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すばやく上達!アプローチ練習法|ゴルフ初心者もスコアアップ
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ティーショットやパットなどを練習することは多くてもアプローチショットを練習する機会は意識して作らないとあまり練習できないものです。しかし、アプローチの練習をすることで大きくスコアアップが期待できます。
なぜならアプローチ技術が上がれば、ティーショットでミスをしても特に問題はなく、その後のリカバリができるようになります。ゴルフではどれだけリカバリできるかが重要なので、正確なアプローチは強い武器になります。
また1ラウンドではウッドやロングアイアンよりもアイアンやウェッジの方が圧倒的に使う回数は多いです。ドライバーは使っても15回程度ですがウェッジは3倍以上です。ゴルフでスコアアップを目指すならアプローチに力を入れましょう。
ここでは、アプローチの技術を向上させてスキルアップできるように、効果のあるアプローチの練習法と、実戦で使えるアプローチのコツ・小技をご紹介します。
目次
アプローチの基本スイング
アプローチのスイングはウッドやアイアンとは異なります。アプローチショット独特のスタンスとスイングの軌道が欠かせません。
ラウンド中では、ウッド→アイアン→ウェッジの順番でクラブ選択しますが、アプローチ技術が未熟だとウッドやアイアンのスイングが体に残ったままアプローチしがちです。
狙ったアプローチをできるようになるには、アプローチの基本スイングができているかチェックしましょう。ここでは基本スイングのポイントを2つご紹介します。
手首を固定して体でターン
アプローチスイングの基本1つ目は、手首を使わないことです。手首を使うとダフりやトップなどのミスショットの原因になります。
手首はアドレスのときにつくった形をそのまま固定したまま、腕の三角形を維持して、体のターンで打ちます。
アドレスは肩幅のスタンスではなく足を閉じます。体重は左足に乗せて、体は「く」の字になるイメージです。この形がアプローチスイングの基本になります。動画で実際のスイングの様子を確認してみましょう。
インにテークバックは厳禁
アプローチスイングの基本2つ目は、インサイドインの打ち方にならにようにすることです。ウッドやアイアンでは体を中心にクラブヘッドは緩やかな弧を描くような軌道になりますが、アプローチでは、パターのように直線的にスイングします。
ヘッドがターゲットライン上を通るように膝の高さまでテークバックします。そこからインパクトして膝の高でまでフォロースルーするまで、ヘッドが直線軌道を描くようにスイングしましょう。
先ほど説明した体のターンをすることで、ある程度の距離は飛ぶようになります。更に距離を出したい場面もあると思いますが、まずはアプローチショットで距離・方向をコントロールできるようになることを優先させましょう。
スイング軌道を解説した動画がこちらです。ぜひチェックしてみてください。
打ちっぱなしの練習で差をつける
アプローチはスコアを左右する重要な場面で必要になることが多いと思います。そのような場面では、しっかりと次に繋がるナイスショットを打ちたいですよね。
そのために何をしたらいいかというと、ダフりなどのミスショットを減らし、距離感や方向をコントロールできるようになるためのスイング練習を重ねることです。
せっかく打ちっぱなしに行って練習するのであれば効果の高い練習をしたいという方に、実戦が待ち遠しくなるような効果の高い練習を2種類ご紹介します。
左足に体重をのせてショットを安定させる
冒頭で少し説明しましたが、アプローチショットではアドレスからフォロースルーまで左足に体重を乗せます。これが基本のスイングの形です。この練習では、左足に体重をしっかり乗せてスイングする感覚を養います。左足に体重がしっかり乗ることで、ショットは安定しミート率が上がります。
練習方法はとてもシンプルです。アプローチショットのアドレスをつくり、右足の右側面を浮かせて、ボールを打つただそれだけです。強制的に左足に体重がかかる状態をつくり、基本スイングを体に覚えさせます。
特に注意点はないので、誰でも取り組みやすい練習ドリルです。練習方法を説明した動画がありますので確認してみてください。
>エッジに置いて難易度アップ
この練習の目的はミスショットを減らすことです。ウェッジを使ってアドレスをつくり実際にボールを打ちます。通常と異なる点は、マットのエッジ近くにボールを並べることです。
ダフってしまうと、マット自体の端を打ってしまい、ボールに当たりません。「クリーンショットを打たないといけない」というプレッシャーのなかでボールを芯で捕らえる練習です。
ゲーム感覚で楽しむこともできると思うのでぜひ試してみてください。練習の様子は動画でご確認できます。
仮想バンカーショット・ロブショット
バンカーの練習環境はとても少なく、練習ができずに困っている方も多いと思います。ここでご紹介する練習法はバンカーショットのみならずロブショットにも効果的です。
