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【基礎知識】電子書籍とは?始め方やメリット・デメリットを徹底解説
※当記事はアフィリエイト広告を含みます。
今さら「電子書籍って何?」なんて改めて聞けないけれど、実はどういうものかあまり知らない人、利用するのに抵抗感のある人もまだまだ多いのではないでしょうか。
本記事ではそんな電子書籍初心者のために、「電子書籍とは何か?」という基本知識から、その利用の仕方についてご紹介します。
また、「電子書籍は紙の本と比べてどこが良いのか・悪いのか」といった、電子書籍の長所と短所も具体的に解説するので、電子書籍の導入をためらっている人はぜひ参考にしてください。
目次
【基礎知識】電子書籍とは?
まず「電子書籍とは何か」という基本的なことから見ていきましょう。
電子書籍とは簡単にいうと、紙媒体で出版されていた「本」を電子データ化し、電子機器の画面で読めるようにした書籍のことです。「電子ブック」「デジタル書籍」「e-Book」などと呼ばれることもあります。
電子書籍はインターネット上の電子書籍ストアで販売されている電子書籍を購入し、PCやスマートフォン、タブレットやKindleのような専用読書端末で読めます。
電子書籍には、いつでもどこでも書籍が手に入るとういうメリットや、本棚の場所をとらない点、文字や画像の拡大縮小が可能であったり、紙の書籍にはできないデジタルならではのメリットがたくさんあります。
電子書籍の市場は拡大し続けていて、2019年度の電子書籍市場規模は前年比22.9%増の3,473億円でした。
2020年度以降の日本の電子出版市場は今後も拡大基調で、2024年度には2019年度の1.5倍の5,669億円程度になると予測されています。
現在では、誰もが当然のようにスマートフォンやタブレットを持っています。電車で車内を見渡せばスマホをいじっている人ばかり…という光景はもはや珍しくありません。
こうした携帯端末の普及に伴い様々なものが電子化され、データとして簡単に持ち歩けるようになりました。そんな電子化されたものの代表格が、今回紹介する「電子書籍」です。
参考:電子書籍ビジネス調査報告書2020 | インプレス総合研究所
電子書籍はスマホ・タブレット・PC・電子書籍リーダーで読める
電子書籍を読むのに必要な端末には、読書専用端末のKindleやkoboといった電子書籍リーダーや、iPadなどのタブレット端末があります。
電子書籍リーダー
電子書籍リーダーとは、電子書籍を読む専用の端末で、軽量でコンパクトなものが多く持ち運びしやすいサイズでつくられているのが特徴です。
ブルーライトの発生しない電子ペーパーを使用しており、目が疲れにくいのが特徴で、スマートフォンやタブレット端末で読むよりも目に優しく、長時間読書する方や本が好きな方にはおすすめです。
電子書籍リーダーで有名な端末には、KindleやKoboがあります。
こちらの記事では、電子書籍の専用端末とは何かについて詳しく解説しています。
Kindle端末
Kindleには、スタンダードなKindle端末や、Kindle Paperwhite、Kindle Oasis、Kindle Paperwhite キッズモデルといった種類が存在します。
防水機能の有無や、ワイヤレス充電対応の有無、明るさ自動調整機能の有無等の違いがあります。
Kindleは、Amazonをよく利用する人や、コスパを重視する人におすすめです。
こちらの記事では、Kindleのおすすめ端末について紹介しているので気になる方は是非チェックしてみてください。
Kobo
Koboのシリーズにはforma、libra、clala、Niaの4種類があります。
Kobo Niaは低価格ではありますが、Kobo Clara HDの方がエントリーモデルとして進化を遂げていて機能面ではおすすめです。
Koboは、楽天をよく利用する人、ポイントを貯めたい人におすすめです。
こちらの記事では、電子書籍リーダーのKindleとKoboについて徹底比較しているので、気になる方は是非チェックしてみてくださいね。
電子書籍リーダーとタブレットの違いは?
