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【ガチ選定】ファイナルファンタジーのおすすめ作品トップ5

おすすめのファイナルファンタジーシリーズをランキング形式で紹介する記事です。ゲーマーの筆者がナンバリングタイトルを選定し、トップ5にまとめました。これからファイナルファンタジーシリーズを遊ぶ方は、ぜひ参考にしてください。
【ガチ選定】ファイナルファンタジーのおすすめ作品トップ5

※当記事はアフィリエイト広告を含みます。

1987年の発売以降、国産RPGの超定番シリーズとなっている「ファイナルファンタジー」。同メーカーの「ドラゴンクエスト」同様、ファンタジーRPGの王道作品です。

ファイナルファンタジーの歴史は30年以上続いており、これまで全15作品のナンバリングタイトル(X-2などの派生タイトルは除く)がリリースされています。

今回は、歴代ファイナルファンタジーファンの筆者が、同シリーズのおすすめ・ナンバリングタイトルをランキング形式でご紹介します。

厳選に厳選を重ね、トップ5まで絞ったので、これから「光の戦士」を目指す方はぜひ参考にしてくださいね。

【最新情報】『FF16』2023年6月22日発売!

スクエア・エニックスの大人気シリーズ「FINAL FANTASY」のナンバリングタイトル16作目「FINAL FANTASY 16」の発売がもう直前まで迫っています。

現在はプレイステーションストアで体験版が配信中です。

筆者も配信日にプレイしてみましたが、さすがPS5!画質が美しいですね。

FFスクショ

上記はゲーム内の機能である「フォトモード」で撮影したものです。これはストーリームービーの一部などではなく、操作できる状態での画面であるところがポイント。

このクオリティでバトルや探索を進められるので、シネマティック×リアリティに描かれる世界に没入できます。

また、ストーリーはFFシリーズ内でも指折りのダークな展開が続きます。しかし、その雰囲気からしか得られない熱量や重厚さを感じました。

体験版はPS5を持っていれば誰でも無料で遊べるので、皆さんもぜひ遊んでみてください。

ファイナルファンタジー16体験版をプレイしてみる

ファイナルファンタジーとは?

ファイナルファンタジーとは、1987年に日本のゲーム会社である「スクウェア(現:スクウェア・エニックス)」が開発したファンタジーRPG。

その頭文字を取った“FF”の愛称で親しまれており、世界中にファンがいる超人気作です。

ファンタシースターオンライン2ニュージェネシス

歴代タイトルはいくつある?

ファイナルファンタジーシリーズは現在、メインとなるナンバリングタイトルと、派生タイトルを含めて30種類近くの作品がリリースされています。

派生タイトルを含めた全世界シリーズ累計販売数は、1億5900万本以上とのこと。驚異的な人気ですね。

歴代作品ランキングに関するポイント

今回は、ファイナルファンタジーの歴代おすすめ作品をご紹介していきますが、事前にお伝えしたいポイントがあります。

歴代作品ランキングの「評価ポイント」について

  • FFファンである筆者の独断と偏見を含めて評価
  • ナンバリングタイトルの中からトップ5を厳選
  • ストーリー性・グラフィック・システムなど、総合的な観点から評価
  • タクティクス(T)などの派生タイトルは省く

本記事の歴代作品ランキングは、ファイナルファンタジーファンである筆者が独断と偏見を交えて作成しました。可能な限りフラットな視点で評価しますが、“思い出補正”が含まれることをご了承ください。

ランキングの選定作品は、1987年から2020年現在までにリリースされたナンバリングタイトルに絞ります。初代・ファイナルファンタジー(FF1)から、最新作のFF15まで全15作品。その中からトップ5を厳選してご紹介します。

さらに「ファイナルファンタジータクティクス」などの派生タイトルは、本ランキングには含めません。あくまでもナンバリングタイトルに絞っている点をご了承ください。

歴代ファイナルファンタジー!おすすめ作品トップ5

歴代ファイナルファンタジーシリーズのおすすめ作品をご紹介します。第5位から順にみていきましょう。

第5位:ファイナルファンタジー(FFI)

