更新
おすすめトランペットケース12選!失敗しない選び方とは
※当記事はアフィリエイト広告を含みます。
トランペットを保管するときは専用ケースに入れていますか?
トランペットは金属でできており、他の楽器と比べると丈夫ではありますが、ケースに入れずに保管していると落としてしまった衝撃などでパーツが曲がってしまったり、音が出なくなったりしてしまいます。
トランペットケースは衝撃から楽器本体を守ってくれたり、外出時も楽に安全に持ち運ぶことができたりと、楽器を扱うにあたって欠かせないものです。
さらに、ケースにはソフトケース、ハードケース、そしてセミハードケースがあり、用途によって使い分けることができます。また最近では、防水加工がしっかりされているケースや、リュックタイプのケースなども販売されており、より楽器を持ち運びやすくなってきています。
今回はその中でも特におすすめのトランペットケースをご紹介します。
目次
トランペットケースの種類
トランペットケースにはソフトケースとハードケース、最後にセミハードケースがあるとご説明しました。まずはその特徴からご紹介します。
ソフトケースの特徴
ソフトケースは軽量であることが一番の特徴です。ただ、楽器をそのまま袋の中に入れるような感覚なので、非常に衝撃に弱いです。よく持ち運びをする方にとって軽量なのはとても便利ですが、衝撃に弱いのは致命的になります。
ソフトケースは楽器を守るというより、持ち運ぶためのものと思って使用してください。
ハードケースの特徴
ハードケースはソフトケースの真逆で、頑丈で衝撃に強いです。しかし、その分重量が重くなります。衝撃に強いので長時間の持ち運びや保管には最適です。
防水加工もしっかりされているので、安心して外に持っていくことができます。
セミハードケースの特徴
ハードケースとソフトケースのいいとこ取りをしたのがセミハードケースです。ハードケースより持ち運びが楽で、ソフトケースよりも衝撃に強いです。
トランペットを持ち運ぶことが頻繁にある方は、1つ持っておくと便利だと思います。
ただ、セミハードケースには定義がありません。故に、セミハードケースだったのにトランペットが損傷してしまう場合もあります。あくまでも自分の生活スタイルに合った強度のケースを選びましょう。
トランペットケースを選ぶときに注意するポイント
トランペットケースを選ぶ方法には、4つのポイントがあります。このポイントを確認して自分に合ったトランペットケースを見つけましょう。
1.トランペットが固定されているか
トランペットケースの多くは、中がトランペットの形にくりぬかれており、その型にトランペットをはめることで、固定されます。しかし、中にはそのくりぬきがないタイプもあります。
型にはめるタイプでない場合、持ち運んでいるうちに中でトランペットが動いてしまい傷がついたり、凹んだりしてしまうことがあります。
ケースを選ぶときは中がどのような構造になっているかしっかり確認しましょう。
2.防水加工や強度を確認する
ソフトケースの場合も特殊な素材を使って防水してくれるものもあります。ファスナー部分から水が入る可能性があるので、ファスナー部分も水を防いでくれるかを確認しましょう。
強度についてはソフト・セミハード・ハードから選ぶのはもちろん、ケースによっても様々な工夫がされています。しかし強度が強くなる分重量も重くなるので、楽器を中に入れた状態でどのくらいの重さまで持つことができるかを確認しましょう。
3.金具部分が頑丈なつくりになっているか
ケースには大抵持ち運び用のショルダーストラップがついています。確認するべきは、そのストラップの金具が取れにくい状態であるかということです。
壊れているとケースごと落としてしまう可能性もあるので、新品や中古品を問わず手元にきたら必ず確認をしましょう。
4.小物入れから収納した物が出ないか
トランペットケースには楽譜やオイルなどを入れることができるポケットがあります。ケースを動かしたときにその小物が楽器にぶつかったり、外に出てしまったりしないかを確認しましょう。
このポイントは意外と重要で、ケース内でオイルが漏れてしまったということもよくあります。
おすすめトランペットケース12選
数多くあるトランペットケースですが、ソフト、セミハード、ハード、また2本持ちをする方のためにダブルケースのおすすめトランペットケースをご紹介します。今回は全部で12個のケースを種類別に選定しました。
どんなケースがあるのか興味がある方も、ケースを買い替えたくて迷っている方も、参考にしてみてください。
ソフトケース
衝撃に弱いソフトケースですが、どこまで安全性が担保されているのでしょうか。軽量かつ、比較的安全性の高いケースを選びました。
プロテック GIG BAG C238
プロテックは様々な楽器のケースを販売しており、スタイリッシュなデザインと頑丈な造りに定評があるメーカーです。
そんなプロテックが出しているソフトケースは衝撃からトランペットを守る工夫がなされています。
中に厚さ25mmのクッションが入っており、トランペットを衝撃や揺れから守ってくれます。また、重さも約2キロと軽量で持ち運びもしやすいです。ソフトケースながら縦置きも可能です。
ガードバッグス GTTN-BK
セミハードケース寄りのソフトケースで、コンパクトながら持ち運びのしやすい点が魅力です。また、ソフトケースの弱点を補うべく、ケース内にトランペットの位置を調整できる大型のソフトクッションがついています。クッションは位置の調整が可能です。
これでトランペットがケース内で動くことなく固定できますね。ソフトケースの中でも丈夫な造りになっています。
また、レインカバーが付属しているため、雨の日の持ち運びも安心です。
2本までトランペットが入るので、複数の楽器を持ち運びたい方にもおすすめですよ。