電子書籍リーダーとタブレットの違い | ||
---|---|---|
スマホ・タブレット | 電子書籍専用端末 | |
重さ | 電子書籍専用端末よりも重いものが多い | 軽量 |
ディスプレイ | 液晶パネル | 電子ペーパー |
バッテリーの持ち | 10時間程度 | 1週間程度 |
特徴 | 電子書籍以外でも使える | 目が疲れにくい 端末の料金が安い |
電子書籍リーダーは読書専用に作られた端末であるため、読書におけるメリットが多数あります。たとえば、目に優しい・疲れにくい、端末の価格が安い、充電の持ちが良いといったメリットがあります。
一方タブレットは読書専用の端末ではないので、読書だけで考えれば電子書籍リーダーよりも劣る部分もあるかもしれませんが、読書以外の機能が備わっていることがメリットです。
いろんなアプリをダウンロードすることで、読書以外にもメッセージのやりとりができたり、検索、地図、ゲーム、動画を観たりと、様々なことができます。
読書が趣味で、読書用の端末がほしい方は電子書籍リーダー、読書以外にも活用したい方はタブレット端末を選ぶといいでしょう。
ビギナーズでは、iPadで本を読むメリットや読書におすすめのタブレットを紹介しています。
電子書籍の読み方:アプリやブラウザで読む
電子書籍の読み方には、Web上で読む方法と、アプリにダウンロードして読む方法があります。
Web(ブラウザ)上で読む場合は、容量を気にせず読めるメリットがあります。アプリにダウンロード(保存)して読む場合は、オフライン環境でも読めるといったメリットがあります。
スマホなどの容量が少ない端末の場合は基本的にダウンロードせずWeb(ブラウザ)で読み、タブレットなど容量が大きい端末の場合はダウンロードして読むなど、利用端末の容量に合わせて読み方を選んでみてもいいでしょう。
電子書籍の買い方:電子書籍ストアで購入する
電子書籍の中には無料で提供されているものもありますが、基本的には本屋で購入するのと同様に、お金を払って購入するのが一般的です。
しかし紙の本とは違い、電子書籍を購入する際には、街中の本屋まで直接足を運ぶ必要はありません。インターネットを使って、電子書籍の販売をしている「電子書籍ストア」にアクセスすれば良いのです。
多くの電子書籍ストアには、欲しい本を探すための検索バーがあるので、そこに作品名や作者名を入力しましょう。目当ての作品がピンポイントで簡単に検索できます。
もちろん、そのストアで取り扱っている書籍の一覧を見ることも可能です。ウィンドウショッピング感覚で面白そうな本を探せるでしょう。通販で商品を買うときと同じ感覚です。
多くの電子書籍ストアでは、購入にあたって現金は使えません。クレジットカードや電子マネー、キャリア決済での支払いが一般的です。また、購入代金がポイント還元されるストアもあります。
こちらの記事では、電子書籍の買い方について詳しく解説しています。読み方や購入場所についても詳しく紹介しているのでぜひチェックしてみてください。
おすすめの電子書籍サービスをご紹介
電子書籍は、電子書籍サービスを提供しているストアで購入できます。
次は、電子書籍を購入できるおすすめの電子書籍サービスをご紹介するので、どのサービスを利用しようか迷っている方は是非チェックしてみてください。
Kindle
- 100万冊以上の品揃え
- 無料本・コミックも充実
- 冒頭部分の試し読みもできる
kindleストアはAmazonが運営する電子書籍ストアです。100万冊以上と豊富な品揃えが魅力で、太宰治や芥川龍之介をはじめとした過去の名作などが無料で楽しめることも大きなポイントです。
期間限定で無料コミックの配信もしていて、作品の冒頭部分をためし読みすることもできるので、電子書籍の購入前にしっかりと内容を確認することもできます。
Kindle端末だけではなく、スマートフォンやパソコンにアプリをインストールすれば、普段お使いの端末で購入した作品を読めます。
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こちらの記事では、Kindleのセールの探し方・種類・タイミングについて紹介しているので気になる方はぜひチェックしてみてください。
楽天Kobo
- 600万冊の豊富な品揃え
- 楽天ポイントが貯まる
- まとめ買いクーポンがお得
