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ビーズの種類と特徴まとめ!アクセサリーに合わせた選び方とは

ビーズの種類と特徴まとめ!アクセサリーに合わせた選び方とは

※当記事はアフィリエイト広告を含みます。

ピアスやネックレスのワンポイントとして使用したり、ビーズでブレスレットを作ってみたり。今やビーズは、ハンドメイドアクセサリー作りに欠かせないアイテムとして広く知られています。

そんなビーズには、色や柄・素材などが異なる豊富な種類があり、作りたいアクセサリーに合わせて選ぶとより美しい仕上がりに近づきます。

今回は、ビーズの種類や特徴、アクセサリーに合わせたビーズの選び方について詳しく解説します。

ビーズとは

ビーズとは

そもそもビーズとは、装飾や手芸などに用いられる「穴が空いている小さな玉」のことを指します。「数珠玉」「南京玉」「とんぼ玉」などと呼ばれることも。形は球型や円筒形のものが中心ですが最近では花の形や星の形など、個性的な形のビーズにも人気が集まっています。

ビーズの使い方は?

ビーズには糸や紐を通せる穴が空いていることから、ネックレスやブレスレットとして加工したり、衣類やバッグなどに縫いつけたりして使用されることがほとんどです。

特に、ハンドメイドアクセサリーでは様々な種類のビーズが用いられ、ピアスやネックレスなどを製作する際の必須アイテムとなっています。

ビーズの由来や起源とは

ビーズが誕生したのは今から約10万年以上も前で、ビーズという言葉の由来はアングロサクソン語で「祈る人・祈る」という意味からきていると伝えられています。

ビーズはその由来のとおり、古くから「祈りが捧げられる神聖な場面」で活用されてきました。ビーズを使ってネックレスや髪飾りを作り、それを神聖な場面で着用することで、祈りを神に届けようとしたのですね。

ビーズはキリスト教で使用されるロザリオの玉に使用されていたことからも、ビーズは神聖で宗教的な起源に基づくものだと想像できます。

こうした歴史的背景は現在にも色濃く残されていて、エチオピアやチベットなどでは今でもお祈りの際にビーズが使用されています。

また、日本でもビーズの一種である「数珠」は最も身近な仏具として有名。世界的に見ても、多くの国で「祈りを捧げるためのツール」として取り入れられています。

ビーズの種類と特徴

ビーズの種類と特徴

神聖で宗教的な意味合いが強いビーズですが、現在はファッション感覚で気軽に身につける人も増えています。

ここでは、ハンドメイドアクセサリー作りに役立つビーズの種類と特徴をまとめてみたいと思います。各ビーズの使い方についても解説するので、「このビーズはどうやって使うの?」と感じている人はぜひ参考にしてください。

シードビーズ

シードビーズは、Seed(種)のように小さなビーズという意味で名づけられています。

大きさは1〜2mmととても小さく、ビーズの穴も小さいのが特徴的。シードビーズを使用する場合は、穴に糸や紐がきちんと通るかどうかを確認しましょう。

使い方

シードビーズはとても小さいため、紐に通して結ぶだけで簡単にブレスレットやネックレスなどを作れます。

また、編み込んだり布に縫いつけたりする以外にも、ワイヤーに通してブローチを作ったり、ビーズフラワーを作ったりもできます。

「細かな作業が好き」「繊細な作品を作りたい」「編み込んで使いたい」という人は、シードビーズがおすすめです。

竹ビーズ

竹ビーズは竹のように「縦長」の形をしたビーズで、ストレートタイプもあればねじりを加えたツイストタイプなど、豊富な種類があります。

竹ビーズは長さや大きさなどのバラエティが多いため、作るアクセサリーの雰囲気に合わせたサイズ選びが欠かせません。

使い方

竹ビーズ1つでアクセサリーのワンポイントに使っても素敵ですが、竹ビーズならではの「ヒンメリ」というアクセサリー作りにぴったりの形です。

ヒンメリとはフィンランドに古くから伝わる装飾品で、同じ長さの竹ビーズを12本使って「正八面体」を作ります。正八面体の中にビーズをぶら下げれば、個性的で雰囲気のあるアクセサリーのできあがり!

ドロップビーズ

ドロップビーズとは、雫のような形をしたビーズのことです。大きさや柄・素材と豊富に揃っていますが、気をつけたいのは「穴の向き」です。

ドロップビーズの通し穴には「縦向き」「横向き」の2種類があるため、作りたいアクセサリーのイメージに合わせて選びましょう。

使い方

ドロップビーズのおすすめの使い方は、その形を活かして「ネックレストップ」「ピアス」に用いることが多いです。雫型のビーズが胸元や耳元で揺れると、とても上品で女性らしさを感じさせてくれます。

また、ドロップビーズの素材には「クリスタル」「ローズクォーツ」などの天然石も多いため、パワーストーンに興味がある人にもぴったりでしょう。

スワロフスキー

ビーズの中で最も人気が高いのは、キラキラした美しい輝きが印象的な「スワロフスキー」ではないでしょうか。スワロフスキーのビーズには様々な形があり、糸や紐に通せるだけではなく、デコレーションとして使用できる種類も充実しています。

使い方

スワロフスキーのビーズは、美しい輝きが最大の魅力です。輝きを活かすためには、ネックレストップやピアス・ブレスレットなどにさりげなく取り入れるのがおすすめ!