J.Michael トランペット用ソフトケース TRB-301
680gとかなり軽量なソフトケースなので、とにかく楽に持ち運びたい方にはおすすめ。
ハンド、ショルダー、リュックと3通りの使い方ができます。サイドポケット付きなので、マウスピースやスコアなど、細かい物も一緒に入れて移動できます。
ただし上2つのソフトケースと比較する強度は低め。持ち運びの際には十分注意しましょう。
ハードケース
重量が重いイメージのあるハードケースですが、最近では頑丈かつ軽量なケースもあります。どこまで軽量になっているかご紹介します。
C.C.シャイニーケースII
このシリーズはなんといってもカラーバリエーションが豊富で20種類もあります。気になる軽量は3キロです。
数あるトランペットケースの中でも人気が高く、街でもよく背負っている人を見かけます。
肩にかけるときも大型のパッドがついているので、食い込みにくい設計になっています。
GATOR GC-TRUMPET
シンプルでオーソドックスな造りのハードケースです。軽量はなんと2キロ。ハードケースに分類されるものの中ではかなり軽いケースです。軽量ですが、しっかりと保護パッドもついているので十分に頑丈な造りになっています。
ショルダーストラップがついてくるので、持ち運びにも問題がありません。お値段もお手ごろで購入しやすく、おすすめです。
GLケース GLK-TRU
重量は3.8キロと少し重さはあるように思えますが、収納ポケットは取り外しができます。取り外してみるとケース自体は2キロなので、数あるハードケースの中でもかなり軽量です。
ポケットはファスナーまでしっかり防水加工されています。裏にも楽譜を入れるポケットがついており、とにかく収納機能がたくさんついています。
少しお値段は張りますが、よく持ち運ぶ方は思い切って購入してみてはいかがでしょうか。
セミハードケース
セミハードケースは持ち運びやすさを重視しているので、リュック式になっているものがたくさんあります。
GATOR GL-TRUMPET-A
内部のトランペットを保護する部分にはクッション性の高い起毛布を使っていますので、楽器を優しく保護してくれます。重量は2キロで、持ち運びも苦にはなりません。
付属しているマウスピースポーチはマウスピースを入れるだけでなく、オイルをいれるのにも調度いい大きさです。色は黒と赤の2色展開となっています。
プロテック PB301
トランペット本体やオイルなどの小物、譜面台、さらにミュートを2個も収納することができます。またポケットにはA4の楽譜を入れることもできます。収納はとても優れているデザインです。
重量は2.7キロなので比較的持ち運びしやすいと思います。
J.Michael TRC-501
セミハードケースですが1.4キロと驚異の軽さです。造りはとてもシンプルですが、ポケットが付いており、小物の収納も十分にできます。
もちろん手持ち、肩掛け、リュックに変形可能です。また横置きも縦置きも安定しています。ただ、生地はナイロン製なので防水機能は乏しいです。短距離の持ち運びや、できるだけ軽く持ち運びたい方にはおすすめです。
ダブルケース
ダブルケースとはトランペットが2本入るケースです。トランペットとコルネットやピッコロトランペットを持ち替えて吹いている方にはダブルケースをおすすめします。
プロテック IP301D
特徴はプロテックならではの防水加工と頑丈且つ軽量な造りです。この性能がありながらもこのお値段であれば申し分ないと思います。コストパフォーマンスよいケースと言えます。
コルネットやピッコロトランペットを入れることができます。
プロテック PB301F
トランペットとフリューゲルホルン専用のダブルケースです。フリューゲルホルン用に設計されているので、しっかりと収納ができます。またマウスピースが4本入るので、楽器ごとや演奏する曲ごとに変えたい方にはぴったりのケースです。
C.C.シャイニーケースII CC2-TPW-PPL
ハードケースでもご紹介したこのシリーズですが、ダブルケースも出ています。カラーバリエーションは5色あります。
ダブルケースにしては比較的軽量でコンパクトなデザインです。好きな色を選んで、他の人と差をつけてみてはいかがですか。
コルネット・フリューゲルンホルン用ケース
トランペットではなくコルネットやフリューゲルンホルンのみを収納するケースをお探しの方へ、おすすめケースをご紹介します。
コルネット用:RITTER RBS7-CO MGB
リッターというブランドはアウトドアバッグの製作をしているイギリスのブランドです。独特なデザインがおしゃれなケースです。ソフトケースですが、しっかりと水を弾いてくれる生地でつくられています。
フリューゲルンホルン用:Brasspire FGB
ソフトケースにしては少し大きめのデザインです。また見た目もカジュアルでリュック形式にして持ち運ぶことができます。小物を収納できるポケットも多く設計されています。
まとめ
様々な用途にあったトランペットケースをご紹介しました。気になったケースはありましたでしょうか。
トランペット自体はサックスやギターなどに比べると小さいので、持ち運びしやすい楽器です。専用のケースを使って、ぜひ色々な場所でトランペットの演奏を楽しんでください。
トランペットを練習している方は、スクールに通ってみてはいかがでしょうか?講師に教わることで、さらなる上達が目指せます。こちらの記事ではおすすめのトランペットスクールを開設しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
ビギナーズ編集部 /
ビギナーズ編集部 beginners
趣味を探すメディアサイト「ビギナーズ」編集部です。様々な趣味をご紹介していきます。