楽天Koboは楽天株式会社が運営する電子書籍ストアです。約600万冊の豊富な品揃えで、人気コミックやベストセラー小説など幅広いジャンルを取り揃えていることも特徴です。
楽天ポイントが貯まることもメリットで、楽天市場での買い物と同様に100ポイントごとに1ポイントの楽天ポイントが貯まります。楽天スーパーセールやお買い物マラソンの対象にもなりお得ですよ。
初めての方限定で獲得できる100ポイント&最大2000円OFFクーポンがあります。また、まとめ買いクーポンも配布していて、10,000円以上のまとめ買いで25%OFFになるなど非常にお得です。
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まんが王国
- 会員登録なしで利用できる
- 無料漫画が常時3000冊以上
- 毎日最大50%ポイント還元
まんが王国は国内で展開されている電子書籍ストアのなかでも老舗に入るストアで、主に漫画を中心に扱っています。株式会社ビーグリーが運営しており、会員登録をしなくとも利用できるのが特徴です。しかし、無料会員登録をすることでより多くのメリットが得られます。
まずは、3000作品以上の無料漫画が読めるようになるメリットです。無料作品を読める上限数などもないので、その気になれば1日中漫画を読み続けることも可能です。
最も大きな特徴は、ポイント還元の多さでしょう。毎日最大50%のポイント還元を実施しています。
月額コースで登録すると最大30%ものポイントが還元されます。例えば10000円コースを利用すれば3000円分のポイントが還元されるため、お得に電子書籍の購入が可能になります。
お得に電子書籍を購入したい方はぜひチェックしておきましょう。
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こちらの記事ではまんが王国で利用できるクーポン・キャンペーン情報を紹介しているので気になる方は是非チェックしてみてください。
ブックライブ
- 使いやすい電子書籍ストアとして顧客満足度1位
- 無料会員登録で50%オフクーポンが貰える
- 漫画以外の配信ジャンルが幅広い
ブックライブは数ある電子書籍ストアの中でも使いやすい電子書籍ストアとして知られています。実際に2020年に発表されたオリコン顧客満足度ランキングでは1位を獲得するほどの評価を得ているストアです。
ブックライブでは漫画をはじめとして雑誌や小説・ビジネス書まで幅広く展開しており、読みたいと思った本は簡単に見つけることができるでしょう。無料漫画も1万冊以上と豊富です。
また、無料会員登録をすることで全書籍対象の50%オフクーポンをもらうことができるため、一度お試しでチェックしてみてください。
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こちらの記事ではブックライブのクーポン・キャンペーン情報について紹介しているので気になるかは是非チェックしてみてください。
ebookjapan
- 漫画・雑誌・小説・ビジネス書・実用書など配信ジャンルが幅広い
- お得なセールやキャンペーンを頻繁に開催している
- 無料試し読みが可能で無料作品も5000冊以上
ebookjapanはYahoo!Japanが運営してる電子書籍ストアで、漫画を中心に雑誌や小説、実用書・ビジネス書など幅広く取り扱っており、幅広い方におすすめできる電子書籍ストアです。
様々なセールやキャンペーンを頻繁に開催していることが特徴です。お得なクーポンも同時に配布されています。電子書籍をお得に購入するだけでなく、セールなどの特集で絞り込みながら作品を探すことが可能です。
お得な情報は頻繁に更新されており、短いスパンで内容が変わっていくので、見逃さないよう定期的にチェックしましょう。
ebookjapanでは、初回ログインで70%OFFクーポンがもらえます。ログインがまだの方は、ぜひログインしてみてくださいね。
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こちらの記事ではebookjapanのクーポン・キャンペーン情報について紹介しているので気になる方は是非チェックしてみてください。
【初心者必見】電子書籍に関するQ&A
続いて、電子書籍初心者向けに、電子書籍に関するQ&Aをいくつか紹介します。
電子書籍はどこに保管される?