練習方法はいたってシンプルです。打ちっぱなしで使用されているゴム製のティーにティーアップした状態でボールを打つだけです。ポイントは、ゆっくり大きなスイング。で、ティーとボールの間を狙います。
この練習で意識したいことは、ゆっくり大きな動きと、もう1つはフェースに乗せてフォローで打つ感覚です。繰り返し練習することでしかその感覚は身についていきます。
フェースに乗せてフォローで打てれば、ウェッジを扱う技術が上がった証拠です。つまり、距離をコントロールするスキルが向上し、対応できるシチュエーションも増えます。
気軽にできる実戦的な練習なのでせひ試してみてください。こちらの動画で練習の様子を確認できます。
自宅でもできる練習方法
打ちっぱなしに行かずとも、自宅でアプローチの練習ができます。ウッドやアインと比べるとアプローチショットは振り幅が狭く、ゆっくりとしたスイングなので、むしろ室内の連取に向いているとも言えます。今回は自宅でのアプローチ練習を充実させる練習器具を2つご紹介します。
アプローチ名人|4種類のアプローチを練習
アプローチ名人は多彩なアプローチ練習ができる人気の練習器具です。その特徴はロブ・ピッチ・チップ・ランニングの4種類の練習が可能なことです。
3辺は幅600mm×奥行420mm×高さ1200mmと室内でも設置可能なサイズで、簡単に折りたためるので使わない時はコンパクトに収納しておくことができます。
多彩な練習ができる上に、実際にボールを打ち出すインパクトを確認できて、さらにコンパクトサイズという手軽さを兼ね備えた優れた練習用アイテムです。室内でも本格的な練習をしたいという方におすすめです。練習の様子を動画でご覧いただけます。
ダイヤアプローチセット462|屋内でアプローチ練習
コンパクトサイズが欲しい方には「ダイヤアプローチセット462」がおすすめです。練習用ボールが付属しているので室内練習でも安心です。
ロブショットとランニングショットの練習が可能です。スタンスをマットに描かれたアシストラインによってスタンスの位置・ボールの位置をチェックすることができます。
底面が滑り止め可能になっているので、ずれにくく従来品よりも練習しやすい仕様になっています。練習の様子を動画で確認してみてください。
ゴルフの練習器具は様々あります。こちらの記事ではおすすめ練習器具をご紹介しているので合わせて読んでみてください。
ラウンドで試したいアプローチ術
練習とランンドはやはり全然違います。ラウンド中に練習場ではカバーしきれないシチュエーションに遭遇することはごくごく当然です。対応するために高い技術が必要な場面もありますが、コツを覚えれば比較的簡単に対応できる場面もあります。ここでは、コツを覚えれば比較的簡単にできる2つの小技をご紹介します。
逆目
逆目の芝生は。芝がクラブに向かってくるので通常よりも抵抗が強くなります。その抵抗にスイングが負けてしまうと、スイングがブレてフェースの向きが変わり、ミスショットになります。
逆目の芝でもスイングを安定させるコツは、グリップを強く握ることです。ボールの近くで素振りをして、テークバックからフォロースインスまで芝生の抵抗にクラブが負けない程度に強く握りましょう。逆目でからのショットを動画でも確認してみてください。
スピンをかけて狙い打ち
30~50ヤードの距離からアプローチショットを打つと、通常はキャリーがでてオーバーしてしまいます。狙った着地点でボール止める小技としてボールにスピンをかけます。
ポイントは2つです。リズムよく振ることと、スイング中は左足と右足の体重を6:4でかけることです。スピンをかけるからといって、フェースをグッと無理に寝かせるのではなく、この2つのポイント意識して打ってみてください。
ご存知の方も多いと思いますが、有名な男子プロゴルファー宮本プロが解説した動画があるのでぜひご覧ください。
まとめ
技術がないと「バンカーに捕まってしまうかもしれない」「グリーンオーバーしたくない」といった場面で自信を打つことができませんよね。そして、結果的に嫌な状況になってしまいがちです。
ただ打つ練習だけではアプローチショットに自信を持つことはできません。シチュエーション別や目的ごとに練習することがとても重要です。これまでバンカー越えのアプローチが怖かったとしても、ミスショット解消の練習を続ければ自信を持ってスイングできるようになると思います。
むしろその状況を楽しめるようになるのではないでしょうか。ピンそばに寄せたときの快感はゴルフの醍醐味です。それがバンカー越えであれば最高に気持ちいいショットといえます。
また、上達への一番の近道はゴルフレッスンに通うことです。初心者におすすめのゴルフスクールはこちらの記事でご紹介しています。500円で体験レッスンができるところもあるので、ぜひご確認ください。
はま /
ビギナーズ編集部 ライター
趣味はたくさん!もっと色々なことに挑戦したいと思いつつ、高所と海が克服できずにいます。これからも新しい趣味を見つけて皆さんにご紹介していきます!