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炊飯器おすすめ10選|選び方のポイントや人気の種類について

炊飯器おすすめ10選|選び方のポイントや人気の種類について

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古くから日本人は白米を主食としてきました。時代が移り変わり、食の欧米化が進んだといわれる昨今においても、多くの日本人は米を主食として日常的に食べています。

かつてはかまどで米を炊いていましたが、現在そのようなケースは少ないでしょう。家電が普及し、米を炊くにも炊飯器が用いられるようになりました。家電量販店に行けば、各メーカーがリリースした様々な炊飯器が販売されています。

さて、その炊飯器には、いくつかの種類があることをご存じでしょうか。炊飯器は加熱方式による種類があり、それぞれ特徴が異なります。

今回は、炊飯器の種類と特徴について解説します。また、炊飯器の選び方やおすすめの製品も併せてご紹介しますので、気になる方はぜひ参考にしてください。

炊飯器の種類

炊飯器の種類は、大きく分けて以下の4つが挙げられます。これら種類ごとの大きな違いは、加熱方式です。どのような加熱方式を採用しているかによって、価格はもちろん炊きあがりにも大きな影響を与えます。それぞれの特徴をよく比較しながら選びましょう。

マイコン炊飯器

古くから日本で普及してきたタイプです。加熱システムを釜の底に設置し、マイコンで火力を調整して、米を炊きあげます。シンプルな構造設計のため、軽量で比較的安価な製品が多いのも特徴です。

一方で、釜の底から熱を与えるという構造上、全体に熱が伝わりにくく、炊きあがりにムラが生じやすいなどのデメリットがあります。そのため、大容量のものはあまり多くありません。

ガス炊飯器

こちらも古くから多くの家庭で用いられてきました。ガスで火力を発生させて炊飯するシステムです。こちらは大容量サイズの製品も多く、業務用や大家族での使用に適しています。

ただし、ガスを本体に引き込む必要があるため、設置場所がある程度限られる点はネックでしょう。近年では需要も減りつつあり、選べる製品が少ないのも難点です。

IH炊飯器

近年の主流であり、多くのメーカーから様々な製品がリリースされています。IHコイルを使用し、電磁力で内釜に熱を加えるシステムです。

全体的に熱を加えられるため、米の炊きあがりにムラができにくいといわれています。また製品の数が多く、選択の幅が広がるのも魅力的です。ただ、マイコンタイプに比べて高価格帯の製品が多い点はデメリットでしょう。

圧力IH炊飯器

圧力鍋と同じ原理を採用し、さらにIHの火力も使って米を炊くシステムです。しっかりと米の芯まで加熱できるため、もっちりとした食感に仕上げられます。多機能な製品が多いことも特徴です。

基本的には高価格帯の製品が多くを占めており、導入コストが高くなりがちです。また、製品のラインナップが少なく、メンテナンスが面倒といったデメリットもあります。

炊飯器の選び方

種類ごとの特徴を把握できたところで、ここからは炊飯器の具体的な選び方について解説します。人によって重視するポイントは異なりますが、基本的には容量と加熱方式、機能などを基準に選びましょう。

容量

製品によって、炊ける容量が異なります。2~3合しか炊けないものもあれば、5~6合や1升サイズの製品もあります。1人暮らしの方が大容量の製品を購入するメリットは少なく、逆に大家族の方が小容量の製品を買っても、一度に必要な量を炊けません。

基本的には、家族構成や食べる量を考慮して選びます。1~3人暮らしなら2~3.5合、3~5人なら5.5合程度、6人以上の家族なら1升サイズが目安です。

加熱方式

最終的な米の炊きあがりに関わるため、加熱方式も選ぶうえで重要なポイントとなります。やや硬めの炊きあがりが好みならマイコンが、もっちりとした食感に仕上げたいのならIHや圧力IHタイプがおすすめです。

加熱方式によって価格も大きく変わるため、慎重に検討しましょう。とにかく安さを求めるならマイコンやIH、価格よりも機能やおいしさを重視するなら圧力IHを選ぶのがおすすめです。

機能

搭載されている機能も製品によりけりです。たとえば、好みの味に仕上げられるものや、米の銘柄を指定して炊けるものもあります。炊き込みご飯やおこわ、酢飯などに対応した炊飯器も人気です。

米を炊くだけでなく、温泉卵やシチューなどの調理ができる製品も増えています。どんどん機能は進化しているため、機能面もきちんとチェックしましょう。

おすすめの炊飯器10選

「たくさんのメーカーから製品が販売されているので、どれを選ぶべきかわからない」とお悩みの方も多いことでしょう。ここからはおすすめの炊飯器を10台ピックアップしました。気になるものがあれば、ぜひチェックしてみてください。

象印 IH炊飯ジャー 極め炊き NW-VA10-TA

ブラウンカラーを採用し、シック&スタイリッシュに仕上げた製品です。キッチンのインテリアにこだわりたい方へおすすめ。普通ややわらかめ、硬めなどの炊きわけが可能なため、好みに合わせた炊きあがりが期待できます。

米のおいしさを最大限引き出すための機能が搭載されているのも、製品の特徴です。また、クリーニング機能が搭載されているため、炊き込みご飯などを炊いたあとに臭いが残ることを防げます。

山善 3号合炊き マイコン式炊飯器 YJC-300

タッチセンサーを搭載し、触れるだけで直感的に操作できる炊飯器です。好みに合わせて炊き分けられる機能を備え、6段階で調整可能。分解できる構造を採用しているため、メンテナンスしやすいのも特徴といえるでしょう。