デコレーション用を選べば、接着剤を利用して「スマホケースに」「ネイルアートに」と活用の幅が広がります。

こちらの記事ではスワロフスキーのセール日程とおすすめの通販サイトを紹介していますので、購入を考えている方はぜひご覧ください。

ガラスビーズ

ガラスビーズとは、その名のとおり「ガラスで作られた」ビーズです。スワロフスキーの輝きに比べると控えめな印象で、たくさん使用しても派手になりすぎることがありません。

ガラス特有の透明感と優しい輝きを楽しめるのはもちろん、スワロフスキーよりもリーズナブルなので取り入れやすいのも魅力的です。

使い方

ガラスビースにも様々な大きさ・形・色が充実していて、糸や紐を通したり編んだりでき、簡単にアクセサリー作りに用いることができます。

チェコビーズ

チェコビーズとは、チェコで作られたビーズの総称です。チェコではビーズ職人たちが1つ1つ作り上げているビーズもあり、繊細な柄や個性的な雰囲気を堪能できる仕上がりが印象的。

ビーズの中に銀箔や多種類のガラスを混ぜて生み出されるチェコビーズは、1つとして同じデザインが存在しないともいわれていますよ!

使い方

チェコビーズにも大小様々な大きさのものがあり、形も球型のものからドロップ型のものまで幅広く揃っています。

繊細で個性的なチェコビーズは、存在感が目立つように、控えめのビーズと組み合わせたり、シンプルに1つで用いたりするのがおすすめです。

ネックレスはもちろん、ピアスやブレスレットにしても可愛いですよ!

パールビーズ

パールビーズにもいくつか種類があります。

具体的には、本真珠を用いた高価なパールビーズ・川や湖などで採取された貝から作られる安価な淡水パールビーズ・プラスティックのパールビーズやコットン素材のパールビーズなど。

どのパールビーズにも共通している点は、他のビーズに比べて比較的サイズが大きいことと、上品な輝きを演出するところです。

使い方

上品な輝きが印象的なパールビーズは、紐に通してネックレスとしてアレンジしたり、ピアスのメインパーツとして利用したりする使用方法が人気です。

白色のパールビーズもありますが、可愛らしい雰囲気を強調したいときはピンク系のパールビーズもおすすめ。

ウッドビーズ

ウッドビーズは、木製のビーズの総称です。天然木を使用しているビーズもあれば木の風合いを再現したものもあり、カラーも様々。

ウッドビーズはナチュラルで南国的な雰囲気を演出してくれるため、特に夏場のアクセサリー作りに重宝してくれるでしょう。

使い方

ウッドビーズの形は、星型のものや四角型などバラエティ豊かです。ピアスやネックレスに使用するのはもちろんですが、ストラップなどの小物にも活用してみても面白そう!

ただし、素材によっては色落ちや劣化につながってしまう恐れもあるので、アクセサリーに使用する際は気をつけましょう。

ビーズの選び方

ビーズの選び方

アクセサリーや小物を作りに欠かせないビーズですが、どのように選べばいいのでしょうか?ここでは、「ビーズの選び方がわからない」という人のために、ビーズの選び方について解説します。

雰囲気で選ぶ

ビーズを選ぶ上で外せないのが、好みの雰囲気に合わせて選ぶ方法です。

「可愛らしい雰囲気=ピンクパールビーズ」「ナチュラルな雰囲気=ウッドビーズ」「シンプルな雰囲気=ガラスビーズ」「ゴージャスな雰囲気=スワロフスキー」「個性的な雰囲気=チェコビーズ」など。

作りたい物のイメージをある程度固めれば、自ずと選ぶべきビーズが浮かび上がってくるはずです。

使用方法に合わせて選ぶ

ビーズの大きさや素材によっては、用途を選ぶものもあります。例えば、布に縫いつけたり編んだりしたいときには、シードビーズのように小さいものが適しているでしょう。

一方で、ネックレストップやピアスのメインパーツとして主張させたい場合は、スワロフスキーやドロップ型など、大きくて存在感のあるビーズがぴったりです。

素材で選ぶ

一口にビーズといっても、素材は「パール」「プラスティック」「ガラス」「ウッド」など様々でした。素材が異なるということは、劣化スピードが異なったり、水や汗などによって色落ちしたりしてしまうビーズもあるということです。

特に、ビーズをアクセサリーとして身につける場合は、ビーズの素材をきちんと見極めることが大切です。

色落ちする可能性のあるウッドや、肌刺激になってしまいやすい鋭利なガラス素材のビーズを用いると、思わぬトラブルを引き起こしてしまうかもしれません。

ビーズの種類や特徴を知ってアクセサリー作りを楽しもう

ビーズには、色や形・素材など非常に多くの種類があるため、どのように選べばいいのか迷ってしまう人も少なくありません。しかし、種類が充実しているということは、様々なイメージに合うビーズを見つけられる可能性が高いということにもなりますよね!

まずはビーズの種類や特性を知り、好みのデザインや作りたい物のイメージに合うビーズを探してみてください。

こちらの記事では、アクセサリー作りに必要な道具とパーツを初心者から上級者までレベルに分けて紹介しています。ぜひ確認してみてくださいね。

マーケットエンタープライズフィールドセールス

白根 鮎美 /
ビギナーズ編集部 ライター

独学で英語を勉強後、オーストラリアでは幼児教育の専門学校で勉強。帰国後は子ども英会話教室にて1歳から高校生への英会話を指導していました。また、サーフィン歴は10年以上、海を愛する2児のママサーファー。

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