からTOEICテストを履歴書に書く際の情報を紹介していきます。

自分の英語力を履歴書にしっかりと記載して、企業に自分のスキルをアピールすることを目指していきましょう。

TOEICスコアを履歴書に書くメリット

最初に考えていきたいのはTOEICスコアを履歴書に書くメリットです。TOEICスコアを履歴書に書くメリットはいくつもあります。

英語力を示せる

先程紹介したように、TOEICスコアを履歴書に記載すると、就活や転職の際に自分の英語力を企業に示すことができるチャンスになります。

TOEICは英語力を測るテストの中でも最も知名度があるテストと言えるでしょう。

以前は英検が主流でしたが、英検は受験英語からくる問題が多いことから、より国際的でビジネスに特化したテストであるTOEICがより、一般的となってきました。

企業によってはスコアの基準がある

それだけではなく、企業によってはTOEICスコアの基準を提示している場合もあります。特に英語力を必要とする外資系や海外赴任をする場合がある業種によっては、応募条件にTOEICスコアの目安を提示している企業もあります。

TOEICの履歴書への書き方

では次にTOEICを履歴書に記載する際の書き方を考えていきましょう。TOEICスコアを履歴書に書くのはとても簡単です。

履歴書のデザインによって違う場合もありますが、基本的に「資格」または「免許・資格」欄にTOEICを受けた年月、そして「TOEIC公開テスト ○○○点取得」と記載するだけです。記入例は以下のとおりです。

年   月 資格(免許・資格)
2020  9 TOEIC公開テスト ○○○点取得
2020  10 TOEIC IPテスト ○○○点取得

学校や企業などの団体で受ける過去問を使用している「TOEIC IP」など公開テストではない場合、企業によってはスコアとして認めてもらえない場合もありますが、無いに越したことはないので、一応記載しておくと良いでしょう。

ですが、しっかりとした公式のスコアを出すために公開テストの受験を強くおすすめします。

TOEICスコアを履歴書に書く時の注意点

続いて、TOEICスコアを履歴書に書く際の注意点を見ていきましょう。注意点はいくつかあります。では、どんな注意点があるのでしょうか。

古いスコアはNG!

古すぎるスコアを履歴書に記載することはNGです。基本的は2年以内に受けたTOEICのスコアを記載するようにしましょう。

古すぎるスコアでは、現在の英語力を証明することが難しく、スコアが下がっている場合もあるので正確なスコアとは言えないと思われる場合もあります。

しっかりといつ受けたTOEICテストであるかということを確認してから、履歴書に記載するようにしましょう。

嘘は絶対にやめよう

嘘のスコアを書くことはもちろんよくありません。実際に認定証を確認する場合があるだけでなく、実際に業務上英語を必要とする場合がある職種は嘘のスコアを記載すると、結果的には嘘がバレてしまう日が来ます。

嘘のTOEICスコアで履歴書の見栄えを良くしたとしても、絶対に後悔をすることとなります。嘘はやめて、しっかりと証明できる正確なスコアを履歴書に記載しましょう。

「IPテスト」には認められない場合も

先程紹介したように履歴書にIPテストのスコアを記載しても企業によってはスコアとして認めてくれない場合があります。

というのもIPテストは企業や学校などの団体が行うテストであり、TOEICで出題されたことがある過去問がIPテストで使用されるからです。

なので、正式なTOEICスコアとして認めてくれない企業もあり、履歴書に記載するべきか迷うかもしれませんが、一応記載しておくことおすすめします。

ですが、しっかりとIPテストであるということを記載するようにしましょう。

IPテストには公式認定証がないので、提出などを求められた場合に提出することができず、トラブルになる可能性もあるので注意しましょう。

履歴書に書ける点数の目安は?

履歴書への書き方や注意点などを見てきましたが、履歴書にかけるスコアの目安は何点からなのでしょうか。

業界・企業によっても違う!