※画像はファイナルファンタジー1・2(FC)

1987年にファミリーコンピューターで販売された、シリーズの原点。クリスタルを巡る“光の戦士”たちの冒険は、ここから始まりました。

プレイヤーが「たたかう」「まほう」などのコマンドを選ぶターン制のバトルシステム、「戦士」「黒魔道士」などの職業を選び、さらにはクラスチェンジも可能なジョブシステムなど、ファイナルファンタジーの人気システムは、第一作目から採用されていました。

初代ファイナルファンタジーの魅力を語る上で欠かせないのが、1986年に発売された競合タイトル、「ドラクエ」こと「ドラゴンクエスト」との比較です。当時、RPGというゲームジャンルを世に広めたドラクエは、売り切れが続出するヒット作でした。

つまりファイナルファンタジーは、ドラクエがゲーム業界の話題をかっさらっていた時期に発売し、RPGジャンルの覇権を巡るべく、殴り込んでいったタイトルなのです。

当時のゲームファンいわく、「ドラクエの二番煎じでは?」との声があったようですが、壮大で大人向けのストーリー、“サイドビュー方式”を採用した戦闘システムなどが差別化に繋がりました。結果、多くのゲームファンの心を掴みます。

ファミリーコンピューターの作品ということで、グラフィックはもちろん2D。ゲーム難易度も高く、約30年前の作品でありながら、やりごたえは十分です。「理不尽にやられてしまう」という“レトロゲームあるある”もしっかりと感じられます。

そのため、昨今のファイナルファンタジーシリーズしか遊んだことがない方にとっては、難しすぎる難易度かもしれません。さらにキャラクタージョブを一度変えると変更できないなど、システム的な不満点も散見されます。昔のゲームなので仕方がないですね。

そんなシリーズの原点となった、ファイナルファンタジー。近年はリメイクされたスマホアプリも登場しているので、ファンの方はぜひ遊んでみてくださいね。

第4位:ファイナルファンタジー6(FF6)

1994年に発売された、ファイナルファンタジーシリーズ6作目。こちらはスーパーファミコン用ソフトで登場しました。

過去のナンバリングタイトル(1~5)に比べてグラフィック面の進化が大きく、ストーリーの方向性も大きく変化。今のファイナルファンタジーファンが考える“FFらしさ”を初めて体現した作品です。

たとえば、世界観。これまでのファイナルファンタジーは、中世ヨーロッパをベースとした世界観で、クリスタルを巡る冒険が繰り広げられました。6作品目で一転、機械文明をモチーフとしたダークファンタジー路線に変わります。

さらに「主人公」という概念の変化も。RPGでは一人の主人公と、その仲間たちとのパーティで旅をするわけですが、本作は登場キャラクター14人全員が主人公なのです。

キャラクター一人ひとりのストーリーやバックボーン、心情を丁寧に描くことで、「勇者が仲間たちを連れて悪者を倒す」、ありきたりな物語から脱却しています。それだけストーリー性が高く、世界観やキャラクター設定にこだわっている作品です。

「このキャラクターもおすすめですよ!」という開発陣の想いは、プレイ中の随所に感じられます。たとえば、作中で発生する強制イベント。全くレベルを上げていないのに、「○○と○○だけで戦わなければならない……」なんて戦闘シーンが少なくありません。

ですが、好みの問題で使わないキャラクターも、強制的にパーティ入りしている内に愛着が湧いてくるもの。そして個々のストーリーやバックボーンに魅入られ、気づいたら大好きなキャラクターになっていた、ということが多いのです。

戦闘システムは、従来のファイナルファンタジーをしっかりと踏襲。過去作に比べると難易度が低く、ゲーム初心者の方でも、物語を楽しみながらプレイできるでしょう。

こちらもスマホアプリでリメイク販売されているので、興味のある方は遊んでみてください。

第3位:ファイナルファンタジー14(FF14)