電子書籍はほとんどの場合、クラウド(インターネット)上で保存されています。電子書籍ストアによっては、メモリーやパソコン内に保存・バックアップできるものもあります。
電子書籍を保存する方法については、各ストアごとにダウンロード方法をまとめている記事を参考にしてください。
保存方法の手順やSDカードに保存できるかを比較しています。
電子書籍はネット環境がないと読めない?
電子書籍の専用アプリを利用したり、事前に端末に本をダウンロードし保存したりすれば、ネットの環境がない場所でも本を読めます。通信制限中や飛行機の中などでも読めるのはうれしいポイントです。
購入した電子書籍は複数の端末でも読める?
読めます。ほとんどの電子書籍サービスで、同一アカウントを利用すれば複数の端末を利用できます。
5台まで共有できるサービスが多く、PCやスマホ、タブレットなど使い分けが可能です。
電子書籍を家族や友人と共有したいと思っている方は、電子書籍を共有する方法について徹底解説している記事もあるので参考にしてください。どのような場合に電子書籍の共有が違反になってしまうのかも詳しく説明しています。
電子書籍と紙、どちらが安く買えるの?
電子書籍と紙の書籍とでは、電子書籍の方が若干安く買えます。
たとえば、漫画『進撃の巨人』を電子書籍(Kindleストア)と紙の本(Amazon)を比べてみると、電子書籍462円(税込)、紙の本495円(税込)で電子書籍の方が安く買えます。
さらに、電子書籍ではセールやキャンペーンが日々開催されているので、クーポンや割引キャンペーンなどを利用し、よりお得に本を買うことができます。
こちらの記事では、電子書籍と紙の本の違いについて詳しく解説しています。
電子書籍の支払い方法は?
電子書籍ストアによって異なりますが、電子書籍を購入する際は、クレジットカード・電子マネー・キャリア決済・コンビニ支払いなど、様々な決済方法を選べます。
その他にも、ポイント払い、PayPay残高、ギフト券などが使える電子書籍ストアもあります。
とくに支払い方法にこだわりがなければ、大体どこの電子書籍ストアにも導入されているクレジットカード決済やキャリア決済が簡単でおすすめです。
電子書籍サービスが終了したらどうなる?
電子書籍ストアがサービスを終了した場合、購入済みの本を継続して読めるかどうかは各ストアによって異なります。電子書籍の購入形式では紙書籍と異なり、電子書籍は閲覧権が金銭の対価として付与される仕組みです。
そのためサービス自体が終了すると、今まで購入した本の閲覧権がなくなり読めなくなってしまう可能性があります。読めなくなってしまうリスクを避けるためにも、過去にあったサービス終了の事例や電子書籍サービスの選び方を知っておく必要があります。
こちらの記事では、サービス終了後の電子書籍はどうなるのかについて、運営会社10社の対応とともに詳しく解説しているので、参考にしてください。
電子書籍のメリット・デメリット
電子書籍のメリット・デメリットについて紹介します。電子書籍のメリット・デメリットには以下のような点があります。
メリット | デメリット |
---|---|
・紙の本よりお得なストア・チャンスが多い ・置き場所に困らない ・持ち歩きがしやすい 経年劣化せず、紛失もしづらい ・欲しい本が家からすぐに買える ・誰にも見られずに本を買える ・暗い場所でも読むことができる ・PCやタブレット使用で大画面で楽しめる |
・端末の電池が切れたら読めない ・端末のストレージ容量を圧迫する ・売却ができない ・紙媒体と比べて発売日が遅いこともある ・目が疲れる ・古書は電子化されていないものが多い ・記憶に残りにくい ・サービスが終了して本が読めなくなる可能性がある |
メリット・デメリットについて詳しくみてみましょう。
【メリット】置き場所に困らない
読書家の方ほど、本の置き場所に困っていることでしょう。本棚を満杯にした挙げ句、机や床にまで本の山を形成している人も多いのではないでしょうか。
紙がなんかよいというのはわかるけど、私は電子書籍派だなあ…。
— いずみ (@izumi_sd) June 13, 2021
一番の理由は「置き場所に困らない」。これにつきる。増え過ぎて売ったり捨てたりしなくてよいのがよい。サービスが終了したら…て心配はあるけど、たぶんサ終より物理的に手放さなきゃいけなくなる方が早い。
電子書籍はデータとして取得・閲覧できるため、「物」として最低限必要なのはスマホやタブレットなどの端末1台です。いくら電子書籍を買っても、置き場所に困ることはありません。蔵書量の多い人、本の整理が苦手な人にこそ電子書籍はおすすめです。
【メリット】経年劣化せず、紛失もしづらい
読んだり持ち歩いたりしているうちに、本の表紙やカバーをボロボロにしてしまう……。そんな人はいませんか?