先ほど紹介したように、外資系や業種によって求めるスコアが様々であるということは事実です。ですが、一般的な日本企業が求めるスコアから言うと、大体が600点以上を目安としています。このスコアを超えていれば、履歴書に書いても恥ずかしくないと言えるでしょう。

大企業を目指すのであれば、より高いスコアが必要となってくる場合があります。企業によって違うので、企業研究をしっかりとし、どれだけのスコアが目安となってくるか調べておくと良いでしょう。

650点以上を目指そう

結論から言うと、650点以上のスコアを目指すことをおすすめします。

先程述べたように、多くの日本企業では600点以上が目安となっており、そのスコアを超えていることは一つのTOEICスコアを履歴書に書く際に目指したい目安となります。

そしてそのスコアを超えていると同時に、650点以上は企業側が履歴書を見た際に目に止まりやすい十分なスコアと言えるのではないでしょうか。

ですが、大企業での就職を目指すのであれば、より高い点数を求めることが望ましいでしょう。

大企業を目指す場合は700点以上を目指して勉強に励んでいきましょう。目標とするスコアを設定するだけで、勉強法や対策などを見つめ直すことができ、自分の勉強法に足りないものが見えやすくなってきます。

目標スコアを設定して、企業が注目するようなTOEICスコアを資格欄に記載できるように頑張りましょう。

その他の履歴書に書ける試験一覧

最後にTOEIC以外に履歴書に書いても英語力をアピールすることができる英語テストを紹介していきます。それぞれのテストの特徴も見ていきましょう。

TOEFL(トーフル)

TOEFLは主に留学することを志している大学生が受けるイメージが有る英語テストです。海外での知名度が高く、外資系企業を目指す人は取っておいて損はない資格です。

「iBT」と「ITP」の2つのテストの種類があり、iBTは総合的な英語力を測るテストなので4時間以上の試験時間がかかります。

そして、ITPは学校などの団体で受験できるテストであり、受験時間もTOEICと同じくらいですが、公式認定証が発行されないため、TOEIC公開テストに比べるとあまり受けるメリットはありません。

ですが、海外でも有名なテストであるため外資系企業を目指す人だけではなく、留学を今後したいと考えている人などにはおすすめしたいテストの1つです。

実用英語技能検定(英検)

英検は文部科学省に認定されている、言わずと知れた総合的な英語料を測るテストです。

特に受験を控えた学生が受けるイメージがありますが、実際は幅広い年齢層の人が受けていて、就職・転職活動にも活かすことができます。

TOEICとの違いは筆記試験とリスニング問題があるだけではなく、3級以上は英語面接が二次試験で導入されていることです。2級以上が履歴書に書きたいレベルの目安となるので、2級以上を目指していきましょう。

ビジネスに特化したTOEICとは違いオールマイティーな英語力が必要となってくるので、そのような側面で英語力を測りたいと考えている方にぜひおすすめしたい英語テストです。

まとめ

今回はTOEICのスコアを履歴書に書く時の点数の目安や書き方、注意点などを紹介してきました。TOEICは取っておいて損はない資格なので、英語力に自身がない人でも一度受けてみることおすすめします。

自分の英語力を知ることで、対策や改善もしやすくなるという点から、英語を勉強するモチベーションを上げることもできるのではないでしょうか。

ですが、TOEICは受けたいと思った時に受けられるテストではなく、テストを受けるには事前の申込みが必要となってくるので注意しましょう。

最新の情報はTOEICの公式サイトで確認してみてください。

履歴書にTOEICのスコアを記載して、自分の英語力を企業にアピールしてみましょう!

またこちらの記事では短期間でTOEICのスコアアップできるおすすめのスクールの比較をしています。ぜひ、チェックしてみてくださいね。

マーケットエンタープライズフィールドセールス

ひろこがね /
ビギナーズ編集部 ライター

趣味は映画を観ることと、パソコンをいじることです。柴犬が大好きです。アメリカにはたまに足を運びます。

ビギナーズTOPページ