1万円を切る価格で販売されており、とにかくコストを抑えたい方におすすめです。3合サイズなので、1人暮らしの方や同棲しているカップル、2人で生活している夫婦などでの使用に適しています。

レコルト コンパクトライスクッカー

一見すると炊飯器には見えない、斬新なデザインを採用した製品です。キッチンのインテリアにこだわりたい方や、個性的な炊飯器を選びたい方にぴったりです。

見た目だけでなく、機能性に優れているのも特徴。炊飯以外にも低温調理や発酵、蒸す、煮るなどの調理モードを備えており、これ1台あれば料理のレパートリーをさらに広げられます。2.5合と容量は少ないため、1~2人暮らしの方向けです。

タイガー 魔法瓶 IH炊飯ジャー 炊きたて JPE-A100WT

機能性に優れる炊飯器として人気です。時短調理機能を使えば、短時間でスープや煮物などを調理できるため、調理の時短をしたい方から選ばれています。時短少量早炊き機能を使えば、1合をわずか15分で炊くことが可能です。

じっくりと時間をかけて米を炊きあげる「極うま」メニューも人気の理由。米の芯まで熱を通すため、ふっくらとおいしく炊きあげられるでしょう。消費電力を抑えられるエコ機能が備わっているのもうれしいポイントです。

アイリスオーヤマ 米屋の旨み 銘柄炊き圧力IHジャー炊飯器 RC-PA50

ブラックカラーのヴィジュアルが目を引くこちらの炊飯器は、最大5.5合炊きに対応しています。最大の特徴は、銘柄炊きわけモードの搭載です。31もの米銘柄に対応し、それぞれの米をもっともおいしく味わえる炊き方をしてくれます。

様々な銘柄の米を味わいたい方や、白米そのものの味が好きな方におすすめの1台といえるでしょう。極厚火釜の採用により、米へしっかりと圧力をかけられ、ふっくらとした仕上がりにできるのもポイントです。

アイリスオーヤマ 炊き分け 極厚火釜 RC-MC50

様々な機能を備えたマイコンタイプの炊飯器です。機能が充実しているのに価格は安く、コストパフォーマンスに優れた製品といえるでしょう。全体をブラックカラーでまとめたシックなデザインも人気の理由です。

同メーカーの圧力IHタイプ製品と同様に、米の銘柄で炊きわけができます。また、一般的なマイコンタイプと異なり、上部からも加熱できるため、炊きあがりにムラが少ないのも特徴です。

象印 極め炊き NP-VZ10-TA

高価な製品が多いIH炊飯器ですが、こちらは比較的リーズナブルに入手できるのが魅力です。米が本来もつ旨味を最大限に引き出せる熟成炊きや、パン・ケーキなどの調理が可能な機能を備えています。

IHタイプのため、内釜全体にしっかりと熱を加えられ、米がふっくらと炊きあがります。「購入費用はなるべく抑えたい、でもおいしいご飯を食べたい」といった方におすすめしたい製品です。

サンコー おひとりさま用超高速弁当箱炊飯器 TKFCLBRC

まるで弁当箱のような見た目が印象的ですが、立派な炊飯器です。0.5合の米を14分という短時間で炊けるため、「今すぐ炊きたてのご飯を食べたい」といったシーンで重宝します。

最大1合までしか炊けないため、1人暮らしの方に最適な炊飯器です。普段はパンを主食としている方で、ときどき米を食べたくなる方にもおすすめです。本体を丸ごと水洗いできる構造のため、手入れがしやすい点も1人暮らしの方には助かるでしょう。

山善 小型炊飯器 ライスクッカー YJE-M150

一見しても炊飯器には見えない、ユニークなヴィジュアルが特徴的な製品です。小型と銘打たれているように、最大1.5合までしか炊けません。コンパクトサイズのため、置き場所に困らないのはメリットです。

わずか15~20分程度で、0.5合の米を炊けます。時間をかけずに炊きたてのご飯を食べたい方なら、きっとメリットを感じられるでしょう。機能は炊飯と保温のみとシンプルなため、操作にも悩みません。

三菱電機 備長炭 炭炊釜 NJ-SE069

2層構造を採用した厚釜に、備長炭と炭のダブルコーティングを施していることが特徴の炊飯器です。釜の素材にはステンレスとアルミニウムが使用され、炭コーティングとの相乗効果で米をふっくらと炊きあげます。

超音波を発生させて米に水分を吸収させる、独自の機能も搭載。これにより、あらかじめ米に水を含ませずとも、ふっくらとおいしく炊きあげられます。米の味にこだわりたい方には、特におすすめしたい製品です。

まとめ

炊飯器にはマイコンやIH、圧力IH、ガスなどの加熱方式があり、それぞれ炊きあがりや製品の価格帯が異なります。どのタイプが自分に適しているのか、様々な部分を比較しつつ選びましょう。

また、炊飯器を選ぶときは、機能や容量もきちんとチェックしなくてはなりません。家族構成や食べる頻度によって必要な機能や容量は変わってくるため、注意が必要です。今回ご紹介した各製品も参考にして、ぜひお気に入りの1台を見つけてください。

無水調理のできる炊飯器バーミキュラについて知りたい方ははこちらの記事を確認してみてください。おすすめのバーミキュラもご紹介しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

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