紙の本は時間とともに傷んでしまいます。しかし、電子書籍ならそんな心配は無用です。また、電子書籍データの大元が電子書籍ストアにあることも利点といえます。
というのも、たとえ端末を紛失しても、そのストアのアカウントさえ保持していれば、基本的に電子書籍のデータは何度でも再ダウンロードが可能だからです。本を傷めやすい人、持ち物を紛失することの多い人にも、電子書籍は役立つでしょう。
【メリット】紙の本より安く買える
同じ本でも、電子書籍の方が紙媒体の書籍より安く買えることが多くあります。このメリットは新刊本において顕著です。たとえば、先ほど紹介したKindleストアには、紙の書籍と比べて2〜3割近く安く購入できる電子書籍もあります。
アプリだとゴミも出ないし、安いし、もう最高だよね!
— さとうようこ (@yuanyuanyoko) October 14, 2010
雑誌は全部電子書籍にしてほしい!
また、新規会員登録後に50~70%OFFのお得なクーポンを配布していたり、セールやキャンペーンを頻繁に開催していたりするのは、電子書籍ストアの大きな特徴です。
セールやキャンペーン、クーポンなどを上手く活用すれば、電子書籍を利用することで書籍代の節約ができるでしょう。
こちらの記事では、お得なクーポン割引がある電子書籍サービスをまとめて紹介しています。
【メリット】欲しい本が家からすぐに買える
「欲しい本があるけれど本屋に行くのは面倒くさい」「一刻も早く新刊本が読みたい」そんな方にも電子書籍はおすすめです。
しかし電子書籍って便利。すぐ買えるし読みやすいし安いし。iPad購入を決心。明日予約しにいこう。
— keit (@ffkeit) June 26, 2010
電子書籍はインターネットに繋がっていれば、すぐさま購入できます。また、日をまたいで発売日になった瞬間から新刊本がダウンロードできるので、本屋や通販で買うより早く欲しい本が手に入ります。
こうした点は輸送に時間のかかる海外の本がほしいときにも役立つでしょう。「読みたい本をスムーズに手に入れたい」、そんなときこそ電子書籍は重宝します。
【メリット】PCやタブレット使用で大画面で楽しめる
電子書籍はPCやスマートフォン、タブレット端末と、様々な端末で本を読むことができます。
手軽にスマホで読むことができるのもメリットですが、PCやタブレット端末といった大画面の端末では、より迫力のある読書を楽しめるでしょう。
電子書籍はパソコンで読める?の記事では、Win/Macユーザー向けのおすすめ電子書籍サービスも紹介しています。ぜひ参考にしてください。
【デメリット】端末の電池が切れたら読めない
電子書籍を利用する上でもっとも困るケースが「端末の電池切れ」でしょう。電子書籍の利用はスマホやタブレットのような端末に依存するため、その端末が電池切れになると、当然電子書籍も利用できません。
電池消費の激しい端末を使っている人、充電を忘れがちな人にとっては、紙の方が充電切れの心配もなく、手持ち無沙汰な時間を過ごす際にも頼もしいかもしれません。
【デメリット】紙媒体と比べて発売日が遅いこともある
電子書籍の発売日は、紙媒体に比べて遅れることもあります。紙と電子書籍同日に発売される作品もありますが、出版社などの意向で紙の書籍と電子書籍の発売日に差をつけるケースがあるためです。
新刊発売後すぐに内容を知りたい人は、電子書籍での配信予定日が紙の書籍の販売日より遅くないか、事前に確認しておきましょう。場合によっては紙の書籍を選ぶことをおすすめします。