ファイナルファンタジー14は、全世界プレイヤー数2700万人を突破したオンラインRPGゲームです。歴代シリーズのおすすめランキングサイトは数あれど、トップ3にFF14が入ってくるのは、本サイトのみかもしれません。

同シリーズのMMO RPGとしては、オンラインゲーム黎明期にリリースされたファイナルファンタジー11(FF11)が有名。FF11は現在も運営を続けていますが、本作はその後釜という位置付けでリリースされたタイトルです。

なぜFF14がトップ3に入るのか。理由は、2019年7月に発売された拡張ディスク第3弾、「漆黒のヴィランズ」のストーリーが世界中のプレイヤーから賞賛されたためです。

海外の大手メタスコアサイト「Metacritic」においては、MMO RPGの拡張ディスクであるにも関わらず、PC/PS4部門で最高評価を獲得(2019年7月当時)。同時期に発売されたAAAタイトル、「BIOHAZARD RE:2」や「NieR:Automata」の総合評価を超えました。

筆者も「漆黒のヴィランズ」をプレイした一人ですが、「善悪とは何か?」「光の戦士は何のためにここまで戦ってきたのか?」と、本気で心が震え、考えさせられました。特に本作のカギを握る登場キャラクター、「エメトセルク」の存在が大きいです。

エメトセルクは、「漆黒のヴィランズ」で初めて登場した敵側のキャラクター。彼はアシエンと呼ばれる者たちの1人で、光の戦士たち、ひいては世界の敵です。

一方でエメトセルクは、2者間の問題を対話で解決できないかと、光の戦士たちに接触。明確な「敵」でありながら、物語終盤まで一緒に旅をすることになります。

旅の課程で、なぜお互いに理解できないのか、対立を避ける道はないのかと、光の戦士たちとエメトセルク、そしてプレイヤー自身も考えるのです。そして最後には、どちらが世界にとっての正義であり、歴史に名を残すヴィランズ(悪役)となるのか戦います。

エメトセルクは、その個性的なヴィジュアルや言動も人気で、2020年2月にNHK BSプレミアムで放送された「全ファイナルファンタジー大投票」では、人気キャラクターランキング6位に選ばれました。

この結果にネット民は騒然。往年のファイナルファンタジーファンも「誰!?」と口々にしました。なぜなら、歴代シリーズの主人公であるティーダ(FF10)、ライトニング(FF13)、スコール(FF8)を出し抜く、驚きの結果であったためです。

そんなファイナルファンタジー14ですが、拡張パック第2弾の「蒼天のイシュガルド」までは無料でプレイできます。以降は月額料金が発生するものの、フリートライアル中も相当なボリュームのコンテンツを遊べます。

コンテンツボリュームが膨大な分、最新パックである「漆黒のヴィランズ」までは、それなりにプレイする必要があるでしょう。ですが、突如登場してFF史に名を残した名作を、ぜひその目で確かめ欲しいです。

ファイナルファンタジーXIVをプレイしてみる

▼関連記事:FF14のフリートライアル「できること」&「できないこと」を徹底解説

▼関連記事:FF14の評価は?ゲーム内容やストーリーも紹介

第2位:ファイナルファンタジー10(FF10)

※画像はP4版

「ストーリーが最高なシリーズは?」と聞かれたら、迷いなくファイナルファンタジー10をおすすめします。本作はシリーズ10作目かつPS2で初めて発売された作品です。

当時の最先端技術を詰め込んだ美麗グラフィック、キャラクターの表情の変化、フルボイスによる演出など、ゲームに「未来」を感じたプレイヤーも多かったはず。そして、肝心のストーリー。

一言でいうと「世界の秘密を明かす系の物語」なのですが、とにかく泣けます。物語が進行するにつれて世界の謎が明らかとなり、理不尽な別れ、苦境に苦しめられます。それにプレイヤーは感情移入するのです。