こちらの記事では、漫画の電子書籍の発売日が紙の本より遅い理由について解説しています。
【デメリット】目が疲れる
電子書籍で本を読む場合、ブルーライトの影響を受けたり、暗いところで読むことなどが原因で目が疲れやすくなります。
ブルーライトカットの設定を行ったり、明るいところで読書することや正しい姿勢で読書することを心掛けたりして、電子書籍による目の疲れを予防しましょう。
こちらの記事では、電子書籍で目が疲れる原因と予防・改善方法について紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。
【デメリット】記憶に残りにくい
電子書籍には直感的に認知がしにくかったり、集中しにくいといったことがあり、記憶に残りにくいのではないかと懸念されています。
実際、電子書籍端末と紙媒体の比較に関する研究では、「説明的文章では、紙の本のほうがiPadよりも記憶に残りやすい」というテスト結果も出ています。
電子書籍が記憶に残りにくい原因への対処として、アプリなどの通知をオフにしたり、就寝前は使用を控えたりして、電子書籍に慣れていきましょう。
こちらの記事では、電子書籍が記憶に残りにくい原因や対処法について詳しく解説しているので、参考にしてみてください。
ビギナーズではこちらの記事で電子書籍のメリットやデメリットについてより詳しく解説しています。ぜひ参考にしてください。
電子書籍と紙の本、どちらがおすすめ?
電子書籍にもメリットとデメリットがあります。しかし、利用端末の機能に依存する点は、今後のテクノロジーの進歩によって解決へ近づいていくでしょう。
とはいえ、電子書籍の欠点とはひとえに「紙の本ではないこと」「今までの読書体験とは違うこと」自体にあるともいえます。
本の重みや手触り、ページをめくるときの音や匂いなど、身体的なすべての感覚を含めて「読書」なのだという思いが強いと、なかなか電子書籍を利用できない人もいるのかもしれません。
しかし、電子書籍は年々進化しており、漫画の背景が動くものやフルカラーのもの、辞書機能がついている端末など、新しい読書体験を提供しています。電子書籍を活用することで、新しい読書生活が手に入るはずです。
ビギナーズでは、電子書籍と紙の本の違いについて、それぞれのメリットと上手な使い分け例を紹介しています。電子書籍と紙の本との違いを知りたい方はぜひ参考にしてみてください。
電子書籍で隙間時間も読書を楽しもう!
本記事では「電子書籍とは何か?」という基本情報の解説に加えて、利用の仕方、メリットとデメリットなどを紹介しました。
電子書籍を使うことで、スマホやタブレット1台で何十冊もの本を持ち運べる、紙の本よりも安く購入できるなど、たくさんのメリットがあります。
読書好きの中には、昔ながらの紙の本にこだわりのある人も多いでしょう。しかし、蔵書量が多く、本を手に取る機会の多い読書家の人にこそ、電子書籍の利点は大きいともいえます。
電子書籍と紙の本、それぞれの良いところを上手く生かして、より充実した読書生活を満喫しましょう。
ビギナーズでは、おすすめの電子書籍サービスを紹介しています。各社のサービスを徹底比較しているので、ぜひチェックしてみてください。
ビギナーズ編集部 /
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