本作は、怒濤の展開が続くラストシーンまで、涙なしではプレイできないでしょう。「ファンタジー」という観点でいうと、東洋的な世界設定などもあり、シリーズ中では異色の部類に入ります。

いい意味で「ファイナルファンタジーを変革した作品」なので、感動モノが好きな方はぜひプレイしてみてくださいね。PS4版も販売されているので、気軽に遊べるでしょう。

第1位:ファイナルファンタジー7(FF7)

言わずもがな、ファイナルファンタジー史上屈指の名作です。PS1初となる本作は、2Dから3Dグラフィックへの変化も高く評価された作品。あまりの人気から、数多くのハードウェアへの移植、スピンオフタイトルの開発・販売が行われてきました。

ファイナルファンタジー7の人気の秘密は、個性的な登場キャラクターもあります。特に主人公のクラウドが好きな方も多いのでは?初期の無口でぶっきらぼう、自信家な性格から、冒険や仲間たちとの出会いを通じて、他人への思いやりを学びます。

クラウドもさることながら、宿敵のセフィロスも味のあるキャラクターです。敵側にも魅力的なキャラクターが多く、ついつい感情移入してしまいます。そして、ストーリー。本作で重要なのは、プレイヤー自身が抱く「怒り」にあると考えます。

プレイ済みの方ならご存じの通り。本作は物語の途中で、主要キャラクターの女の子がセフィロスの手によって殺められます。あのショッキングな映像が、トラウマになったプレイヤーも多かったはずです。

誤解を恐れずにいうと、家族や友人を理不尽に奪われた気持ちを疑似体験する…そんな気持ちです。それをきっかけにクラウドや、仲間たちにも心情の変化がありました。バラバラだったパーティが、セフィロスを倒す目的で旅を続けていくのです。

そんなストーリーを筆頭に、戦闘システムでは、シリーズ初となるマテリアシステムを採用。バトルに戦略性が生まれました。

また、チョコボレースやスノーボードなどのミニゲームなども豊富で、やりこみ要素が満載。本当の意味で“神ゲー”と言えるのではないでしょうか。

なお、2020年に「ファイナルファンタジーVII リメイク」がPS4で発売され、大きな話題となりました。こちらは“リマスター”ではなく“リメイク”であり、原作(PS1)とはストーリー内容が異なるため、注意してください。

番外編:FFBE幻影戦争 WAR OF THE VISIONS

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ナンバリングタイトル以外にも、名作と呼ばれる作品がたくさんあります。派生タイトルで最近人気なのが、「FFBE幻影戦争 WAR OF THE VISIONS」です。

基本システムは、戦略性が物をいうタクティクスRPG。隊列やキャラクターのジョブ設定はもちろん、フィールドの高低差なども巧みに使い、戦況を有利に進めます。従来のターン性バトルシステムに比べ、高い戦略性が求められるシステムです。

登場キャラクターは基本的にフルボイス。ナンバリングタイトルとのコラボキャラクターも登場します。基本プレイは無料なので、気になる方はぜひ遊んでみてくださいね。

こちらの記事では、おすすめのファイナルファンタジーアプリを紹介しています。人気スピンオフ作品も紹介しているので、ぜひこちらもチェックしてみてくださいね。

まとめ

とにかく魅力的な作品が多いファイナルファンタジーシリーズ。今回は5タイトルに厳選しましたが、恋愛を絡めたストーリーで話題を呼んだFF8、原点回帰で隠れファンも多いFF9など、たくさんのおすすめタイトルがあります。

どれも紛れもない名作なのですが、今回は筆者個人がおすすめしたいタイトルを厳選してご紹介しました。本記事でピックアップしたシリーズからプレイし、ファイナルファンタジーの世界観に触れてみてはいかがでしょうか?

こちらの記事では、おすすめの無料スマホゲームアプリを紹介しています。RPGも多く紹介しているので、FFなどのRPG好きの方々は必見ですよ。

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ポメラニアン高橋 /
ビギナーズ編集部 ライター

ラーメンとロックをこよなく愛する洋犬ライター

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